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酸辣湯麺(スーラータンメン)ってどんな料理?
さて酸辣湯麺とはどのような料理でしょうか。酸辣湯の読み方はスーラータンもしくはサンラータンで、中国湘南地方の料理で四川料理としても知られています。酸辣湯は酢・唐辛子・胡椒の辛みと香味を利かせたスープのことで、酸辣湯麺はそこへ茹でた麺を加えた麺料理です。
酸辣湯麺は酢の酸味と胡椒の辛みが食欲を刺激しやみつきになる美味しさです。中華のお店はもちろんインスタント麺にも登場しています。酸辣湯麺は寒い冬には体が温まりますし、暑い夏の食欲のない時にもサラリと食べられるということで大変人気があります。
今回は酸辣湯麺を自分で上手に作ってみるための激ウマレシピのご紹介です。またインスタント麺を使った簡単アレンジもできますので、是非一度とても美味しい酸辣湯麺を作ってみましょう。
酸味豊かな辛みのあるスープと豊富な具材が特徴
酸辣湯麺の特徴はまず酢・唐辛子・胡椒がよく効いているという点です。酸っぱさと辛み・香味のバランスがとてもよく、特に胡椒の存在感をなくさないようにすることがコツです。またお酢の風味を逃さないように入れるタイミングを計算することも重要です。
また酸辣湯麺の特徴は具だくさんだという点です。本場の四川ではタケノコやナマコなども入り栄養満点の料理です。酸辣湯麺の汁にはとろみがついていて溶き卵が入っているのも特徴です。
健康効果も期待できる?
酸辣湯麺にはたくさんの食材に加えて酢や胡椒がたっぷり入っていますので、食欲のない時や夏バテにぴったりです。またとろみの付いたスープは寒い時期には体を温めるのにおすすめです。
酸辣湯麺に入っているお酢は疲労回復や腸内環境を整えるのに役立ちます。さらに酸辣湯麺には胡椒や唐辛子のような香辛料がたっぷりと入っていますので、代謝を上げ脂肪燃焼効果もあります。その上、酸辣湯麺は卵・豆腐・お肉などのたんぱく質を沢山摂ることができます。
簡単!基本の酸辣湯麺のレシピ
それではまずは基本の酸辣湯麺のレシピをご紹介します。自分で作ることが難しいように見える酸辣湯麺でも、とても簡単に作ることができますので是非基本をマスターしましょう。
お一人暮らしの方でも具だくさんの酸辣湯麺を簡単に作ることができるなら、一品で栄養豊かで美味しい食事をすることができるのでおすすめです。また基本の作り方を知っているなら応用もしやすくなります。是非習得してみてください。
まず酸辣湯麺の具材を準備しましょう。豚こま切れ肉・長ネギ・しいたけ・タケノコの水煮はそれぞれ細切りにします。酸辣湯麺の具材は他にもお好きな物を入れることができますが、すべて大きさを合わせて細切りにします。中華麺は茹でてザルに上げておきます。
フライパンにごま油を熱し豚肉を入れて炒めます。肉の色が変わったら他の具材を入れ鶏がらスープを入れます。酒・しょうゆを加えてひと煮立ちしたらアクを取り長ネギを入れ塩・胡椒で味付けします。水溶き片栗粉を加えて煮立たせとろみをつけます。
溶き卵を回し入れふんわりしてきたらお酢を入れます。最後に麺を盛りつけ酸辣湯麺の汁をかけます。ラー油をかけお好みでさらに胡椒やパクチーを飾り完成です。コツはスープにとろみがついてから溶き卵を入れる事とお酢を入れてからあまり煮立たせないことです。
プロも唸る!本格的な酸辣湯麺のレシピ
さて中華料理のプロは酸辣湯麺をどのように作っておられるのでしょうか。基本の作り方は同じですが、酸辣湯麺を作る際のポイントとコツを抑えるとプロもびっくりするような絶品酸辣湯麺が出来上がりますので、是非プロから学びましょう。
酸辣湯麺の具材として豚肉の代わりにスライスロースハムと茹でた鶏肉を使う方もいらっしゃいます。またキクラゲのコリコリした食感もよく合います。さらに木綿豆腐を入れると本格的な酸辣湯になります。いずれにしてもどの食材も大きさをできるだけ合わせ細切りにします。
食材の大きさを合わせることにより麺と絡みやすくなり、麺とともに具材も持ち上げることができます。まずフライパンでお湯を沸かし鶏がらスープの素・塩・胡椒を入れてから具の材料を入れます。
プロの方が伝授する酸辣湯麺のポイントはここで胡椒をよく効かせておくこととグツグツ沸かさないことです。汁が濁ってしまうのを避けるためです。豆腐以外の具材を入れ、沸いてきたらアクを取ります。それから豆腐を崩さないようにそっと入れます。
