室戸岬をドライブするなら押さえておきたい駐車場情報!周辺スポット情報も満載

室戸岬をドライブするなら押さえておきたい駐車場情報!周辺スポット情報も満載

高知県の東に位置する室戸岬へドライブをするのなら、無料で利用できる駐車場を知っておいて損はありません。室戸スカイラインでのドライブや遊歩道での自然散策の際に利用したい近場にある駐車場から、室戸岬の絶景スポットまでご紹介いたします。

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    記事の目次

    1. 1.室戸岬とは?
    2. 2.室戸岬の駐車場・観光情報
    3. 3.室戸岬のその他の観光スポット
    4. 4.室戸岬の絶景スポット
    5. 5.室戸岬のアクセス情報
    6. 6.室戸岬に行くなら駐車場を事前にチェック!

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    室戸岬とは?

    Photo byHolgi

    室戸岬といえば皆さんもご存じの観光地です。高知県の東に位置する室戸市、そこから太平洋に突き出るような形をしている岬で、1928年には国の名勝としても登録されています。

    室戸岬には室戸スカイラインというドライブコースも備わっています。途中にある駐車場を利用することで、室戸岬灯台や最御崎寺まで向かうことも出来るようになっていますので、休憩を兼ねて灯台まで気分転換の散歩も可能です。

    高知市から室戸岬までのアクセスルートはおよそ80kmと少々長いことや、フェリー・バスの減便等の影響か、昔からの景色をそのままにしているので、雄大な自然を味わうには絶好の場所となっています。

    大地の息吹を感じる観光名所

    Photo byshell_ghostcage

    室戸岬の岩場に近づいて見ると、岩に縞模様が入っていることが解ります。これはタービダイト層と言い、砂や泥が海底に降り積もり出来た地層模様です。水平に蓄積したものが回転して立ち上がり、縦向きの縞になっています。

    室戸岬にある岩には、ドライブ中にもその特徴的な姿を確認できるものも勿論あります。風雨の浸食により烏帽子のような形となった「エボシ岩」や、まるで鼻の高い天狗のように見えることからその名がついた「天狗岩」等、どれもユニークな名前が付けられています。

    フリー写真素材ぱくたそ

    地理的に冬場でも温暖な気候をしているので、亜熱帯植物である色鮮やかなハイビスカスや、縦横無尽に枝根を伸ばすアコウの木を目にすることが出来ます。特に、生命力をありありと見せつけるように雄大なアコウの木はパワースポットとしても有名です。

    ハイビスカスは室戸市街地から岬までの道沿いに植えられています。青い海の上に広がる晴天、その下に目をやれば鮮やかな葉の緑と花の赤という胸が躍るような景色を室戸岬灯台やドルフィンセンターまでのアクセス途中に見られるとあれば行かないわけにはいきません。

    室戸岬の駐車場・観光情報

    Photo byStockSnap

    見所満載の室戸岬へ行くのなら、車が必須になります。しかし、いくらドライブが好きとはいえずっと運転してばかりでは疲れてしまいますし灯台へ登ったり有名な美しい朝日を見ることも難しいです。

    そんな方々の為に、室戸岬灯台や室戸スカイライン周辺には利用できる駐車場がいくつもあります。長時間のドライブは事故にも繋がる恐れがありますので、各駐車場へのアクセスを憶えてスカイラインのドライブ休憩を上手くとるようにしましょう。

    室戸岬無料駐車場(中岡慎太郎像側)

    Photo byfill

    中岡慎太郎像のすぐ近くに無料で利用できる駐車場が備わっています。室戸市観光協会も近くにあるので、手荷物を預けて波打ち際まで行くことも出来ます。

    室戸市観光協会には室戸の交通や観光に関するパンフレットを置いてあるだけでなく、海洋深層水を使った商品や絵葉書など、お土産として喜ばれるものも並んでいます。室戸岬へドライブに来たついでに寄ってみるといいのではないでしょうか。

    住所 高知県室戸市室戸岬町6939-4
    電話番号 0887-22-0574

    中岡慎太郎像

    Photo by cotaro70s

    中岡慎太郎と言えば、坂本龍馬と共に薩長同盟の締結の立役者となった偉人の一人です。彼は土佐国安芸郡の庄屋の長男として誕生しました。尊王攘夷派として過激な活動を繰り返していたものの、八月十八日の政変により長州藩へ脱藩します。

