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ケンタッキーはカロリーが低いメニューが多い?
「ケンタッキー・フライド・チキン」はもはやクリスマスの定番と言っても良いでしょう。ケンタッキーを知らない人はまずいないほど、世間に認知されているファストフードチェーン店です。ダイエットに励む女子で、ケンタッキーをダイエット中に食べる人はいるでしょうか?
油でカリッと揚げたフライド・チキンが主力商品のケンタッキーですが、カロリーを気にするダイエットには向かないと思っている人も多いはず。ダイエット中に食べたいものを我慢するのは大変なことですが、実はケンタッキーのカロリーを意識しておけばそれは不可能ではありません。
ダイエットは摂取カロリーと消費カロリー、そして現在良く言われる「糖質」を理解すれば成功します。今回はダイエットに励む女子、そして男性諸君にもおすすめしたいケンタッキーでのダイエットメニューを一覧でご覧いただきます!
ケンタッキーはダイエット向け?
カロリーが低いのであれば、ケンタッキーはダイエット中食べても安心のメニューと言えるでしょう。ダイエットの基本はカロリー計算からです。摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ、ダイエットにはなりませんが、摂取カロリーが低いなら徐々に体重は減っていきます。
ケンタッキーのメニューブックに乗っているメニューのカロリーはどうなっているのでしょう。高いのか低いのか、まずはそのことから理解していかねばなりません。
カロリーは特段低いわけではない
ケンタッキー・メニューの構成は「フライド・チキン」、ボリューミーでがっつり食べるのにおすすめの「バーガー」系、少しつまむのにおすすめの「サイドメニュー」と、ファストフード店のメジャーメニューである「セット」で成り立っています。
ケンタッキーで提供されているメニュー一覧のほぼすべてには、基本の「フライド・チキン」がセットになっています。このフライド・チキンはすでに述べたようにたっぷりの油で揚げているため、イメージ的にもカロリーが高いのがわかるでしょう。
事実ケンタッキーのチキン類はカロリーが低いことはなく、「揚げ物」として相応のカロリーがあります。1本で基本のフライド・チキンは200キロカロリーをゆうに超えます。
肉中心なので糖質低めなのが魅力
ケンタッキーのメニューは全体を見ると、「チキン」がメインで構成されています。主力商品の「フライド・チキン」はもちろんのこと、「サンド」系のメニューも「フライド・チキン」をサンドしたメニューが揃います。
昨今では「糖質制限」などがダイエットでブームとなっていますが、実は「チキン」を代表するお肉類は「ご飯」「パン」などの主食と比べて「糖質」が低いのが大きな特徴です。タンパク質が豊富で糖質が低いため、お肉は調理法によってはダイエットに向いていると言われています。
「白ご飯」お茶碗1杯で糖質はおよそ55gで、「食パン」6枚切り1枚なら糖質はおよそ26gです。それに比べ、牛肉は100gで0.6gと低く、豚肉は100gで0.3g、ケンタッキーに使われる鶏肉は100gで0.2gとかなり低いのがわかります。
糖質は人間の体のエネルギー源となるため、極度に制限するのはおすすめできませんが、過剰に摂りすぎると体内で「脂肪」に変わります。そのため、糖質を上手くコントロールすることがカロリーコントロールと同じくダイエットを成功に導く秘訣と言えるでしょう。
このため糖質量が低い鶏肉をメインに使っているケンタッキーのフライド・チキンについては、サイドメニュー一覧の糖質量などをしっかりチェックすれば、後はカロリーを検討すればダイエット中でも食べれないことはありません。
ケンタッキー・ダイエット中におすすめのメニュー一覧
では実際ダイエット時におすすめのメニューはどうなっているのか考えてみましょう。ケンタッキーメニュー一覧から糖質量やカロリーなどを比較して、ダイエット最中におすすめのメニューを一覧でチェックしていきます!
ケンタッキーのカロリー一覧・チキン
まずはケンタッキーメニューの一覧で最も多くの部分を占める「フライド・チキン」について見ていきます。多くの人がケンタッキーと聞いてイメージするのが、この「フライド・チキン」でしょう。
ケンタッキーメニューをチェックすると、フライド・チキンは大きくわけて「オリジナルチキン」「骨なしチキン」の2種類にわけることができます。「オリジナルチキン」は従来の骨ありタイプのチキン、「骨なしチキン」は骨が取り除かれた子供にもおすすめの柔らいチキンです。
定番であるケンタッキーの2種類の「フライド・チキン」を題材に、まずはカロリーやおすすめ度などを検討していきましょう!
