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古くから日本人にも馴染みのあるスパイス「クローブ」
今回は、クローブというスパイスについて紹介をします。クローブと聞いて知らないという方も多いかもしれませんが、実は日本人にとってもなじみの深いスパイスです。クローブは、ワインや各種ドリンクと相性がよく様々な場面で使われています。
クローブのおすすめの使い方や、クローブのスパイスとしての特徴について紹介をします。ワインやドリンクとの相性の良さに加え、シチューなどの煮込み料理においてのおすすめの使い方などについても解説します。クローブの魅力を理解し、普段の食生活に活用してください。
クローブはどんなハーブ?
クローブとはどんなスパイスなのでしょうか。クローブはマダガスカル地方が原産地とされているハーブの一種で、昔から様々な料理やドリンクに使用されてきました。今でも多くの料理などで利用されており、有名なスパイスの一種としてその活用の範囲はとても広いです。
クローブは独特な強いにおいを発し、渋みも含んでおり口臭対策など悪臭を消す効果も期待されています。日本では正露丸の原料として使用されており、実は日本の生活の中でも利用される機会は少なくありません。クローブの特徴や使われ方を紹介します。
バニラに似た独特の甘い香りが特徴
クローブは、香りがとても強いスパイスで、バニラのような甘い風味のある香りが特徴です。かなり強烈な香りを発し、特徴的なスパイスです。クローブの強い香りを利用して、肉料理の臭みをとったり、紅茶に少し加えて香りを楽しんだりする使用方法が一般的です。
クローブは、市販されているのは粉末状にしたパウダーのタイプがメインになっています。バニラのような甘い香りを発し、料理の臭みをとったりドリンクの風味をプラスする働きとしての使い方が多く、実は日本人の食生活において重要な役割を担っています。
ウスターソースの原料に欠かせない
クローブは、実はウスターソースの原料に欠かせない素材となっています。クローブがないと、普段の食生活で使用しているウスターソースの香りや香ばしさを生み出すことはできません。昔から日本でも利用されるウスターソースの原料としてクローブは有名です。
ウスターソース以外にも、クローブは日本で昔から利用されてきています。正露丸の原料であることもあまり知られていませんが、昔からの定番の使い方です。ほかにも消臭剤や芳香剤として昔から使用されてきており、なじみのあるスパイスです。
痺れるような苦味と辛味
乾燥させたままのクローブには、しびれるような強い渋味、苦みがあり、辛味も強いスパイスです。しびれるほどの強い効果が、芳香剤や消臭剤としての利用にも効果があるとされています。匂いのある食材と合わせて臭みを消す効果も期待できます。
クローブは、料理などに入れすぎると香りが強くなりすぎてしまい他の食材の味わいを損ねてしまう可能性もあります。クローブを利用するときには分量を正しく守って、効果的に利用できるような活用方法を採用するようにしましょう。
他のスパイスと混ぜるとまろやかに
クローブは、強い渋味や辛味を持っているスパイスですが、他のスパイスと一緒に利用したり、調理の際に加熱するなど加工をすることでまろやかな口当たりになります。熱処理や他のスパイスとのミックスにより、バニラのような甘い香りが強調されます。
クローブは、カレーのスパイスの1つとしても活躍します。独特の強い渋味と辛味は調理中にまろやかになり、口当たりの豊かなカレーに仕上がる構成要素となります。クローブは様々な日本の料理を支えている活用範囲の広いスパイスです。
クローブのポピュラーな使い方
続いて、クローブのポピュラーな使い方を紹介します。クローブの独特の香りや渋味を発揮する使い方が一般的ですが、意外に様々な料理で使用されているので、実は日本の食文化を広く深く支えているスパイスとして、クローブはとても重要な存在です。
今回紹介するクローブの使い方は最も一般的でポピュラーなものですが、他にも様々な場面で使用するのに向いた食材です。お好みでカレーをはじめとした料理に加えることで新たなアクセントにすることもできるので、ぜひ様々な料理に試してみてください。
肉の臭み消しに効果的
