実食レポ【ファミマ】いちごの生どら ホイップ＆カスタードで春気分♡

春、そろそろ桜も咲き始めそうなこの季節。浮き立つような春の陽気にぴったりの愛らしいいちごがちょこんと乗った、クリームたっぷりのスイーツ、その名も「いちごの生どら ホイップ＆カスタード」が3月10日ファミリーマートから販売開始されました。

きれいに絞り出された真っ白でふわふわのホイップクリームに、粉砂糖でお化粧されたいちごの乗ったフォルムは、どこからどう見ても洋菓子のようですが、名前の通りこのスイーツは「生どら」。和菓子である「どら焼き」の名を持った和洋折衷のスイーツです。

パッケージの開封をするために手に取ると少し意外に感じるほど、しっかりとした固めの容器が使われています。これなら持ち帰る際にもつぶれにくく、きれいなホイップクリームを保つことが出来ます。

容器の蓋を開けてみると、いちごの香りを強く感じます。よく見るとトップに乗ったいちご以外にも、クリームの中にはダイスカットされたいちごが混ぜ込まれています。さらに、そのクリームも、ただのカスタードではなくいちごカスタード。いちごの香りいっぱいで、期待感が高まります。

パッケージから取り出してみると、麻模様のグラシン紙に包まれた生地部分はとても柔らかく、いわゆるどら焼きのように手で持って食べるのは難しそうです。今回はフォークを使って実食します。

まずは一口、気になっていた生地部分を食べてみます。ケーキと呼ぶほどにはふわふわした感じではなく、どら焼きと呼ぶには弾力が弱めのような印象です。しかし、何かが決定的に洋風のケーキとは違う、と感じました。いちごのソースが染み込んで、かなりしっとりした生地なのですが、その中に和の風味が隠されていることは感じられました。

結局、自分の舌では和の風味が何か突き止めることが出来ず、原材料表示を確認してみると「醤油」の文字。これが、和風であるという主張をしっかりと裏付ける香りの元となっていたのかもしれません。

ふわふわとしたバニラの香りのケーキやクレープも美味しいですが、ちょっとノスタルジックな柔らかい春の日に、ほんのり和の香りの「いちごの生どら ホイップ＆カスタード」をお試しになってはいかがでしょうか？