萩の城下町を人気グルメ散策！食べ歩きやおすすめカフェに立ち寄り街ブラ観光？

萩といえばやはりその街並みです。城下町は碁盤目に整備されています。建物はなまこ壁や白壁を残し、歴史を感じさせる通りを歩いているとまるで江戸時代にタイムトリップしたかのような気分になります。ゆっくりと街歩きをしながら古き良き日本の街並みを堪能できます。

これからご紹介する歴史的な観光スポットの数々を散策をすると時間の旅をしているように感じるのではないでしょうか。

萩の観光はやはり世界遺産の「明治日本の産業革命」構成要素の一つである萩城下町の散策です。萩城下町は「城跡」と「旧上級武家地」、「旧町人地」の3か所から構成されています。その中に幕末の志士たちの生家や学び舎跡などの観光スポットがぎゅっと詰まっています。

またグルメの観点からもとても魅力的です。新鮮なお魚が楽しめるおすすめのお店がたくさんありますので、地酒とともに楽しめます。食べ歩きの旅にも適した街です。

萩で行きたい人気の観光スポットはたくさんあります。武家屋敷の街並みを歩きながら、江戸時代から現代日本に至るまでの歴史に思いを馳せながら、観光できる有名スポットをこれからご紹介していきます。

また萩の鮮魚や地酒はとても美味しく、グルメ通の方へ食べ歩き情報もご案内します。歴史の旅をしながら学び、疲れたらゆっくりと温泉に浸かって美味しいものを食べるというのが萩の観光の醍醐味です。

ここ「円政寺」は高杉晋作や伊藤博文が幼少期に勉学に励んだとされることで有名なお寺です。境内には十二支を彫刻した金毘羅社社殿があり、寺でありながら入り口には石鳥居がある神仏習合のとても貴重な場所です。

境内には高杉晋作や伊藤博文が幼少期に遊んだといわれる文政3年（1820年）に寄進された木馬（神馬）があります。また、金毘羅社の拝殿には朱色に塗られた迫力のある「天狗の面」があります。

幕末の風雲児と呼ばれた幼い高杉晋作はここに連れてこられて、この迫力のある天狗の面を見せられて、物事を恐れないようにしつけられたといわれています。

風雲児と呼ばれた高杉晋作の生家です。現在は産湯に使ったといわれる井戸や自作の句碑がある南側が公開されています。イラストでわかりやすく高杉晋作の生涯が描かれています。

現在は個人所有のため不定期に休館していることがあります。営業時間は9:00～17:00です。

高杉晋作の生誕地のすぐそばにある晋作広場に、平成22年に「高杉晋作立志像」が建立されました。場内には晋作が好んだといわれる梅の木もあります。銅像は1.8メートルで萩城や生誕地の方向に向いて建っています。

維新の三傑とも呼ばれ、桂小五郎の名でも知られる木戸孝允の旧宅です。誕生から約20年を過ごしたと言われています。最初に紹介した円政寺から徒歩2分の場所にあります。

館内には幼いころの手習い書の掛け軸や写真などが展示されています。ボランティアガイドがおり、詳しい説明もしてもらえます。営業時間は9:00～17:00です。

豪商であった江戸屋の名前を由来とする江戸屋横丁です。円政寺や木戸孝允の生家が並ぶ通りです。黒板塀が特徴の風情のある横丁です。萩の横丁は藩の豪商の名前が付けられています。江戸屋横丁のほかに、伊勢屋横丁、菊屋横丁があります。

萩の城下町の象徴的な風景の一つである菊屋横丁です。なまこ壁の美しさで「日本の道百選」に選ばれています。高杉晋作の生誕地がある通りでもあります。通りの名前の由来になった豪商菊屋家の住宅があります。

菊屋家住宅は400年の歴史があり、2000坪の敷地内の約3分の1が現在公開されています。菊屋家は藩の御用達を務める豪商でした。現在は庭園や美術品、民具など重要な資料が多数展示されています。

菊屋家住宅は、主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5か所が国指定重要文化財です。営業時間は8:30～17:30です。

菊屋家住宅のすぐそばにある「旧久保田家住宅」です。江戸時代後期に建てられました。久保田家は呉服商や酒造業を営んでいました。

久保田家の住宅は幕末から明治前期の建物として、構造など非常に優れておりとても重要な建物です。営業時間は9:00～17:00です。

風情のある萩城下町ですが、実は新鮮な魚の宝庫でもあります。史跡散策だけでなく食べ歩きも楽しめる街です。おすすめの食べ歩きグルメのスポットをご紹介していきます。

萩の街から食べ歩きのイメージはあまりないかもしれませんが、実は新鮮なお魚や地酒、おいしいお菓子の宝庫でもあります。これから紹介するスポットで是非食べ歩きの旅も楽しんでください。

江戸時代からの歴史のスポットを散策しつつ、ランチタイムはどうしよう？となった時におすすめのお店をご紹介していきます。ノスタルジックな街並みの萩にはたくさんのおすすめランチスポットがあります。

魚市場に直結した道の駅「萩しーまーと」の中にあり、その日に獲れた鮮魚を使った海鮮料理を提供しています。営業時間が18:00までなのでどの時間帯でもお好きなメニューがオーダーできます。おすすめのランチ人気メニューは来萩スペシャル（海鮮丼）1500円です。

