小説「遠野物語」ゆかりの場所をご紹介!伝説や妖怪に世界に浸る旅行を楽しもう

小説「遠野物語」ゆかりの場所をご紹介!伝説や妖怪に世界に浸る旅行を楽しもう

遠野物語とは遠野に伝わる伝説や妖怪、不思議な出来事を集めた説話集です。ただただ不思議なものから、少し物悲しいもの、残酷な内容が含まれるものまで、様々な話が収録されています。今回はそんな遠野物語のあらすじと遠野旅行の見どころをご紹介したいと思います。

記事の目次

  1. 1.遠野物語とは
  2. 2.遠野物語に書かれた内容は?あらすじをご紹介!
  3. 3.旅行の始まりは遠野物語の世界を知ることから
  4. 4.遠野物語の妖怪に会えるかも?伝説の場所を訪ねる
  5. 5.遠野物語の街ならではの楽しいイベントも!
  6. 6.遠野物語の舞台・遠野へのアクセス
  7. 7.遠野物語の世界を旅行で体験する

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遠野物語とは

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

遠野物語とは、岩手県内陸部の遠野地方の伝説や逸話を集めた説話集です。地元遠野地方出身の佐々木喜善が語った内容を、柳田国男が編纂して世に出しました。

日本民俗学の先駆けであり、現在でも口語訳版が多数出版され、あらすじや解説を掲載するサイトなどがたくさんあります。ちなみに原書は青空文庫で無料公開されています。

遠野物語を読んだことがなく詳しい内容を知らない人でも、漫画や小説、映像作品などで間接的に触れたことがある人や昔話として聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

河童や雪女、座敷童など、有名な妖怪の話も遠野物語で紹介された内容が元となっている場合もあり、日本人であれば知らず知らずの内に遠野物語に触れている可能性が高いです。

著者の柳田国男はどんな人?

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柳田国男は日本民俗学を体系化した人物として有名です。日本中を調査旅行して、フィールドワークを中心とした民俗学の研究方法を確立しました。

また、官僚として農商務省や法制局に勤務するという、非常に珍しい経歴の持ち主でもあります。遠野物語を発表した当時も現役の官僚として法制局に勤務していました。

その為か、遠野物語の序文では怪談やおとぎ話ではなく、現実の話を集めたものという断りをいれるなど、そこかしこに役人らしい堅さやプライドが見え隠れします。

柳田国男の他の代表作

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遠野物語は、柳田国男の数多い著作の中でも、最も高い知名度を誇る作品です。しかし、柳田国男は遠野物語の他にも魅力的な作品を残しています。ここではその中でも代表的なものをあらすじとあわせてご紹介します。

「遠野物語拾遺」は、遠野物語の続編的な作品で、遠野物語と同様、遠野の伝説や妖怪について紹介しています。遠野物語で触れられなかった話や詳しく書かれなかったことも紹介されています。

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「山の人生」は遠野物語の姉妹作とも言うべき作品で、山に生きる人々の伝承や事件などを集め、それに柳田が解説を加えた作品です。遠野物語はその名の通り遠野地方の伝説を集めていますが、こちらは全国各地の山の伝説を集めています。

「日本の伝説」は、日本各地の似たような伝説をまとめて紹介し、その由来や意味を読み解いていくという、民俗学に興味を持ち始めた時に読むのにふさわしい作品です。

「妖怪談義」は、妖怪について真面目に論じた、妖怪研究本とでも言うべき一冊です。研究書ですので、内容は妖怪そのものよりも、妖怪が人々に信じられた背景などについて詳しく書かれています。

遠野物語に書かれた内容は?あらすじをご紹介!

