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銀座は喫茶店の激戦区
銀座は、レトロな雰囲気の老舗喫茶店が多いです。その上若い世代に人気の喫茶店も多く進出していて、喫茶店激戦区になっています。美味しいコーヒーを楽しみたい時は、銀座に足を運んでみましょう。
日本で最初の喫茶店って?
日本では、コーヒーが飲み始められたのは江戸時代徳川綱吉の頃でした。その後、1877年頃からコーヒーを商品として取り扱うお店も増えました。しかし、現在の喫茶店のようなスタイルのお店が誕生したのは、明治時代になってからでした。
「可否茶館」
1888年にオープンした可否茶館は、日本初のは現代の複合喫茶のようなスタイルで話題になりました。外務省で働いていた経験を持つ鄭永慶がオーナーで、トランプやビリヤードを楽しむスペースもありました。
現在の台東区上野に開店
可否茶館は、現在の台東区上野に店を構えていました。鄭永慶は、コーヒーを飲みながら喫茶店を知識や文化の交流を図る場所として喫茶店を発展させようと考えていたようです。
ブラックコーヒー一杯の値段は一銭五厘
可否茶館で提供されていたコーヒーは、ブラックコーヒー一杯の値段は一銭五厘、牛乳入りコーヒーは二銭と当時では高価な価格でした。経営は上手くいかず、日本初の喫茶店は1892年に店じまいをしてしまいます。
その後日本の喫茶店文化は、銀座付近でオープンしたカフェー・プランタンやカフェー・パウリスタなどに受け継がれていきました。現代でも銀座に老舗の喫茶店が多いのは、このような伝統を受け継いでいるからでしょう。