その他にも定食や海鮮系の丼物、数量限定定食などもあり人気です。食べ歩きスポットの第一弾としてぴったりのお店です。営業時間は11:00～18:00でラストオーダーは17:30です。都合により閉店が早まることもあります。

武家屋敷風の建物が趣きのある萩博物館内にある「萩博物館レストラン」です。地産地消をコンセプトに海鮮使用したランチメニューを用意しています。人気のランチメニューは長州萩三食丼1000円や和牛ハンバーグと萩の野菜を使用したランチ850円です。

ランチタイム以外はカフェとなっており、観光の途中でお茶を楽しむこともできます。営業時間は9:30～16:30でラストオーダーは16:15です。ランチタイムは11:30～14:00でラストオーダーは14:00です。

次にご紹介するのが、東萩駅から徒歩1分の萩ロイヤルインテリジェントホテルの2Fにある「だいにんぐまめだ」です。人気のランチメニューはミニ松花堂風のまめだ御膳1500円です。いろいろなものが少しづつ楽しめるおすすめのメニューです。

ほかにも握り寿司や、しらす飯などもおすすめのメニューです。ランチタイムの営業時間は11:00～14:00でラストオーダーは13:30です。ディナータイムは17:30～22:00でラストオーダーは21:30です。

ご紹介した「だいにんぐまめだ」で食べられる萩ブラント魚「金太郎」を使った金太郎にぎりをご紹介します。金太郎とは「ヒメジ」という魚の地方名です。約15センチの赤い小魚ですが甘味がある高級魚にも負けないお味です。萩に行ったらぜひ試していただきたい一品です。

グルメなあなたの食べ歩きの旅の思い出として是非試してみてください。思い出に残る一品になること間違いなしです。

食べ歩きやランチの後にはちょっと一服したいものです。風情のある街並みの萩にはたくさんのおしゃれなカフェがあります。おすすめのカフェを紹介していきます。

次にご紹介するのが、築120年以上の古民家で営むカフェの「キモノスタイルカフェ」です。コーヒーなどのドリンクは萩焼の器で提供されます。もちろん抹茶もあり、店内にある茶室で楽しむことができます。

お店の名前の通り着物をレンタルすることができます。100種を超える着物や浴衣の中から選んでレンタルすることができます。萩の城下町で着物で散歩も素敵です。

着物をレンタルされた方はカフェのドリンク（アルコールを除く）が1杯無料です。木戸孝允の旧宅前にあります。営業時間は10:00～18:00です。

菊屋住宅のそばにあるこのカフェ「晦事（コトコト）」は和風レトロなカフェです。中はとてもおしゃれな空間でクラッシック音楽がかかっており様々な雑貨や洋服も並んでいる雑貨店と併設しています。

萩博物館から徒歩5分の場所にあります。営業時間は10:00～17:00で、定休日は不定休です。

広々とした日本庭園を眺めながらカフェタイムを楽しめるのが「畔亭（ほとりてい）」です。萩の街並みにマッチした日本庭園を見ながらのカフェタイムは和の雰囲気をじっくり味わえます。

コーヒーやカフェラテと自家製スイーツも楽しめます。営業時間は11:00～17:00、ラストオーダーは16:00です。不定休です。

観光のあとはお土産タイムです。ここからは、萩の名産品など素敵なお土産が見つかるお店をご紹介します。

萩城跡から徒歩3分のところにある「城跡ながお」では様々なお土産が買えます。地酒、萩焼、お菓子などがあります。無料駐車場も完備しているので、お車の方にはとても便利です。

営業時間は9:15～17:00ですが、不定期に16:00閉店のこともありますので注意しましょう。定休日は不定休です。

城下町にある「あらせ土産品店」は城下町にあり、街並み散策の途中に立ち寄ることができます。店内には地酒、お菓子、萩焼など様々なお土産品が並んでいます。

また、萩限定のTシャツも販売しています。営業時間は8:30～17:30で、定休日はありません。

観光で疲れた後にはやはり温泉に入り萩の新鮮なお魚を堪能したいです。萩にはおすすめの温泉がありますので、ご紹介していきます。

小高い丘の上にある「萩本陣」は地下2000メートルからくみ上げた温泉でゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。14種もの湯めぐりをできる温泉施設があり、たっぷりと温泉を楽しむことができます。

また萩の街や海を一望できる「奥萩展望台」へのシャトルバスが出ており、萩の風景を眺めながら足湯に浸かることができます。散策で疲れた足をゆっくりと癒すことができます。

「宵待ちの宿 萩一輪」は夕日百選に選ばれた菊ヶ浜が目の前にあり、岩盤浴や赤外線サウナも完備しています。12の露天風呂付客室はすべて海側に面しており日本海を一望できます。毎朝運行される無料の萩の武家屋敷車窓バスツアーも人気です。

館内の温泉は11の湯めぐりができます。内湯が3つ、露天風呂が11個の湯舟があります。きれいな夕陽を見ながらゆっくりと温泉や料理を楽しめます。

歴史の息吹漂う萩の街の観光はどうでしたか？観光だけでなく、食べ歩きの街でもある萩は新鮮な魚や地酒が楽しめます。古き良き街並みをお散歩しながらゆっくりと観光を楽しみ、夜は温泉に浸かって体をほぐし、美味しい地酒とお魚を堪能し最高の旅を楽しめます。