札幌のうなぎは本当に美味しい!絶対食べたいおすすめの名店を厳選ご紹介

札幌のうなぎは本当に美味しい!絶対食べたいおすすめの名店を厳選ご紹介

北海道の札幌と言えば、海鮮好きな人は飛び上がって喜ぶだろう海の幸が山ほど集まっています。しかし川魚であるうなぎの名店も札幌にはたくさんあることをご存知ですか?かのミシュランにも掲載されているうなぎの名店から、札幌市民が愛すべき老舗までご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.札幌はおすすめできる「うなぎ店」は多い!
  2. 2.札幌でうなぎ「厳選の人気店」5選
  3. 3.札幌で鰻「ランチも人気」のお店3選
  4. 4.札幌でうなぎ「地元の人にも愛される名店」5選
  5. 5.「札幌市中央卸売市場」にあるうなぎの人気店
  6. 6.札幌で「かなりリーズナブルな穴場」のお店
  7. 7.札幌で「出前もしてくれる」うなぎの人気店2選
  8. 8.札幌で「美味しいうなぎ」の名店に出会おう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

札幌はおすすめできる「うなぎ店」は多い!

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広大な大地を持つ北海道は稲作や畑作、酪農や漁業などが盛んな土地です。その中でも札幌は北海道各地から美味しいものが新鮮な状態で集まってくるグルメの街です。ご当地グルメにはスープカレーや札幌ラーメン、ジンギスカンなどが有名です。

海の幸で代表的ないくらやウニが美味しいイメージがありますが、札幌は川魚であるうなぎの名店が多いことでも知られています。今回は札幌で本当に美味しいうなぎの名店やリーズナブルで美味しい人気のお店など幅広くご紹介しましょう!

札幌でうなぎ「厳選の人気店」5選

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札幌は北海道の政治や経済、文化の中心を担ってきました。多くの人がご存じなのが札幌市時計台でしょう。また北海道大学など歴史を感じさせる文化物も残っています。その札幌で本当に美味しいうなぎが食べられる人気店を厳選して5店ご覧ください。

うなぎ加茂川

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札幌でも少ないと言われる関西風うなぎをお客さんに提供しているのが「うなぎ加茂川」です。関西と関東のうなぎは開き方が関東「背」か関西「腹」かという違いもありますが、工程で「蒸し」があるかないかで大きく異なります。

うなぎ加茂川ではうなぎを開き、タレにつけながら何度もひっくり返して焼く関西風のうなぎの焼き方をとっています。最初に「蒸し」の工程が入るのは関東うなぎです。うなぎ加茂川はうなぎ専門店らしくご飯もののメニューは「うな重」「うな丼」「ひつまぶし」の3種類です。

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ここへ「白焼」「蒲焼」の竹と松があり、「肝串」ですべてのメニューとなります。うなぎ加茂川で扱っているうなぎは肉厚で、白焼は「タレにつけず焼いたうなぎ」なので、うなぎ本来の味を堪能できます。

ジューシーでぷりっぷり、肉厚の白焼はパリッとした皮目が香ばしく感じられます。またうなぎ加茂川のタレは比較的あっさりとしており、蒲焼やうな丼などのうなぎはそれほどべったりとせずに、さらりと食べられるのが特徴です。

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うなぎ自体に脂が乗っているため、タレが控えめでも口の中でじゅわっとうなぎがとろけ、タレと重厚なハーモニーを奏でてくれます。うなぎ加茂川のおすすめはひつまぶしということです。

ひつまぶしには作法があり、初めはうな丼のようにご飯とうなぎを一緒にいただき、次にうなぎとご飯を混ぜていただき、最後に添えてあるお茶をうなぎとご飯にかけてサラッと流し込みます。覚えておくと役に立つでしょう。

