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美味しいけど手間がかかるクッキーを簡単に!
手作りクッキーは美味しいけど手間も時間もかかってしまうというイメージを持たれがちですが、実はクッキーは意外と簡単に作れてしまいます。簡単な手作りクッキーで、おやつタイムを楽しく過ごしましょう!
オーブンがなくてもトースターで焼ける
クッキーはオーブンで焼くのが一般的ですが、トースターでも焼くことができます。そしてトースターが嬉しいのは、オーブンよりも短時間で焼上げられることです。クッキーはトースターを使って手軽に作りましょう。
トースターとオーブンの違い
トースターとオーブンの大きな違いは加熱方法です。トースターはその名の通り、パンを焼くための機器になります。
そのためトースターは表面だけを集中的に加熱することにより香ばしく焼上げ、きつね色の焦げ目を付けることができます。またトースターは種類によって、温度調節ができるものとできないものがあります。
一方オーブンは食品を蒸し焼きにする機器です。庫内を熱することにより、食材に含まれる水分が水蒸気となって熱気と共に庫内に閉じ込められます。
すると熱の対流や遠赤外線効果のおかげで庫内が100℃以上に達し、食品の表面が乾燥することなく内部から蒸し焼きにできます。また一部のトースターを除き、一般的にオーブンの方が温度調節の幅が広いという特徴もあります。
クッキーをトースターで焼こう:人気レシピ
トースターを使えば、色々な種類のクッキーを簡単に作れます。そこで、トースターで焼く簡単クッキーのおすすめ人気レシピ3選をご紹介します。
トースターで焼く簡単クッキーのおすすめ人気レシピ1は「バタークッキー」です。薄力粉・バター・砂糖のみを使ったオーソドックスなクッキーになります。
材料は薄力粉に対してバターを1/2、砂糖を1/3の割合で準備します。例えば薄力粉60gならバターは30g、砂糖は20gで、出来上がりは12~14枚が目安です。
バターをボウルかポリ袋に入れて室温に戻し、クリーム状に練ったら砂糖を加えてよく混ぜます。ふるった薄力粉を入れてサックリ切るように混ぜ、ひとまとまりになったら棒状にしてカットするか、型を抜いて成型します。
アルミホイルやクッキングシートを敷いた天板にクッキーを並べてトースターで3~5分焼き、足りなければ様子を見ながらトースターで追加加熱して完成です。
焼き立てはやわらかく崩れやすいため、トースターから取り出したら天板のまま冷まします。ただし粗熱が取れた後も放置しておくと、天板とクッキーの間に湿気がたまってしまいます。
そのためほんのり温かいくらいの状態になったらアルミホイルやクッキングシートからクッキーを外し、直接ケーキクーラーにのせて完全に冷ましましょう。ケーキクーラーは100均でも購入できる他、くしゃくしゃにした新聞紙を広げた上にキッチンペーパーを2枚重ねたものでも代用できます。
トースターで焼く簡単クッキーのおすすめ人気レシピ2は「チョコクッキー」です。トースターで焼くバタークッキーの応用で、薄力粉の一部を粉末ミルクココアに置き換えるだけで定番人気のチョコ味のクッキーが出来上がります。
材料は薄力粉+粉末ミルクココアに対してバターを1/2、砂糖を1/4の割合で準備します。粉末ミルクココアは薄力粉に対して1/5が目安です。例えば薄力粉50gなら粉末ミルクココアは10g、バターは30g、砂糖は15gで、出来上がりは12~14枚が目安です。
基本的にはバタークッキーと同じ作り方ですが、粉末ミルクココアと薄力粉は一緒にふるっておくとダマのない均一なクッキーに仕上がります。また粉末ミルクココアをきなこに置き換えてきなこクッキーにしたり、お好みでチョコチップやナッツを混ぜたりすると様々なアレンジが楽しめます。
クッキーをトースターで焼こう:基本の材料
クッキーをトースターで上手に焼くためには、基本材料の特徴を把握しておく必要があります。そこで、トースターで作るクッキーの基本材料3つの特徴や使い方をご紹介します。
小麦粉
トースターで焼くクッキーの基本の材料1は小麦粉(薄力粉)です。薄力粉は水分を加えるとグルテンと呼ばれるネバネバしたたんぱく質が発生し、グルテンが多いほどクッキーは固くなってしまいます。
そのためサクサクの美味しいクッキーをトースターで焼くためには、グルテンを出さないことが重要なポイントです。薄力粉のグルテンを出さないためのコツは、2つあります。
