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使い勝手の良い豚肉と風味豊かな味噌は相性抜群
豚肉と味噌は大変相性の良い食材です。豚肉と味噌を使った献立は、豚汁、豚の味噌漬け焼き、名古屋の味噌カツ、鹿児島の豚味噌とおいしいものがたくさん挙げられます。
豚肉は鶏肉、牛肉などと比べても10倍以上のビタミンB1を含んでいます。ビタミンB1は糖質を燃焼させてエネルギーに変えてくれる大切な栄養素で、疲れやすい人やちょっと食べただけですぐに太ってしまう人は、豚肉を食べてみてはいかがでしょうか。
また豚肉は、アミノ酸スコアが100以上含まれている優秀なたんぱく質で、たんぱく質は人間の皮膚や髪の毛などの肉体を作り、運動するエネルギーや、体内の栄養や空気を運ぶ機能、自己免疫を作るのに必要とされる大切な栄養素です。
豚肉には不飽和脂肪酸がたっぷり含まれていて、特に必須脂肪酸のリノール酸は体内で作ることができないため、外から取り入れなければなりません。リノール酸は豚肉に牛肉よりも多く含まれていますが、肉に含まれる脂質は豚肉の方が低いのです。
豚バラ肉に含まれている脂質は100グラムあたり34.6グラム、国産の牛バラは50グラムもあるのです。豚肉は人間の体に必要な栄養素を沢山持った、ダイエットにも向いている肉なのです。
味噌の起源は中国から伝わってきたものなのか、それとも日本で独自で発達したものなのか、いろいろな説があるのではっきりしていません。しかし味噌の歴史はとても古く、奈良時代から味噌が使われ始めたという記録が残っています。
室町時代になると、各地で味噌が発達し始めて、塩分が高いため日持ちがすることなどから兵糧としてもよく使われていました。時が経つにつれて、気候や風土など各地で違う背景を元にその地方に適した味噌がどんどん作られるようになりました。
もともと味噌は、食料品の樽から量り売りをされていたものでしたが、次第にビニール袋やプラスチックの入れ物に小分けされたものが販売されるようになりました。
味噌作りは意外に簡単なもので、昔はそれぞれ自宅で手作りをすることが多かったのです。味噌は店から買ってくるのが当たり前の時代になりましたが、今また自分で麹から作って、手作りの味噌を家庭で作ることがブームとなっています。
味噌は大豆から作られますが、大豆はたんぱく質、炭水化物、脂質、食物繊維、ビタミン、ミネラルと豊富な栄養素が含まれていて、肉に匹敵するほどの必須アミノ酸もたっぷり含んでいる、理想的な食材です。
この栄養豊富な大豆を発酵させて味噌にすると、さらに豊かな栄養が生成されます。味噌汁は医者いらずと言われるように、味噌は健康を守ってくれる素晴らしい食材で、毎日味噌汁を飲む人とと全く飲まない人では、胃がんの発生率に1.5倍もの違いが見られるという結果もあるようです。
豚肉×味噌の簡単でおいしいレシピを紹介!
理想的な栄養素を持ち合わせている豚肉と味噌を使った料理は大変健康的、しかも相性がとても良いので、素晴らしいレシピがたくさんあります。今日は豚肉と味噌を使って作るおいしいレシピをご紹介しましょう。
意外と知らない!味噌の種類と保存方法!
普段皆さんはどのような味噌を使われていますか。スーパーに行くとたくさんの種類の味噌が並んでいます。お気に入りの味噌がそれぞれあることと思いますが、味噌を買われるときにこだわりはありますか?
味噌にはどんな種類がある?
味噌にはどのような種類があるのでしょう?一般に使われているみその多くは「米みそ」です。米みそとは大豆と米を発酵させたものです。
米みその他に、「麦みそ」「豆みそ」「調合みそ」があって、調合みそとは米、麦、豆で作ったみそを混合させたり、もしくは全く別の原料を使って作ったみそです。
そして熟成期間が長く塩辛い「赤みそ」、塩分の濃度が低いので麹の糖分が甘く感じられる「白みそ」、そしてその中間の「淡色みそ」と色の違いによる分け方もあります。
味噌の保存方法は?
