中禅寺湖は大人気の釣りスポット!釣れるポイントや釣具のレンタルは?

中禅寺湖は大人気の釣りスポット!釣れるポイントや釣具のレンタルは?

奥日光を代表する観光スポット・中禅寺湖では、さまざまな魚種が狙える人気の釣りスポットです。美しい奥日光の景色の中で多様な釣りが楽しめる中禅寺湖は、釣り人であれば一度は行ってみたい憧れの場所でもあります。そこで人気の中禅寺湖釣り情報を、詳しくご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.中禅寺湖の釣りは期間限定
  2. 2.中禅寺湖で釣りを楽しめる期間と料金
  3. 3.中禅寺湖の人気釣りポイント
  4. 4.中禅寺湖に釣りに行く際のおすすめ装備は?
  5. 5.中禅寺湖で釣りをする際はきちんとルールを守ろう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

中禅寺湖の釣りは期間限定

ヒメマス、ニジマス、ブラウントラウトなどさまざまな人気魚種が釣れる日光・中禅寺湖では、例年県内外から多くの釣り客が訪れます。最大水深163mの日光・中禅寺湖は、湖の周囲が約25kmもある巨大な湖です。

栃木を代表する人気観光スポットでもあるので、釣り客のほかにも多くの観光客が日光・チュ膳事故を訪れます。なお観光目的で日光・中禅寺湖を訪れる人は一年を通して多いのですが、釣りを目的に日光・中禅寺湖を訪れる人は春~秋に集中します。

なぜなら日光・中禅寺湖の釣りは、期間限定となっています。そのため釣りを目的に日光・中禅寺湖を訪れる人は、釣りの解禁期間に集中するのです。

レイクトラウトが釣れる国内唯一の湖

日光・中禅寺湖を代表する魚といえば、ベニザケの陸封型である「ヒメマス」がいます。現在も多くのヒメマスが日光・中禅寺湖にはいますが、はじめは個体数も少なく定着もほとんどしませんでした。

そんなヒメマスを1906年(明治39年)に初めて日光・中禅寺湖に放流して以来、時間をかけてようやく定着に成功させたのがヒメマスです。

今でも日光・中禅寺湖の釣りでは人気の魚種ですが、近年は希少種「レイクトラウト」を目当てに日光・中禅寺湖にやってくる釣り人のほうが多いです。レイクトラウトは、もともとはアメリカ北部に生息する外来種です。

日本の渓流釣りで人気のイワナとよく似た形と色をしているレイクトラウトは、実は日本のイワナと同じ仲間です。ただし大きさは日本のイワナと大きく異なり、これまでの世界記録では1m50cmを超えた個体も釣りあげられています。

そんな外来種のレイクトラウトは、1966年にカナダを経由して日光・中禅寺湖に移植されました。そのため湖でレイクトラウトが釣れるのは、国内で日光・中禅寺湖だけです。

レイクトラウトにはプランクトンを食べる草食系と小魚を食べる肉食系の2種類がいますが、どちらのタイプも種類は同じです。ただし肉食系のほうが大きく成長しやすいため、1メートル級の巨大レイクトラウトを釣りあげることも決して夢ではありません。

そんな巨大レイクトラウトとのファイトは、まさに「やるか、やられるか」の一発勝負です。ヒットしたと思った瞬間、湖の奥深くに引きずられるような強い引きが襲ってきます。このようなエキサイティングな釣りが体験できるのも、レイクトラウト釣りの魅力です。

レイクトラウト釣りが日本の湖で唯一体験できる日光・中禅寺湖には、全国各地から巨大レイクトラウトを狙って多くの釣り人が訪れます。

キャッチアンドリリースが基本

日本の湖で唯一レイクトラウトが釣れる日光・中禅寺湖ですが、釣りの基本はキャッチ&リリースとなっています。釣った魚は、日光・中禅寺湖から持ち出しができません。ただし例外として持ち出しが認められているのは、ヒメマスとワカサギの2種類です。

