韓国の人気袋麺チャパゲティの味は？特徴や美味しい味変も紹介

韓国には様々なインスタント麺があり、日本でも食べられている商品が多くあります。特に袋麺の中で人気があるのは「チャパゲティ」で、韓国麺特有の辛さはなく、辛いものが苦手でも食べられます。

チャパゲティは韓国映画や韓流ドラマに登場することがあるほど韓国ではポピュラーなインスタント麺ですが、日本ではまだなじみが薄く、どんな味なのか気になっている人も多いでしょう。そこで本記事では、チャパゲティの味や美味しい味変方法について紹介します。

韓国のインスタント食品会社「農心（ノウシン）」の人気商品であるチャパゲティは、韓国風のジャージャー麺であるチャジャンミョンを手軽に食べやすいようにインスタントにアレンジしたものです。

チャパゲティは袋麺とカップ麺タイプがあり、スタンダードなものは辛味がありません。更にアレンジした商品には辛さをプラスした四川料理タイプやプレミアムタイプがあり、それぞれに多くのファンがいます。

チャパゲティの基本の作り方は、

1. チャパゲティの麺が入る大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かす
2. 沸騰したら、麺とかやくをいれてゆでる
3. 麺が柔らかくなったら、少し水分が残るように湯切りをする
4. 付属の粉末ソースを麺にかけてよく混ぜる
5. 付属のオイルをかけて全体に絡めたら完成

チャパゲティの作り方のコツは、水分が少し残るように湯切りをすること。水分が多すぎると薄い味になり美味しさが半減してしまうため、少し水分が残る程度をがおすすめです。

中国や日本のジャージャー麺が甜面醤（テンメンジャン）を使うのに対し、韓国風ジャージャー麺であるチャジャンミョンは春醤（チュンジャン）という黒味噌にカラメルを加えたもので味付けをしています。そのため、辛みはありませんが独特の甘さと香ばしさがあります。

チャパゲティのソースの見た目は茶色で濃い味のように見えますが、見た目よりも薄い味で、甘さがありぼんやりとしています。炒めた玉ねぎのような香ばしさがあり、人によっては焦げた味に感じることもあるようです。

チャパゲティの麺は太めで、モチモチとした食感が特徴です。しっかりとしたコシがあり、食べ応えもあります。麺がしっかりとしているので、硬めに茹でてから炒めたり、他の具材を合わせても存在感があるのでアレンジもしやすいでしょう。

韓国ではインスタント麺の定番ともいえるほど人気のチャパゲティですが、日本では人によって好みが分かれるようです。ここでは実際にチャパゲティを食べた人の味の感想や口コミについて紹介します。

チャパゲティの味に関する良い口コミ・感想

• こんがりした焼きそばみたいな味で好き
• 独特な味がするけど好み
• キムチと一緒に食べると美味しい
• 独特の味とモチモチの麺がクセになる
• 屋台にあるみたいな味で美味しい

チャパゲティの味に関する悪い口コミ・感想

• まずい
• ぼんやりした味で美味しくない
• 焦げた味がして美味しくない
• 見た目より味が薄い
• 焦げた味しかしなくて食べきれなかった

チャパゲティはそのまま食べても美味しく食べられますが、甘みがあり味が薄いので旨味が強いものや辛味があるものと一緒に食べるのおすすめです。さらに、独特の香ばしさが苦手な人は、コクのあるものなどでまろやかにすると食べやすくなります。

ぼんやりとした味になりがちなチャパゲティは、キムチとチーズをトッピングして食べるのがおすすめです。パンチのある辛さとコクのあるまろやかさで、より一層美味しくなります。

【材料】

• チャパゲティ
• キムチ
• ピザ用チーズ

【作り方】

1. チャパゲティを通常通り作る
2. チャパゲティが温かいうちにピザ用チーズを混ぜる
3. 最後にキムチをトッピングして完成

チャパゲティにたまごをトッピングするのは韓国でも定番で、人気の味変アレンジです。少しずつたまごを崩しながら麺に絡めて食べるのがおすすめです。韓国のりをプラスすると風味もよくなります。