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遠野物語は全119話からなる説話集で、遠野に伝わる伝説や人々が実際に体験した出来事が綴られています。ここではそれらの話の中から代表的なもののあらすじをご紹介します。

川童やザシキワラシ、マヨヒガなど有名な話がありますが、それらは一つの話として綴られているわけではなく、その事柄について触れられたいくつかの話をまとめた内容がよく知られています。

例えば、マヨヒガですが、これは63話と64話で紹介されています。この2つのエピソードを合わせた内容がマヨヒガの話として広く知られているわけです。他の有名な話も同様でいくつかのエピソードにまたがって紹介されています。

オシラサマ

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オシラサマのあらすじをご紹介します。ある農家の娘が、馬と恋に落ち、ついには夫婦になってしまいました。そのことを知った父親は馬を桑の木に吊るして殺してしまいます。そのことを知った娘はとても悲しみ、死んだ馬の首に縋り付いて泣き続けました。

それを不快に思った父親は馬の首を斧で切り落としてしまいます。すると娘は馬の首に乗ったまま昇天し、これがオシラサマになったという話です。少しショッキングな内容ですが、どこか物悲しい話でもあります。

オシラサマは、後に養蚕の神様として祀られ、神像は馬の首を吊り下げた桑の木の枝で作られたと伝わっています。

河童

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遠野物語には河童の話も何話か収録されていますので、そのあらすじをご紹介します。

二代にわたって河童の子を生んだ家の話や、河童の子供が生んでしまった家でその子を捨てようとするも、見世物にしようと考え直して戻ったらすでにいなくなっていた話などが紹介されています。

他にも馬に悪戯しようとして捕まり殺されるところを二度と悪戯しないことを約束させられて逃がしてもらった河童の話があり、似た話が全国に伝わっていることも解説されています。

また、河童の手は猿の足と同様人間の手に似ていることや、他の地方の河童と違い顔の色は赤茶色であるなど、遠野の河童の特徴についても記述されています。

ザシキワラシ

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ザシキワラシとは座敷童とも書く岩手県に伝わる神様とも精霊や妖怪とも言われる存在で、近年はテレビなどで座敷童に会える宿などが紹介されています。

座敷童の話も遠野物語の17話と18話に収録されていますので、そのあらすじをご紹介します。

17話では12、3歳くらいの子供の姿で男の子であったとされています。座敷童が現れる家は財産も増え、大変栄えるという伝説を紹介しています。

一方、18話では女の子の姿で現れます。こちらは座敷童が去った家についての話で、座敷童が離れてしまった家がキノコの毒にあたって一家が女の子1人を残して死に絶えてしまったことや、生き残った女の子も子孫を残せずに死んでしまったという悲惨な話も紹介されています。

デンデラノ

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デンデラノとは漢字では蓮台野と書きます。デンデラノは塚と森について紹介する話の一つとして紹介されています。そのあらすじは以下の通りです。

遠野地方の一部には、60歳を越えるとデンデラノへ追いやられる風習があります。追いやられた老人も生計を立てる為に昼は里に下りて農作業をしました。朝の農作業へ出かけることをハカダチと呼び、夕方デンデラノへ帰ることをハカアガリと呼びました。

姥捨て山によく似た内容の話で、この話は後に遠野物語の反響を受けて発表された遠野物語拾遺でも取り上げられています。

マヨヒガ

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マヨヒガとは漢字では迷い家と書きます。遠野物語では比較的有名な話で、63話と64話で紹介されています。2つの話とも、あらすじはよく似た内容ですが、結末が少し異なります。

まず2つの話で共通しているのは、山で迷った人が立派な家をみつけますが、食器が出され、湯が沸いている様子から、今にも家人が帰ってくるのではと怖くなって逃げ出すところです。

63話では貧しい家の嫁が主人公で、逃げ帰った後に家で見かけたお椀が川から流れて来て、これを手に入れます。お椀を穀物を計る為に使ったところ、穀物入れの中身が尽きることはなく、家も次第に富み、やがて村一番の金持ちになるという内容です。

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一方の64話では婿入りした男が主人公で、逃げ帰った後マヨヒガの伝承を知る婚家の者と連れ立ってマヨヒガを探しましたが、見つからず、その後も家が栄えることはなかったいう内容で、こちらはなんとも締まらない終わり方です。

一見すると無欲な人が得をするという話にも聞こえますが、63話ではマヨヒガをみつけたらお椀などの食器を持ち帰るのが良いとも紹介されているので、機を逃さないことが大事とも取れる中々考えさせられる内容です。

旅行の始まりは遠野物語の世界を知ることから

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旅行先として人気の遠野ですが、より楽しむために遠野物語の内容やその世界を知っておく方が良いでしょう。旅行前に遠野物語を熟読しておくのも良いのですが、もっと手軽に旅行先で遠野物語について知ることができる場所があります。

ここでは遠野物語の世界を知ることができる観光スポットをご紹介します。現地の空気に触れながら、遠野物語について知ることができるのは、遠野旅行ならではの贅沢な楽しみではないでしょうか!

