北海道・札幌の時計台って実はおすすめで魅力的!がっかりしない見どころをご紹介

北海道・札幌の時計台って実はおすすめで魅力的!がっかりしない見どころをご紹介

北海道の札幌市時計台は、古い歴史を持ち、全国的に有名な観光スポットです。その一方で、「日本三大がっかり名所」の1つとして数えられています。しかし、札幌のみならず北海道の観光スポットを代表するに恥じない魅力を備えています。そんな時計台の魅力をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.がっかりしない!北海道・札幌の「時計台」は魅力的
  2. 2.北海道の有形文化財「時計台の歴史」
  3. 3.北海道・札幌の時計台を学ぶ!「展示室」の見どころ
  4. 4.北海道・札幌の時計台で「映える撮影スポット」
  5. 5.時計台全体を写せる!向かいの「MNビル」がねらい目
  6. 6.北海道・札幌の時計台でおすすめの「お土産」
  7. 7.北海道・札幌のシンボル「時計台」をじっくり見よう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

がっかりしない!北海道・札幌の「時計台」は魅力的

Photo by Tainanian

北海道・札幌の時計台は、北海道観光の定番として、全国的に有名な観光スポットです。明治時代からの古い歴史のある名所を観るために、全国から毎年多くの観光客が訪れます。

その一方で、札幌市時計台は、長崎のオランダ坂や高知のはりまや橋とともに「日本三大がっかり名所」の1つという、不名誉な称号を与えられていることでも有名です。

なお、三大がっかり名所には諸説あり、オランダ坂ではなく沖縄の守礼門や京都タワーなどが選ばれることもあります。しかし、時計台とはりまや橋は、常に3つの中に含まれるというのが共通認識として浸透しています。

Photo by mersy

がっかりするのには、周囲を近代的な高層建築物に囲まれているため、建物がこじんまりとして見えるという理由があるようです。また、明治時代の建築物ゆえ、現代の札幌中心部の雰囲気に馴染んでいないという見方もあります。

しかし、建築物をじっくり観察してみると、素晴らしいものであることが分かります。更に、時計台の歴史を知り、建物内を実際に見ることで本当の魅力に気づくことができます。

本記事では、がっかり感だけを味わって帰ることのないように、札幌市時計台の見どころやおすすめポイントをじっくりご紹介します。本当はがっかり観光スポットでは決してないということが分かります。

北海道・札幌の「時計台」へのアクセス

Photo by mith17

時計台は札幌市の中心部にあるので、アクセスの便利さが魅力です。JR札幌駅の南口から徒歩約10分、札幌市営地下鉄大通駅31番出口から徒歩約5分です。自動車移動の場合は、近くに駐車場があります。詳細は後述します。

住所 北海道札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号 011-231-0838

営業時間などの基本情報

Photo bySplitShire

開館時間は8時45分から17時10分まで、入館は17時までできます。休館日は年始の1月1日から1月3日のみです。観覧料は、大人は個人200円、20名以上の団体の場合は1人180円です。高校生以下は無料です。

時計台近くの駐車場

Photo bycegoh

時計台自体には駐車場は無いので、近隣の有料駐車場を使うことになります。「札幌大通地下駐車場」が最寄りです。地下鉄大通駅やさっぽろ地下街(オーロラタウン)と直結しており、観光やショッピングに便利でおすすめです。もちろん時計台にも近いです。

大通公園沿いの西2丁目部分から入出庫できます。営業時間は8時から22時までです。基本料金は最初の1時間は400円、以降30分ごとに200円です。さっぽろ地下街で2000円以上買い物すると60分間無料になります。

また、駐車場内の自動販売機で、お得に利用できるプリペイドカードを販売しています。楽天Edyでの支払いも可能です。

北海道の有形文化財「時計台の歴史」

Photo by ugo3ugo32001

国指定重要文化財の札幌市時計台のルーツは、北海道大学の前身である札幌農学校にあります。同校は、北海道開拓の指導者育成のために、明治9年に開校されました。その後、明治11年、クラーク博士の提言により演武場が建設されました。これがのちの時計台です。

正式名称は「旧札幌農学校演武場」といいます。建設当初は時計塔はなく、屋根の上の小さな鐘楼で授業の開始・終了を合図していました。その後、北海道開拓長官の指示により、西洋式時計塔建築のブームもあり、演武場への時計塔設置が決まりました。

アメリカのハワード社に塔時計を注文したものの、届いたものは取り付け不可能なほど、予想を遥かに超える大きさでした。

Photo byandre_berlin

設置のためには大改修が必要なため、当時建設中であった豊平館に取り付けることも検討されましたが、議論の末、完成間もない演武場を大改築して塔時計が設置されました。

時計台の土台からの高さは、本体の屋根までが13.28m、時計塔を含めた上端までが19.825mです。本体の大きさを考えると、いかに巨大な時計塔であるかが分かります。