住所 北海道札幌市中央区大通西6丁目5-4 558山京ビル
電話番号 011-219-7001

札幌うなぎ料理専門店 うなぎのかど屋 氷雪の門

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続いては札幌の「すすきの」で昭和32年から創業しているうなぎの名店「札幌うなぎ料理専門店 うなぎのかど屋 氷雪の門」です。お店は外からも覗けるようになっており、職人さんが丁寧にうなぎを焼いている姿を見ることができます。

外へ流れ出した煙がお客さんをさらに呼び寄せているようです。札幌で知らない人はいないと言われるほどの人気の名店、うなぎのかどやの店内は、木の温もりあふれる自宅にいるかのような安心感を与えてくれます。

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うなぎのかど屋では「うな重」や「ひつまぶし」「中割丼」(うな丼に見えますが、ご飯とご飯の間にもうなぎが入っている)が人気ベストスリーです。さらにお弁当としてうなぎのかど屋のうなぎをテイクアウトすることもできます。

お米は粘りの強いお米をあえて硬めに炊いてご飯の存在感を出しています。うなぎはふんわりふっくら、皮目はパリリと焼き上げます。甘めタレと絡めたうなぎはご飯との相性抜群、お好みで山椒を振っていただきましょう。

土用の丑の日などは大変混雑する人気店ですから、札幌うなぎ料理専門店 うなぎのかど屋 氷雪の門も覚えておくとよいでしょう。

住所 北海道札幌市中央区南4西2丁目 わたなべビル1F
電話番号 011-531-1581

あら政

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「あら政」は、札幌で40年以上続く歴史を持つ地元で人気のお寿司屋さんです。高級感とカジュアル感をほどよく兼ね備えており、気軽に利用できるランチメニューも用意されています。あら政のうなぎは天然もののうなぎで、やはりぷりっぷりで美味しいと評判です。

皮パリッ身はふっくらと焼き上げた天然うなぎは、しっかりした弾力を残しつつ、口の中でほろりとほどけます。しっかりとタレに漬け込み焼いているので、多めに山椒を振りかけて食べるのがおすすめです。

うなぎ以外にもメニューが豊富!

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札幌のすすきのと円山のちょうど境目にあら政はあります。ご紹介したように札幌の人気お寿司屋さんということもあり、あら政では新鮮な魚介の握りを食べることができます。札幌市民の間では特にシャリが美味しいことで有名です。

あら政では減農薬の有機栽培コシヒカリを使っており、弾力を残した硬めの炊き方で歯ごたえも美味しいものにしています。大きすぎず小さすぎないシャリがネタとよく合います。ホタテはスイーツのように甘く、ボタンエビはねっとり甘くおすすめです。

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札幌で食べたいネタとしていくらも外せません。いくらもプチプチと口の中で弾け、新鮮さがうかがえます。その他、あら政では天ぷらや太巻きなどもお客さんに提供しています。また入荷したらふぐも調理してくれます。

天ぷらは季節のものがメインで、さっくりと揚げられます。さらに「贅沢巻」という太巻きには、カニやうに、いくらやたまご、とびっこなど、たっぷりの海の幸が巻き込まれ、一口頬張れば贅沢気分を味わえることでしょう。

住所 北海道札幌市中央区南六条西15-1-6
電話番号 011-561-8117

日本料理とらや

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札幌の関東うなぎで最もおすすめなのではとも囁かれるのが「日本料理とらや」です。誰もがご存知のミシュランで1つ星を2回とっている名店です。丁寧な仕事は札幌中に知れ渡り、施されたうなぎが物語っています。

懐石料理のお店で、ランチ営業、ディナー営業を行っています。また子供の100日のお祝いなどにもおすすめです。日本料理とらやは予約制の人気のお店なので、札幌市民でも早めにスケジュールを立てて予約をする必要があります。

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日ごろから提供されているのは和食の会席料理です。札幌市民が味わい、その誰もが「野菜が甘い」「野菜が美味しい」と言う、野菜をさまざまな趣向を凝らして食べさせてくれるお店です。

日本料理とらやでうなぎが提供されるのは7月から9月までの、うなぎが1番美味しい時期ですから、札幌で、ミシュラン1つ星のお店のうなぎが食べたいのなら7月から9月の間に予約をしましょう。

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外皮は極薄にパリッと焼き上げられ、中はとろけるようにねっちりしたうなぎは店主厳選のうなぎです。丁寧な仕事をされたうなぎはふちの部分まで美味しいです。蒲焼は辛めタレで、じゅわっと脂が甘いうなぎとのバランスをとっています。

ランチタイム限定メニューやお持ち帰りも!

