【サザエ】の簡単な下処理と食べ方を紹介!定番のつぼ焼きや刺身も

【サザエ】の簡単な下処理と食べ方を紹介!定番のつぼ焼きや刺身も

つぼ焼きとしての食べ方が人気の「サザエ」には、おいしい食べ方がたくさんあります。本記事ではサザエの簡単な下処理方法やフライパンやレンジで作れるサザエのつぼ焼き、刺身として楽しむ食べ方やサザエの食べ方アレンジレシピなどサザエのおいしい食べ方をご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.サザエの食べ方はつぼ焼き以外にもある!
    2. 2.【サザエのおいしい食べ方】下処理方法
    3. 3.【サザエのおいしい食べ方】つぼ焼き
    4. 4.【サザエのおいしい食べ方】刺身の切り方と盛り付け方
    5. 5.【サザエのおいしい食べ方】おすすめの絶品レシピ
    6. 6.サザエは食べ方次第で色々な楽しみ方ができる!

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    サザエの食べ方はつぼ焼き以外にもある!

    Photo by gatta_m

    「サザエ」の食べ方といえば、高級料亭や大衆酒場などでも人気の「つぼ焼き」が思い浮かびますが、サザエには、つぼ焼き以外においしい食べ方はあるのでしょうか。

    サザエは、とげのある硬い殻や形が特徴的で、日本では代表的な食用の巻貝の一種として親しまれています。サザエの食べ方としては「つぼ焼き」がよく知られていますが、ほかにも刺身としての食べ方や、地方によっては寿司としての食べ方、サザエカレーとしての食べ方などもあります。

    サザエには、タンパク質をはじめ、カリウム、亜鉛、ビタミンB群などの栄養が豊富に含まれているため、つぼ焼きとしての食べ方だけでなく、お好みの食べ方で楽しみたいものです。

    サザエがおいしい時期はいつ?

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    基本的にサザエは、ほぼ一年中安定して水揚げされるため、通年市場に並び、季節ごとに合ったさまざまな食べ方が楽しめます。

    ただ、初夏から夏にかけてがサザエの産卵期で、産卵期前のサザエには一年の中で最も栄養素が蓄えられているので、春ごろから初夏にかけてがサザエが美味しい時期といえるでしょう。

    サザエの生産地については後述でご紹介しますが、産地によってサザエ漁の解禁時期が異なり、6月以降に解禁される地域もあります。さらに夏には、海の家でとれたてのサザエを焼いて楽しむ食べ方や、海辺でバーベキューして楽しむ食べ方などが好まれ、市場にも多く出回るようになります。

    サザエの主産地は?

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    サザエは比較的暖かい海域を好む巻貝のため、太平洋沿岸では三重県や千葉県が主産地で次いで神奈川県、静岡県となっています。

    また、日本海側では南は長崎県、山口県、島根県などが多く、北は石川県、秋田県辺りが主産地となっています。

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    【サザエのおいしい食べ方】下処理方法

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    ここからは、サザエの色々なおいしい食べ方をご紹介しますが、まずはサザエの下処理方法からご紹介します。

    サザエをつぼ焼きにして楽しむ食べ方では、特に下処理をしなくても食べられなくはありませんが、サザエには苦い部分もあるため、やはりきちんと下処理をしてから調理する食べ方がよいでしょう。

    まず、サザエを買ってきたら水でよく洗いましょう。ボウルなどに水をはってその中でサザエを振りながら貝の汚れを落とし、さらに流水できれいに洗いバッドなどにあげておきます。

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    サザエを貝の角部分を上にして入り口が見えるように片手で持ちます。貝の内側が白く見える部分あたりに、ステーキナイフなどを殻に沿うように斜めに差し、殻に沿わせてぐるっと手前に一周ナイフを回すと、サザエの身が簡単に出てきます。

    この段階では、サザエの肝(内臓)はまだ殻の中に残っているので、入り口わきに指を入れて力をちょっと入れこそげ取ると、肝全体が取りだせます。肝を出したら、サザエの殻の内側も、流水でよく洗いましょう。刺身などに殻を使う場合には、熱湯でサッと消毒しておきます。

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    次に肝の下処理をします。くっついている貝のフタ部分と肝の間にナイフを刺して、フタをはがします。内臓の黒い部分と赤い部分(口)をナイフで切りおとします。流水できれいに洗いながら、残っている赤い部分をきれいに取り除きます。

    ビラビラの下部分と黒いロープ上の部分(内臓)も切り落とし、白い部分のみを残します。ボウルなどに入れて塩をたっぷり振ってよくもみ、サザエのぬめりをとり、流水できれいに洗い流します。あとは、調理法に合わせて切るだけです。    

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    【サザエのおいしい食べ方】つぼ焼き

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    サザエの下処理ができたら、色々な食べ方でサザエを楽しみましょう。まずここでは、サザエのおいしい食べ方の中でも定番中の定番「つぼ焼き」のおいしい食べ方をご紹介します。

    海辺などでは網を使って楽しむ「浜焼き」としての食べ方が一般的ですが、家庭ではサザエの「つぼ焼き」はフライパン、トースター、レンジなどでもおいしく食べられるので、新鮮なサザエが手に入ったら、ぜひ作って食べてみてください。