    筑前藩と対馬藩の勤王派が薩長連合工作をしていた折、薩摩藩と懇意にしていた坂本龍馬と合流し、筑前藩が壊滅した後も薩長同盟のため奔走し、薩摩藩の西郷や長州藩の木戸らを説き伏せ同盟締結へと至ったのです。

    Photo byStockSnap

    陸援隊隊長としても活躍していましたが、大政奉還が行われた後、中岡慎太郎は坂本龍馬と同じく近江屋にて襲撃を受けます。重傷を負ってしまった中岡慎太郎は、わずか30歳という若さでこの世を去ることとなったのです。

    歴史を動かした土佐藩出身の人物として、室戸岬には中岡慎太郎の銅像が建てられています。実はこの中岡慎太郎像と桂浜に建てられている坂本龍馬像は、向かい合うように建てられているという浪漫が感じられる説もあります。

    住所 高知県室戸市室戸岬町6939-4
    電話番号 0887-22-5134

    遊歩道

    Photo byscottwebb

    中岡慎太郎像のすぐ近くから室戸青年大師像までおよそ2.6kmの乱礁遊歩道があります。こちらの遊歩道内ではアコウの木やはまゆうといった本州ではあまり見られない亜熱帯の植物を観察することが出来ます。

    また、この地は空海・弘法大使が修行をし、悟りを開いたと言われている御厨人窟や行水の池、また衆生の眼病を治したと言われる目洗いの池等謂れのあるスポットへのアクセスルートにもなっています。自然と歴史を同時に感じながら散歩してみてください。

    室戸岬無料駐車場(へんろ道側)

    Photo by chris_harber

    四国霊場第24番札所である最御崎寺まで続くへんろ道の近くにも無料で利用できる駐車場があります。このへんろ道はおよそ20分で通過できるので、国道55号線側から最御崎寺へ行くならこの駐車場を使うのが一番効率的です。

    室戸岬無料駐車場へのアクセスは、室戸スカイラインへは乗らず、国道55号線を室戸岬から徳島県方面へ向かうと左手に見えてきます。近くには水掛地蔵や一夜建立の岩屋がありますので、目印にしてみてください。

    あこう林

    Photo byY_Suzuki2

    へんろ道傍の駐車場近くにある遊歩道では、自生するアコウの木が林のようになっている様子を楽しみながら歩くことが出来ます。

    このアコウの木というのは絞め殺し木という、他の樹木や岩石にまとわりつくように成長する特徴を持っています。支えに絡みつくため、枝や根は大きく網状に広がり、その生命力を感じさせる見た目からパワースポットとして人気が出ています。

    最御崎寺バス駐車場

    フリー写真素材ぱくたそ

    最御崎寺よりほど近い場所にも駐車場があります。少し大きめの車でも十分駐車することのできるスペースがあり、家族やグループで訪れるなら使用したい場所です。

    最御崎寺は四国八十八か所のうち第24番札所として有名なお寺です。国指定重要文化財である石造り如意輪観音半跏像の他に、木造薬師如来坐像、木造月光菩薩立像などが宝物館に保管されています。

    また、弘法大師が虚空蔵求聞持報の苦行をしたと伝えられている「御厨人窟(みくろど)」に、修行中の弘法大師が星のような光を放ち、毒龍の妨げを防いだという伝説のある「明星石」など、最御崎寺には見所がたくさんあります。

    住所 高知県室戸市室戸岬町4058
    電話番号 0887-23-0024

    海の駅とろむ駐車場

    Photo bymibro

    室戸岬灯台からやや西北方面へと離れた場所に「海の駅とろむ」があります。海の駅とろむでは室戸で採れた新鮮な海鮮料理を提供してくれるレストランを併設しており、お昼の休憩にはもってこいの場所です。

    また海鮮、山のもの、お菓子類等を取り揃えている販売スペースもあるので、お土産を買い揃えたいという方にもおすすめの場所です。すぐ近くには「室戸ドルフィンセンター」もあり、ドルフィンセンターへ向かいたい方はこの駐車場を利用しましょう。

