実食！ファミチキ越え！？ファミマの新作チキン「クリスピーチキン」

2021年3月2日より、ファミリーマートから新しいスティックタイプのフライドチキンが発売されました。「クリスピーチキン プレーン」と期間限定の「ハバネロホット」（各税込み145円）です。

ファミマといえば、おなじみ「ファミチキ」。あの柔らかくてジューシーなフライドチキンは、一度は食べたことがあるという方も多いでしょう。

2006年の発売から今年で15年。「ファミチキ」は、1年間で2億個も売り上げるなど、ファミマのホットスナックのなかでも不動の人気を誇っています。

そんな節目の年に、突如として出現したライバル「クリスピーチキン」。しっとりとした鶏むね肉をカリカリの衣で包んだ、食感を楽しむチキンです。今回は、定番の塩味と期間限定販売であるハバネロ味を食べ比べてみました！ファミチキは王の座を明け渡してしまうのでしょうか…！？

袋を開けた瞬間に、ニンニクとスパイスのいい香りがします。食欲をそそりますね。お皿に移してみると、思ったよりも大きめ。お店の販促ポスターよりも縦に長いカタチをしています。

重量を測ってみると、プレーンが約80g、ハバネロが約65gと差があります。レジ横に並んでいるものを見ても、個体差ではなく、もともと全体的にハバネロ味のほうが小さめのように見えます。同じ価格なのでハバネロを加えているぶんサイズで調整しているのでしょうか。

では、プレーンのほうから食べてみます。まだ温かい「クリスピーチキン」をぱくっと一口。衣がサクッとした歯ごたえで、身はしっかりしています。鶏むね肉を使用しているとのことで、鶏もも肉を使っているファミチキほどのジューシー感はありません。

スパイスはそれほどでもありませんが、ニンニクの風味が強く、おつまみにもなりそうです。これはご飯が欲しくなる味…！サクサクとした衣がおいしくて、どんどん食べてしまいます。

次にハバネロホット。一口食べると口の中を刺激が駆け抜けます。『ハバネロを使用した突き抜けた辛さは限界ギリギリ』というキャッチフレーズの通り、半端な辛さではありません！

しかし、しびれるような辛さではなく、辛さと旨みが共存し、一口また一口と食べたくなるおいしさです。辛い物好きにはたまらない逸品。

お店の黒板には、バーガーにしても美味しいと書かれていました。そういえばファミマでは、ファミチキをはさんでバーガーにできるバンズが発売されたばかり。でも醤油をベースにしているからか、こちらの「クリスピーチキン」はどちらかというとおにぎりと食べたい味でした。

ファミリーマートの「クリスピーチキン」は、スティックタイプの鶏むね肉で、ファミチキよりも手軽にサクッとライトに食べられるチキン。ファミマのチキンに新しい選択肢が増えたことで、気分やシーンに応じて選べるのが嬉しいですね。