炊飯器で美味しいチキンライスを作ろう！簡単で失敗しない人気レシピは？

炊飯器はセットしてスイッチを押すだけで美味しいご飯が炊ける優れた調理家電です。日本人にとって「お米」は欠かすことのできない食材で主食です。欧米化が進んでいると言われている現代の食生活でもやはり日本人のお米に対する思いは変わりません。

炊飯器はご家庭に必ず1台あるものと言っても良い、普及率の高い調理家電です。炊飯器は一人暮らしに便利な1合サイズのものから、大きいものになると10合（1升）のものまであります。

大きさや機能、使用する素材、原産国などによって炊飯器の価格の幅は広く、5000円程度から120000円程度まで差があります。

特に日本のメーカーは炊き上がりの味や保温性などを改良して最新の炊飯器を競って開発しています。炊飯器は普通のご飯だけでなくおこわやお粥、玄米なども美味しく炊けるようにオプション機能をつけているものもたくさんあります。

インスタやFBなどのSNSでは炊飯器でスープや肉じゃがなどの煮込み料理やスポンジケーキなどのスイーツを手軽に作る方の記事がたくさんアップされています。

炊飯器は現在（2021年1月）「米を炊く道具」としてだけでなく料理の幅を広げてくれる無限の可能性を秘めた調理家電と言えるでしょう。

今回は便利な調理家電の炊飯器を使って作る「チキンライス」の人気レシピをご紹介します。炊飯器で煮込み料理やケーキを作る料理上手な方がいるということは前述しました。さらに炊飯器では和洋中あらゆる炊き込みご飯が美味しく作れると話題になっています。

例えば炊飯器を使った「和」の炊き込みご飯には「鶏ごぼうの炊き込みご飯」や「五目炊き込みご飯」などがあります。「洋」の炊き込みご飯には「チキンピラフ」や「コーンとベーコンの洋風炊き込みご飯」などがあります。

「中」の炊き込みご飯には「豚としめじの中華風炊き込みご飯」や「中華おこわ」などがあります。バラエティ豊かな炊き込みご飯がある中で、特にお子様から大人までみんな大好きな炊飯器メニューであるのが「チキンライス」です。

今回の記事では「チキンライス」に的を絞って、その人気レシピをご紹介していきます。炊飯器で作れる簡単なチキンライスレシピや失敗しないコツ、チキンライスの美味しいアレンジレシピなども登場しますのでぜひチェックしてみてください。

炊飯器調理におすすめの炊飯器をご紹介します。チキンライスなどの炊き込みご飯も簡単に作れるおすすめの炊飯器1つ目は「象印 IH炊飯ジャーSTAN.NW-SA10-BA」です。楽天の価格は30135円です。

炊き方が選べる「白米炊き分け3コース」があり、ふつう・やわらかめ・かためが選べます。チキンライスや炊き込みご飯の後など、ニオイが気になるときに便利な「クリーニング」機能を使うことができます。温かいご飯を食べたい方におすすめの「高め保温」が可能です。

小さなお子様をもつご家庭に嬉しい「ベビーごはん（離乳食）」メニューなど、一度に数食分作ることが可能で便利です。

チキンライスなどの炊き込みご飯も簡単に作れるおすすめの炊飯器2つ目は「タイガー魔法瓶 圧力IH炊飯器 JPA-X100」です。

IoT（Internet of Things）搭載でデータを連携し、お米の購入から炊飯方法までをサポートする「家事DX（デジタル・トランスフォーメーション）」機能が付いています。

お米の銘柄により最適な炊き方を選んだり、炊飯の予約や炊き上がりも管理できるので便利だと評判です。美味しいご飯が炊けるのはもちろん、冷凍用のご飯が美味しく炊けるプログラムや寿司・カレーに適した炊飯も可能です。

また、五目ご飯や麦飯ガパオライス、肉じゃがなどの炊き込みご飯やほったらかし調理も可能です。

炊飯器で作るチキンライスの人気で簡単なレシピを2つご紹介します。シンプルな材料とシンプルな工程で作れる絶品チキンライスと野菜いっぱいの栄養バランス抜群なチキンライスのレシピをご紹介します。どちらもおすすめの炊飯器レシピですのでチェックしてみてください。

炊飯器で作れるチキンライスの人気簡単レシピ1つ目にご紹介するのは「シンプル材料で簡単な絶品チキンライス」です。主な材料は米2合、鶏もも肉1／2枚、玉ねぎ1／2個、コーン缶1／2缶です。

調味料はケチャップ大さじ5、コンソメキューブ1個、白ワイン又は料理酒大さじ2、ウスターソース小さじ1、醤油小さじ1、塩こしょう少々、バター（仕上げ用）20gです。鶏もも肉は小さめのひと口大にカットし、玉ねぎはみじん切りにします。

コーンは缶から出し水気を切っておきましょう。お米は通常通りにといで、炊飯器の内釜に入れてください。

調味料を全て入れ、水を2合の目盛りよりほんの少し多めになるように入れます。米と調味料・水を手やゴムベラでよく混ぜ合わせます。次にカットした鶏もも肉、玉ねぎ、コーンを入れ30分以上浸水させましょう。浸水後、普通炊きのスイッチをオンすればOKです。