オリジナルチキン
「オリジナルチキン」は1939年、ケンタッキーの創業者カーネル・サンダースが秘蔵の調理法を編み出して以来、長年にわたって受け継がれてきた最も人気あるケンタッキーの主力商品です。気になるカロリーは218キロカロリー、糖質は7.6gとなっています。
カリッと揚げられた鶏肉はジューシーで、質の良い国産ハーブ鶏を使っています。香りも良く、弾力ある歯ごたえが特徴です。全国の店舗で揚げたてを提供しており、パーティーシーンにおすすめのメニューと言えるでしょう。
ケンタッキーのメニュー一覧をチェックしてみてもカロリーは単品であれば低いため、本数指定してオーダーすればダイエット中でもおすすめできる商品でしょう。
骨なしケンタッキー
「骨なしケンタッキー」もケンタッキーの「オリジナルチキン」に負けず劣らずの人気メニューです。メニュー一覧で家族の中に小さい子供がいる人は、こちらを選ぶ人もいるのではないでしょうか。上手く骨付きのチキンを食べられない人、大きく一口をかぶりつきたい人におすすめです。
カロリーは191キロカロリーとなり、糖質量はオリジナルチキンよりやや高めの10.7gとであることがわかっています。ジューシーでボリュームはオリジナルチキンと変わらないのに食べやすいとあり、多くのシーンにおすすめできるケンタッキー第2のメインメニューです。
カロリーそして糖質量、ともに他のケンタッキーのメニューより低いと見られるため、こちらも本数指定でダイエットに用いることができるでしょう。
ケンタッキーのカロリー一覧・サンド
注文する場合ケンタッキーメニューの一覧を見ていて、主食が欲しくなる人は「バーガー」系がおすすめと考えられます。ケンタッキーメニューの「バーガー」系はさっくりと揚げた「フライド・チキン」を厚みある「バンズ」で挟んだ、チキンより一層腹持ちが良いメニューです。
ランチやディナーに、「バーガー」1つでかなりお腹にガツンと来るため、男性にも人気があるおすすめメニューとなっています。ダイエット中におすすめのバーガーはあるでしょうか?
チキンフィレバーガー
柔らかくサックリと揚げたケンタッキーの「チキンフィレ」をふかふか「バンズ」で挟んだ、ボリューミーなサンドが「チキンフィレサンド」です。こちらは411キロカロリーあり、31.8gの糖質があります。401キロカロリーと聞くと高カロリーと感じる人もいるかもしれません。
しかしチキンフィレがケンバーガータッキーのバーガー系メニューの中でも低いカロリーです。カラリと揚げられたチキンフィレに、まろやかな「マヨネーズ」、みずみずしい「レタス」の三重奏が口の中で楽しめる、ランチにもディナーにもおすすめの1品となっています。
糖質が高いのは「バンズ」を使っているためと考えられるでしょう。そのため腹持ちは良く、ボリュームもあるので、フライド・チキン単品よりもお腹が空きにくいのがメリットです。
401キロカロリーは成人女性の基礎代謝1800キロカロリーから考えると1食分600キロカロリーより低いため、まだダイエット向きと言えるでしょう。チキンフィレサンド1つ、単品だけ頼むのであれば、カロリー的に見ればそれほど高すぎることはありません。
ケンタッキーのカロリー一覧・サイドメニュー
ケンタッキーでサイドメニューも忘れてはならない、美味しいメニューが揃っています。ダイエットに大切なのは、「栄養バランス」を考えて食べることです。確かに単品ばかり食べていればカロリーは抑えられますが、「サラダ」「果物」なども必要です。
コーンサラダ
ケンタッキーサイドメニューの中でカロリーが低い「サラダ」の代表としては「コーンサラダ」があります。コーンサラダはその名の通りカップに「コーン」をぎっしり詰めたシンプルなサラダです。冷蔵されており、食べると冷たくトウモロコシの軽い歯触りが魅力的な1品です。
甘いトウモロコシをふんだんに使ったコーンサラダは子供から大人まで、幅広い層に人気があり、ヘルシーかつ食物繊維も豊富でダイエットには最適でしょう。カロリーはMサイズで82キロカロリーと低く、糖質は13gとなっています。ダイエット中も罪悪感なく食べられるサラダです。