明治36年、農学校の移転とともに演武場を当時の札幌区が借り受けた頃から、「時計台」と呼ばれるようになりました。大正時代までに、全国に72機の機械式時計塔が設置されましたが、今なお稼働しているのは札幌市時計台を含む3機だけです。

北海道・札幌の時計台を学ぶ!「展示室」の見どころ

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

時計台の展示室には、北海道開拓の歴史に触れられる展示がたくさんあります。1階の展示室では、時計台の成り立ちや歴史を学ぶことができます。コンピュータで関連する映像を検索することや、文化財建造物の修理方法を映像で見ることができます。

また、農学校の教育に関する様々な資料があります。生徒がどのように生活し、どんな勉強をしていたかが分かります。特に、過去の5千円札でお馴染みの新渡戸稲造のノートは必見です。

他にも、札幌市時計台と世界12か所の時計や教会の鐘の音を聴くことができます。更に、売店もあり、時計台限定グッズなどを購入できます。おすすめのお土産については、後ほど紹介します。

Photo by junyaogura

2階は講堂になっており、札幌農学校卒業生の学位授与祝賀会の様子が再現されています。現在は、音楽会や講演会などのホールとして使われています。クラーク博士の銅像もあり、記念撮影ができます。

また、明治期に札幌に到着した時計機械取扱説明書や、時計の保守マニュアル、保守のための「7つ道具」が展示されています。更に、時計機械室の入口がありますが、こちらは保守の関係者以外は入れません。

本記事では、展示室の全てを紹介することはできないので、特におすすめの展示物をご紹介します。見どころを是非チェックしてください。がっかり名所でないことが分かります。

「時計台の仕組み」

Photo byqimono

時計台の2階部分に、時計台の仕組みに関する展示があります。時計台の時計と同じ仕組みで動くアメリカ・ハワード社製の時計機械の展示が見どころで、塔時計の動くメカニズムが分かります。レプリカではなく、本物の時計を展示しています。

重りの力を使った振り子式の時計で、ワイヤーの先につるされた重りが下がっていく力で時計を回し、鐘を鳴らします。重りには豊平川の河原の小石を使っており、ワイヤーが切れて重りが落下しても、床を傷つけないように工夫しています。

Photo by iyoupapa

実際の時計と鐘の重りは、それぞれ50kgと150kgあります。これらを動かし続けるために、週2回、人力で巻き上げを行っています。実際の時計と同じ構造の「兄弟時計」を使った、巻き上げの実演も見どころです。

130年以上前の時計なので修理の部品はありません。壊れることのないよう、「がっかり」と言われながらも、日本最古の塔時計を動かし続けるため、常に細心の注意を払い保守点検を行っている人がいます。

鐘は毎時0分に鳴ります。騒音の問題から、夜間は鐘を鳴らさない時計塔が多いですが、札幌市時計台は住宅街ではなくオフィス街にあるので、夜間も鐘を鳴らし続けています。

クラーク博士の構想で建築「札幌農学校の模型」

Photo by Nullumayulife

1階部分に、札幌農学校の100分の1の模型が展示されています。北1条西2丁目から北2条西2丁目までの範囲の様子が再現されています。また、農学校や明治期の札幌の街並みの写真も見どころです。

当たり前ですが、当時と今とでは街の様子は全然違います。今はこの地域は高層建築が立ち並んでいますが、時計台だけは当時の趣を守り続けてきたことが分かります。歴史の奥深さというのも、時計台の魅力の1つです。

クラーク博士の銅像と「ツーショット撮影」

Photo by ume-y

2階部分に、ひな壇上のベンチに座って脚を組んだクラーク博士の銅像があり、ツーショット写真を撮ることができます。札幌市内にはクラーク博士の銅像がいくつかありますが、唯一並んで写真を撮れるのでおすすめです。

外観の写真も良いものですが、クラーク博士の銅像もおすすめの記念撮影ポイントです。外観だけでなく、館内もじっくり見てこそ、時計台の魅力に触れられます。

他のクラーク像は、上半身だけだったり、全身の像でも至近距離で写真を撮ることはできないので、時計台のクラーク像は貴重です。ここにクラーク像があること自体、知らないという人も多いのではないでしょうか。

Photo bypepperminting

なお、クラーク博士はベンチの端に腰かけているので、横には大人2人が座るだけの余裕があります。つまり、「スリーショット」も可能になっています。

クラーク博士と写真を撮るというのは、まさに北海道旅行ならではの思い出となりますので、せっかく来たからには撮ってみましょう。

北海道・札幌の時計台で「映える撮影スポット」

Photo byFree-Photos

観光地では、是非たくさんの写真を撮って帰りたいという人が多いでしょう。時計台の見どころを堪能し、がっかりした気持ちでなくなった後は、しっかりその魅力を写真に収めておきたいものです。

