【保存版】焼肉で役立つ牛肉の部位・特徴を解説!やわらかいのはどこの肉?

【保存版】焼肉で役立つ牛肉の部位・特徴を解説!やわらかいのはどこの肉?

牛肉にはさまざまな部位があり、部位によって特徴が違います。そんな牛肉の部位ごとの特徴をシンプルに楽しめるのが「焼肉」です。ただし焼肉用牛肉にはさまざまな部位があります。そこで焼肉で迷ったときに覚えておきたいおすすめ牛肉の部位を、特徴と併せてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.牛肉のおおまかな部位の名前
  2. 2.焼肉に人気のやわらかい牛肉の部位・特徴
  3. 3.高級な牛肉の部位・特徴
  4. 4.おすすめの内臓系牛肉の部位・特徴
  5. 5.牛肉のいろんな部位を食べてみよう!

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牛肉のおおまかな部位の名前

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「今日は贅沢に肉を食べる」と決めたときに真っ先に手が伸びるのが牛肉(Beef)ですが、食肉の中でも特に部位が細かく分かれているのが特徴で、どれを選んでよいかわかりにくいというケースも多いです。

基本的に焼肉料理に使う牛肉食材は、「定番部位」「高級部位」「内臓系部位」の3つに区分されます。スーパーなどで手に入る焼肉用部位は基本的に定番部位で、いわゆる焼肉用牛肉と呼ばれるものです。

とはいえ焼肉用牛肉にも種類がありますし、牛のどの部位にあたるかで部位の名前も違います。まず牛肉の部位は、首・顔周辺部位、肩・腕部位、胸部位、腰部位、もも・外もも部位、脚・おしり周辺部位に分かれます。

牛肉部位によって肉質の特徴が違いますし、1頭から少量しか取れない牛肉部位は「高級部位」または「希少部位」と区分するのが一般的です。

牛肉部位の中で定番部位とされるものには、牛肉ヒレ、牛肉リブロース、牛肉肩ロース、牛肉サーロイン、牛肉ランプなどがあります。いずれの部位も焼肉向け牛肉食材として人気ですし、ステーキ料理やすき焼き・しゃぶしゃぶ料理、カレー用牛肉としてもおすすめです。

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ステーキや焼肉で人気の部位・ランプは、ボリュームがあってもあっさりと食べられる牛肉部位として人気です。ランプはヒレやサーロインと並ぶ人気の牛肉部位ですが、ランプだからこそ楽しめる特徴があり、ステーキや焼肉以外にもおすすめの食べ方があります。

焼肉に人気のやわらかい牛肉の部位・特徴

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牛肉定番部位にはさまざまな部位があり、いずれの牛肉部位も焼肉料理におすすめです。とはいえ部位が変わると肉質が違います。焼肉料理向としておすすめ部位でも、やや硬め(しっかりと噛みごたえのある)な部位もあります。

牛1頭あたりからとれる量が多い「ハラ」と呼ばれる部位(牛肉マエバラ・牛肉ナカバラ・牛肉ソトバラ)は、焼肉向牛肉部位の定番です。

焼肉向部位として販売される際は正式な部位の名前ではなく別の名前で呼ぶことが一般的で、「カルビ」「バラ肉」「三角バラ」などの名前で呼ばれます。

いずれも焼肉向牛肉部位として人気ですが、どちらかというとしっかりとした噛み応えがおすすめの牛肉部位になります。そこでやわらかい牛肉の食感を焼肉料理楽しみたい時におすすめの部位を2点ご紹介しましょう。

ヒレ

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牛肉ヒレは全部位の中で最もやわらかい肉質をしているのが特徴で、女性や年配者におすすめです。脂肪が少ない牛肉部位でもあるので、焼肉料理にしてもさっぱりと食べられる点で人気があります。

サーロイン

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高級なイメージが強い牛肉サーロインは牛1頭から概ね10kgとれる部位で、高級ステーキ肉として人気ですが、焼肉料理向牛肉としてもおすすめです。

肉質の良さから高級品とされることが多いですが、赤身×脂のバランスが非常に良いので、焼肉料理にしてもやわらかく食べやすいのが人気の理由に挙げられます。

硬い部位とやわらかい部位の違い

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肉質のやわらかさから高級ギフトとしてもおすすめの牛肉サーロインですが、すべての牛肉サーロインがやわらかいというわけではありません。牛肉サーロインにも部位がありますから、どの部位にあたる牛肉サーロインかによって肉質・硬さが変わります。

基本的に中心に近いほどやわらかいのが牛肉の特徴です。そしてこの特徴は、牛肉サーロインにも当てはまります。そのため中心部位の牛肉サーロインは非常にやわらかいですが、外側部位の牛肉サーロインはやや硬めです。

高級な牛肉の部位・特徴

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特別な日やご褒美として牛焼肉を食べるなら、高級部位を堪能するのもおすすめです。スーパーではほとんど目にすることのない部位ですし、焼肉料理店であれば提供ができるというわけでもありません。

特に全体の中でも高級品としてランク付けされる牛肉部位は非常に希少価値が高く、専門店であっても提供できるケースは限られています。そんな希少な高級部位で焼肉料理を堪能するなら、おすすめしたい部位が2点あります。