豆腐を入れると薄まりますので、豆腐を入れてから味見しましょう。ここでは濃いと感じるくらいの味付けがポイントです。1:1の割合で混ぜ合わせた水溶き片栗粉をゆっくり混ぜながら入れていきます。とろみがついたら溶き卵を流し入れます。最後にお酢を入れます。
お酢を入れてからはあまり沸騰させず風味が飛ばないように気を付けてください。火を止めてもとろみがついているため冷めにくくなっていますのでその間に麺を茹でます。
プロ直伝のポイントは、麺は太麺は避けた方が良いという点です。細麺の方がスープとなじみやすく美味しい酸辣湯麺が出来上がります。みじん切りにした白ネギとお好みでパクチーを置きラー油をたっぷりかけたら酸辣湯麺の完成です。
インスタント麺で!酸辣湯麺のアレンジレシピ
それではここからは簡単に作ることができる酸辣湯麺アレンジをご紹介します。酸辣湯麺は中華麺を使うとより美味しく出来上がるのですが、インスタント麺でも十分美味しいアレンジができます。とても簡単なアレンジばかりですので是非挑戦してください。
簡単!サッポロ一番で酸辣湯麺
まず初めにご紹介する酸辣湯麺は、お馴染みのサッポロ一番のインスタント麺を使うアレンジです。最近ではインスタント麺を常備されている方も増えていますので是非ローリングストックに役立ててください。ここで使用するのはしょうゆラーメンです。
お好きな野菜を細切りにします。ニラやシイタケなどがよく合います。お鍋に分量の水を沸騰させ麺と野菜を入れて茹でます。2分茹でたら麺だけ取り出し器に盛り付けておきます。残った汁にサッポロ一番の付属の粉末スープともずく酢を入れます。
沸騰したら水溶き片栗粉でとろみをつけ溶き卵を入れます。麺の上にかけお好みでラー油と胡椒をかけて出来上がりです。この酸辣湯麺はもずく酢を使うところがポイントです。
豆板醤で酸辣湯麺
続いてご紹介する酸辣湯麺は豆板醤を使って辛みを出す方法です。インスタント麺はしょうゆラーメンを準備します。まずフライパンにごま油を引きみじん切りニンニクを炒め香りを出します。そこへ豆板醤と牛肉の切り落としを入れて強火で炒めます。
レタスを手でちぎりながら入れ、しんなりするまで炒めます。水・粉末スープ・お酢を入れ塩こしょうで味を整えます。水溶き片栗粉でとろみをつけて溶き卵を回し入れます。別鍋でインスタント麺を茹でて器に盛り付け、酸辣湯麺の汁をかけて完成です。
この酸辣湯麺の辛みは豆板醤でつけることができ、野菜も切らずに加えることができるのでとても簡単です。いつものインスタント麺の味変におすすめです。
暑い時におすすめ!冷たい酸辣湯麺
最後にご紹介する酸辣湯麺は、暑い時にぴったりの冷たい酸辣湯麺です。冷たい酸辣湯麺の場合はあらかじめ汁を作って冷やしておきましょう。まず水400㏄を沸かし塩・鶏がらスープの素・ブラックペッパーを入れアクを取って冷やしておきます。
冷たい酸辣湯麺で使う野菜はくし切りにしたトマト・スライスしたアボカド・キクラゲがおすすめです。バジルやパクチーがあれば刻んでおきます。まずフライパンに多めの油を温め、スクランブルエッグを作りボウルに取り出しておきます。続いて豚ひき肉を塩こしょうで炒め取り出します。
キクラゲも炒めてボウルに移し、唐辛子とすりおろしニンニクを入れます。トマトとアボカド・香草を入れ、塩・ごま油を追加しさっくりと混ぜ合わせます。冷やしておいたスープにレモン果汁とお酢を入れお好みの酸味にします。レモン汁が全体を爽やかにさっぱりと仕上げてくれます。
麺を柔らかめに茹で氷水でしめ良く絞っておきます。器に盛りつけ冷たいスープを注ぎます。先ほど和えておいた具をバランスよく乗せラー油を回しかけたら完成です。
肉味噌は前もって作り置きしておくととても便利です。塩こしょうで炒めるだけでも良いのですが、豚ひき肉を醤油と甜麺醤で炒めたものを作っておくとさらに美味しく仕上がります。また麵はインスタント麺でもいいですし、素麵や春雨もとても美味しくおすすめです。
自分好みで酢や辛さの調節を!酸辣湯麺を作ってみよう
絶品酸辣湯麺の作り方のご紹介はいかがでしたでしょうか。基本の作り方をマスターしておけば、美味しくアレンジしてさらにワンランク上の酸辣湯麺が出来上がります。是非酸味や辛みを自由に調節して自分好みの酸辣湯麺を作ってみましょう。