グルテンを出さないためのコツ1つ目は粉ふるいにかけることです。薄力粉はもともと粉同士がくっつきやすい性質を持ち、さらに水分を吸うと強固に結びついてグルテンが発生しやすくなります。
そのため薄力粉は粉ふるいにかけて粉同士を分離させ、ダマがないように準備しておきます。粉ふるいがない場合は代用として、ビニール袋に薄力粉を入れてシャカシャカ振ったり、ボールに入れた薄力粉を泡立て器で混ぜたりするだけでもOKです。
グルテンを出さないためのコツ2つ目は、練らないことです。薄力粉を加えた生地は練るとグルテンが発生してしまうため、ゴムベラでサックリと切るように混ぜます。
サックリと切るように混ぜるとは、「の」の字を書くイメージで混ぜることです。生地の真ん中を縦に切ったら左側の底に差し込み、底からくるっとひっくり返すという手順を繰り返していきます。
バター(あるいはマーガリンorサラダ油)
トースターで焼くクッキーの基本の材料2はバターです。バターはあらかじめ室温に戻し、よく練っておきます。バターは先に練っておくことで薄力粉を加えた後の混ぜ工程が少なく済むため、グルテンが発生しにくくなります。
バターを室温に戻す時間は室温にもよりますが、夏なら30分、冬なら3~4時間が目安です。バターを小さめに切っておくと室温に戻す時間を短縮できますが、それでも時間がない場合は電子レンジの200Wまたは解凍モードで10秒ずつ加熱する方法もあります。
またバターはクリーム状になるまで混ぜると空気が含まれ、サクサク食感のクッキーが出来上がります。バターは乳脂肪分80%以上と濃厚な食材なので、トースターで焼くクッキーに使うと豊かなコクと風味が引き出されて抜群の美味しさが楽しめます。
ただしバターがない場合やコストを抑えたい場合は、マーガリンまたはサラダ油でも代用可能です。マーガリンはバターに比べてコクや風味は弱いものの、バターとほぼ同じ分量・使い方でクッキーが作れます。
一方サラダ油はコクや風味は期待できませんが、室温に戻したり練ったりする手間がかかりません。さらにサラダ油は水分を含まないため、トースターで焼くとバターやマーガリンよりもサクサクしたクッキーになりやすいというメリットがあります。
トースターで焼くクッキーにサラダ油を使う時の分量は、バターの5~6割が目安です。足りない場合は少しずつ足していくことをおすすめします。
砂糖
トースターで焼くクッキーの基本の材料3は砂糖です。一般的なクッキーのレシピに記載されている砂糖はグラニュー糖を指し、クッキーをサクサクに仕上げる役割があります。砂糖はクリーム状に練ったバターに加え、白っぽくなるまで練ると口のなかでほろほろ崩れるクッキーに仕上がります。
クッキーの砂糖を増やすと甘さはもちろんカリッとした食感がアップするものの、砂糖を入れすぎると焦げやすくなるため、温度調節のできないトースターでクッキーを作る場合は注意が必要です。
またトースターで焼くクッキーに使う砂糖としては素朴な甘みの三温糖やキビ糖も人気があり、グラニュー糖に比べてグッと味わいが深くなります。
クッキーをトースターで焼く:焼き方のコツ
クッキーをトースターで上手に焼くためには、焼き方のコツを知っておくことが大切です。そこで、トースターを使ったクッキーの焼き方のコツをご紹介します。
トースターを使ったクッキーの焼き方のコツは、アルミホイルをかぶせることです。トースターで焼くクッキーは焦げやすいので、アルミホイルやクッキングシートを敷いた天板にクッキーを並べたらアルミホイルをかぶせて焼いていきます。
そして最後の1分でアルミホイルを外すことが、トースターで程よい焼き色を付ける上手な焼き方です。温度調節ができるトースターなら150℃・7~8分、または1000W・3~4分が焼き時間の目安になります。
一方温度調節が難しいトースターの場合は、短時間で火が通りやすい5mmほどの薄さに仕上げるのがおすすめです。
厚めのクッキーをトースターで焼くと、表面だけが焦げて中は生という状況も考えられます。またトースターで2回続けて焼く時は、2回目の方が焦げやすいため加熱時間を短めに調整します。
おすすめの美味しいクッキーをトースターで焼こう!
人気の手作りクッキーは面倒ですが、トースターなら簡単に短時間で作れます。トースターを使った上手な焼き方のコツは、アルミホイルをかぶせることです。おすすめの美味しいクッキーは、トースターで手軽に焼いてみましょう!