【アイロン】の代用品・アイデア3選！ドライヤーやフライパンも使える？

アイロンは、衣類のシワ取りをする便利な家電製品です。しかし、普段あまり使わない方の場合は、アイロンを購入することをためらっているケースも多いのではないでしょうか。アイロンは、他の身近な物品で十分に代用をすることが可能です。

アイロンの代用の方法を身に付けることは、普段あまりアイロンを使う機会が多くない方にとって特におすすめできます。ぜひ代用の方法を身に付けて、便利で簡単に衣類のシワ取りをしてみてはいかがでしょうか。アイロンのおすすめの代用品を3種類紹介します。

アイロンの代用品として、ドライヤーが利用できます。風呂上がりに髪の毛を乾かす普通のドライヤーで、十分にアイロンの代用の役割を果たせます。ドライヤーをアイロンの代用として使う場合には、まずシワ取りをしたい衣類をハンガーにかけてつるします。

シワが気になる箇所を少し水で濡らし、伸ばしながらドライヤーで温めます。シワがなくなって衣類が乾いたら、冷風を当ててシワ戻りを防いで完了です。衣類全体をきれいに伸ばすのには向きませんが、ピンポイントでシワが気になる箇所をきれいにするのに適しています。

調理器具のフライパンも、アイロンの代用として活用できます。フライパンを直接火にかけるか、熱湯を入れて本体を温めます。底の部分を使ってアイロンと同じようにシワを伸ばしていきます。小ぶりのフライパンの方が、細かい部分までシワ取りができるため適しています。

衣類に直接フライパンを当てることに抵抗がある場合は、当て布をするなどして対応しましょう。あるいは、アルミホイルを全体に巻き付ければ、当て布なしで衛生的に作業ができます。また、熱で衣類に張り付けるワッペンにも代用が可能です。

霧吹きも、アイロンの代用として活用できます。霧吹きをアイロンの代用として利用する場合は、とても簡単で熱を必要としないため、手軽で安全に作業ができます。シワを取りたい衣類をハンガーなどにかけてつるします。シワを取りたい個所に霧吹きで水をかけます。

衣類が濡れた状態で、シワの部分を適度に手でたたきながら伸ばします。そのあと渇くのを待てば、意外にきれいにシワが取れているのです。場所を取らず安全にシワ取りができるため、アイロンの代用を手軽に行いたい方におすすめです。

アイロンの代用品を考える前に、洗濯するときにシワが少なくなる方法も考えてみましょう。アイロンの代用以前に、アイロンがけが不要になって最初からきれいな仕上がりになります。シワができづらい衣類の洗い方を2つ紹介します。

洗濯機で衣類の洗濯をする際に、脱水時間を短くすると衣類のシワが少なくなります。実は、衣類のシワは脱水処理の時に発生することが多いと考えられています。脱水をするために衣類が絞られるため、シワがついてしまうのです。

わざと脱水時間を短くするなどして脱水の処理を少なくすることで、元々のシワの量を減らせます。また、衣類が水分を含んだ状態で天日干しにすることで、水分が重しとなりシワを伸ばす効果があります。しかし、脱水が不十分であるため乾きが遅くなる点には注意する必要があります。

衣類の洗濯を行う際に、洗濯ネットを活用することでもシワの量を減らせます。特に下着を洗濯ネットに入れることは大きな効果があります。下着やキャミソールなどの肩紐は、ネットに入れておかないと他の衣類と絡んでしまってシワを発生させる要因になります。

また、シワになりやすい素材の衣類も洗濯ネットに入れると効果があります。さらに、できるだけシワになりづらい素材の衣類を普段から選択するのもよいでしょう。アイロンの代用品を考える前に、最初からシワを発生させない工夫をしましょう。

アイロンの代用は、フライパンやドライヤーなど意外に身近なもので対応できます。アイロンの使用機会が少なく、購入するのがもったいないと思っている方は、ぜひ代用の方法をマスターして活用しましょう。また、シワの起こりづらい洗濯にも取り組んでみましょう。