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福岡の孤島「小呂島」は釣り好きにおすすめの島!
福岡県の最も西側にある、離島「小呂島(おのろしま)」は、たくさんの魚が釣れるため、釣り好きにおすすめの島です。
釣れる魚の種類も豊富で、珍しい魚を釣れることも魅力です。釣りのスポットもたくさんあります。今回は、福岡県の小呂島の魅力について見ていきましょう。
小呂島ってどんなところ?
小呂島は小さい島で孤島と呼ばれていますが、魅力的なスポットがたくさんある島です。島は、周囲3.3キロメートルの玄武岩が基盤になっている、孤島です。南北には1つずつ峰があり、南側の峰が標高約110メートルで島の最高峰の高さです。
小呂島の周囲は、玄武岩の断崖絶壁で南端に岩礫堆積平地があり、集落が広がっています。島の大半を松林が占めており、開拓した畑や広葉樹林が島の中央や南の方の斜面に広がっています。
小呂島は、形状が独特な形をしていることが特徴の島です。横から見ると分かりにくいですが、航空写真などで、上から見るとひょうたんの形をしているのが、確認できます。
小呂島は、古い歴史を持っている島です。以前は無人島でしたが17世紀ごろから人が住むようになったと言われています。現在も島の人口は200人ほどであり、島の人々は協力をしながら生活をしている温かみのある島です。
福岡県福岡市西区の離島
孤島と言われている島ですが、福岡県福岡市の位置づけです。福岡市西区にある離島で、姪浜渡船場から約40キロメートル離れたところにあります。
島の殆どの住民が漁師や海女さんなどの漁業により生活をしています。離島のため県内の人でも行ったことがない人が多く、また、知らないと言う人もいます。
海女や、漁師などの漁業により生活をしている小呂島は、69世帯で人口は200人ほどです。5月から12月は旋網漁(まきあみりょう)を行い、1月から4月は個人漁をします。
旋網漁とは、魚の群れを探し大きな網で囲い魚を収穫する漁法です。1艘の船ではできない漁法のため、複数の船がそれぞれの役割を担い、連携プレーで魚を獲ります。
主に獲れる魚は、ブリ・ヒラメ・アジ・カレイ・サバなどがあり、季節や個人の漁法により収穫される魚は異なります。
温暖な気候で冬は雪も降ることがない
小呂島の周囲には、対馬暖流が流れています。九州の北部にある福岡では、地域によっては雪が降る地域もありますが、小呂島は比較的に温暖な気候であるため、雪が降ることはありません。
小呂島へのアクセス
小呂島は、玄界灘にある離島です。小呂島へ行くアクセス方法はフェリーのみになります。姪浜にある姪浜渡船場かフェリーが出ていますので、姪浜からアクセスが可能です。
姪浜までのアクセス方法は、福岡空港から姪浜行き・西唐津方面行きの電車に乗ります。姪浜駅で下車すると北口から渡船場行きのバスがありますので、渡船場まではバスでアクセスします。
車で、渡船場までアクセスすることもできますが、小呂島は小さな島で、道路も整備されていないところが多いため、車をフェリーに乗せて小呂島に行っても運転は難しいため、車でのアクセスは避けた方が無難です。
綺麗な道路が設置されているのは、住民たちが住んでいる集落と、集落から、小学生・中学生が学校に行くまでに通学するための道路だけです。島を周る道路はありませんので、周遊することはできません。
フェリーに車を乗せて小呂島に上陸しても、運転できる場所がありません。車を持っていても、駐車しておくだけとなります。
島には住人の人たちが、日常の暮らしていますので、無断で駐車をしていると島の人たちの迷惑となりますので、車を持ち込むのはやめましょう。
アクセスする場合は、時間と曜日をよく確認する必要があります。時刻はインターネットで確認することができます。フェリーは、月曜日・水曜日・火曜日は、1日に1便だけの運行です。
火曜日・木曜日・土曜日・日曜日は1日に2便フェリーが出ています。姪浜から小呂島へのアクセス時間は約1時間ほどです。天候状況によっては欠航となる場合がありますので、運行状況をよく確認しましょう。
フェリーの定員は60名です。姪浜から小呂島のフェリーの料金は大人1人(中学生以上)1760円・1歳以上から小学生は1人880円です。なお、1歳以上小学生未満は、大人1人につき1名は無料で乗船可能です。帰りの船の時間もよく確認をして、乗り遅れることのないようにしましょう。
小呂島の魅力って?
