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コストコのハワイアンポキって何?
首都圏を中心に26店舗展開する会員制倉庫型店「コストコ」では、日本のスーパーではめったにお目にかかれない、アメリカのデリカが大容量のパッケージで販売しています。なかでも、マグロやサーモンのお刺身を角切りにし、醤油ベースのタレに漬け込んだ「ハワイアンポキ」は人気の商品です。
コストコのハワイアンポキは、脂のりが良いノルウェー産サーモンを使った「サーモンポキ」にあっさり醤油味の「ショウユポキ」、ピリ辛風味のタレに漬けた「リムポキ」、そして激辛のハバネロが決め手の「スパイシーポキ」の全4種類、いずれもポキ・ボウル(丼)やサラダに重宝されています。
「ポキ」はハワイの伝統料理でマグロなどの漬け料理
もともとポキは、ハワイの伝統料理「ポケ」に、日本人の移民がアレンジを加えた料理です。ハワイ料理のポケは、生のマグロや茹でダコのぶつ切りに海藻を混ぜて塩で味付けしたものですが、17世紀に日本から移民が入ってくると、徐々に醤油やゴマ油などの調味料が取り入れられるようになりました。
現在では、マグロやサーモンの角切りをゴマ油で和え、醤油ダレに漬け込んだものが「ポキ」として一般的に流通しています。また醤油ベースのタレを中華風のタレに変えたり、ニンニクや唐辛子で味付けしたり、刻んだアボカドやネギを加えたりなど、アレンジが豊富であることもポキの特徴です。
コストコのハワイアンポキの味は4種類
コストコのハワイアンポキは全4種類、醤油味のあっさりしたものから激辛スパイシーなものまでさまざまです。お値段は普通のお刺身より割高ですが、最初から味が付いているため使いやすく、丼ものでも、またサラダにしても楽しめます。コストコのポキの種類とおすすめの食べ方をご紹介します。
ハワイアンサーモンポキ
コストコの「ハワイアンサーモンポキ」は角切りにしたノルウェー産のサーモンに刻んだタマネギを入れ、ゴマ油と食塩、シーズニング(白ゴマ、アーモンド、唐辛子など)で和えたものです。ゴマの香ばしい香りとピリ辛な唐辛子がサーモンと相性ばっちりで、白米にもサラダにもよく合います。
コストコのサーモンポキはご飯を盛った丼にサーモンポキと韓国海苔をのせて「サーモンユッケ丼」にして食べても、またはパンにコストコのクリームチーズとサーモンポキを盛って「オープンサンド」にしても、どちらでも美味しくいただけます。シンプルで美味しい、コストコの人気デリカです。
ハワイアンショウユポキ
コストコの「ハワイアンショウユポキ」は、角切りにしたマグロを醤油漬けにし刻んだタマネギと青ネギ、ゴマ油を入れたものです。一見、漬けマグロのようですが、ゴマ油がきいているせいか味は割とあっさりしています。コストコのポキのなかでは一番食べやすく、さまざまなアレンジが可能です。
コストコのショウユポキは、そのままご飯を盛った丼にのせても美味しいですが、刻んだオクラや角切りにした山芋をトッピングするとさらに美味しくいただけます。また、軽くソテーすると、酒の肴にピッタリのおかずになります。そのまま食べても焼いても美味しい、コストコのポキの定番です。
ハワイアンリムポキ
コストコの「ハワイアンリムポキ」は、角切りにしたマグロにマフノリという海藻(リム)と刻んだタマネギと青ネギを混ぜ、リムポキソースで和えたものです。見た目よりもパンチのある、中華風の味付けで、リムポキ全体にまぶされたククイナッツとゴマの香ばしい香りがマグロとよく合います。
コストコのリムポキは味が濃いので、角切りにしたアボカドと和えてご飯を盛った丼にのせ、卵黄を落とすと極上の味が楽しめます。また、リムポキと角切りにしたトマトとアボカド、食べやすい大きさに切った水菜を混ぜ、酢がきいたフレンチドレッシングで和えるとお手軽なサラダができます。
ハワイアンスパイシーポキ
コストコの「スパイシーポキ」は、角切りにしたマグロに刻んだタマネギと青ネギを混ぜ、激辛のハバネロソースで和えた一品です。コストコのポキのなかでは一番スパイシーな味わいで、食べると唇がピリピリします。刻んだ青ネギと一緒に入ったとびっ子のプチプチした食感もクセになります。
コストコのスパイシーポキで、ぜひ試してもらいたいのが「スパゲティサラダ」です。ゆでたスパゲティをマヨネーズと塩、胡椒で和えたシンプルなスパゲティサラダにコストコのスパイシーポキをのせるだけで、ハワイアンな味が楽しめます。マヨネーズで辛さがマイルドになるのもポイントです。
お酒のつまみや白米にぴったり
