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イサキとはどんな魚?
イサキ・伊佐木は、成長するにしたがって名前が変わる出世魚です。今では一年を通してスーパーで手に入る身近な食材ですが、時期や大きさによっては高級魚として取引されることもあります。
一般的な個体サイズは300g~400gと比較的小ぶりな白身系ですが身だけでなく皮目も脂がたっぷりなので、皮むきする食べ方と皮付きのまま調理する食べ方が楽しめます。
旨味の強い魚ですがくせはないので、どんな食材や味付けとも相性が良いです。焼き物・煮物・汁物など何でもアレンジができますし、干物にすると旨味が凝縮するので産地では特産品として取り扱っています。
5月~7月が旬のくせのない白身魚
今では1年じゅう手に入るイサキ・伊佐木ですが、本来の旬は5月~7月なので夏の旬食材といえます。夏採れイサキは脂のりが良いですし皮目にもたっぷりと良質な脂がのっているので、いろいろな食べ方ができます。
なお秋に採れるイサキ・伊佐木は「瓜坊(うりぼう)」とよばれ、小ぶりですが旨味が強いとおすすめです。白身魚ですのでくせが少なく、いろいろな食べ方で楽しめるのも魅力でしょう。
イサキのおすすめの食べ方【おつまみ】
今では年間通して手に入るイサキ・伊佐木ですが、旬である夏イサキの味は格別です。一般的なサイズであっても締め方によって高値が付きますし、大型サイズになると高級魚として老舗料理店や有名店などがこぞって手に入れたがります。
そんなイサキ・伊佐木は身だけでなく皮にも上質な脂がのっていますから、おつまみにする食べ方がおすすめです。鮮度や個体の大きさによっておすすめな食べ方が変わりますが、旬の夏イサキは定番と呼ばれるシンプルな食べ方が最もおいしい食べ方といえます。
やっぱりこれ!「イサキの刺身」
鮮度の良い旬イサキ・伊佐木が手に入ったら、ぜひともおすすめしたいのが「刺身料理」です。刺身料理は白身系でも定番の食べ方ですが、鮮度の良い旬イサキ・伊佐木の身は非常に透明感があるので見ているだけでもおいしさが伝わります。
なおイサキ・伊佐木は個体の大きさが採れる時期によって違いますし大きくなるほど名前が変わる出世魚なので、刺身にする食べ方も大きさによっておすすめが変わります。そこでここでは採れる時期ごとにおすすめな刺身の食べ方をご紹介しましょう。
夏採れイサキの刺身おすすめな食べ方
- 皮をひき厚めにカットして食べる(最もおいしい食べ方)
- 皮霜造りにして皮ごと食べる(皮のうまさを楽しむ食べ方)
- 焼霜造りにする食べ方(皮に焼き目をつけるため香ばしさが楽しめる)
秋採れのイサキ・瓜坊の刺身おすすめの食べ方
- 皮を引き食べやすいサイズにカットして食べる(身の脂を楽しむ食べ方)
- カットしたイサキに塩ふりをしすだちをかけて食べる(さっぱりと食べる食べ方)
皮までまるごと!「イサキの唐揚げ」
唐揚げにする食べ方はあまり適さないともいわれるイサキ・伊佐木ですが、旬イサキの場合は身・皮ともに上質な脂がたっぷりとついているので皮付きのまま唐揚げにする食べ方はとても人気があります。
イサキ(切身) | お好みの量 |
薄力粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
醤油(漬けたれ用) | 大匙4 |
みりん(漬けたれ用) | 大匙2 |
料理酒(漬けたれ用) | 大匙2 |
おろしたショウガ(漬けたれ用) | 適量 |
※みりんはみりん風調味料ではなく本みりんを使用する
イサキの唐揚げ作り方
- ジッパー付き保存袋に漬けたれ用調味料・イサキ切り身・おろしたショウガを入れ空気をしっかり抜いて封をしたら、冷蔵庫で約1時間保管して下味をつける
- 下味が付いたイサキ切り身を取り出し、薄力粉を全体にまぶす
- たっぷりの揚げ油を170℃にセットし、衣をつけたイサキを揚げる
- 比較的火が通りやすいので、表面が小麦色になったら出来上がり
イサキのおすすめの食べ方【おかず】
関東地方では昔から「塩焼きにするとおいしい魚」として重宝されてきましたが、市場に出回るイサキ・伊佐木は1匹200~300gが平均サイズなので、丸ごと使った豪快なおかずレシピもおいしい食べ方として人気があります。
イサキ汁も素材本来の旨味が楽しめる食べ方として定番ですが、煮魚や煮込み料理などひと手間加えたおかずレシピもおすすめです。
味しみ柔らか「イサキの煮付け」
イサキ(下処理済) | 1尾 |
しょうが | 親指大1関節程度の大きさ |
醤油(煮汁用) | 大匙2 |
みりん | 大匙2 |
砂糖 | 大匙1 |
水 | 100ml |
※みりんはみりん風調味料ではなく本みりんを使用
イサキの煮付け作り方
- 生姜の皮を剥き千切りにする
- 下処理済みのイサキの皮に切り込みを入れる
- 鍋に調味料と千切り生姜を入れ中火にかける
- ひと煮たちしたらイサキを加える
- 落し蓋をしイサキに火が通ったら、いったんイサキを皿に取り出す
- 煮汁が半分になるまで煮詰める
- イサキに煮汁をかければ完成
ごはんがすすむ!「イサキの中華煮込み風」
皮目が付いたイサキ切り身に甘辛いたれを絡めた中華煮込みは、ご飯のおかずにぴったりなボリュームのあるレシピです。揚げ油で素揚げにしない分簡単に作れますし、とろみのある甘辛たれを使うので短時間で作れるおかずレシピとしても人気があります。
イサキ切り身(皮付き) | 1匹分 |
塩コショウ(下味用) | 適量 |
小麦粉(下ごしらえ用) | 適量 |
片栗粉(下ごしらえ用) | 適量 |
にんにく | ひとかけら |
生姜 | 適量 |
醤油 | 大匙1 |
砂糖 | 大匙1 |
酢 | 大匙1 |
料理酒 | 大匙2 |
五香粉 | 小匙1 |
水 | 100㏄ |
※五香粉はなくても良い
イサキの中華煮込み風作り方
- にんにくと生姜をみじん切りにする
- 食べやすいサイズにカットした皮付きイサキ切り身に塩コショウで味付けする
- 混ぜ合わせておいた小麦粉・片栗粉を全体にまぶす
- 熱したフライパンに油を入れ、衣をつけたイサキに焼き色を付ける
- キッチンペーパーで余分な油をふき取る
- みじん切りしたにんにく&生姜・調味料・水をすべてフライパンに入れる
- 蓋をし中火で煮込む
- 蓋から蒸気が漏れるようになったら約4分蓋をしたまま煮込んで完成
- 色どりとして小口切りにした青ネギを散らしてもOK
イサキのおいしい食べ方を試してみよう!
一年を通して手に入るイサキ・伊佐木ですが、旬である夏イサキを活け締めしたものや大きいサイズは高級魚として扱われるほどおいしいです。だからこそ刺身にする食べ方が最もおすすめですが、くせのない白身系なのでいろいろな食べ方で楽しんでください。