味噌のパッケージを一度開けたら、ラップで空気に触れないように覆って、乾きと酸化を防ぐことが大切です。また一度開封した味噌は、必ず冷蔵庫または冷凍庫に入れましょう。味噌は塩分が強いので、ちょっと固くはなりますが冷凍庫に入れても凍らないのです。
味噌の表面にカビが生えてしまったときは?
購入してきた味噌にカビが生えることはあまりありませんが、手作りの味噌の場合は大変高い割合でカビが生えます。特に手作り味噌の場合は常温で発酵させるので、ぞっとするほどカビが生えることが多いでしょう。
手作り味噌に生えてしまった白いカビは、「産膜酵母」というカビで無害です。なので味噌の熟成期間中に取り除く必要は全くありません。しかし味噌を実際に使うときに、気持ち悪いと感じたり、味が好きではないと思われる方は取り除いてください。
色(青・黒・紫など)のついたカビは、体に良くないものなので取り除いてください。熟成期間でしたら一週間に一度のペースで、カビの周り1センチくらいをスプーンですくって菌糸ごと取り除きましょう。
カビを取り除いたら、スプーンで平たくならしてカビの生えていたところに塩をひとつまみかけるか、アルコールをスプレーしてください。そして空気に触れないようにラップで表面を覆いましょう。
豚肉×味噌!定番!炒め物レシピ!
豚肉と味噌の炒め物は、子供から大人まで大人気の献立です。味噌を炒めるとさらにおいしい味わいがアップします。
豚肉と一緒にどんな食材を入れてもおいしいので、オリジナルでいろいろな野菜や加工食品と豚肉を一緒に味噌で炒めてみてください。おいしい献立ができるに違いありません。
豚コマと玉ねぎの味噌味炒め
豚肉と味噌の炒め物は、いつ食べてもおいしい定番レシピです。何を作ろうか迷った時に豚肉と玉ねぎの味噌炒めを入れれば間違いありません。
材料は豚コマ250グラム、玉ねぎ普通サイズのもの一つ、アサツキ少々、調味料が味噌、酒各大さじ1、醤油、砂糖各小さじ1、炒め油適量です。豚コマは食べやすい大きさに、玉ねぎは1センチ幅に切ってください。
フライパンに油を敷いて中火で豚コマを炒め、色が変わったら透き通るまで玉ねぎを炒めてください。調味料をフライパンに入れて全体に絡め合わせ、お皿に盛ったら刻んだアサツキを散らしてください。あっという間に出来上がりのおすすめレシピです。
豚コマと厚揚げ、長ネギの味噌炒め
豚コマレシピをもう一つお届けしましょう。豚肉と豆腐のたんぱく質たっぷりのおすすめレシピです。材料は豚コマ150グラム、厚揚げ2枚、長ネギ2本、調味料が味噌大さじ2と1/2、砂糖大さじ1、酒大さじ3、みりん大さじ2です。
厚揚げを500ワットのレンジで1分間加熱して2センチくらいの角切りにしてください。豚肉は食べやすい大きさに、長ネギは1センチ幅に斜め切りにします。フライパンに油を敷いて、中火で豚肉を色が変わるまで炒めたら、厚揚げを加えてよく炒めてください。
酒、みりん、調味料をすべて合わせて混ぜたものを、フライパンに入れて豚肉、厚揚げ全体に味を絡めたら、最後にネギを入れて炒め揚げます。お皿におったらお好みで七味唐辛子をふるのもおすすめです。
豚肉と味噌の炒め物は大変簡単です。豚肉に味噌の旨味が絡まって、ご飯がいくらでもすすんでしまうおすすめレシピです。
豚肉×味噌!絶品!煮込み料理レシピ!