【材料】

• チャパゲティ
• たまご
• 韓国のり

【作り方】

1. チャパゲティを通常通り作る
2. 半熟の目玉焼きを作ってトッピング
3. 韓国のりをちぎってふりかけて完成

チャパゲティはぼんやりとした味なので、しっかりとした旨味のあるお肉との相性ばっちりです。牛肉や豚肉、鶏肉だけでなく、スパムなどの加工肉もおすすめ。特に脂ののった牛肉はボリュームもあって旨味の強いのでガッツリ食べたい時にぴったりです。

【材料】

• チャパゲティ
• 好みの肉
• 塩・こしょう（または焼き肉のたれ）

【作り方】

1. 通常通りチャパゲティを作る
2. 肉に塩コショウをふって好みに焼く（好みで焼き肉のたれで絡める）
3. チャパゲティにトッピングして完成

チャパゲティの焦げたような味が苦手な人は、牛乳で作るのがおすすめです。味がまろやかになって食べやすくなりますし、ベーコンなどを加えるとよりしっかりした味になります。

【材料】

• チャパゲティ
• 牛乳
• ベーコン
• 玉ねぎ
• 粉チーズ

【作り方】

1. ベーコンを短冊切りに、玉ねぎは薄切りにする
2. 鍋に少なめのお湯を沸かして牛乳を入れ、温まったら麺とかやく、ベーコン玉ねぎを入れる（麺がひたひたになるくらいの水量）
3. 麺が柔らかくなったら、付属のソースとオイルを入れてよく混ぜながら水分を飛ばす
4. 仕上げに粉チーズをふって完成

チャパゲティの新しい食べ方として人気があるのが、ライスペーパーで包む食べ方です。ライスペーパーで包むときにたまごやキムチ、チーズ、マヨネーズなどを一緒に包んでいくつかの種類を作って楽しむのがおすすめです。

【材料】

• チャパゲティ
• ライスペーパー
• 好みのトッピング（キムチ、チーズ、たまご、韓国のり、青ねぎ、マヨネーズ、スパムなど）

【作り方】

1. 通常通りチャパゲティを作る
2. ライスペーパーを湿らせて、チャパゲティとトッピングを包んで完成

チャパゲティとノグリを合わせてた「チャパグリ」は、韓国で人気の食べ方です。ノグリとは海鮮だしの効いた辛いラーメンで、ぼんやり薄い味のチャパグリと相性抜群です。通常、チャパグリとノグリの麺を合わせて2食分作りますが、カップ版はこれ1つで作れるのでお手軽です。

チャパグリの味は、チャパゲティの独特の香ばしさとノグリの海鮮旨味とコク、そして唐辛子の辛さが後を引きます。うどんのような太めの麺でモチモチしているのも特徴です。

チャパゲティは一般的なスーパーでも購入できますし、カルディや業務スーパーのような輸入食品を扱うお店でも販売されています。また、ドン・キホーテなどのディスカウントストアでも取り扱いがあるようです。

チャパゲティはAmazonや楽天市場などの通販でも購入できます。Amazonや楽天市場であれば、自宅に届きますしまとめ買いもしやすいのでおすすめです。

Amazonでは、カップタイプのチャパゲティを販売しています。カップタイプのチャパゲティは、日本のカップ焼きそばのように作れるのでとても手軽です。Amazonではまとめ買いもできるので、ストックにもおすすめ。

楽天で販売している「チャーワン」は、お店で食べるような韓国風のジャージャー麺を再現したプレミアムな商品です。独自製法のもちもち麺が病みつきになる美味しさで、ワンランク上のチャパゲティを求めている人におすすめです。

チャパゲティは、黒味噌とカラメルで作る「春醤（チュンジャン）」を再現してるため、独特の甘さと香ばしさがあります。人によっては焦げたように感じるので、味をまろやかにしたり、旨味や辛味の強いものと組み合わせると食べやすくなります。

※本記事中の情報は2024年2月29日時点のものです。ご紹介した商品は地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。