炊き上がりに仕上げのバターを入れてしゃもじで底の方からすくい上げるようにしっかりと混ぜ、蒸らしたら完成です。器に盛りつけ、ドライパセリなどをトッピングするのもおすすめです。

そのままチキンライスとして食べてももちろん美味しいですし、卵でふんわりと包みオムライスにするのもおすすめです。シンプルな材料で作れる簡単な絶品チキンライスをご家庭の炊飯器でぜひお試しください。

炊飯器で作れるチキンライスの人気簡単レシピ2つ目にご紹介するのは「野菜いっぱい簡単チキンライス」です。主な材料は米2合、鶏もも肉1枚、玉ねぎ1／2個、ピーマン2個、しめじ1／2パック、冷凍ミックスベジタブル（にんじん、コーン、いんげんなど）です。

調味料はケチャップ大さじ5、白ワイン又は料理酒大さじ1、コンソメキューブ1個、塩こしょう少々、醤油小さじ1です。仕上げにバター15g、トッピング用に温泉卵4個、ドライパセリ少々です。鶏もも肉は食べやすい大きさにカットしましょう。

ご飯になじむように小さめサイズがおすすめです。玉ねぎとピーマン、しめじはあらみじん切りにします。お米は普段通りにといで、炊飯器の内釜に入れます。

調味料を全て入れ、2合の目盛りラインまで足りない分の水を足します。この時、2合の目盛りよりもほんのちょっと多めの水を入れるようにしましょう。調味料と米をよく混ぜ、次に鶏もも肉、玉ねぎ、ピーマン、しめじ、冷凍ミックスベジタブルを入れます。

ミックスベジタブルは冷凍のまま入れてOKです。内釜に材料を入れたら30分以上浸水させましょう。浸水後に普通炊きのスイッチをオンします。炊き上がったらすぐに仕上げ用のバターを入れてしゃもじで底からすくうように全体を混ぜ合わせます。

器に盛りつけ、温泉卵をのせ、ドライパセリをトッピングしたら完成です。野菜もたくさん入ったカラフルで栄養バランスバッチリのチキンライスです。ぜひお試しください。

炊飯器でチキンライスを作る際に覚えておきたい「失敗しないコツ」をご紹介します。炊飯器でチキンライスを作るとき、失敗しないようにするためのキーワードは「塩分」と「浸水」です。

塩分と浸水についてこの後詳しくご紹介します。失敗しないコツを覚えて美味しいチキンライスを作りましょう。

炊飯器でチキンライスを作る際に覚えておきたい失敗しないコツ1つ目にご紹介するのは「塩分を入れ過ぎない」です。炊飯器で作る場合に塩や醤油などの塩分を入れ過ぎてしまうと、お米に水分が浸透しにくくなり、芯が残ったかたいご飯になってしまいます。

2合で炊く場合、塩は少々または小さじ1／2程度までにしておきましょう。また、塩や醤油だけでなく、ケチャップやソース、コンソメにも塩分は含まれています。

今回ご紹介したレシピを参考に塩以外の調味料（ケチャップやコンソメ）も「入れ過ぎないように」注意しましょう。塩分を入れ過ぎないように注意して、失敗なくチキンライスを作りましょう。

炊飯器でチキンライスを作る際に覚えておきたい失敗しないコツ2つ目にご紹介するのは「浸水時間はしっかりととる」です。お米の浸水時間の基本は30分から1時間程度です。お米に水を浸してふっくらと美味しいチキンライスを作りましょう。

チキンライスを炊飯器で作る場合は、調味料や具材を投入した後に30分以上浸水時間をとることに注意しましょう。具材や調味料を入れてすぐに炊飯器のスイッチをオンしないように注意しましょう。

チキンライスを炊飯器で簡単に大量に作ったら、次は「アレンジ」しましょう。残ったチキンライスを美味しくアレンジすれば2度も3度も家族から「美味しい」の言葉をもらえます。

炊飯器で簡単にチキンライスを作って、さらに簡単にアレンジすれば料理の効率も良く手間もかかりませんのでおすすめです。簡単に作れるアレンジレシピは「チキンライスドリア」です。材料は残ったチキンライス、ホワイトソース（缶詰）、ピザ用チーズ、パン粉、バターです。

全て分量はお好みでOKです。耐熱皿にバターを塗りチキンライスをのせます。ホワイトソースをかけ、ピザ用チーズをたっぷりとトッピングして、さらにパン粉を少々散らしましょう。トースターで8～10分加熱し、チーズがとろけ、チーズとパン粉に焼き色がついたら完成です。

ほのかな酸味のあるチキンライスと濃厚なホワイトソース、熱々のチーズ、カリカリのパン粉の共演をお楽しみください。

炊飯器を使った絶品チキンライスレシピをご紹介しました。便利な調理家電の炊飯器を使えばアッという間に美味しいチキンライスが完成します。大量に作ったらアレンジレシピもおすすめです。子供からお年寄りまでみんな大好きな「炊飯器で作れるチキンライス」に挑戦してみましょう。