実食！カカオ香る奥行きのある味わい！ファミマ「ベイクド・ザッハトルテ」

ファミリーマートから新発売された「ベイクド・ザッハトルテ」（税込み178円）は、ケンズカフェ東京の氏家シェフと一緒に作った焼き菓子。

氏家シェフが監修したBean to Bar Chocolate（ビーントゥバーチョコレート）『エクアドルスペシャル』を使用したシリーズのひとつです。

『エクアドルスペシャル』のシリーズは、これまでに「濃厚ショコラエクレール」や「メルティショコラ」などを発売し、コンビニで本格的なチョコレートを味わえると好評を博してきました。

Bean to Bar Chocolateとは、カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して作るというもの。こだわり抜いて作られたチョコレートは薫り高く、お砂糖少なめでも十分おいしいのが特徴。

実はファミマでは、2021年1月にもチルドスイーツの「ザッハトルテ」を発売。今回はベーカリーコーナーで菓子パンとして帰ってきました！しっとりとしたチョコレート生地で、チョコクリームとアプリコットジャムを包んで焼き上げた一品。

丸く焼き上げたチョコレート生地にシュガーコーティングがかかっています。高さがあり、ボトム部分は少し色が違って2層になっているようです。

半分に切ってみると、ぎっしりつまったチョコ生地の中には、とろりとしたアプリコットジャム。ザッハトルテには欠かせない素材です。

ぱくっと一口。ほろほろっと崩れるチョコレート生地は、カカオの深い風味が口の中に広がり、菓子パンとは思えない上品な味わいに驚きです。これが200円以下で買えるなんて。

ブラウニーのような生地の甘さはひかえめで、ビターテイスト。シュガーコーティングの甘さとシャリっと感が変化を与えてくれます。

中のアプリコットジャムは、甘さとフルーティな風味が良いアクセント。量が少なめなので自己主張せず、チョコの味を邪魔しないのがGood！

チョコクリームは、まろやかな口あたりのミルクチョコレート。こちらも奥行きのある味わいで、もっと食べたいくらい…。

ボトムは何層にも重なったパイ生地のようで、サクッとした食感の生地がほんのり塩味をあたえてくれ、より一層チョコの美味しさをひき出しているように感じます。

ファミリーマートの「ベイクド・ザッハトルテ」は、チョコケーキの王様『ザッハトルテ』をイメージした菓子パンなのですが、菓子パンと侮るなかれ、カカオの深い風味を感じられる仕上がりになっていました。