クローブのポピュラーな使い方の1つ目は、肉料理の臭みを消す利用方法です。ステーキや豚の角煮など、肉をメインにした料理と一緒に調理することで、肉が持っている独特の臭みを除去して香り豊かに食べやすい料理に仕上げることができます。
臭みをとる際に非常に有効なスパイスではありますが、逆に入れすぎるとクローブの臭いが強くなりすぎしてしまうので、逆効果になってしまいます。クローブを料理に入れる時は、細心の注意を払い、必要分量を守って利用しましょう。
ワイン・菓子・ドリンクなどの香り付けに
クローブのポピュラーな使い方の2つ目は、ワインやお菓子、各種ドリンクの香り付けとしての使用です。普段利用しているワインや紅茶などのドリンクに少し加えるだけで、ほんのりとさわやかな香りがプラスされて、さわやかな飲み口を堪能することができます。
ケーキやマフィンなどの洋菓子系のメニューに少し振りかけるのもおすすめです。風味豊かに甘さとさわやかさをバランスよく楽しめます。普段楽しんでいるワインやドリンクに少し違ったニュアンスを加えてみたいという方にクローブの活用はおすすめです。
シチューやポトフなどの煮込み料理に
クローブのポピュラーな使い方の2つ目は、シチューやポトフなどの煮込み料理に利用する方法です。煮込み料理の場合は、ホールの状態でそのまま使用されるケースが多いです。後でクローブのホールは取り除きます。
後で取り除きやすくするため、煮込み料理の具材に切れ込みを入れ、クローブのホールを差し込むやり方が一般的です。煮込み料理の香り付けに最適で、香ばしくさわやかな香りを堪能できる煮込み料理に簡単に生まれ変わるので、おすすめの利用方法です。
クローブを使ったおすすめレシピ
最後に、クローブを使ったおすすめのレシピを紹介します。クローブはこれまで紹介したように煮込み料理やドリンク、肉料理に合わせて利用することでその効果を最大限に発揮することができるスパイスです。日本でも広く利用されています。
クローブの一般的な使い方をマスターして、今回紹介するレシピ以外にも様々な活用方法を見つけてみてください。くれぐれも使い過ぎにより強すぎる香り付けにならないように気を付けながら活用することをおすすめします。
「マサラチャイ」
クローブの使ったおすすめレシピの1つ目は「マサラチャイ」です。マサラチャイは、煮出しタイプのミルクティーです。クローブ以外にも複数のスパイスを加えることで、香ばしくマイルドな仕上がりになります。リラックスタイムに楽しみたいドリンクの1つです。
鍋にクローブやカルダモンなどお好みのスパイスを入れて沸騰させます。そのあと紅茶の葉を入れて弱火にして1分間加熱します。砂糖と牛乳を入れて沸騰する直前まで強火で加熱します。茶こしでカップに注ぎ分けて完成です。スパイスの量をお好みで変えて調整できます。
「ビーフシチュー」
クローブの使ったおすすめレシピの2つ目は「ビーフシチュー」です。煮込み系料理とクローブは大変相性が良く、ビーフシチューなどのシチュー系料理に利用すると風味が増してとても美味しい仕上がりになります。入れる量に気を付けて活用しましょう。
一般的なビーフシチューの調理行程の中で、煮込んでいる途中でクローブのホールタイプを5個、お好みでブーケガルニ1袋を入れます。煮込んだ後にクローブとブーケガルニを取り出し、完成させることでスパイスの風味と香ばしい味わいが増したおいしいビーフシチューになります。
「焼きリンゴ」
クローブの使ったおすすめレシピの3つ目は「焼リンゴ」です。クローブのホール状のものを利用することで、甘い濃厚な風味と味わいが楽しめるようになります。作り方も簡単なので、手軽にヘルシーなおやつを作りたいときなどにおすすめです。
りんごは半分に切り、芯の部分をくり抜きます。切った面に砂糖とココナッツミルクをかけ、クローブのホールを差し込みます。200℃のオーブンで12分程度焼けば完成です。お好みでシナモンスティックを乗せると、香ばしく甘い味わいがさらに助長されます。
クローブは香りが強いので使いすぎに注意!
以上、クローブの使い方やおすすめレシピを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。クローブは利用範囲が広く使いやすいスパイスですが、加えすぎると香りが強くなりすぎるので、分量に気を付けて正しく利用するように心がけましょう。