とおの物語の館

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とおの物語の館は、平成25年にリニューアルオープンした、遠野市が運営する博物館です。昔話蔵では遠野で語り継がれる伝説や昔話を、映像ライブラリーや絵本などで紹介しています。

柳田國男展示館では、柳田の生涯や功績を紹介しています。建物は柳田が定宿として旧高善旅館と柳田が晩年を過ごした旧柳田國男隠居所を移築したものです。劇場の遠野座では語り部が遠野の方言で昔話を聞かせてくれます。

遠野旅行の際には是非訪ねておきたい場所です。なお、営業時間は9:00~17:00で年中無休、利用料金は一般500円、高校生以下は200円、障害者と同数の介護者は無料となっています。

住所 岩手県遠野市中央通り2-11
電話番号 0198-62-7887

伝承園

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伝承園は遠野地方でかつて存在した農家の生活様式を再現した野外博物館です。重要文化財にも指定されている南部曲り家の菊池家住宅をはじめ、遠野物語の話者である佐々木喜善の記念館、ワラ細工やお手玉、絵馬など民芸品作りが体験できる工芸館などが立ち並びます。

また、園内にはレストランもあり、ヤマメの炭火焼きや、岩手の郷土料理であるひっつめなどが楽しめます。なお、営業時間は9:00~17:00で年中無休、利用料金は一般320円、高校生以下は220円、障害者と同数の介護者は無料となっています。

住所 岩手県遠野市土淵町土淵6-5-1
電話番号 0198-62-8655

遠野物語の妖怪に会えるかも?伝説の場所を訪ねる

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遠野物語について知ったら、次は遠野物語の舞台を訪ねたくなることでしょう。ここでは遠野物語に登場した妖怪が現れたとされる場所、遠野物語で紹介された伝説が残る場所をご紹介します。

いずれも遠野物語のファンはもちろん、遠野旅行に来てから遠野物語を知った人にとっても必見の場所です。伝説の場所を訪ねて、遠野物語の世界にどっぷりと浸りましょう!

御蚕神堂

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御蚕神堂は別名オシラ堂とも呼ばれています。その名の通り、先ほどあらすじをご紹介したオシラサマに馴染み深い場所です。六畳ほどの御堂の中には桑の木で作られたオシラサマ千体が所狭しと展示されています。

オシラサマは蚕の神様であり、農業や馬の神様でもあります。遠野物語の続編的な作品である遠野物語拾遺では、お知らせの神様として紹介されていて、正月の16日に子供たちが1年の吉凶を占ったという伝承が残っています。

カッパ淵

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カッパ淵とは土淵町にある常堅寺裏を流れる小川の淵のことです。カッパ淵の名がしめす通り、先ほど紹介した川の妖怪、河童が多く住む場所として知られています。

淵の岸辺には、河童の神様を祀る祠があり、子持ちの女性が願掛けをすると、母乳の出がよくなると信じられていて、この辺りの母親はこの祠に赤い布で乳の形を作り、納めるのが習わしとなっているそうです。

また、カッパ淵では河童の捕獲にチャレンジすることができます。首尾よく河童を捕獲して遠野市観光協会へ連れて行くと、なんと1000万円の賞金がもらえるそうです!参加資格は216円でカッパ捕獲許可証を購入することです。

Photo by tagtagger439

カッパ捕獲許可証の裏に書かれている注意書きをよく読んで、安全に楽しく参加しましょう!なお、カッパ捕獲許可証は伝承園などの遠野市観光協会が運営する施設やオンラインショップで購入することができます。

