簡単なのに美味しいチャーシューの作り方まとめ！時短ですぐにできるレシピは？

ラーメンの定番トッピング、ないと淋しいその存在は、口に入れると脂が舌の温度で溶けだす「チャーシュー」です。そのまま食べてもビールが進む、ラーメンではわざわざチャーシュー麺と冠までいただいている手の込んだ料理、それこそがチャーシュー。

中華料理店で食べれば美味しいチャーシューですが、自宅で簡単に作れるとは考え難いものです。じっくり長時間煮込む必要があり、レシピ自体も手間暇かかるチャーシューは、買ってきた方が手軽で簡単、確実に美味しいと考える人は多いでしょう。

小難しいレシピは覚えられない料理初心者でも、1人暮らしを始めたばかりの男性でも、実はチャーシューは放ったらかし、時短調理が可能な簡単料理なのです。時短なのに味染み抜群、とろとろ脂も溶け出す絶品チャーシューが簡単に作れるのですから、お肉好きは要チェックです。

チャーシューの時短調理に使うキッチンアイテムは、大きく分けて3つです。電子レンジ、フライパン、そして炊飯器です。料理をする人ならぼんやりレンチンとフライパンでチャーシュー、のイメージはつくでしょう。ただご飯を炊くための炊飯器も、ちゃっかり放置調理ができる優秀アイテムです。

レンチンで時短、フライパンで時短、そして炊飯器のとあるモードを使って放ったらかし作りっぱなしで、頬が落ちるようなとろける美味しさのチャーシューを作ってみましょう。今回はレンチン・フライパン・炊飯器と3つの簡単チャーシューレシピをご紹介します。

すぐに食べたい時にパッと手に入る材料で作れるのが、簡単チャーシューのメリットです。時短・簡単チャーシュー調理に向いている豚肉の部位は、薄い豚バラです。味もすぐに染み込み長時間煮込む必要がないため、チャーシューのできあがりも固くならずに済みます。

その他おすすめは豚ロース肉などは、旨味がしっかり詰まっていて美味しいと人気があります。本格的に作るのであれば、豚肩ロース肉が良いでしょう。もちろんもも肉もぎゅっと詰まった美味しさがあり、ロースと違った食感でおすすめです。

思い立ったらすぐできる、それが便利キッチンアイテム「フライパン」です。フライパンでチャーシューが簡単に作れるなんて、肉好きには嬉しい限りです。フライパンで作る簡単チャーシューのポイントは、大きく分けて2つあります。どちらのポイントも守るのも容易い、まさに「簡単」なオキテです。

火を入れて冷まし、再加熱すること、そして最初に豚肉をカットすることです。火を入れて食材を冷まし、再加熱することで、どのような食材にもしっかり味染みさせることができるのです。とろける食感を出したいなら、奮発して豚ロース肉でチャーシューを作るのがおすすめでしょう。

最初に豚ロース肉をカットしますが、火を入れると肉は縮みますから、できあがりをイメージして大きめカットします。先に豚肉の表面をフライパンで焼きます。焼くことで肉のたんぱく質が凝固し、煮崩れしにくくなります。

その後合わせダレ、水200㏄、醤油大6、砂糖大3、みりん大3を入れ30分ほどくつくつと煮込みます。その後いったん火を止め肉が常温になるまで冷まし、再び再加熱してタレにとろみが出るまで5分前後中火で煮ます。一緒に煮卵を作りたい場合は、火を止めた時に茹でたまごを投入します。

1時間もかからず、思い立ったらすぐフライパンで簡単チャーシューが完成です。濃い味付けではないので、そのまま簡単おつまみとして出しても絶品の一品になるでしょう。自宅チャーシュー作りを覚えるのなら、まずマスターしたいのが、「フライパン」の簡単チャーシューです。

火を使いたくない暑い夏場に重宝する人気キッチンアイテムが、「電子レンジ」です。現代の科学が生んだ名機、レンジ調理なら、確実簡単、味染み時短チャーシューを作ることができます。簡単レシピのポイントは、調理前日に豚肉の下処理をしておくことです。

簡単レンジでチャーシューを作る場合は、前日の夜に豚ブロック肉に竹串を刺した後、調理液に漬け込んでおきます。豚ブロック肉に穴を開けた後、密封袋ににんにくすりおろしと玉ねぎすりおろし、しょうがすりおろしを入れ揉み込みます。その後醤油、酒を1：1の割合で加え、みりんも加えます。