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日本料理とらやではランチタイムも営業しており、ランチではランチにおすすめのうなぎコースを厳選して用意しています。日本料理とらやのうなぎは蒸すうなぎなので、蒸しに時間がかかるため、その間2品ほどの料理をいただいて待つことになります。

ランチタイム限定のメニューは2名から承っています。5000円で、料理2品と厳選うなぎ1尾丼、香の物とご飯、お味噌汁に甘味がつきます。プラス600円で厳選うなぎが厳選大きめのうなぎへ変わります。大きめうなぎも人気があります。

住所 北海道札幌市中央区大通西28-4-14
電話番号 011-611-7688

うなぎのなかやま

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札幌のすすきので美味しいうなぎを出している老舗のうなぎ屋さんです。昔懐かしい雰囲気の店内ではお馴染みの大将と女将が出迎えてくれるのが嬉しいです。カウンター、テーブルと小上がりの席があるお店はどの席でもうなぎの香ばしい煙を感じることができます。

「うなぎのなかやま」ではうなぎ料理の1つ、「うざく」や「う巻き」などとともにお酒を気軽に楽しむことができます。うざくとはうなぎをざく切りにし、キュウリなどとお酢で和えた酢の物です。さっぱりしつつ、うなぎがあと引く美味しさで夏におすすめです。

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こちらのうまきはうなぎがほんのり出汁の効いた厚焼き玉子に包まれています。出汁の優しい卵の甘みとうなぎの肉厚な重厚さがハーモニーを奏でるお酒のアテにおすすめの1品です。メインのうなぎが出てくるまで肝吸いとお漬物で待ちます。

うな重に使われているうなぎは宮崎県産とのことです。身はふっくら、皮目はパリリと薄く焼き上げられ、甘みの少ない辛め味付けの薄味です。滴るタレが染み渡ったご飯が硬めに炊かれているのもタレと非常に合っておりおすすめです。

嬉しい「予約」もできる!

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札幌すすきで予約ができる数少ないうなぎ屋さんが「うなぎのなかやま」です。「〇日〇時、〇人来店」というような予約を聞いてくれますから、確実にうなぎが食べたいときにはおすすめです。また女将さんは英語が流調なので、外国人観光客にもおすすめでしょう。

住所 北海道札幌市中央区南6条西5丁目1-2
電話番号 011-531-4225

札幌で鰻「ランチも人気」のお店3選

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まだ日の登るお昼から、贅沢にうなぎに舌鼓を打ちたい!札幌でおすすめのうなぎでランチができるお店を知りたい、そう思っている人も多いでしょう。ママ会や、女友達と気軽に、あるいは特別な日にランチタイムにうなぎで乾杯できるお店は札幌にあるのでしょうか。

ここからは美味しいうなぎの人気店、ランチタイムもおすすめの名店を3軒厳選してご紹介しましょう。

うなぎ仲じま

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少し気取った日のランチに、特別なお祝いの日のランチに、おすすめなのが「うなぎ仲じま」のうなぎです。札幌で比較的新しいうなぎの名店として知られており、ホテルマイステイズプレミア札幌パークの2階で営業しています。

いただけるうなぎは人気の「うな重」がおすすめです。お椀は肝吸い、うな重とともに運ばれます。蓋を外せば、香ばしい香りとしっかり脂の乗ったうなぎを見ることができます。