河童は、先ほどあらすじをご紹介した遠野物語の話では生々しい伝承が残っていて少し怖いイメージのある妖怪ですが、カッパ淵では親しみやすい妖怪として身近な存在になっています。

カッパ淵は伝承園から徒歩5分の場所にありますので、伝承園を訪ねたついでに訪れるのがおすすめです。

デンデラ野

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デンデラ野は、先ほどあらすじをご紹介した、デンデラノの話に出てきた、老人の追放先です。姥捨て山に似た忌まわしい記憶が残る場所ですが、近くには水田や畑もあり、どこかのどかな田園風景が広がっています。

一説によれば追放先ではなく、隠居所のようなものだったという話もあり、老人たちは意外にも悠々自適な自給自足生活を送っていたのかも知れません。

デンデラ野は遠野駅から北東へ約10km行った場所にあります。遠野駅からバスも出ていて、早池峰バスの恩徳行きに乗り(乗車時間は約40分)、山口バス停で下車、バス停はから徒歩15分です。

続石

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続石の話は遠野物語でも紹介されていますが、軽く触れられている程度で、続編の遠野物語拾遺の方で詳しい内容が紹介されています。

遠野物語拾遺によると、続石は二つ並んだ1.8メートルほどの台石の上に、奥行5メートル、厚さ2メートル、幅7メートルもある大石が横に乗せられたもので、鳥居のように人が通り抜けられるようになっています。武蔵坊弁慶が作ったものとされます。

続石は遠野駅から北西へ約10km行った場所にあります。遠野駅からバスも出ていて、岩手県交通バス達曽部行きに乗り(乗車時間は約30分)、続石バス停で下車、バス停はから徒歩15分です。車で行く場合は10分で、駐車場は5台分確保されています。

卯子酉様(卯子酉神社)

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卯子酉様の話は遠野物語拾遺の方に収録されています。それによると昔は卯子酉神社の近くに大きな淵があって、その淵の主に願をかけると、男女の縁が結ばれるというもので、今で言う恋愛成就のパワースポットとして紹介されています。

その為、現在でも卯子酉神社は縁結びのパワースポットとして、カップルに人気の場所です。境内で販売されている赤い布を左手だけを使って、木に結ぶことができれば、恋人との縁が深まると言われています。

卯子酉神社へは、遠野駅から岩手県交通バス遠野バスセンター行きに乗り(乗車時間は約5分)、遠野営業バス停で下車、バス停はから徒歩5分です。

遠野物語の街ならではの楽しいイベントも!

Photo by [juː][ɑː]

遠野では、遠野物語や遠野の伝説に現れる神様や妖怪にちなんだイベントや公演が目白押しです。昔話の実演や座敷わらし仮装コンテスト、夜神楽など、遠野物語が生まれた場所ならではのイベントが定期的にも開催されています。

いずれも遠野に行かなければ体験することができないイベントですので、イベントのスケジュールに合わせて旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

昔話実演

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遠野では昔話の実演が様々な場所で行われています。先ほどご紹介した、とおの物語の館や伝承園の他にもあり、遠野や遠野ふるさと村などでも昔話の公演が行われています。

とおの物語の館では毎日決まった時間に公演が行われていて、料金も入館料(一般500円)の中に含まれています。

伝承園での公演は予約制で1回5000円で定員は80名までです。団体旅行などではこちらを利用した方が時間の都合もつけやすいかもしれません。

あえりあ遠野は昔話が聞けることが売りの旅館で宿泊客は無料で昔話を聞かせて貰えます。遠野ふるさと村は予約制で1回5000円、定員は50名までとなっています。

座敷わらし仮装コンテスト

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遠野では毎年7月1日から8月31日の間、遠野物語でもお馴染みの妖怪、座敷童の仮装コンテストが開催されます。開催場所は遠野ふるさと村で、期間中は座敷童の仮装をした人は入場無料となります。