    住所 高知県室戸市室戸岬町6810-152
    電話番号 0887-22-2176

    室戸岬山頂展望台駐車場

    フリー写真素材ぱくたそ

    室戸スカイラインを上った場所にある駐車場は、室戸岬の先端からやや離れた位置にあります。それほど高い山ではないので上りやすいにもかかわらず、スカイライン山頂展望台へと行けば左右に海が臨める絶景スポットとなっています。

    室戸市に三か所存在している「恋人の聖地」の一つですので、恋人や夫婦で向かうのも良いでしょう。時期や時間帯によってはだるま朝日・だるま夕日も見ることが出来ます。

    室戸岬山頂展望台駐車場までのアクセスは、室戸スカイラインを数キロ上るとあります。他の駐車場と比較するとあまり知られていないため、混み合うことが少ないのも利点です。

    室戸岬のその他の観光スポット

    Photo bySplitShire

    さて、ここまで室戸岬周辺の無料で利用できる駐車場を紹介してまいりました。しかし、駐車場がわかっても室戸岬の魅力的なスポットがわからなければ、岬周辺やスカイラインをドライブするだけで終わってしまいます。

    室戸岬で自然の雄大さを感じられる場所や、家族で来てみたい場所、だるま朝日・だるま夕日といった有名な絶景ポイントといった魅力的な観光スポットと、そのアクセスルートやアクセス時間をご紹介いたします。

    室戸岬灯台

    Photo bylumix2004

    駐車場の説明の際にも何度か出てきている「室戸岬灯台」はやはり外せません。室戸へドライブとなればこの灯台を目安に来られる方もいるのではないでしょうか。

    灯台というと海のイメージが強いですが、室戸岬灯台は山の上に建てられています。その為、アクセスの際には国道55号線ではなく室戸スカイラインを登り、駐車場に車を停め徒歩五分ほど歩くというアクセスルートとなっています。

    恋人の聖地とも言われており、毎年11月頃には室戸岬灯台の内部を一部一般公開してくれる「灯台まつり」も開かれています。山の上なので朝日、夕日も美しく見えます。室戸岬に行くのなら是非室戸岬灯台までドライブをしてみませんか。

    住所 高知県室戸市室戸岬町6939
    電話番号 0887-22-0574

    エボシ岩・ビシャゴ岩

    Photo bycocoparisienne

    「エボシ岩」と「ビシャゴ岩」はどちらも室戸青年大師像付近の遊歩道で見ることが出来る、海底の隆起や水風による浸食を受けて出来上がった奇石です。

    エボシ岩は平安貴族等が被っていた烏帽子に形が似ているというところから、ビシャゴ岩はかつて存在していた「おさご」という美女が投身自殺を図った伝説からその名がつけられています。

    エボシ岩・ビシャゴ岩へのアクセスは、車で来られている方なら室戸岬無料駐車場(へんろ道側)に車を停め、遊歩道を約10分ほど東北方面へ歩いていくと目にすることが出来ますので、壮大な時間をかけて出来上がった自然の芸術を是非楽しんでください。

    室戸ドルフィンセンター

    Photo by sekido

    「室戸ドルフィンセンター」は、海の駅とろむのすぐ近くにある施設です。現在4頭のイルカを飼育しており、様々なプログラムをそのイルカたちと楽しむことが出来ます。

    プログラムには5種類存在しています。自由に遊ぶイルカを目の前で見ることが出来る「ハロードルフィン」、イルカに触れられる「ドルフィンタッチ」、実際イルカへとサインを出し、イルカとのコミュニケーションが楽しめる「トレーナー体験」等様々です。

    Photo byzenitmkt

    なかでもウェットスーツを着てイルカの傍を泳ぐことが出来る「ドルフィンスイム」はとても人気のあるプログラムで、こちらを目当てにドルフィンセンターを訪れる方も多く居ます。夏休みの思い出作りとして、子連れの方が体験することが多いです。

    室戸ドルフィンセンターへのアクセスは、海の駅とろむとおおよそ同じです。高知市方面から訪れる場合、国道55号線を下っていくと室戸警察署を過ぎますので、案内看板に添って右折するとすぐにあります。

    住所 高知県室戸市室戸岬町字鯨浜6810-162
    電話番号 0887-22-1245

    シレストむろと

    フリー写真素材ぱくたそ

    「シレストむろと」は、室戸岬の徳島県側にあります海洋深層水を利用している健康増進施設です。温水プールや露天風呂、外気浴ホットタブ、フィンランドサウナ、足湯など本格的な施設を完備しています。

