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万願寺とうがらしの特徴
とうがらしの中の王様とも呼ばれている万願寺とうがらしは、王様と呼ばれるだけあって大きく甘味があり、肉厚なのが特徴です。万願寺とうがらしという名は長く栽培してきた舞鶴市中筋地域の地名、万願寺が由来です。
とうがらしの在来種が自然交雑したことで誕生したと考えられている万願寺とうがらしは、代表的な京野菜としても有名で、平成元年にはじまった京のブランド産品制度にも認証されています。
万願寺とうがらしの食べ方(下ごしらえ)
とうがらしを下ごしらえするときは、中の種を抜いておくのが一般的です。とうがらしの種が入ったままの食べ方では食感が悪くなるからです。また、とうがらしの種は辛みが強いため、種を残したままの食べ方では、出来上がった料理が必要以上に辛くなる可能性があります。
しかし、万願寺とうがらしは一般的なとうがらしとは違い、辛くありません。種が入ったままの食べ方でも辛くない万願寺とうがらしの下ごしらえは、水洗いだけです。
種やヘタは食べられる?
よく洗うだけで下ごしらえが終わってしまう万願寺とうがらしの食べ方で気になるのが、種やヘタの部分です。種やヘタがついたままの食べ方は、一般的なとうがらしと同様に食感が悪くなりそうな印象があります。
しかし、万願寺とうがらしは種もヘタがついたままの食べ方でも、あまり気にせず食べられます。また、万願寺とうがらしの食べ方には、丸ごと煮たり焼いたりするレシピもあります。
種やヘタがついたままの食べ方でもおいしく食べられる万願寺とうがらしは、下ごしらえだけでなく調理も非常に簡単です。食べ方が簡単な万願寺とうがらしは、すぐにおかずを作りたいときにとても便利な京野菜です。
種の取り方
種やヘタがついたままの食べ方では、種やヘタの食感がどうしても気になるという方は、とってしまうのがおすすめです。長細いピーマンのような形をしている万願寺とうがらしを縦半分に切り、ヘタを切り落として種をとりのぞけば、下ごしらえ完了です。
万願寺とうがらしはそのままの形で調理するのが一般的な食べ方ですが、種とヘタをとりのぞいても味に大きな違いはありません。万願寺とうがらしをそのまま調理するか、種とヘタをとってから調理するかの食べ方は、好みで決めて大丈夫です。
万願寺とうがらしの食べ方レシピ(生)
万願寺とうがらしの食べ方でもっとも簡単なレシピは、生のまま食べることです。とうがらしを生のまま食べるという食べ方に抵抗を感じる方もいますが、万願寺とうがらしは辛くなく、甘味のある野菜なので、生のままでも食べられます。
また、この食べ方をすることで、万願寺とうがらしに含まれている栄養素を効率よく摂取することもできます。万願寺とうがらしには、髪や肌をきれいに保つ効果が期待できる栄養素ビタミンAやシミ予防効果を期待できる栄養素ビタミンCなどが豊富に含まれています。
簡単な食べ方で豊富な栄養素をまるっと摂取できるので、万願寺とうがらしは生がおすすめです。
冷やして食べる
生という食べ方は、もちろん洗ってそのままかじりついても良いのですが、もっとおいしくなるレシピがあります。それは、採れたての新鮮な万願寺とうがらしをキンキンに冷やす食べ方です。
ボウルに氷水を用意して、ヘタを切り落とした万願寺とうがらしを入れます。半日以上氷水に浸したまま冷蔵庫に入れておくだけで、シャキシャキ食感がクセになる万願寺とうがらしが完成します。シンプルな食べ方ですが、一度食べたらシャキシャキ食感に驚くこと間違いなしです。
このレシピはピーマンにも応用できます。夏野菜の代表でもあるピーマンと万願寺とうがらしを一緒に冷やしてパリパリ食感のピーマンとシャキシャキ食感の万願寺とうがらしを楽しむ食べ方もおすすめです。
おすすめの味付け
シンプルな食べ方の万願寺とうがらしの味付けは、シンプルに塩のみがおすすめです。余計な味をつけないことで、万願寺とうがらしの甘さが引き立ち、さっぱりおいしく食べられます。
また、塩だけでは物足りないというときにおすすめの食べ方は、柚子胡椒を少し混ぜたマヨネーズを付けて食べることです。柚子の爽やかな香りとマヨネーズのまろやかさ、あとからくるピリッとした辛さがプラスされて、塩だけの食べ方とは違った味わいを楽しめます。
さらに、生の万願寺とうがらしをおつまみにしたいときの食べ方でおすすめなのはコチュジャンです。コチュジャンの甘味と辛さが加わり、お酒のおつまみにぴったりな味に変化します。
