実は簡単にできる桃ジャムの作り方を伝授！缶詰タイプでもOK？

何かと食べる機会が多いジャム、中でも桃はすぐに食べないと傷みやすいという理由からジャムがおすすめとされています。パンやクッキーなどに乗せたり、ヨーグルトにかけたりして美味しく食べることができます。

そんな桃はなかなか手に入りづらいフルーツのひとつで、ジャムにするのは難しいというイメージがついてしまっています。しかし、実は簡単に桃ジャムを手作りすることができます。本記事では、桃ジャムの簡単な作り方を伝授していきます！

電子レンジや缶詰など、桃ジャムを簡単に作れるレシピをまとめました。また、砂糖を使わないヘルシーレシピもご紹介しますので、カロリーが気になる人は参考にしてください。本記事でご紹介する簡単レシピは、全て約200gの分量でお届けします。

桃ジャムの簡単な作り方をご紹介する前に、まずはジャムとはどんなものなのか説明していきます。ジャムの基本的な材料や保存方法などを交えてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもジャムは、昔から食べられていた食べ物です。食べきれなかったフルーツを保存するために作られていたようで、生活の知恵として食べられていました。昔から食べられていたジャムは、フルーツと砂糖、酸類があれば作ることができます。

その他に鍋と耐熱対応の密閉容器、木べらが必要となっています。ジャムの基本的な材料は昔から変わらないようで、今もなおフルーツや砂糖、酸類などを使い作られています。

基本の材料ですので、手作りジャムを作りたい方はぜひとも覚えておきましょう。本記事でご紹介する簡単レシピも、フルーツと砂糖、酸類がベースになっています。材料の分量などによって、味や口当たりが異なるのでオリジナルなジャムを作ることができます。

ジャムを手作りしたら、気をつけなければならないことが保存方法です。手作りジャムを保存する時は、密閉容器を使用することがほとんどです。どんな手作りジャムも密閉容器でしっかりと保存すれば、長持ちするのかと言ったらそうではありません。

実は手作りジャムは、糖度によって保存期間が異なります。糖度とはフルーツと砂糖の割合によって保存期間が変わると言われています。ジャムの糖度は高ければ高いほど保存期間は長くなり、低ければ低いほど保存期間は短くなるようです。

フルーツの種類によっても多少異なるので、様子をみながら保存してみましょう。基本的にはフルーツと砂糖の割合を考えながら、手作りジャムを保存してみてください。

まずは、電子レンジで作る桃ジャムの簡単な作り方からご紹介していきます！基本的に桃ジャムは鍋で弱火でコトコト煮て作りますが、電子レンジでも簡単に作ることができます。鍋で煮る作り方とも変わらないくらいおいしい桃ジャムとなっていますので、一度試しに作ってみましょう。

電子レンジで作る簡単桃ジャムは、スッキリとした後味が美味しい一品となっています。桃の香りがふんわりとし、病みつきな味わいが癖になることでしょう。パンの上に乗せても美味しいですが、パンケーキやワッフルにトッピングしても絶品です。

何かと色々と使える桃ジャムとなっています。色々な料理に桃ジャムを乗せて、自分なりの食べ方を見つけてみましょう。毎日でも飽きることのない桃ジャムです。

電子レンジで作る簡単桃ジャムに必要な材料は、桃1個に砂糖200g、ポッカレモン大さじ1となっています。桃はだいたい500gあるとちょうど良いので、ご自由に調節しください。また、桃の種類は桜桃でも白桃でもOKです。色々な桃で作れば、また違った味わいが楽しめます。

まずは、桃の下処理からします。桃を水洗いしたら、皮をむいて適当な大きさにカットしてください。後で電子レンジで煮てしまうので、適当にカットしてOKです。桃の下処理が終わったら、耐熱容器に先ほどカットした桃と砂糖、ポッカレモンを入れてざっくりと混ぜ合わせてください。

桃全体に砂糖やポッカレモンが絡まったら、ラップをせずに電子レンジで約5分ほど加熱してください。加熱し終えたら一旦取り出し、アクを取り全体を混ぜ合わせましょう。全体にとろみが出るまで電子レンジでの加熱と、取り出して混ぜ合わせる作業を繰り返してください。