お皿に割りばしを数本並べ、一晩寝かせた豚ブロック肉を置き、レンジで10分前後加熱します。その後上下をひっくり返し、密封袋に残った調理液を肉にかけて様子を見ながら加熱します。竹串で刺して透明の汁が出てきたら簡単レンジチャーシューの完成です。

簡単レンジチャーシュー成功のポイントは、漬け込みを前日からしておくことと、袋の上から適度に調理液を豚ブロック肉に揉み込むことです。調理液を肉に揉み込む手間を加えるだけで、圧倒的に美味しいチャーシューが簡単に仕上がります。味染みも想像以上ですからおすすめです。

使うブロック肉でベストな部位は簡単レンジチャーシューの場合、豚ロースです。あるいはもも肉も味があり人気がある、簡単レンジに向いている豚肉の部位です。時間がない場合、すぐに作って食べたい場合は最低3時間から4時間は漬け込むことで、美味しい簡単チャーシューを作ることができます。

調理後はブロック肉が冷めてからスライスして食卓へ出しましょう。冷蔵庫で保存する場合は、レンジから出してすぐに冷蔵庫へ入れるのではなく、しっかり肉塊が冷めてからぴっちりラップに包んで冷蔵庫で保存します。時間が経てば経つほど簡単に作ったとは思えない味染みチャーシューを味わえます。

放ったらかし調理で絶品ほろほろチャーシューが簡単に作れると話題なのが、「炊飯器」で作る簡単チャーシューです。炊飯器はお米を炊くだけのアイテムだと思っていませんか？炊飯器は使い方によっては、簡単に多くの調理を叶えてくれる、魔法のようなアイテムなのです。

これからご紹介するのは炊飯器の「保温機能」を使ったお手軽簡単チャーシューレシピです。頬が落ちるほど美味しい、口の中でとろけるチャーシューがこれほど簡単にできてしまうとは、目からうろこでしょう。

炊飯器は簡単にチャーシューを作るだけでなく、メインに添えるスープも、その後のスイーツ作りにも役立つアイテムです。この機会に炊飯器の保温機能の使い方をマスターしておきましょう。

炊飯器の保温は、一般的には70度から80度程度の安定した温度を保つことができます。そのためじっくり材料に火を通す調理をすることができます。炊飯器で簡単チャーシューレシピが人気の理由は、炊飯器に材料を入れて、放置しておくだけで美味しさ全開のチャーシューが簡単に完成するからです。

簡単チャーシューレシピは次の通りです。使う豚肉は豚ロースが良いでしょう。ざっくりフォークで全体に穴を空け、タコ糸などでしっかり縛ります。密封袋に豚肉、しょうが2かけと醤油大3、砂糖、みりん、酒をそれぞれ大1、香味野菜として人気のネギを加え、揉み込みます。

密封袋に入れたままの豚肉を炊飯器に入れ、ひたひたに漬かるくらいまで熱湯を注ぎます。その後炊飯器の「保温」モードで4時間前後、豚ロース塊肉の中心まで火が通るまでじっくり加熱します。お気づきの人も多い通り、炊飯器の簡単チャーシューは、タレを揉み込んだ後は放ったらかしで完成します。

料理下手な人が心配する火加減や、レンジ加熱の時間も細かく気にすることなく簡単に調理が可能なのが、炊飯器の簡単チャーシューレシピです。放置するだけで簡単に作ることができるので、炊飯器でチャーシューを作っている間に、キッチンで別メニューを作ることも可能を成し遂げてくれます。

基本のタレは、簡単に自宅にすぐある醤油、砂糖やみりん、酒ですが、簡単ながらも本格派を目指したい人は、にんにくのすりおろしを入れると、味に風味が出ます。また玉ねぎのすりおろしを入れると、時短・簡単でありつつ肉が驚くほど柔らかくなるので、ひと手間かける人にはおすすめです。

箸を入れると脂がじゅわっとあふれ出し、口の中に入れると舌の温度で肉がとろける絶品チャーシューを、簡単調理してみましょう。どのレシピもあっけに取られるほど簡単、笑ってしまう程簡単で、今すぐ真似したくなった人も多いはず。今晩のおかずの1品に、とろけるチャーシューを加えましょう！