豚肉は炒め物だけでなく、味噌との煮込み料理も絶品です。煮込みとはちょっと違いますが、豚汁はいつ食べてもおいしい献立の一つです。豚肉を使った味噌仕立ての汁はぜひともおすすめしたい人気の味わいです。
豚の角煮のうまうま味噌仕立て
豚の角煮のうまうま味噌仕立ては、まさに豚肉×味噌!絶品!煮込み料理レシピ!を代表するメニューです。この豚肉と味噌仕立ての煮物は、多めに作って冷凍しておけば食べたい時に温めて、献立に一品添えることができるおすすめレシピです。
材料は塊の豚バラ肉1キロ、白髪ねぎお好みの量、調味料が砂糖大さじ2と1/2、味噌、みりん各大さじ2です。豚肉をそのまま鍋に入れて、たっぷりの水でアクを取り除きながら1時間弱火で茹でます。豚肉が茹で上がったらしばらく冷ましておきます。
豚肉を食べやすい大きさに切って、茹で汁は冷蔵庫に入れると油が分離して固まるので、固まった油を取り除いて済んだ茹で汁と豚肉を鍋に入れたら、調味料を合わせます。
汁が少なくなるまで弱火で1時間ほど煮込めば出来上がりです。食べる時に白髪ねぎを添えてください。油がたっぷりついている豚肉ですが、1時間茹で上げているので、とてもさっぱりとしたお味です。七味唐辛子やからしと一緒に召し上がるのをおすすめします。
お弁当にも!豚肉×味噌の作り置きレシピ!
お母さんにとっては、毎日のお弁当のおかずを考えるのは大変なことです。でも子供達やご主人が喜ぶお弁当の献立を考えたいものです。豚肉と味噌を使ったお弁当にも重宝する作り置きレシピをご覧ください。
子供達にも大人気「肉味噌」
お弁当にも大活躍する、豚肉と味噌の簡単作り置きレシピの一つ目は、「肉味噌」です。肉味噌の材料は豚ひき肉200グラム、ねぎ1本、生姜、ニンニク各ひとかけ、味噌100グラム、みりん、砂糖各大さじ3、酒大さじ1、油適量です。
ねぎ、生姜、ニンニクはすべてみじん切りにして、フライパンに油を敷いてしんなりするまで炒めます。豚ひき肉には酒をふっておいて、ねぎが透明になったらフライパンに投入してよく火が通るように更に炒めます。
肉全体に火が通ったら、味噌、みりん、砂糖をフライパンに入れて全体になじませます。中火で焦げ付かないようにしばらく混ぜ合わせながら炒め続けて、水分がなくなったら火を止めて出来上がりです。
肉味噌が冷めたら、容器やジップロックに入れて冷蔵庫・冷凍庫に保存します。冷蔵庫でしたら一週間、冷凍庫では二週間保存することができます。おにぎりの具にすると、子供達は大喜びのおいしい豚肉 x 味噌の絶品レシピです。
味噌味の焼き豚肉
お弁当にも使える、豚肉と味噌を使った作り置きレシピの二つ目は、豚肉を味噌味のタレに漬けておいて焼き上げるとびきりおいしい焼き豚肉です。
材料はロースカツ用の豚肉3枚、味噌大さじ3、酒、みりん、醤油各大さじ1です。豚肉を叩いて筋を切ります。叩くと肉が大きくなりますが、手で押さえて元の大きさに戻します。
調味料をすべて合わせて、叩いた豚肉とタレをジップロックに入れて、空気が入らないようにして冷蔵庫で2、3日漬け込みます。味がしみたらフライパンで焼きあげてください。
この豚肉と味噌のレシピは、お弁当にもぴったりですし、夕飯のおかずにもなるとても簡単なおすすめレシピです。お皿にキャベツをたっぷり盛り合わせて、タレをかけて食べるととてもおいしいです。
豚肉と味噌を使って簡単でおいしいおかずを作ろう!
豚肉と味噌は簡単に調理ができて、美味しさ抜群の失敗のない料理をたくさん作ることができます。豚肉は牛肉よりも脂肪分が少ないですし、栄養価が高いのでおすすめしたい食材です。健康維持にも大きな効果が見られる味噌を使って、おいしい豚肉料理を作ってください。