中禅寺湖で釣りを楽しめる期間と料金

日光・中禅寺湖の釣りは、期間限定で行われています。また釣りをする場合は、遊漁料金が必要です。なお日光・中禅寺湖の遊漁料金は、チケットの種別によって異なります。

中禅寺湖の釣り解禁日は毎年4月

日光・中禅寺湖での釣り解禁日は、毎年4月1日です。解禁日は岸釣り・船釣り問わず、午前5時~18時を遊漁時刻(釣りができる時間)としています。なお解禁日以外の遊漁時刻は、期間によって異なります。

期間別の遊漁時間は、4月2日~5月14日が4時~18時、5月15日~7月31日が4時~19時、8月1日~9月19日が4時~18時です。9月20日からは、ワカサギ釣りが始まります。ワカサギ釣り期間は9月20日~10月31日で、遊漁時間は8時~16時です。

遊魚券料金

日光・中禅寺湖の遊漁料金は、チケットの種別によって異なります。日光・中禅寺湖では、チケットの種別を日釣券と6回回数券の2種類に分けており、利用日時によって料金が異なります。

日釣券

日光・中禅寺湖日釣券は、岸釣り・船釣りのどちらも利用できます。さらに日光・中禅寺湖に生息する全魚種が、遊漁の対象です。

解禁日から9月19日までの期間は2200円ですが、遊漁料金とは別に附加料金が660円かかります。ワカサギ釣りが始まる9月20日~10月31日までの期間は、手釣りまたは竿釣りのみで、遊漁の対象は雑漁です。なお遊漁料金は1100円ですが、府加料金が330円かかります。

6回回数券

日光・中禅寺湖6回回数券は、ワンシーズンで何度も日光・中善寺湖での釣りを楽しみたい人におすすめです。漁法や遊漁対象魚種は、日釣券と同じですが、利用期間が異なります。

解禁日~9月19日までの期間は1万1000円です。なお9月20日~10月31日の期間は、6回回数券の販売はありません。

レンタルボートの料金

舟釣りも人気の日光・中禅寺湖では、ボートのレンタルもできます。レンタルできるボートは、動力ボート(モーター搭載船)と手漕ぎボートの2種類ありますが、動力ボートをレンタルする場合は海技免状が必要になります。

日光・中禅寺湖でボートのレンタルサービスを実施しているのは、全部で8ヶ所です。動力ボートのレンタルは、レークオカジン、民宿おかじん、菖蒲ヶ浜レストハウス、レストランめーぶる、ホテルコタン、みはしやで対応しています。

これらの施設では、動力ボートだけでなく手漕ぎボートのレンタルもできます。なお手漕ぎボートのみレンタルしているのが、しなのボートと湖楽の2ヵ所です。

ボートのレンタル料金は、サービスを実施してる施設によって異なります。どの施設もボートのレンタルサービスは事前予約が必要なので、予約の際に料金の確認も行ってください。

中禅寺湖の人気釣りポイント

日光・中禅寺湖のおすすめ釣りポイントは、狙っている魚種によっても異なります。日本の湖で唯一釣りができるレイクトラウトは、湖全域が釣りポイントです。ただし北米原産の魚なので、岸釣りの場合は水温が低い時期でなければなかなか釣れません。

なお日光・中禅寺湖は水深が深いので、舟釣りなら夏でも希少なレイクトラウトが狙えます。持ち帰りが可能なヒメマスは、本つが周辺に多くみられます。そのため狙うなら、本つがの突端を中心にポイントを探るのがおすすめです。

引きの強さが魅力のニジマス釣りは大尻周辺でよく見つかるので、釣りのポイントも大尻に絞ったほうが良いでしょう。

ルアー釣りやフライ釣りが好みの人に人気のブラウントラウトは、八丁から松ヶ崎の間で釣りポイントを探るのがおすすめです。日光・中禅寺湖の固有種であるホンマスは、国道側を釣りのポイントにするとよく釣れます。