さきほどご紹介したあらすじの通り、座敷童は男の子も女の子もいますので、男女ともに参加することができます。

Photo by codepo8

夏休みにお子様連れで遠野旅行をされる場合は是非コンテストに参加してみてはいかがでしょうか?応募方法は座敷童の仮装をして、遠野ふるさと村内で写真を撮って、メールで送る形になります。

詳しい応募方法は遠野ふるさと村のホームページをご確認ください。なお、遠野ふるさと村へは遠野駅から早地峰バスに乗り(乗車時間は25分)遠野ふるさと村バス停で下車してすぐとなっています。

夜神楽

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とおの物語の館では、市内各地に伝わる神楽の公演を5月の連休や夏休みに合わせて開催されています。開演は20:00で夜に行われ、開催日によって公演団体が異なるので、何度見に行っても楽しめると思います。

遠野市内の旅館やホテルの宿泊客は無料で公演を見ることができます。開催場所のとおの物語の館の遠野座はとても趣き深い空間です。遠野旅行の夜は神楽踊りを堪能しましょう!

遠野物語の舞台・遠野へのアクセス

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遠野へのアクセス方法をご紹介します。遠野へは車か新幹線か飛行機を利用するのがおすすめです。ここではそれぞれの移動手段のルート情報と利点をご紹介したいと思います。

個別の移動方法の紹介に入る前にもう一つおすすめの移動手段をご紹介しておきます。東京周辺にお住まいであれば、池袋から発着する高速バスを利用することもできます。運賃は8700円~10200円で、乗車時間は9時間となっています。

このバスは岩手県交通が運行していますので、発着日時や経由地、運賃の詳細については岩手県交通のホームページからご確認下さい。

車を利用

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車で遠野旅行へ出かける利点は、なんと言っても旅行先での移動の自由さでしょう。遠野を含めた岩手県は車社会ですので、公共交通機関での移動には限界があります。自家用車であればそう言った心配はありません。

車で遠野へ行く場合は東北自動車道から釜石自動車道へ抜けて、遠野インターチェンジで降りるルートが最も短時間で到着できます。

浦和インターチェンジから東北自動車道を利用した場合の休憩時間などを抜いた移動時間は約5時間30分、料金はETC料金で7370円、通常料金では10200円となっています。

東北新幹線を利用

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新幹線の利点ですが、関東からは最速の移動手段であることでしょう。羽田空港や東京近県の空港から、遠野の最寄空港であるいわて花巻空港への定期便も発着していませんので、関東にお住いの場合は新幹線がおすすめです。

東京から鉄道で遠野へ行く場合は、まず東京から新花巻まで新幹線で出て、釜石線に乗り換えて遠野へ向かいます。所要時間は約4時間で、料金は合計で14950円となっています。乗り換え回数も少なく、車や高速バスより早く到着できます。

飛行機を利用

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関東や東北以外の地域から遠野旅行へ出かけるのでしたら、飛行機がおすすめです。新幹線を乗り継いでいくことも可能ですが、あまり現実的ではありません。

いわて花巻空港へは札幌、名古屋、大阪、福岡から定期便が発着しています。航空会社は名古屋便(FDAが運航)をのぞき全てJALが運航しています。

大阪から遠野へのルートを例にとりますと、伊丹空港からいわて花巻空港へ行き、エアポートライナー(乗り合いタクシー)で遠野へ向かいます。所要時間は約3時間となっています。運賃は時期によって変動が大きいので旅行サイト等でお確かめください。

遠野物語の世界を旅行で体験する

Photo by rail02000

ここまで、遠野物語のあらすじや伝説の舞台となった場所、妖怪の棲家などをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?心惹かれる伝説やその舞台はありましたでしょうか?

自然豊かな遠野はそれだけでも素晴らしい観光先ですが、遠野物語を知っていればさらに楽しめる場所です。あらすじだけでもおさえて行けば2倍3倍楽しめると思います。次の長期休暇は遠野へ出かけ伝説の世界に浸ってみるというのはいかがでしょうか?

速水喜彦
ライター

速水喜彦

歴史と酒と食べることが好きです。神社仏閣、歴史関連、日本酒、飲食店の記事を中心に執筆しています。

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