【砂糖】の代用品おすすめ3選！お菓子作りや料理ではちみつは使える？

砂糖は、料理やお菓子作りに欠かせない調味料で、利用する機会は非常に多いといえるでしょう。紅茶やコーヒーを飲む際に利用されるケースも多く、さまざまな場面で利用されています。もし、砂糖を切らしてしまった場合には、代用品として利用できるものはあるでしょうか。

砂糖の代用品として利用できるおすすめ品を、3種類紹介します。ぜひ、砂糖を切らしてしまった時に代用品として活用してみてください。まず、はちみつは砂糖の代用品の代表格として紹介できます。はちみつは、砂糖よりも甘みが強いため、使用する分量に注意しましょう。

はちみつを砂糖の代用品として利用する場合の注意すべきことは、甘みの強さに加えて、独特な風味が加わってしまう点です。はちみつの魅力である風味ですが、砂糖の代用品として料理やお菓子作りに使用すると、砂糖とは異なる風味のある仕上がりになる恐れがあります。

はちみつを砂糖の代用として、料理に利用する場合には、甘みの強さを考慮して砂糖の分量のおよそ8割を目安にするとよいでしょう。砂糖を10g利用する料理の場合には、代用としてはちみつを8g程度入れるなどの対応が良いです。お好みで調整するのもおすすめできます。

また、砂糖にはいくつかの種類があるため、はちみつで代用する場合も砂糖の種類を考慮する方が仕上がりが良くなります。上白糖よりもグラニュー糖の方が甘みは低めであるため、はちみつを代用品として利用する場合には、活用する分量を計算して調整するようにしましょう。

お菓子作りの際に、はちみつを砂糖の代用品として利用することは、不可能ではありません。しかし、レシピ通りの仕上がりにならず、風味や味わいが落ちるケースが多くあります。特に、小麦粉などの粉の素材を利用したお菓子作りをする際には、はちみつを代用するのは相性が悪いです。

はちみつの成分が、粉のたんぱく質を分解してしまい、ケーキなどのふくらみが不足してしまうことがあります。また、クッキーの場合は生地の水分量が増えてしまうことでべたつきを感じるようになってしまいます。お菓子作りの場合ははちみつ以外の代用品を検討しましょう。

みりんも、砂糖の代用品として活用できるでしょう。しかし、みりんを砂糖の代用として利用する場合には、その風味の違いに注意する必要があります。特に、お菓子作りの代用としては適切ではありません。甘みの感じ方に違いがあるため、代用する際の分量にも注意をしましょう。

基本的には、砂糖大さじ1に対して、みりんは大さじ1.5程度を目安にしましょう。重量ベースの場合は、砂糖1に対してみりんは3程度を目安にします。料理の際には、みりんの風味が生かされ、砂糖よりも仕上がりが良くなることもあるでしょう。お好みで上手に調整しましょう。

黒砂糖も、砂糖の代用として活用できる素材です。黒砂糖は、さとうきびのしぼり汁を煮詰めて作られており、糖蜜がメインの素材であることから独特の風味を持っています。黒砂糖を砂糖の代用として活用する場合には、個性のある風味により仕上がりが変わる点に注意しましょう。

甘みの点では、砂糖と黒砂糖は近いため代用しやすいといえますが、色がついてしまう点には注意しましょう。見た目を重視したいお菓子作りの際には、印象がかなり変わってしまうこともあります。栄養価の面では、カルシウムなどのミネラルが豊富であるというメリットがあります。

砂糖を切らしてしまった時には、慌てず代用品を活用しましょう。分量を間違わなければ、十分に代用として利用できる素材はあります。はちみつやみりん、黒砂糖を紹介しましたが、それぞれ砂糖と異なる特徴があるため、料理やお菓子作りの代用とする際には注意しましょう。

また、黒砂糖にはミネラル成分が豊富であるなど、代用品ならではのメリットもあります。それぞれの素材の特徴を理解し、自分なりのレシピを作ってみてはいかがでしょうか。