レモンパックはヤマザキビスケットの人気商品！食感が楽しいお菓子とは？

ロングセラーを続けるヤマザキビスケットの「レモンパック」をご存じでしょうか？「レモンパックって何？」と、疑問に思う人も多いでしょう。2016年当時までは「オレオ」や「リッツ」と同様にヤマザキナビスコのおいしいクラッカー菓子として販売されていました。

しかし、3種類が並ぶ店舗が少ない上に当時はコンビニ等でのミニサイズ展開も無い状況で「オレオとリッツ、あともう1つのお菓子」と認識されることも多かったのです。その「もう1つのお菓子」が今回ご紹介のレモンパックです。

オレオやリッツはアメリカ発のナビスコ（現在のモンデリーズ）のライセンス商品でした。一方のレモンパックは現在のヤマザキビスケットのオリジナル商品だったのです。その希少価値のようなイメージも、レモンパックの魅力ともいえます。

オレオやリッツは現在も発売されていますが、2016年にヤマザキとナビスコとのライセンス契約終了と同時にヤマザキのブランドから離れています。「レモンパックって何？」と本気で知らなかった人も含め、この記事でヤマザキのレモンパックをチェックしてみましょう。

ヤマザキの「レモンパック」をご紹介します。希少価値のようなイメージがありながら、知る人ぞ知るレモンパックは現在も店頭に並びます。そのレモンパックを見ていきましょう。

レモンパックが発売されたのは、1970年に現在の会社の前身「ヤマザキナビスコ」が設立してから3年後の1973年です。半世紀近く現在も販売を続ける超ロングセラー商品です。

参考までに1972年にレモンパックの姉妹商品ともいえる、バニラクリームをクラッカーで挟んだ商品「エントリー」も発売されています。レモンパックは現在でも根強い人気を集め、静かに売れ続けている現在のヤマサキビスケットの商品のひとつなのです。

ヤマザキビスケットの「レモンパック」は、サクッとした軽い食感のクラッカーで、すっきり爽やかでおいしいレモンクリームを挟んだクラッカー菓子です。良い感じで塩気が効いたクラッカーと甘酸っぱいレモンクリームの組合せが、後を惹くおいしい味を生み出します。

口に入れた途端、サクサクとしたクラッカーの心地良い食感にレモンクリームのスキッとした甘酸っぱい味わいが加わり、その風味は口いっぱいに広がります。

爽やかな酸味と優しい甘みによる甘酸っぱい味は、曖昧になりがちな淡い味わいを塩が引き立てることで、「レモンパック」の全体的な味としてはっきりした味に仕上げています。クラッカーの軽い食感も絡み、後を惹いてしまう味は、つい手が伸びてしまいます。

実際に「レモンクリームがつい癖になるおいしさ。とてもサクサクしてさらにおいしい！」や「言うほど甘くなく、レモンのクリームがおいしい」など、レモンクリームの味に言及する口コミも目立ちます。

他商品などで「レモン1個分のビタミンCが含まれる」とよく耳にします。実は、レモン1個分のビタミンCの具体的な含有量は「20mg」です。

文部科学省発行の日本食品標準成分表によると、レモン果汁100gのビタミンCの含有量は「50mg」です。レモン果汁は、レモン1個の重量の約30%で、平均的レモン1個分の重量（約120g）を基準に計算すると、約20mgになります。

レモンパックのパッケージには、「1枚当たりにレモン約1個分のビタミンCを配合」というコピーが記載されています。つまり、レモンパック1枚に約20mgのビタミンCが配合されているのを指しているのです。

甘酸っぱくておいしいレモンパックがロンセラーを続ける理由のひとつが、ビタミンCの配合量にあるともいえます。

ヤマザキのレモンパックは、2021年3月現在サイズ別に3種類が発売されています。中には、ヤマザキナビスコ時代に存在しなかったサイズの商品もあります。この章では、レモンパックのサイズ別の商品のカロリーなどの栄養価などをみていきます。

ヤマザキビスケットの「レモンパック」と聞いてイメージするサイズは、1袋に小袋（9枚）2パックが入った、計18枚入りのスタンドパックといわれるものです。店頭で一番良く見かけるサイズのレモンパックです。