コストコのポキは、ご飯はもちろん、日本酒やビールにもピッタリです。ショウユポキやサーモンポキは刻んだ大葉とすりおろした生姜、それにレモン汁を混ぜてグラスに盛ると、おしゃれなおつまみになります。コストコの「韓国のりフレーク」を散らすとさらに美味しくなるのでおすすめです。
コストコのリムポキやスパイシーポキのような辛い味付けのポキは、それだけでビールが進みます。コストコでは「ベルジャンゴールド」など外国産のビールを多く取り扱っているので飲み比べてもいいでしょう。ポキに片栗粉をまぶしてフライパンで揚げ焼きにすると、また違った味が楽しめます。
コストコのハワイアン以外のポキも2種類あり
コストコでは、紹介したポキ以外にも「ガーリックシュリンプポキ」と「ぶりポキ(ネギ生姜)」があります。どちらもマグロやサーモンのポキとはまた違った味わいがあり、特にガーリックシュリンプポキは他の料理を作る際に重宝します。コストコのハワイアンポキ以外のポキをご紹介します。
ガーリックシュリンプポキ
コストコの「ガーリックシュリンプポキ」は、ゆでたエビに刻んだタマネギを混ぜ、ニンニクがガツンときいたソースで和えたものです。みじん切りのニンニクがたっぷりという、見た目どおりの強烈な匂いがする一品ですが、レモン果汁の爽やかさがプラスされているので意外とさっぱりしています。
コストコのガーリックシュリンプポキはトマトやレタスと一緒に盛り付けてサラダにするのがおすすめです。また、刻んだ鷹の爪とガーリックシュリンプポキをプライパンで軽く炒め、そこにゆでたパスタを投入すると美味しいペペロンチーノができます。料理にも使い勝手の良い、重宝する一品です。
ぶりポキ(ネギ味噌)
コストコの「ぶりポキ(ネギ味噌)」は、国産のブリをネギ味噌で和えた一品です。味はねっとりとしたブリのお刺身といった感じで、ネギがたっぷり入っているせいか生臭さは全く感じません。他のポキと違い、和風の仕上がりいになっいます。柚子の風味もよいアクセントになっており、濃いめの味付けが食欲をそそります。
コストコのぶりポキで、ぜひ試して欲しいのが「冷や汁」です。ぶりポキを粗みじんにし、薄切りにして塩もみしたキュウリと刻んだ大葉と茗荷、生姜を混ぜて液状タイプの味噌で和え、冷たい氷水でのばすと「ぶりポキの冷や汁」が出来上がります。暑い日もご飯がもりもり進む、アレンジ料理です。
コストコのハワイアンポキの保存方法
気軽に食べられて美味しい、コストコのハワイアンポキですが、一度に食べ切れない場合は冷凍保存して好きなときに楽しみたいものです。しかし、生のマグロやサーモンを使っているコストコのポキは、果たして冷凍保存に向くのでしょうか。コストコのハワイアンポキの保存方法をご紹介します。
要冷蔵:4℃以下
コストコのハワイアンポキのラベルには、保存方法として「要冷蔵4℃以下」と記載されています。これはコストコのポキに限らず、刺身全般に言えることです。特に暑い夏場は、室外に数時間放置しただけで腸炎ビブリオや大腸菌など食中毒の原因菌があっという間に増殖するので注意しましょう。
消費期限:加工日当日まで
コストコのハワイアンポキの消費期限は「加工日当日まで」です。消費期限とは「安心して食べられる期限」のことで、品質の劣化が早い食品に表示されています。コストコのポキをはじめ生ものは加熱していない分、腐敗しやすいので、早めに食べ切るか、残ったらよく加熱するのがおすすめです。
冷凍:冷凍は推奨されていません
コストコのハワイアンポキは、残念ながら冷凍保存は推奨されていません。コストコのポキを含め、一般に流通しているお刺身は一度、冷凍された魚を解凍して作っています。そのお刺身を再冷凍すると細胞膜が破れてドリップ(旨味成分が含まれた水)が出やすくなり、味が極端に落ちてしまいます。
また、業務用の超低温冷凍庫はマイナス30~80℃で保存できますが、家庭用の冷凍庫(マイナス18℃)程度では、冷凍庫の開け閉めで温度が上昇すると、それまで休眠状態だった菌が目を覚まして一気に増殖するので大変危険です。コストコのポキは、その日のうちに食べ切ってしまいましょう。
コストコの色んな種類の美味しいポキを食べてみよう!
コストコの「ハワイアンポキ」についていくつかご紹介しました。丼ものやサラダ、サンドイッチにしても美味しいコストコのポキは、コストコのデリカのなかでも大変使い勝手のいい、人気のデリカです。日本酒や白米にも合う、コストコの美味しいポキを買ってきて、ぜひ食べ比べてみませんか。※商品情報は2023年1月28日時点のものです。