離島のためアクセスするにはフェリーしかなく、運航本数も少ないため、不便に感じることもありますが、小呂島には魅力的なスポットがたくさんあります。小呂島の魅力について探ります。
玄界灘の豊かな天然資源
小呂島の魅力は、玄界灘の豊かな天然資源を見ることができるのが魅力スポットです。小呂島は、緑が豊かな島です。温暖な気候のため熱帯性の植物も生い茂っています。
小呂島の住民たちは、島の豊かな自然と玄界灘の豊かな恵みを守るために、協力して観光保護に努めています。
釣りスポットが豊富
小呂島は、玄界灘にある離島のため、釣りが好きな人には最適の釣り島です。小呂島には、釣り好きの人におすすめの釣りスポットが豊富にあります。
小呂島のおすすめの釣りスポットを紹介していきます。おすすめの釣りスポットを見つけて、小呂島での釣りを楽しみましょう。
小呂島の西側は複雑な岩礁があったり、北側と東側には砂地が広がっているため、様々な釣り場で、たくさんの魚を釣ることができます。
西側から北側では青物の魚・北側から東側では真鯛やヒラメなどが、釣れる成果が出ています。マイボートなどを持っている人は、北側から東側の少し沖に行ったところがおすすめのスポットです。
水深60メートルから80メートルの場所では、大型の真鯛が釣れる絶好のポイントです。春頃には、30センチを超える真鯛が釣れることもあります。
防波堤は、全面テトラポットになっているので足場も安定しており、安全に釣りを楽しむことができます。防波堤からは、石鯛・ブリ・カンパチ・チヌなどを釣ることができます。
キンチャクダイなどの珍しい魚も
真鯛やブリ・カンパチなどが多く釣れますが、小呂島は温暖な気候であるため、亜熱帯から熱帯に生息している、キンチャクダイを釣ることができます。
福岡市での釣り場では、キンチャクダイが釣れるのは小呂島ぐらいであり、時には15センチほどの大きなキンチャクダイを釣り上げることもできます。
珍しい魚になりますので、ぜひキンチャクダイ狙って釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。最高の釣りを満喫することができます。
小呂島のおすすめ観光スポット
小呂島は、珍しい魚が釣れることで、近年は釣り好きなひとに人気のスポットですが、観光地もあります。釣りに訪れた際や、小呂島を訪問した際には観光スポットも一緒に巡ってみてはいかがでしょうか。
七社神社
1つ目に紹介する観光スポットは、玄界灘で暮らす小呂島の住民たちの守り神が祀られている「七社神社」です。
七社神社は、古くから小呂島の守り神として、島の人々に親しまれている神社です。毎年11月8日には、小呂島の秋季大祭が行われます。秋季大祭のスタート地点は七社神社からで、島の人たち総出で行事を行っています。
七社神社をスタート地点として始まる、秋季大祭は家内安全・五穀豊穣・航海安全・大漁祈願をするお祭りです。
お祭りが開催される、11月8日は漁師も仕事を休みます。漁師の船には、船の名前が入った大漁旗を飾り、島は祭り一色になります。
宮司は、お祭りの3日前から七社神社の拝殿に籠ります。宮司の身の回りの世話は、漁師が15人3つの班に分かれて、三日三晩宮司の身の回りのことを請け負います。
祭りの当日は、島の男性は7時に集合をします。祭りがスタートすると、拝殿にお神酒や、野菜・魚などの収穫物を捧げて祈祷が開始されます。七社神社での催しが完了すると次のスポットへと移動します。
1年に1度の島を挙げての大きなお祭りとなりますので、お祭りの見学に訪れる観光客も多くいます。観光客も祭りを見学しながら、湾内に停泊されている船の大漁旗の美しい姿を見れるのも魅力です。
また、七社神社の階段脇には吉岡稲荷があります。吉岡稲荷には、樹齢300年を超えると言われている、ソテツの大樹があります。吉岡稲荷は、このソテツの大樹に隠れるようにありますので、一見すると見過ごしてしまうかもしれません。
大きなソテツの樹木に隠れていますが、こちらも見過ごすことなく、七社神社を訪れた際には、一緒に見学をしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 福岡県福岡市西区大字小呂島13 |
電話番号 | - |
嶽宮神社
2つ目に紹介する観光スポットは「嶽宮神社」です。嶽宮神社は、小呂島の南側標高110メートル付近にある神社です。嶽宮神社は高い位置にありますので、嶽宮神社から町や海を眺めることができ、絶景と評判です。