時計台の撮影スポットとしては、建物の正門前から外観の写真を撮るのが定番です。しかし、他にも良い写真が撮れるおすすめ撮影スポットがあります。北海道屈指の観光名所で、魅力的な記念写真を撮りましょう。

時計台全体を写せる!向かいの「MNビル」がねらい目

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

MNビルは中央区北1条西3丁目、時計台の西側にあります。地上12階建てのビルですが、2階に時計台撮影テラスがあり、写真撮影スポットとして開放されています。時計台との間に道路を挟んでいるので、程良い距離間で撮影できるのが魅力です。

また、西向きの時計台の真西にあるので、正面からの姿を撮ることができます。時計台全体を、正面から収めることができるスポットは少ないので、MNビルの撮影テラスはおすすめです。

札幌市時計台はビルに囲まれていることから、撮影スポットに困る観光客が少なくないですが、MNビルはきれいに撮れる場所の1つです。

Photo by ugo3ugo32001

また、時計台の南側の札幌市役所にも、時計台撮影スポットがあります。時計台の正面の姿を収めることはできませんが、障害物がないので同じくおすすめの撮影スポットです。

1階からの撮影も良いですが、見どころは19階の展望回廊です。上から見る時計台は、また違った顔を見せてくれます。解放時間や期間が限定的ですので、事前に確認しておくとよいでしょう。

北海道・札幌の時計台でおすすめの「お土産」

Photo by MiNe (sfmine79)

どの地域へ行くにしても、観光で忘れてならないのがお土産です。せっかく旅行に来たのだから、素敵なお土産を持って帰りたいものです。時計台の見どころの1つに売店があります。

札幌テレビ塔のゆるキャラ「テレビ父さん」は、ご存じの方も多いでしょう。それよりも知名度は劣りますが、時計台にもゆるキャラがいます。「とっけ」という、時計台の建物を模したキャラクターで、キーホルダーやマグネットなどのグッズがあります。

「とっけ」にまつわる食べ物に、「巾着バター飴」があります。北海道観光のお土産としておすすめで人気の高いバター飴が、とっけの巾着に入っています。バター飴が手に入るのは北海道内に数多くありますが、とっけの巾着は時計台でしか手に入りません。

Photo by ume-y

また、テレビ父さんのお友達と言われる「時計大臣」というキャラクターもいます。シールなど、いろいろな時計大臣グッズがありますが、時計大臣のノートが一番人気です。表紙に時計大臣が描かれています。

次に、「クラーク博士の珈琲」のご紹介です。ドリップタイプで、手軽に飲めるコーヒーです。見どころは、クラーク博士が淹れ方を教えてくれる、4コマのイラストです。かつてクラーク博士が飲んでいたであろう味を再現しています。

最後に、「時計台サブレ」のご紹介です。その名のとおり、時計台が描かれたサブレです。サクサクの食感に、しっかりとバターの風味が感じられます。

北海道・札幌のシンボル「時計台」をじっくり見よう

Photo by ugo3ugo32001

今回は、札幌市時計台の歴史や見どころをご紹介してきました。札幌のシンボルは、がっかりするばかりの観光スポットではありません。たくさんの魅力にあふれた場所であり、観光スポットとして十分楽しめます。

北海道・札幌の標準時刻を知らせる時計塔は、130年以上もの間、札幌のシンボルであり続けています。これほど長きに渡って時を刻み、鐘を鳴らし続けているというのは、奇跡と言ってもよいでしょう。

これは世界的に見ても極めて稀なことです。そこには、日々地道な努力を積み重ねてきた人の存在があります。懸命に、素晴らしい文化を守ろうとしてきた人がいます。

Photo by Richard, enjoy my life!

外観をパッと見てがっかりして帰らずに、札幌のシンボルをじっくり見てみましょう。近代的な高い建物だけが魅力的なのではありません。周囲の高層建築物と比較してがっかりするのでなく、歴史の重みを感じてください。

さらに、建物の中に入り、各展示物をじっくり見てみましょう。真剣に見れば見るほど、より面白みを感じられるものです。

建物の前で記念撮影しただけで終わらせるのは、あまりに勿体ないことです。知ることによって、より深く味わうことができる魅力があります。じっくり堪能するからこそ、せっかく北海道に旅行に来た甲斐があると言えます。

iwalife
ライター

iwalife

jouerライターのiwalifeです。札幌生まれ札幌育ち札幌在住、生粋の道産子です。カレーライスやスープカレーが好きです。ビールも好きです。正しい情報を分かりやすく読みやすい文章で伝えるよう心がけています。

こちらもおすすめ♡

人気記事ランキング