簡単でおいしいオートミールの食べ方7選！離乳食にもおすすめってホント？

オートミールはオーツ麦（燕麦）のことで、英語でオーツという言葉と食事を意味するミールを掛け合わせた言葉です。オートミールはもみ殻を取り除いただけのオーツ麦を食べやすく加工したものです。そのため胚芽などの栄養素が豊富に含まれています。

オートミールは古くからヨーロッパで栽培され、多くの欧米人に愛される健康食品として知られています。日本でも最近ではダイエットや健康のためにオートミールを食べる方が増えています。またオートミールは離乳食としてもぴったりの食材ですのでおすすめです。

オートミールはアレンジ次第で様々な食べ方ができる大変便利な食材です。おすすめの食べ方はおかゆやクッキーなどにアレンジすることです。またオートミールをご飯代わりに使うこともでき、ダイエットにもおすすめです。

ここではオートミールの基本の食べ方だけでなく、簡単でおいしい食べ方をご紹介します。さらにおかゆや離乳食としておすすめのオートミールの食べ方もご紹介しますので、是非大人も子供食べることができるオートミールの食べ方をマスターしましょう。

まずはじめにオートミールの基本の食べ方を2種類ご紹介します。日本で販売されているオートミールの多くはロールドオーツという種類かクイックオーツと呼ばれる種類です。これはオーツ麦を蒸して平たく延ばし乾燥させたものです。

どちらのオートミールも加熱処理されたものですので、食べ方は簡単です。まずオートミールの基本の食べ方を知り、お好みでアレンジした食べ方をすると良いでしょう。

オートミールの基本の食べ方として多くの方に人気なのは、そのまま食べるというものです。オートミールは硬くてモサモサしたイメージがありますが、日本で販売されているオートミールのほとんどは加熱処理され平たく延ばされていますので、シリアル感覚の食べ方がおすすめです。

オートミールはコーンシリアルのように軽い食感ではありませんが、牛乳やヨーグルトをかけてそのまま食べる食べ方が人気です。またグラノーラのようにドライフルーツやナッツ、砂糖や蜂蜜と混ぜたものも販売されています。その場合もヨーグルトなどに入れる食べ方がおすすめです。

さらにオートミールの基本の食べ方としてオーバーナイトオーツという食べ方もあります。これは前日から一晩かけてゆっくりと柔らかくしたオートミールの食べ方です。牛乳や豆乳にオートミールを一晩漬けておくと、朝には柔らかくなっていてフルーツなどと共に朝食におすすめです。

もう一つの基本のオートミールの食べ方は、加熱して食べるという食べ方です。欧米人が好む食べ方の一つで、水や牛乳で柔らかく煮ておかゆ状にして食べる食べ方です。海外では牛乳でオートミールを煮込み、ミルクがゆにすることが一般的です。

柔らかく煮込んだオートミールはお好みで味をつけることができます。シンプルに塩だけで食べる食べ方や、フルーツや蜂蜜などと共に甘くアレンジして食べる食べ方が基本です。最近では中華だしや和風だしで味付けする食べ方も人気があります。

オートミールの基本の食べ方が分かると、お好みでアレンジした食べ方も工夫することができます。オートミールの食べ方はおかゆが一般的ですが、他にも食べ方を工夫すると料理の幅が広がり毎日の健康的な食生活に取り入れることができます。

まずはじめにオートミールの一般的な食べ方であるおかゆを作ってみましょう。欧米人はオートミールのおかゆのことをボリッジと呼び、毎日食べている人も多くいます。日本で多く販売されているオートミールはあらかじめ加熱処理されたものがほとんどで簡単に調理ができます。

オートミールのおかゆは鍋で煮込んでも簡単ですし、電子レンジで作っても簡単です。お米の代わりにオートミールを使っておかゆを作る食べ方は、離乳食としてもおすすめです。

最もシンプルで一般的な食べ方はオートミール30gに水180㏄・塩少々で煮込む食べ方です。鍋に材料全てを入れ中火で加熱します。沸騰したらかき混ぜ、全体がトロリとするまで煮込みます。電子レンジで調理するなら、500Wで1分30秒加熱します。

吹きこぼれないように様子を見ながら、固さやパサつきがなくなるまで10秒ずつ追加で加熱すると良いでしょう。全体がトロリとなったら完成です。

オートミールをおかゆにして食べる食べ方は味付け次第で無限に楽しむことができます。例えば、白だしを使って味付けをしたり和風だしや中華風鶏がらスープの素などを使ったりすると一味違った食べ方ができます。