    ご家族で来られる方はもちろん、友人やカップルで来ても十分楽しめます。また、お遍路パックというお風呂とおにぎり弁当、海洋深層水がついて700円というお得なプランもあるので四国巡りの休憩にはもってこいの場所です。

    Photo bySocialButterflyMMG

    施設内のレストランでは、高知の地場食材をふんだんに使ったかつおの塩タタキ定食や四万十豚のとんかつ定食などがいただけます。宴会も受け付けているので、忘年会や新年会、同窓会などで利用してみてください。

    シレストむろとまでのアクセスは高知龍馬空港から車で約90分、JR高知駅からは車で約120分ですのでドライブとリフレッシュを兼ねてゆったりとした時間を過ごしてください。シャトルバスも運行していますので、車でのアクセスが難しい方でも安心です。

    住所 高知県室戸市室戸岬町3795-1
    電話番号 0887-22-6610

    室戸岬の絶景スポット

    Photo byQuangpraha

    ここからは室戸岬に来たなら行ってみたい絶景スポットとして、室戸世界ジオパークやだるま朝日・だるま夕日をご紹介いたします。朝日や夕日を見る場合、時間帯はもちろん季節も重要ですので、参考にしてみてください。

    室戸世界ジオパーク

    フリー写真素材ぱくたそ

    「室戸世界ジオパーク」とは、室戸で見ることが出来る自然の魅力を実感できる場所です。室戸の地形には地球の動きがよく分かる場所が多くあり、また、そのような場所で人々がどのように暮らしてきたのかを知ることが出来ます。

    Photo by IbaGeo

    室戸世界ジオパークでは羽根、吉良川、室戸、佐喜浜、室戸岬と5つの地域に分けて地質や地形、文化、動植物などの見所を紹介してくれます。観察モデルコースも公式サイトで紹介されています。どのコースでも楽しみ方が分かりやすくおすすめです。

    室戸世界ジオパークではツアー体験プログラムも充実しています。地元のガイドさんが室戸市全体に広がるジオパークの見所を紹介してくれるので、自然歩きの初心者さんにはいいのではないでしょうか。

    住所 高知県室戸市室戸岬町1810-2
    電話番号 0887-22-5161

    だるま朝日・だるま夕日

    Photo by honan4108

    「だるま朝日・だるま夕日」というのは、水平線に朝日や夕日がまるでだるまのように浮かび上がって見える蜃気楼現象の一種で、「オメガサン」とも言われています。だるま朝日は条件が整っている中四国で見られることが多く、室戸岬の朝日と夕日もその一つです。

    室戸岬の先端から西側では、秋分の日から春分の日頃に朝日が昇る時間帯、水平線を臨める場所にてみることが出来ます。

    また、東側では9月末から3月中頃までだるま夕日を見ることが出来ます。しかし、東側は場所によって見ることのできる期間が少しずつ異なっています。室戸市観光協会で公開されているだるま太陽スポット一覧にて詳しい日を知ることが出来ます。

    室戸岬のアクセス情報

    フリー写真素材ぱくたそ

    室戸岬までのアクセスは、四国に入ってからは車での移動が主となります。県外から来られる場合、高速バスや飛行機で徳島県か高知県へと入り、そこからレンタカーを借りると便利です。

    ドライブなら室戸スカイラインがおすすめ!

    フリー写真素材ぱくたそ

    マイカーでもレンタカーでも、車で訪れる際にはぜひ室戸スカイラインを通ってみてください。山頂まで一気に駆け上がり、最御崎寺や室戸岬灯台をゆっくりと見て回りましょう。

    そこからまた同じ道で降り、室戸岬の先端へと向かえば広大な海を臨むことになります。心安らぐような自然を、山と海の両方楽しむなら室戸スカイラインは必至です。

    室戸岬に行くなら駐車場を事前にチェック!

    Photo by darkensiva

    室戸岬の見所や駐車場を紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか。観光へ行くのに車を持て余して楽しめなかったということが無いよう、こちらを参考にして室戸岬を十二分に楽しんでいただけると幸いです。

    藍田かなた
    ライター

    藍田かなた

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