思わずお腹が鳴りそうな料理映画ランキング！おすすめの作品を一挙大公開

食堂を舞台にストーリーが進む日本の料理映画・深夜食堂では、普段のレシピを少し特別なものにしてくれるヒントを得られます。たとえば映画中に登場した卵焼きには、サラッとした甘さを持つメープルシロップが加えられています。意外と合う組み合わせを一度試してみましょう。

続いてのランキングでご紹介する「リトル・フォレスト 冬・春」は、漫画家の五十嵐大介が岩手県での実体験を元に描いたコミックを原作にした料理映画です。夏・秋・冬・春の4部作になっており、美しい自然の中で生き物や自然と共存しながら暮らしていく様子が描かれています。

リトル・フォレスト 冬・春は都会から離れ、田舎の自然と共存した生活を見ることができる料理映画です。東北地方でよく食べられている「ばっけ味噌」や「納豆もち」「はっと汁」などの郷土料理が登場するのも、料理映画であるリトル・フォレスト 冬・春の魅力です。

リトル・フォレスト 冬・春は日本らしい料理映画として愛されていますが、自分らしい暮らしや生き方についても疑問を投げかけてくれる作品です。忙しい毎日に少しの休息を与えてくれる映画としてもおすすめの作品です。

日本の料理映画ランキング第1位でご紹介するのは、群ようこの原作小説をもとにした「かもめ食堂」です。舞台となるのはフィンランドのヘルシンキで、様々な事情をもって集まった3人の日本人女性と地元・ヘルシンキの人々の間での暖かな交流の様子が描かれている映画です。

広い年代の女性から高い支持を得た料理映画・かもめ食堂には、フィンランドの美しい景色と北欧雑貨、おいしそうな日本料理が数多く登場します。おにぎりや肉じゃが、焼き鮭など、どの料理もシンプルなものながら料理を作るときの映像や音が食欲を刺激します。

根強い人気がある料理映画・かもめ食堂には、フィンランドで親しまれているシナモンロールも印象的な料理として登場します。ストーリーは主人公の焼いたシナモンロールをきっかけに展開していきます。優しい甘さと豊かな香りが素敵なシナモンロールを、ぜひ作ってみてください。

登場人物のひとりひとりに魅力がある料理映画、かもめ食堂のロケ地となった場所には「ラヴィントラかもめ」というレストランがあります。フィンランドの伝統料理やおにぎり、親子丼などの日本料理が並ぶレストランで、かもめ食堂の面影も感じられる大人気スポットです。

次は、洋画でおすすめの料理映画を3作品、ランキング形式でご紹介します。洋画では、普段食べることのないおいしそうな外国料理やおしゃれな料理が登場します。実話や逸話を元にした洋画作品もまとめたので、早速チェックしてみましょう。

洋画でおすすめの料理映画「幸せのレシピ」は、2001年に公開されたドイツ映画「マーサの幸せレシピ」をリメイクした作品です。映画の舞台はアメリカ・マンハッタンのレストランでシェフとして働く完璧主義の主人公と、主人公を取り巻く状況の変化から起きる成長が描かれています。

主人公であるケイトは仕事や料理に対して完璧を求める名シェフですが、人付き合いは苦手な孤高の料理人で、心を閉ざす主人公に起きる様々な出来事と主人公が変化していく様子に引き込まれてしまうと高い評価を得ている名作です。