第1の鳥居をくぐると、その先は神域になります。手つかずの広葉樹林の森が生い茂っており、百段近い階段を囲い込んでいます。森林浴をしながらゆっくりと周囲を散策するのもおすすめです。
嶽宮神社の御祭神は、速玉男命(ハヤタマノオノカミ)・イサナギ尊・事解男命(コトサカノオノカミ)の3神です。嶽宮神社の脇には、住吉神社の祠があります。
住吉神社に祭られている、住吉神は海上の守護神としても有名です。主に漁業で生計を立てている小呂島の人たちにとっては、住吉神は航海安全の祈願には欠かせない神様です。
小さな祠の住吉神社ですが、島の人にとっては大切な神様であり、信仰心も深く島の住民は、尊い神様として崇めています。
嶽宮神社を訪れた際には、住吉神社も一緒に参拝をしてはいかがでしょうか。釣りをする人は、大漁祈願もおすすめです。
嶽宮神社の境内には、ソテツやフェニックスなどの熱帯性の植物が生い茂っているため、熱帯性植物が見れるのも、嶽宮神社の魅力の1つです。
先ほど、紹介した七社神社でスタート地点として開催される秋季大祭は、七社神社での祈祷が終了すると、次は嶽宮神社で行われます。
嶽宮神社でも、ご祈祷が行われます。秋季大祭の日程に合わせて小呂島を訪れた際には、島の人たちと一緒に祭りの順路を一緒に周って島のお祭りを味わってみてはいかがでしょうか。
住所 | 福岡県福岡市西区大字小呂島 |
電話番号 | - |
小呂島公園
小呂島公園は、釣りをするためなどに小呂島に宿泊をする必要がある場合、自分でテントを張って寝泊まりする場所として人気の公園です。海を下に眺めることができるため、美しい景色を見ることができます。テントを張れる場所も十分にあります。
住所 | 福岡県福岡市西区大字小呂島 |
電話番号 | - |
小呂島に行く際の注意
小呂島に行くときには、いくつか注意点があります。自然豊かな場所ですが、島には島民が生活をしています。島民の迷惑とならないようにすることや、自分を守るためにも気を付けなければいけない事がありますので、紹介していきます。
宿泊施設はない
小呂島には、旅館やホテルなどの宿泊施設はありません。船は1日に1便しか運行していない日と1日に2便運航している日があります。
1日に1便しか運航していない日に島を訪れると、1泊をする必要があります。宿泊施設はないため、1泊をする場合は、自分でテントを持参して張る必要があります。
民宿はありますが、民宿は島で工事などを行う業者の人たちのみが宿泊できる場所です。そのため、釣り人や観光客などは民宿に宿泊することができません。
朝早くから、釣りをしたり観光スポットを回りたい人は前日から小呂島に上陸をしておく必要があります。テントを張ることができるスポットは、各所に点在していますが、住民の人たちの迷惑とならない場所にテントを張りましょう。
また、友人と一緒など、大人数で小呂島にテントを張って宿泊する場合は、近隣の住民の方の迷惑にならないようにテントを張り、騒音なども避けるようにしましょう。
ゴミは持ち帰る
小呂島へ行くときの注意点は、宿泊施設がないことともう1つあります。小呂島には、飲食店やお弁当屋さんなどのお店がありません。漁協の購買店はありますが、土日・祝日はお休みです。
飲み物は、自動販売機が島の中に2つだけありますが、売り切れとなっている可能性も非常に高いです。そのため、飲み物や食料などは自分で持参をする必要があります。
飲み物や食料を島に持ち込んだ際に、必ず守らなければいけない注意点は、ゴミは自分で持ち帰ることです。小呂島は自然豊かな島です。小さな島のため、観光客が持ち込んだゴミをそのまま島に捨てると島の人たちは処分に苦労します。
自分で持ち込んだゴミは自分で処理をする。当たり前のようなことですが、観光地などでは観光客がゴミを捨てて帰り環境破壊が進んでいる場所もあります。
小呂島の豊かな自然を守るためにも、釣りなどで発生した際のゴミも必ず自分で持ち帰り、自分で処理をするようにしましょう。
福岡で一番小さい島・小呂島へ行ってみよう!
小呂島の魅力・観光スポット・アクセス方法について紹介してきました。小呂島は、福岡県で一番小さい離島です。アクセス方法は限られていますが、豊かな自然が魅力の美しい島です。珍しい魚が釣れ、釣りスポットも豊富にあります。
小呂島へ行って豊かな自然を感じてみてはいかがでしょうか。島に行く際の注意点を守り、小呂島を堪能しましょう。