うなぎは薄く焼かれており、身はかなり柔らかいのが特徴です。タレは甘さは抑えられている、醤油の味をしっかり感じられるタレで、初めはそのままいただくのがおすすめです。半分まで食べ進めてから、柑橘系の香りのぶどう山椒を振っていただきましょう。

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ねっちりしたうなぎの脂をサラリと流す意味でも、薄味の肝吸いは心地よく、味のバランスの良いランチをいただくことができます。その他白焼きや蒲焼なども揃っています。

住所 北海道札幌市中央区南9条西2丁目2-10 ホテルマイステイズプレミア札幌パーク2階
電話番号 011-512-3533

うなぎの川幸

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札幌で美味しいうなぎランチを食べられる厳選店続いては「うなぎの川幸」です。店内が全て小上がり、靴を脱いで上がり、お店をぐるっと囲っているカウンターという少し変わった内装になっています。

うな重やうな丼が人気の、お手頃価格でうなぎが食べられる札幌でおすすめのお店です。薄くパリッと焼かれたうなぎは口に入れるとふわトロとしており、上品な脂がじゅわっとうなぎの身とともに溶けていくのが特徴です。

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うなぎの川幸の人気のうな丼は昆布の佃煮と錦糸卵でご飯を彩っており、そこへうなぎをぎっしり詰めています。全体的に味は薄めで、うなぎ本来の味を味わいたいと思っている人におすすめでしょう。

住所 北海道札幌市西区西野2条2丁目8-11
電話番号 011-663-7686

うな明

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札幌市民で知らない人はいない、特別なランチにもディナーにも使える名店が「うな明」です。とても美味しいうなぎを出すことで有名で、なおかつ幻のうなぎ「共水うなぎ」が食べられる厳選のお店として知られています。

「共水うなぎ」とは全国のうなぎ屋さんでも数軒しか食べられない幻のうなぎで、通常より長く飼育したり生け贄も四季によって変えるなど、天然うなぎとなんら変わりないとされる、厳選されたうなぎを言います。

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その厳選されたうなぎを期間限定で「うな明」はランチタイムやディナータイムに提供しています。もちろん予約必須です。肝吸いとお漬物がついたうな重がランチでは人気です。肝吸いは肝独特の臭さはなく、濃厚な旨味とほろ苦さがほど良いです。

肝心のうなぎは関東で修行された店主がパリっと薄く焼かれ、しかし中はしっとりふっくらとしており、タレは少々薄め、厳選されたうなぎのクリーミーな味わいを存分に味わえるようになっています。

うなぎは臭いから食べられないという人も、札幌の名店・うな明の厳選されたうなぎにはぜひご注目ください。

住所 北海道札幌市中央区北1条西27丁目3-1
電話番号 011-612-5777

札幌でうなぎ「地元の人にも愛される名店」5選

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札幌に住んでいると札幌の名産が見慣れたものになりますが、いつまで経っても変わらない美味しい味はすぐ傍にあります。そんな地元民が選ぶ札幌の美味しいうなぎの名店とはどこなのでしょうか?

札幌でも老舗のうなぎ屋と言われるうなぎ専門店から、ミシュラン1つ星に輝いた、一風変わったうなぎ料理を出す専門店まで、札幌市民が愛する名店を厳選してご覧いただきましょう!

うなぎの和田

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厳選した地元札幌民人気のお店が「うなぎの和田」です。札幌中心部であるすすきのから近くの好立地にあるうなぎの和田は、老舗のうなぎ屋で地元民に愛されている人気店です。連日待ち人が外にでき、予約の人でいっぱいになることがあります。

うなぎを外食すると、どうしても敷居が高いイメージが先行しますが、うなぎの和田は庶民的で入りやすいのが愛されている理由です。またタレの味が札幌でも老舗の不動の人気店として位置づけている理由でしょう。

フリー写真素材ぱくたそ

ぷりっとしたうなぎはしっかり肉厚で、焼きもしっかり入っており、弾力があるボリューミーなものです。照りが入っていますが、脂っぽくはなく、逆に引き締まった身をしているのが特徴です。照りは甘いタレによるものでしょう。