ミニアップルパイ(バニラビーンズ入り)※販売終了
ダイエット中にどうしても甘いものが食べたい人におすすめなのが、ケンタッキーの「ミニアップルパイ」です。「アップルパイ」はバターたっぷりのパイ生地が使われており、どうしてもカロリーが高くなると思われますが、ミニアップルパイのサイズは小さめなので安心です。
気がかりなカロリーは154キロカロリーと、ダイエット真っただ中でも許容範囲のスイーツとなっています。それでいて芳醇なバターの香りとサクサクしたパイ生地、たっぷりのりんごとバニラの甘い香りは、贅沢な満足感を与えてくれます。
ケンタッキー・ダイエット中にNGの高カロリーメニュー
さて、ケンタッキーでダイエットする際におすすめのメニュー一覧をご紹介してきましたが、中には食べてはいけない、ダイエットにそぐわないケンタッキーメニューもあります。これからご覧いただくケンタッキーメニューは、高カロリー、高糖質のメニューです。
ダイエット時に「絶対に食べてはいけない」と言う縛り付けた考えはかえってストレスになりますが、できれば避けたい、控えたいケンタッキーメニューは覚えておいて損はありません。ダイエットが成功したら「ご褒美に」を目標に、ダイエットに不向きなメニューをご紹介します。
和風チキンカツバーガー
避けるべきメニュー1つ目は「和風チキンカツバーガー」です。「チキンフィレバーガー」よりもカロリーは高い454キロカロリーとなっており、糖質は38.3gです。「チキンフィレ」ではなくパン粉を使った「チキンカツ」をバンズで挟んでいるのが特徴です。
そのため「チキンフィレバーガー」よりもざっくりした食感で、ボリューム感を感じられるでしょう。またパン粉を使っているので油をたっぷり吸っているのでヘヴィーな食べ応えです。こってり照り焼きソースと特製マヨネーズによるジャンクな味わいが病みつきの美味しさを生み出しています。
美味しい反面カロリーも糖質も高く、ダイエットには不向きのケンタッキーメニューと言えるでしょう。
ごちそうタルタルのフィッシュサンド※販売終了
危険なケンタッキーメニュー、続いては「ごちそうタルタルのフィッシュサンド」です。「サンド」の中では最もカロリーが高い477キロカロリーとなっています。高カロリーなことがダイエットに不向きな1番の理由です。しかしそのジャンキーな美味しさは格別です。
「チャパタ」風のバンズに挟まれたさっくり「フィッシュフライ」に「オニオン」「タルタルソース」、20センチほどの大きさも満足度の高いものです。スケトウダラのフライはふわっとしており、ソースとの相性も抜群です。
シャクっと歯ごたえのアクセントのオニオンもみずみずしく、濃厚なタルタルソースが淡泊なフィッシュフライを包み込んでいます。大変美味しい「サンド」ですが、ダイエット中はカロリーから考えると控えたいケンタッキーメニューでしょう。
フライドポテト全般
俗に「フライドポテト」と呼ばれるポテト類全般は、やはりケンタッキーでもカロリーが高い部類に入ります。多くのファスドフード店のポテト類が高カロリーであるのは誰もが知るところでしょう。外側カリカリ中はほっくり適度な塩味が病みつきになるジャンクなメニューです。
ケンタッキーのフライドポテトは、それぞれサイズがあります。最も小さい「S」サイズでカロリーは195キロカロリーです。太めのポテトはカリッとホクホク食感で、他店より感じられる食べ応えが魅力です。
Sサイズなら195キロカロリーで低カロリーかと思いきや、ポテトだけでお腹が膨れる人はあまりいません。ケンタッキーのカーネリングポテトの「L」は「S」の倍に増量されたもので、カロリーも390キロカロリーです。さらに「BOX」になると908キロカロリーと恐ろしいカロリーになります。
「BOX」は家族やグループでシェアして食べる人を想定されて作られている大容量で、コスパの良いポテトメニューです。パーティシーンなどに最適でしょう。ただ、総じて言えば、他のものとセットにしてポテトを食べるとカロリーは高くなり、ダイエット中には向いていないと言えます。
ケンタッキー・パーティバーレルには要注意!