みすじ

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焼肉料理でぜひ食べて欲しいのが、高級部位としても有名な「牛肉みすじ」です。牛のウデ肉ですが牛1頭からわずか1kg程度しかとれない希少な部位で、幻の部位と呼ばれることもあります。

骨の内側にあるので外側から見えにくいですが、見た目の美しさはもちろん、味の濃厚さや芳醇な香りも楽しめるので、シンプルに食べるのがおすすめです。

シャトーブリアン

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数ある牛肉部位の中でも最上ランクに位置する高級品がシャトーブリアンですが、やわらかくて食べやすいという点でも人気があります。シャトーブリアンは牛肉ヒレに区分されますが、牛肉ヒレの中でも中心に近いため非常にやわらかいのが特徴です。

赤身ではあるもののほとんど動かすことがない部位なので、分厚くカットして焼いても柔らかさが残っています。その上脂肪が少ないので、「やわらかいけどヘルシー」という点もおすすめです。

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おすすめの内臓系牛肉の部位・特徴

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牛肉メインの焼肉では、内臓系と呼ばれる牛肉部位も人気があります。内臓系の牛肉部位というと腹側にあるというイメージがありますが、牛肉部位の大きな枠でいうと顔周辺の牛肉部位にも内臓系に区分されるものが含まれます。

例えば焼肉料理で定番の牛肉部位・タンも牛肉部位では内臓系に区分されますし、頬にあたる牛肉部位・カシラも焼肉で人気の内臓系牛肉部位です。

とはいえやはり焼肉料理では「内臓系部位=ホルモン」のイメージが強いですし、網で焼くからこそ独特の食感と脂の甘みが楽しめるのも牛肉内臓系部位の特徴といえます。牛肉内臓系部位として定番の牛肉レバーは、栄養が豊富に含まれる牛肉部位としても有名です。

やわらかいので食べやすいですし、味が濃厚なので焼肉メニューとしても人気があります。同じくやわらかい牛肉部位として焼肉メニューでも人気の高い牛肉ハラミも、実は内臓系牛肉部位です。

横隔膜の一部ですが内臓系牛肉部位の中ではやわらかいので、内臓系牛肉部位が苦手な人でも食べられます。スーパーで購入するのは難しいですが焼肉専門店に行くと定番の牛肉サガリも、やわらかい内臓系牛肉部位です。

牛肉ハラミと同じく横隔膜の一部にあたり、見た目も内臓系牛肉部位に見えません。なお牛肉シビレも、焼肉専門店では人気がある内臓系牛肉部位です。

名前だけではイメージがわきにくい牛肉部位の1つですが、やわらかいのに内臓系特有の脂っぽさが気にならりません。そのため初心者にも食べやすいのが特徴といえます。

さらに牛肉レバーよりもなめらかな食感ですし焼肉料理として食べる際は好みの焼き加減で楽しめるので、焼き加減によって好みの具合に仕上げられる点もおすすめです。その他の内臓系牛肉部位は食感が硬めなので、好みが分かれます。

見た目もインパクトのある牛肉部位が多いですし、においも独特です。内臓系牛肉部位は比較的安く手に入りますが、珍しい内臓系牛肉部位は高級牛肉とされることもあります。なお同じ内臓部でも場所によって部位が異なる点は、内臓系牛肉部位でも共通しています。

そのため胃の内臓系でも場所によってセンマイ(第3胃)やギアラ(第4胃)のように区分されますし、希少部位×珍しい名前の組み合わせが多いのも内臓系牛肉部位の特徴です。

ミノ

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比較的手に入りやすい内臓系部位・牛肉ミノは、胃袋の一部になります。弾力があるため、こりこりとした食感が特徴です。比較的あっさりとしていますし癖もほとんどないので、内臓系初心者にも人気があります。

なお牛肉ミノでも上部に位置する部位は「上ミノ」といいます。上ミノも手頃な価格で楽しめる焼肉部位の1つですし通販でも人気商品ですから、お取り寄せをして自宅で楽しむのもおすすめです。

マルチョウ

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牛肉マルチョウは、内臓部の中でも人気が高いです。小腸にあたりますが、焼肉料理にする場合は裏返しにしてひと口大サイズにカットします。そのため丸い形に見える点が、見た目の特徴にあります。

脂がのっている部位でもあるので、内臓系部位ですが牛脂の旨味が堪能できます。しかも甘みのある脂なので、しっかりと焼くほどおいしくなる点もおすすめです。

小腸ですが非常にやわらかいです。そのため内臓系特有の食感が苦手という人でも食べやすいですし、ぷるぷるとした不思議な食感も人気があります。

ちなみに「コテッチャン」は牛肉マルチョウの別名です。他にもコプチャン・ヒモ・ソッチャンなどの名前で呼ばれることもあるので、別名を覚えておくのも良いでしょう。

牛肉のいろんな部位を食べてみよう!

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牛肉の焼肉向け部位は種類が非常に多いです。部位ごとにそれぞれ特徴が違いますし、聞きなれない名前も多く名前だけで食感や味のイメージがわかないこともあります。

そんな時は牛肉を定番部位・高級部位・内臓系部位に分け、それぞれにお気に入りの焼肉向け部位を2点ずつピックアップしておくと選ぶ際に便利です。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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