万願寺とうがらしの簡単な食べ方レシピ(おかず)
万願寺とうがらしは、生だけではなく、煮たり焼いたりしてもおいしく、食べ方のバリエーションが豊富です。肉厚で食べ応え抜群な万願寺とうがらしは、あと1品足したいときの副菜だけでなく、がっつり食べたいときのおかずにもぴったりです。
おかずとしての食べ方では、加熱調理するレシピが多く、生とは違った食感を楽しめます。また、甘長ピーマンとも呼ばれている万願寺とうがらしは、ピーマンを使ったレシピの代用もできます。ただし、万願寺とうがらしを丸ごと調理する食べ方は、破裂に注意が必要です。
万願寺とうがらしを丸ごと加熱するときは、つまようじやフォークで複数穴を開けておくと安心です。穴を開けることにより、破裂防止効果だけでなく、味しみも良くなります。
万願寺とうがらしとおかかの炒め煮
万願寺とうがらしを初めて調理するときにおすすめの食べ方は「万願寺とうがらしとおかかの炒め煮」です。用意する材料は、万願寺とうがらし10本・鰹節適量・調味料(出汁50cc・みりん大さじ1・醤油大さじ1・砂糖小さじ1)・ごま油小さじ1だけです。
作り方は、万願寺とうがらしのヘタをとって適当な大きさに切り、温めてごま油を敷いたフライパンで炒めます。万願寺とうがらしに焼き色がついたら調味料を入れ、ほどよく煮詰まったら完成です。
用意する材料が少なく作り方も簡単な食べ方は、おかずをすぐに1品追加したいときにささっと作れるのでおすすめです。また、万願寺とうがらしを煮る食べ方は味がしみこむので、ごはんが進む1品にできます。
万願万願寺とうがらしの豚肉巻き
大人も子供も大満足のおすすめの食べ方は「万願寺とうがらしの豚肉巻き」です。たったの10分ほどで食べ応え抜群のおかずが作れるので、急いでいるときにもぴったりです。用意する材料は、万願寺とうがらし6本・薄切り豚バラ肉6枚・塩コショウ適量・サラダ油大さじ1です。
作り方は、豚肉に塩コショウを振り、万願寺とうがらしに巻き付けます。フライパンにサラダ油を入れて温め、豚肉を巻き付けた万願寺とうがらしを入れて全体に焼き色がつくように転がしながら焼いていきます。余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、カリカリに焼きあがったら完成です。
シンプルな味付けの食べ方なので、チーズを一緒に巻くのもおすすめです。チーズを一緒に巻くことで、味にコクをプラスできます。冷めてもおいしい万願寺とうがらしの豚肉巻きは、お弁当のおかずにもおすすめの食べ方です。
辛い万願寺とうがらしにおすすめの食べ方
生食も可能な万願寺とうがらしですが、まれに辛いものもあります。辛い万願寺とうがらしを生で食べてしまうと、強い辛みが口中に広がります。万願寺とうがらしの食べ方は生が好きという方は、辛いものを見極められるようにしておくのがおすすめです。
辛い万願寺とうがらしには、曲がっている・ちぢれ気味で小ぶり・形がいびつといった共通点があります。すんなりとまっすぐなものは辛くないことが多いです。
また、赤い万願寺とうがらしを辛いと思っている方もいますが、赤い万願寺とうがらしは熟している状態なので、緑よりも甘味が強いです。生の食べ方が好きなら赤い万願寺とうがらしをおすすめします。
万願寺とうがらし焼き
辛い万願寺とうがらしの食べ方でベストなのは焼くことです。万願寺とうがらし焼きというシンプルな調理法は、辛い万願寺とうがらしのおいしい食べ方です。用意する材料は、辛い万願寺とうがらし6本・油揚げ1枚・しょうゆ適量です。
作り方は、油揚げを適当な大きさに切り、温めたグリルやフライパンに万願寺とうがらしと油揚げを並べて焦げ目がつくまで焼いてお皿に盛り付け、仕上げにしょうゆをかけたら完成です。生のままの食べ方では辛かった万願寺とうがらしが、焼くだけで甘くなります。
辛い万願寺とうがらしを甘くする食べ方ですが、辛みも少しあったほうがいいというときは、仕上げに七味をかけると甘味とピリッとした辛みの両方を楽しめます。
万願寺とうがらしは食べ方も簡単でおいしい!
生・煮る・焼く・揚げるなど、食べ方のバリエーションが豊富な万願寺とうがらしは、食べ方だけでなく下ごしらえも簡単な京野菜です。万願寺とうがらしを食べたことがないという方には、甘味をしっかり感じられる生の食べ方がおすすめです。