脂っぽくはなく、しかしぱさぱさもしていない、甘めダレでご飯が進む、お酒の肴や〆に贅沢使いできるうなぎです。うなぎの和田には一品メニューも多いので、お酒の〆にと人気があるのも頷けます。

住所 北海道札幌市中央区南7条西2丁目
電話番号 011-512-8272

名代 志んぼ

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続いて厳選したのはお弁当としてテイクアウトもできる「名代 志んぼ」のうなぎです。1934年札幌すすきので創業し、その後1967年現在地である「琴似」へ移り、およそ80年もの歴史が続く、地元の人々に愛されている札幌の老舗中の老舗うなぎの名店です。

名代 志んぼという名店は外観から趣があり、店内へ入りメニューを見れば白焼き、蒲焼、うな重と新子焼の4種類しかなく、さらにお値段が書いてありません。重厚な雰囲気のある、厳選されたうなぎ専門店という風格を漂わせています。

Photo byYujiMuraoka

焼き鳥メニューもありますから、せっかくなのでうなぎ専門店の焼き鳥を味わいつつ待つのがおすすめです。運ばれてくるうなぎの皮はパリッとしっとりの中間ほどで、焼き上げられたうなぎの芳しさはまだうなぎを頬張っていないのに頬が緩むほどです。

それもそのはず、名店・名代 志んぼのうなぎは土佐備長炭100%という炭にまで厳選してこだわって焼き上げられているため、とても香りが良いのです。そのためタレは炭火焼きの良い香りを損ねない程度の上品な味付けで、サラリとしています。

上質なうなぎの脂に上品なタレ、厳選された「焼き」に香り高い山椒が混じり合い、名店のうなぎの名にふさわしいひと時をもたらしてくれるでしょう。

住所 北海道札幌市西区琴似1条7丁目3-7
電話番号 011-641-6659

鰻二葉くにひら亭

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札幌の地元っ子に愛されている名店、うな丼やうな重、ひれ焼きなどが楽しめる「鰻二葉くにひら亭」をご紹介します。鰻二葉くにひら亭はオーソドックスな内装とBGMにジャズが流れるレトロモダンな雰囲気を併せ持ったうなぎ屋です。

それでいて札幌市民にイベントごとが起これば「うなぎを食べに行こう」と思わせてくれる老舗でもあります。昔懐かしいうなぎ屋のうなぎは皮がしっかり焼かれており、「蒸し」がかなり入っている、箸でつかめば崩れてしまいそうな柔らかさです。

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ほろりと口の中でほどける柔らかさとうなぎの甘み、旨味が、あっさり目のタレと相性抜群です。札幌では見慣れた光景ですが、テーブルには肝吸いと一緒に「おいダレ」のための丼タレも出されます。

「おいダレ」をしてもしつこさが舌に残らない甘さあっさりタイプのタレで、うなぎの旨味と甘みを堪能できます。肝吸いもお麩とおそうめんが入っていて美味しいと評判の名店です。

住所 北海道札幌市中央区南14条西11丁目1-1
電話番号 011-531-3234

活鰻

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札幌市民御用達、札幌でも数軒しかないと言われる関西うなぎを出しているお店が「活鰻」(いきうなぎ)です。札幌の地元民でも「予約は必須」と言わしめている人気のお店の1つです。うな重はもちろん、ひつまぶしも人気があるうなぎ屋です。

「蒸し」の工程がない直焼きのうなぎは皮はパリリとしっかり焼かれ、身はふっくら皮目はもっちりとしています。適度に脂の乗った弾力あるうなぎはあえて薄味のタレで、うなぎそのものの旨味とともにいただくのが美味しいでしょう。

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札幌で見慣れた光景の「おいダレ」も出されますが、薄味のまま食べても濃厚なうなぎの旨味を感じられるのでおすすめです。食感がぷりっぷりで歯ごたえが楽しい関西うなぎはけして硬いわけではなく、柔らかすぎず、子供から大人まで札幌市民を楽しませています。