ケンタッキーの裏メニュー「ケンタッキー・パーティバーレル」をご存知でしょうか。ケンタッキー・パーティバーレルは「フライド・チキン」のオーダー本数が「10本以上」の場合、専用バケツ型の箱「バーレル」に入れてくれるものです。
なぜ「ご注意」なのかは、「ケンタッキー・パーティバーレル」には最大30本のチキンが入る仕様になっているからです。箱型ボックスと比較すると、自分が食べた本数がわかりにくく、食べてしまってもなかなか底が見えないため食べ過ぎてしまうのです。
この「ケンタッキー・パーティバーレル」は「自己申告」しなければ、店員さんに「バーレル」に入れてもらうことはできません。パーティやお祝いの席などで、華やかさを演出したいのなら、10本以上のオーダー時に「ケンタッキー・パーティバーレル」にしてもらうように先に伝えましょう。※店舗によって異なります。
「オリジナル・チキン」30本と考えると、「ケンタッキー・パーティバーレル」は合計およそ6900キロカロリーとなります。どんなものでもダイエット時に食べ過ぎは危険です。特に「バーレル」は量を把握しにくいので、ダイエット最中は控えるようにしたほうが賢明でしょう。
ケンタッキー・ドリンクの中には高カロリーなものも
ケンタッキー・ダイエットで意外に盲点な部分をお伝えしましょう。それは「ドリンク」です。「フライド・チキン」や「サンド」など、メインになるメニューと同時に頼む「ドリンク」にもカロリーはあります。中には0カロリードリンクもありますが、高カロリードリンクもあります。
ケンタッキー・ドリンクの中で低カロリーでおすすめなのが「水」や「コーヒー」です。この2つはどちらもカロリーがありません。しかし注意したいのは「コーヒー」にクリームや砂糖、シロップを入れてしまうとその分カロリーが追加されます。ただ頻繁でなければ微々たる量です。
気をつけたいのは最初からすでに甘みを感じるドリンクです。特に「メロンソーダ」はカロリーが高く、102キロカロリーです。
「コーラ」は92キロカロリーで「オレンジジュース」は82キロカロリーとなっています。ケンタッキー・ドリンクでもこれらはダイエット時は避けたほうがベターでしょう。
ケンタッキー・ダイエット中の注意点
ケンタッキーでダイエットにおすすめの、低カロリー・糖質も低めのメニュー一覧と、ダイエット時には控えたいメニューをご覧いただきました。理解できたでしょうか?難しそうと感じた人もいれば、これくらいなら頑張れる、そう感じた人もいるはずです。
ではケンタッキー・ダイエットを目指す上で、大きく何に注意していけば良いかをまとめてみましょう。すでに多くの人が気づいているように、各メニューのカロリー比較は大切です。そして、体内で脂肪に変わる糖も、多すぎるのは問題です。
バーガーではなくチキンを選ぼう
おわかりの人もいるように「バーガー」系のメニューは総じてカロリーが高いです。軽く400キロカロリーは超えてきます。確かにボリュームがあり、1つで「食べた感」がありますが、高カロリーなメニューはダイエット時に控えるのが成功への道です。
「サンド」は「マヨネーズ」や「ソース」などのカロリーも足されるだけでなく、その味が食欲促進もさせるため、他のメニューも食べたくなるのが困りもの。それよりは、ケンタッキーの主力メニューである「フライド・チキン」をチョイスしましょう。
多くの人が「揚げ物は太る」と思い込んでいる「フライド・チキン」ですが、「オリジナルチキン」1本なら218キロカロリーです。成人女性は基礎代謝だけで1日1800キロカロリー消費します。つまりダイエット時には1食600キロカロリーを越えなければ良いわけです。
その計算からすれば、1本218キロカロリーの「オリジナルチキン」は2本半は食べることができます。揚げ物だからと言って「フライド・チキン」を我慢しなくても良いのです。逆に「サンド」より食べるのをおすすめします。
カロリーだけでなく糖質にも注目しよう
「バーガー」より「チキン」の理由はカロリー以外にもあります。それが「糖質」です。以前はカロリー制限ばかりのダイエットが叫ばれていましたが、昨今では「糖質」にも着目した「糖質制限ダイエット」が多くの女子に支持されています。それはなぜでしょうか?
摂取カロリーより消費カロリーが大きければ、体重が減るのは以前からわかっていましたが、極端にカロリーばかり減らす過度なダイエットは、逆に体調不良を起こすと言われています。カロリー制限はもちろん大切ですが、体の中からダイエットを成功させるために「糖質」が注目されています。
「糖質」は人間を動かすエネルギーですが、過剰に摂りすぎると体内で「脂肪」に変わります。つまり余分に食べれば食べた分だけお肉になる、と言うことです。現代人は「糖質」を摂りすぎていると言われています。「糖質」は単純に「砂糖」など甘いもの限定ではありません。
「バーガー」に使われる「パン」は「糖質」が高いことで知られていますから、食べ過ぎると確実に「糖質過多」になります。ダイエット中はカロリーとともに「糖質」も控えたいですから、「バーガー」「ポテト」などの重複はNGです。
「太りやすい」サイクルを断ち切って、逆に脂肪燃焼しやすい「タンパク質」を多く含むお肉「フライド・チキン」を選択したほうが、ダイエット向きと言えるでしょう。
ケンタッキーでカロリーに気を付けて楽しく食べよう!
揚げ物は「絶対」ダイエット中にはNGと思い込んでいませんでしたか?実はそんなことはありません。メニューを選べば、ダイエット中でもケンタッキーを食べることができます。メニューの中から低カロリー、低糖質を選んで、賢くストレスフリーのダイエットを成功させましょう!※メニューやサービスの情報は2023年1月10日時点、ケンタッキーフライドチキン公式HPより。
▲jouer編集部実食