このスタンドパックサイズのレモンパック（18枚）の、エネルギー量（カロリー）は「876kcal」で、脂質は「45.2g」です。参考までに他の主栄養価として、たんぱく質「9.8g」で、炭水化物は「107.6g」です。

ミネラル関連として、ナトリウムは「708mg」で、食塩相当量としては「約1.8g」に相当します。そして気になるビタミンC含有量ですが「426mg」です。単純計算ですが、レモンパック1枚に付きのエネルギー量は「約48kcal」で、脂質は「約2.51g」です。

ビタミンC含有量ですが「約23.6mg」です。脂質が多めである一方で、1枚に付きのビタミンC含有量が、計算上でもおおよそレモン1個分であるのが解ります。

ヤマザキビスケット「レモンパック」のハンディパックは、スタンドパックの半分、つまり小袋のみが入った、計9枚入りで、2～3人でシェアに最適なサイズです。

このハンディパックサイズのレモンパック（9枚）の、エネルギー量（カロリー）は「440kcal」で、脂質は「22.9g」です。参考までに他の主栄養価として、たんぱく質「4.8g」で、炭水化物は「53.8g」です。

ミネラル関連として、ナトリウムは「315mg」で、食塩相当量としては「約0.8g」に相当します。そして気になるビタミンC含有量ですが「234mg」です。単純計算ですが、1枚に付きのエネルギー量は「約48kcal」で、脂質は「約2.5g」になります。

ビタミンC含有量ですが「約26mg」です。他のレモンパック商品同様に脂質が多めですが、ビタミンCの含有量も他のレモンパック商品と同じく1枚にレモン1個のビタミンCが含まれています。

ヤマザキビスケットの「レモンパック」のミニサイズとは、おひとり様食べきりサイズの小袋（内容量約45g）の商品です。ヤマザキナビスコ時代には存在しなかったサイズで、最近ではコンビニ等でも多く見かける商品です。

このミニサイズのレモンパックの、エネルギー量（カロリー）は「230cal」で、脂質は「11.0g」です。参考までに他の主栄養価として、たんぱく質「2.7g」で、炭水化物は「30.1g」です。

ミネラル関連として、ナトリウムは「197mg」で、食塩相当量としては「約0.5g」に相当します。そして気になるビタミンC含有量ですが「128mg」です。つまり、ミニパックのレモンパック1袋でレモン6個分のビタミンCが摂取できることを意味します。

しかし、脂質がやや多いのはレモンパックの他のサイズ商品と同じなので、ミニパックのレモンパック食べる時は、実食後の食事バランスを考える必要があります。

2021年3月現在、ヤマザキビスケット公式サイトによるとレモンパックは、クラッカーでありながら「クッキー」にカテゴライズされています。しかし、2021年4月5日（予定）に「レモンパックソフトクッキー」が発売されます。そのレモンパックのクッキーをご紹介します。

夏季に見かけるレモンパックの風味を、しっとり柔らかいソフトクッキーで再現したのが「レモンパックソフトクッキー」です。ふんわりクッキーをベースとしており、あのおいしいレモンクリームを挟んでいます。

塩味を加えたクッキーと酸味のきいた甘酸っぱいレモンクリームとの相性が良く、爽やかな風味に仕上げたお菓子です。レモンパック同様、ソフトクッキー1個にレモン1個分のビタミンCが含まれており、爽快で甘酸っぱいレモン風味が味わえます。

「レモンパックソフトクッキー」は、1袋に10個入っている食べやすい、他のクッキー商品によく見かける個包装のファミリータイプです。

ありそうで今までなかったレモンパックのクッキーですが、興味がある人や発売を待っていた人は、発売後の購入におやつ時間にいかがでしょうか。

ヤマザキのレモンパックの甘酸っぱいその味は、1度口にするだけでクセになります。その味は、ヤマザキオリジナルのおいしい味であるが解りました。甘酸っぱい味のお菓子が好きで、未実食の人は特にレモンパックは購入必至です。

特に食わず嫌いでなんとなく避けていた人などは、ヤマザキのレモンパックを1度試してみてはいかがでしょうか。その甘酸っぱさを是非堪能してみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。