住所 北海道札幌市厚別区厚別東2条4丁目11-27
電話番号 011-897-5757

うな亭わがつ

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昔すすきのの交番横に「うな亭」といううなぎ屋がありました。しかしうな亭は閉店し、その味を惜しんだ店主が一念発起して脱サラし、うな亭のタレを引き継いで開業したのが「うな亭わがつ」です。駐車場は2台分のスペースがあります。

店内は香ばしい炭火焼きの香りで満たされピアノの音色がBGMです。メニューにはワインも載っているのでワインとともにうなぎを味わうことができます。うなぎはタレが焦げるくらいにカリカリと焼かれていますが、身はふっくらと分厚くさっぱり柔らかく食べられます。

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タレは胡椒の甘みを感じるあっさり目で、おいダレをしても後味はさっぱりとしています。脂がたっぷり乗ったうなぎを使っていますが、炭火でしっかり余分な脂は飛ばされ、風味良く仕上がっています。ご飯は硬めに炊かれ、タレと一緒にいただくのにちょうど良いでしょう。

肝吸いも歯触りがフレッシュでみずみずしく、干しシイタケが香り高いです。山椒はテーブルの上に2種類用意されており、皮目のほうは黒い胡椒が、身は赤い自分で挽くタイプの胡椒がよく合っています。お好みで使い分けていただきましょう。

住所 北海道札幌市中央区北1条西22丁目1-14 ライラック表参道 1F
電話番号 011-644-1030

「札幌市中央卸売市場」にあるうなぎの人気店

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

「北の台所」とも呼ばれる札幌中央卸売市場は、築地市場と同じく新鮮な海産物や青果物をセリ落とす業者用マーケットです。「場内」と「場外」にわかれており、札幌市民や観光客が立ち寄れるのは場外になります。

札幌中央卸売市場はとっておきのグルメスポットとしても有名です。水揚げされたばかりの海鮮を使った海鮮丼にお寿司、フルーツなどを味わえます。また美味しいうなぎを食べられる場所もあります。ぜひ参考にしてみて下さい。

うなぎ屋 悠

Photo by Strolling

札幌中央卸売市場で本格的なうなぎを楽しめるのが「うなぎ屋 悠」です。うなぎ屋 悠では卸売市場へ来た人々へ、全国から厳選して仕入れた国産のうなぎを浅草で20年以上修行した店主がさばいて提供しています。

カウンターとテーブル席の揃ったお店で、うな重やうな丼はもちろん、白焼きや蒲焼、その他串焼きなどランナップは豊富です。お弁当としてテイクアウトも可能ですから、札幌中央卸売市場へ遊びに来た際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

住所 北海道札幌市中央区北11条西22丁目1-1 北町プラザ1階
電話番号 011-613-8889

札幌で「かなりリーズナブルな穴場」のお店

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年々うなぎが高騰し、外食でうなぎを食べようと思ってもなかなかお財布のことを考えて、一歩踏み出せない人も多いかと思います。しかし札幌では意外にリーズナブルな価格でうなぎが食べられる名店もあります。

美味しくて安いことで知られている、貴重なうなぎ屋を1軒ご紹介します。

千松屋カネセンさとう

Photo by Zengame

2017年にオープンしたばかりの「千松屋カネセンさとう」は、国産うなぎを250円から350円という安さで、その他お酒の肴などもリーズナブルな価格で楽しめるお店です。オープンカウンターはぶらりおひとり様がすぐに店主と打ち解けられる仕様です。

もちろんテーブル席もあり、メインはうなぎを串に刺して焼き上げた「うなぎ串」です。この「うなぎ串」は札幌ではあまり広まっていないため、より知ってほしいということで大衆価格でお客さんに提供されています。

Photo by kazuh

うなぎの他にもお酒の肴としてポテトサラダやハムカツなど、馴染みの名前がメニュー表を連ねていますから、気軽に一杯やって帰っていけるお店となっています。リーズナブルで、仲間とワイワイしながらうなぎを食べるのもまた一興でしょう。