加熱時間も、その時の桃の状態に合わせて変更してみましょう。粗熱をしっかりと取り冷やしたら、電子レンジで作る簡単桃ジャムのできあがりです。

続いては、砂糖を一切使わない簡単桃ジャムの作り方です。フルーツのジャムを作る時は、砂糖が必須となっていますが、実は使わなくてもおいしいジャムはできあがります。ただし通常の桃ジャムよりさらさらとしたジャムに仕上がるので、パンの上に乗せて食べるのは大変かも知れません。

また、通常の桃ジャムより甘さがかなり控えめになっています。健康志向の方やダイエット中の方でも、罪悪感なしで食べることができます。桃の甘さだけを上品に使用した、おいしい桃ジャムです。作り方も簡単ですので、おうち時間を活用して砂糖不使用の桃ジャムを作ってみましょう。

砂糖を一切使わない簡単桃ジャムに必要な材料は、桃1個にレモン小さじ2、ラム酒大さじ1/2となっています。ラム酒は香り付けとして使用するため、なかったら入れなくてもOKです。また、レモンは皮がついたものでなくても、レモン汁だけでも大丈夫となっています。

まずは、桃の下処理からしていきましょう。電子レンジで作る簡単桃ジャムと同様に、桃をきれいに洗い皮をむいて適当な大きさにカットしてみてください。

次にレモンを半分にカットし、絞り小さじ2の量を用意しましょう。皮をむいてから絞ると、レモンの独特な苦味が入らずあっさりとした桃ジャムに仕上がります。鍋に先ほどカットした桃とレモン汁、あるのであればラム酒を入れて弱火にかけましょう。

時折様子をみながら、全体を混ぜ合わせてください。軽く桃を潰しながら混ぜれば、滑らかな口当たりの桃ジャムになります。焦げないようにコトコトと煮込んだら、砂糖を一切使わない簡単桃ジャムのできあがりです。

最後にご紹介するのは、桃の缶詰を使用した桃ジャムの作り方です。りんごやみかんと違って桃は、手軽に手に入るフルーツではありません。そんな時に便利なのが、缶詰です。一年中一定の値段で安く購入することができます。缶詰の桃はすでに甘いので、砂糖の量は少なくして作れます。

今すぐに桃ジャムが手作りしたくなったら、桃の缶詰で作ってみましょう。味や口当たりは、生の桃で作るジャムとそんなに変わりありません。パンやパンケーキ、ヨーグルトなどに乗せて食べてみてください。

さっぱりとした味わいですので、アイスクリームやアロエなどと食べ合わせてもおすすめです。この上ない美味しい桃ジャムに仕上がっています。

桃の缶詰を使用した桃ジャムに必要な材料は、桃の缶詰1缶にグラニュー糖大さじ2、ポッカレモン小さじ2となっています。通常の桃ジャムと似たような材料で作れるので、おうち時間を利用してチャレンジしてみましょう。

まずは、桃の缶詰を細かくみじん切りにカットしてください。生の桃を使うと皮を剥いたりする手間が必要ですが、そんなこともなく作れます。鍋に先ほどカットした缶詰の桃とグラニュー糖、ポッカレモンを入れて弱火にかけてください。

缶詰の汁は使わないので、他の料理に使ってください。そして、時折鍋の様子をみながら、全体を混ぜ合わせましょう。全体を軽く混ぜ合わせながら、とろみが出るまで煮込んでください。あとは粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしたら桃の缶詰を使用した桃ジャムのできあがりです。

本記事では、桃ジャムの簡単な作り方を伝授していきました！おうちで手作りするのは面倒なイメージの強い桃ジャムですが、電子レンジや缶詰を使うことで簡単に作ることが可能です。また、砂糖を一切使わないヘルシーな桃ジャムも簡単な作り方となっていますので、参考にしてください。

手作りの桃ジャムを保存する時は、消毒した密閉容器がおすすめとなっています。保存方法をしっかりと考えながら、おいしい桃ジャムを手作りして食事を華やかにしましょう。