ホンマスの動きが活発になる5月中旬~6月中旬は、釣れる確率が高いです。そのためこの時期の国道沿いは朝早くから釣り人が集中します。よい釣りのポイントを確保するためには、あらかじめポイントの目星をつけ、遊漁開始直後に場所を確保するのがおすすめです。

持ち帰り可能なワカサギ釣りは、岸釣りよりも舟釣りのほうが効率よく釣れます。岸釣りにこだわるなら、中禅寺湖漁業協同組合専有桟橋がおすすめの釣りポイントです。

中禅寺湖には禁漁区がある

日光・中禅寺湖の釣りで気を付けなければいけないのは、禁漁区域の存在です。日光・中禅寺湖は、二荒山神社がある東側を「通常解禁区域」、千手ヶ浜がある西側を「禁漁区域」としています。

通常解禁区域と禁漁区域の間には境界ブイが設置されているので、目安としてはわかりやすいです。ただし通常解禁区域内でも、八丁出島、13番別荘前、フランス大使館前は禁漁区域に指定されています。3ヶ所の禁漁区域周辺で釣りをする場合は、十分に注意してください。

中禅寺湖に釣りに行く際のおすすめ装備は?

希少なレイクトラウト以外にもさまざまな魚種が狙える日光・中禅寺湖の釣りでは、装備も万全に整えておくのがポイントです。もちろん仕掛けなどの装備も重要ですが、日本一標高の高い場所にある湖でもあるので、釣りに出かける服装(装備)にも注意点があります。

釣り竿は必ずカエシ針のないものを使用

日光・中禅寺湖の釣りでは、原則キャッチ&リリースです。日光・中禅寺湖からの持ち出しが認められているのはヒメマスとワカサギのみとなっており、それ以外の魚種はすべて持ち出し禁止です。そのため釣り具の装備では、カエシがついていない釣り針以外は使用できません。

人気の毛ばり釣りやルアー釣りもできますが、使用するハリはカエシ針ではないことが条件です。なお持ち帰りが可能なヒメマス釣り・ワカサギ釣りでは、カエシがついた釣り針が使えるので、装備に加えても問題ありません。

防寒着は必須!

日光・中禅寺湖での釣りでは、季節を問わずしっかりとした防寒着を装備するようにしましょう。日光・中禅寺湖は標高1269mの位置にあるので、夏でも朝・夕は気温が下がり寒いです。

また山に囲まれているので、天気が変わりやすく、釣りの最中に突然大雨が降ることもあります。そのため服装に関する装備は、防寒対策を中心に考えるのがポイントです。

名称 中禅寺湖
住所 栃木県日光市中宮祠

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中禅寺湖は、男体山が噴火した時に流れ出した溶岩が渓谷を堰き止めて出来た、日本で最も標高の高い堰止湖です。中禅寺湖は素晴らしい自然に囲まれた、四季折々の美しさを楽しめる観光スポットで、奥日光と日光市街地に挟まれた絶好のロケーションは人気を集めています。
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日光・中禅寺湖は関東でも屈指の観光スポットです。いつ訪れても雄大な自然を楽しむことが出来ますが、一番の見どころは何といっても紅葉シーズンだと言えます。今回は中禅寺湖・奥日光を中心に、観光スポットを始め、ランチなどのグルメや紅葉の情報をお届けしてまいります。

中禅寺湖で釣りをする際はきちんとルールを守ろう!

日光・中禅寺湖では、希少なレイクトラウト釣りやマス釣りだけでなく、小さな子供や女性でも気軽に体験できるワカサギ釣りもあります。

そんな日光・中禅寺湖では、釣りができる期間や解禁区域、守らなければならないルールなどがあります。楽しく釣りを楽しむためにも、ルールを守って行うようにしましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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