今更聞けないうな重のカロリー・糖質を徹底解説！ダイエット中でも食べられる？

高級な食事であるうな重は、今やスーパーやコンビニなどで手軽に購入できるようになりました。嬉しいことがあった時、ちょっと奮発してうな重でお祝いするという人も多いことでしょう。

ふわふわのうなぎの身に甘辛いタレがおいしいうな重ですが、カロリーや糖質がとても高いイメージです。実際にうな重のカロリーは高く、1人前を約433gとした場合に約923kcalもあります。糖質量についてはうな重1人前で約110.5gです。ダイエット中にはおいそれと手が出せません。

うな重となるとカロリーも糖質も高めになりますが、実はうなぎ自体の値はそこまで高くありません。うなぎの100gあたりのカロリーは約255kcal、糖質量は約0.3gです。特に糖質量については、食品全体の糖質量の平均が約18.5gなので、うなぎの値はずば抜けて低いことが分かります。

うな重のカロリーや糖質が高い理由は、タレとご飯にあります。1人前を約150gとした場合の白米のカロリーは約234kcal、糖質量は約55gです。うな重やうな丼といったメニューになった時、タレと白米が占めるカロリーや糖質量は全体の半分以上と言って良いでしょう。

うな丼は、うな重よりも比較的求めやすい値段が魅力です。うな丼はうな重よりも使用されているうなぎの量が少なく、うなぎ自体のランクも若干劣るとされています。しかしながら、うな重同様においしいことに変わりありません。

うな丼のカロリーは1人前で約571kcal、糖質量は約80.9gです。カロリーも糖質量も、うな重と比べて低くなります。これは、うな丼に使われるうなぎの量がうな重よりも少ないことが理由です。

どうしてもうなぎを食べたい、でもカロリーや糖質は少しでも抑えたい場合は、うな重よりもうな丼をチョイスすると良いでしょう。うな丼の方がお財布に優しいというメリットもあります。

うな重やうな丼のカロリーや糖質が高めになる理由は、白米にあるとご紹介しました。ならば、うなぎの蒲焼きならダイエット中でも躊躇することなく楽しめるのでしょうか？

うなぎの蒲焼きの1人前の目安は、約70gです。蒲焼き約70gのカロリーは約205kcal、糖質量は約2.2gになります。白米を除いた分、確かにうな重やうな丼と比べると低カロリー・低糖質です。蒲焼きのみを食べるならば、ダイエット中でも問題なく楽しめると言えそうです。

うなぎを使った人気メニューと言えば、白焼きもその1つです。タレが使われていない分ヘルシーな印象の白焼きですが、ダイエットに食べるうなぎ料理としてはあまり向いていません。蒲焼きは白焼きよりも焼く回数が多く落ちる脂の量も多いため、ダイエット中は蒲焼きを選びましょう！

結論から言うと、カロリーや糖質量が高めであるうな重はダイエット中にはおすすめできません。しかしながら、うなぎにはダイエットに効果的な栄養素が豊富に含まれています。うなぎに含まれるEPAやDHAには、血流を改善してコレステロールを減らす効果が期待大です。

うなぎにはビタミン類が豊富であり、中でもビタミンEには抗酸化作用が、ビタミンB1には糖質の代謝効果が期待できるとされています。さらには亜鉛や鉄分、カルシウム、コラーゲンやコエンザイムQ10なども豊富で、ダイエット中でなくても女性は積極的に摂りたい食品です。

ダイエット中は、なるべくならうなぎ単品で食べることをおすすめします。どうしてもうな重として食べたい場合は、ご飯の量を減らしていただくようにしましょう。タレの量も控えるとさらに効果的です。一緒にサラダをいただくことで栄養バランスが良くなり、腹持ちも良くなります。

食べた後は体を動かして摂取したカロリーを消費しましょう。有酸素運動が効果的です。栄養満点でおいしいうな重を、適度な運動と組み合わせてダイエット中でもおいしくいただきましょう！

うな重やうな丼は摂取するカロリーや糖質に気を付ければ、ダイエット中でもおいしく楽しめます。運動も根を詰めずに、1日に必要な摂取カロリーの目安を下回ることを意識すればOKです。おいしいうな重やうな丼、蒲焼きでスタミナをつけて、毎日を疲れ知らずでいきましょう！