住所 北海道札幌市中央区北1条西10丁目1-23
電話番号 011-252-2377

札幌で「出前もしてくれる」うなぎの人気店2選

Photo byk10legs

わざわざお店に足を運ばなくとも、美味しいうなぎをデリバリーできれば、自宅で気兼ねなくのんびりその味を楽しめることでしょう。札幌ではうなぎをわざわざ「出前」してくれるお店もあります。

今回2軒ご紹介しますが、どちらのお店も甲乙つけがたい美味しいうなぎを、お客さんに提供することで知られています。出前とは侮れない本格的なうなぎを食べたい方はぜひご覧下さい。

うなぎ蒲焼専門 うなぎ二葉

Photo by katsuma

創業以来こだわりのうなぎしか使っていない「うなぎ蒲焼専門 うなぎ二葉」ではうなぎの出前を頼むこともできます。備長炭の柔らかい火で皮目パリリと身はふっくらと焼き上げたうなぎは、初代より受け継がれている60年もののタレにつけられ香ばしさを増します。

60年もののうなぎの旨味が凝縮されたタレですが、くどくない甘さのスッキリタレで、うなぎの香ばしさと旨味を充分楽しめます。焦げがありつつも焦げすぎない焼き加減が絶妙です。ご飯も柔らかすぎず適度な硬さでタレとよく合います。

フリー写真素材ぱくたそ

肝吸いも丁寧な仕事をしたお陰で臭みなく、ぷりっとしたほのかに苦みを感じるクセになる味で、美味しくいただけます。うなぎ蒲焼専門 うなぎ二葉のうたい文句は「手間と時間が美味しい感動となる」です。

熟練の職人が手掛けたうなぎを頬張れば、その言葉の意味がよくわかるでしょう。出前は札幌市内各種お届けとなっていますが、往復30分以内が目安ですから注意が必要です。うな重や蒲焼、白焼き、肝吸いなどが出前の対象となっています。

住所 札幌市中央区南5条西7丁目3-2(仲通り南向き)
電話番号 011-511-1410

札幌のうなぎや

Photo by katsuma

最後にご紹介する、出前ができる札幌の名店は「札幌のうなぎや」です。パカリと蓋を開けるとその裏には「二葉」の刻印が見えますが、札幌のうなぎやは先ほどご紹介した「うなぎ蒲焼専門 うなぎ二葉」の暖簾わけのお店です。

北海道版ミシュランで1つ星を獲得しているとても美味しいうなぎ屋として、多くの札幌市民や全国のグルメファンに知られています。扱っているうなぎは天然うなぎで、その艶やかな照りに思わず食指が動きます。

Photo bycegoh

皮は極薄にパリッと焼かれ、しっかり蒸しが施されたうなぎは、持ち上げると崩れてしまいそうに柔らかくなっています。口に入れると肉厚で弾力がありつつ、上質な脂とともにふわっととろける仕事ぶりです。

タレはかなりあっさりとしており、追加で足してもくどくなりません。ご飯はやや柔らかめに炊かれ、タレがよく浸み込んで進みます。出前はうな重をはじめ、一品ものの蒲焼やうまき、肝吸いなどを扱っています。

住所 北海道札幌市北区北二十七条西16-4-10
電話番号 011-726-0355

札幌で「美味しいうなぎ」の名店に出会おう

Photo by *tomoth

夏になれば「スタミナ食」として、「土用の丑の日」にイベントごととして食べられるうなぎですが、札幌では絶品のうなぎ屋が勢ぞろいしています。「北の台所」札幌は新鮮な海鮮はもちろん、美味しいうなぎにも巡り合える場所です。

noko dtk
ライター

noko dtk

食べることが大好きでグルメ系の記事を書いています。レストランや居酒屋などの飲食系やスイーツ、自宅で楽しむグルメも。

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