また溶き卵を入れたりトッピングを替えたりして、いつもと違った食べ方を楽しむこともできます。さらに水の代わりに牛乳や豆乳で煮込めばオートミールのおいしさを存分に楽しむことができます。味付けも塩味だけでなく、はちみつやメープルシロップを使った食べ方もおすすめです。

続いてご紹介するオートミールのおすすめの食べ方はお好み焼きです。小麦粉の代わりにオートミールを使うので糖質や炭水化物の量を減らすことができます。オートミールのお好み焼きはふんわりとしていて柔らかい食感が特徴です。

まず大きめの耐熱容器にオートミール60g・和風だし小さじ1・水240㏄を入れふんわりとラップをかけます。600wの電子レンジで2分加熱し粗熱を取ります。その中に千切りキャベツ160g・卵2個・桜エビ大さじ2を入れてよく混ぜます。

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、生地の半量を広げて入れます。豚バラ肉の薄切りを広げて乗せ、焼き色がつくまで焼きます。生地をひっくり返し豚バラ肉がカリッとするまでさらに焼きます。器に盛り、お好み焼きソース・マヨネーズ・鰹節・青のりをトッピングして完成です。

続いてオートミールの食べ方としておすすめの簡単レシピをご紹介します。オートミールのパンケーキです。鍋にオートミール50g・牛乳か豆乳200㏄を入れ、弱火で水分がなくなるまで煮て粗熱を取ります。この工程を電子レンジでしても良いでしょう。

ボウルに粗熱を取ったオートミール・ホットケーキミックス150g・溶き卵1個・ヨーグルト80gを入れ混ぜ合わせます。フライパンにバターを入れて熱しパンケーキを全部で6枚焼きます。3枚ずつ重ねてお皿に盛り付け、彩りよくフルーツやナッツをのせメープルシロップをかけます。

生地にシナモンパウダーやココアパウダーを混ぜ込むと、一味違ったおしゃれなパンケーキを作ることができます。ホットケーキミックスだけで作る食べ方よりボリュームがあり、満足度の高いパンケーキになるでしょう。

オートミールの食べ方の一つとしておすすめなのは離乳食に活用するという点です。オートミールは赤ちゃんに必要な栄養が豊富に含まれているため、離乳食にぴったりです。また大人用も併せて作れば、お母さんも鉄分などの栄養を摂ることができるのでおすすめです。

それでは離乳食中期の頃におすすめのオートミールの食べ方をご紹介します。バナナとオートミールのおかゆです。離乳食中期は赤ちゃんが7～8ヵ月頃です。その頃は舌と上あごを使ってモグモグしながら食べる練習をする時期です。

オートミールはあらかじめオーツ麦を砕いてあるクイックオーツを使うと良いでしょう。深めの耐熱容器に輪切りにしたバナナを1本分入れます。オートミール15gを加え水を150㏄入れます。ふんわりとラップをして500wの電子レンジで4分加熱します。

取り出してフォークでバナナを2mm角程度に潰して粗熱を取り、5回分に小分けして冷凍します。食べる時には1食分ずつ耐熱容器に移しふんわりとラップをして500wのレンジで1分加熱します。十分に冷ましてから赤ちゃんに食べさせるようにしましょう。

赤ちゃんが9ヵ月頃になると離乳食後期になり、オートミールの食べ方も幅が広がります。ここではオートミールと豆腐のおやきをご紹介します。ビニール袋にオートミールをカップ1と豆腐150gを入れよく混ぜ、そのまま10分置いておきます。

ビニール袋の底を少し切り、油を塗った手に絞り出します。丸めて手のひらで潰し平らにしたら、中火で熱したフライパンに入れ両面をこんがりと焦げ目がつくまでじっくり焼きます。焼き上がったらお好みで青のりを飾って完成です。

オートミールをおやきにして食べる食べ方は水分量が少ないため、赤ちゃんが便秘にならないように少しずつ様子を見ながら食べさせることをおすすめします。またおやきはお母さんも一緒に食べることができる食べ方です。お好みでソースやジャムなどを付けて食べてください。

オートミールの食べ方はアレンジ次第でバリエーションが広がります。オートミールは一般的な食べ方ばかりでなく、少しアレンジしたりお米や小麦粉の代わりにしたりして、食べ方を色々工夫することができる便利な食材です。是非活用しましょう。