    フライパンでサザエのつぼ焼き

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    最初にご紹介するサザエのおいしい食べ方は、フライパンで簡単にできるサザエのつぼ焼きレシピです。

    フライパンで作るサザエのつぼ焼き2人分に必要な材料は、新鮮な殻付きサザエ4個、水400CC、塩小さじ1/4杯、酒・醤油各小さじ4杯ずつ、お好みですりおろし生姜(チューブ)少々です。

    下処理したサザエ4個を、良く洗ったサザエの殻に戻します。ボウルなどに酒と醤油を入れて混ぜ合わせておきます。深さのあるフライパンにたっぷり水と塩を入れてサザエを上向きに並べ入れ、フタをして中火で加熱します。

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    湯が沸騰したらフタをあけ、サザエの口の部分に酒と醤油を合わせたものを小さじ2杯ずつたらし、再びフタをして中火で7~8分蒸し焼きにします。

    器に盛りつければ、フライパンでできる簡単サザエのつぼ焼きの完成です。お好みでおろし生姜をつける食べ方もおすすめです。

    トースターで サザエのつぼ焼き

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    次にご紹介するサザエのおいしい食べ方は、トースターで作るサザエのつぼ焼きレシピです。トースターで作るサザエのつぼ焼き2人分に必要な材料は、サザエ4個、酒小さじ4杯、醤油小さじ4杯です。

    きれいに水洗いし、下処理したサザエの身をきれいに洗ったサザエの殻に戻します。ボウルに醤油と酒を入れて混ぜ合わせておきます。

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    サザエの水気をふき取り、トースターの天板にアルミホイルを敷いたうえに、口を上にして並べます。1000Wのトースターに天板をいれ、5~6分焼きます。醤油と酒をあわせたものを、それぞれに1/4ずつ入れ、さらに10分ほど焼き上げます。

    器に2個ずつ盛りつければ、トースターで簡単にできるサザエのつぼ焼きの完成です。焼き立てのサザエの殻は熱いので、やけどをしないようにキッチンミトンなどを使うとよいでしょう。    

    レンジでサザエのつぼ焼き

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    サザエをフライパンで焼く食べ方やトースターで焼く食べ方をご紹介しましたが、ここではレンジを使ってさらに簡単な食べ方ができるサザエのつぼ焼きレシピをご紹介します。

    レンジで作るサザエのつぼ焼き2人分に必要な材料は、サザエ4個、酒大さじ2杯、醤油小さじ4杯です。下処理したサザエを、きれいに洗った殻に戻します。フタ部もきれいに水洗いしておきます。

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    やや深めの耐熱皿にサザエの口を上にして並べ、1/4ずつ酒を注ぎ入れます。全体にふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱します。一度ラップをはがし、醤油1/4ずつを加えて再びラップをかけ、さらに1分ほど加熱します。

    器に盛りつけ、洗っておいたサザエのフタを飾りに添えれば、レンジで簡単にできるサザエのつぼ焼きの完成です。醤油を加えず、岩塩やポン酢をつける食べ方もおすすめです。

    【サザエのおいしい食べ方】刺身の切り方と盛り付け方

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    サザエには、前述にご紹介したつぼ焼き以外にもおいしい食べ方がたくさんあります。まずは、新鮮なサザエが手に入ったらぜひ試してみたい、サザエを刺身にして楽しむ食べ方をご紹介します。

    切り方

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    サザエは、前述までにご紹介した方法で下処理をしておきます。刺身にして生で食べるので、しっかりきれいに洗いましょう。下処理したサザエの肝は熱湯で完全に火が通るまでゆでておきます。

    次にサザエの切り方ですが、殻から取り出したサザエのフタにくっついていたオレンジの部分を下にして、端から縦に薄く切ります。滑るので、注意して切りましょう。貝柱の部分は、半分ぐらいにそぎ切りをします。

    盛り付け方

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    きれいに洗ったサザエの殻とフタは、熱湯で1~2分加熱して冷まし、水気をふき取っておきます。器にサザエの殻を乗せ、中に大根のつまなどをひとつまみいれます。その上に、洗って水気をふき取った大葉の葉をしき、薄く切ったサザエの刺身をきれいに盛りつけます。

    茹でたサザエの肝と、貝柱の部分は殻の中には入れず器に盛りつけておきましょう。あとは、すりおろしたワサビを添えれば、サザエの刺身の完成です。ワサビ醤油をつける食べ方がおすすめです。

    【サザエのおいしい食べ方】おすすめの絶品レシピ

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    次にご紹介するサザエのおいしい食べ方は、ちょっと目先の変わったおすすめのサザエの絶品レシピです。サザエのつぼ焼きや刺身以外の食べ方も、ぜひ試してみてください。

    サザエのつぼ煮

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    最初にご紹介するサザエのおいしい食べ方レシピは、だし汁が絶品の「サザエのつぼ煮」のレシピです。「サザエのつぼ煮」2人分に必要な材料は、サザエ4個、出し汁300CC、酒大さじ3杯、醤油大さじ3杯、みりん大さじ3杯です。

    サザエを簡単に下処理します。水をはったボウルに殻付きサザエを入れ、水の濁りがなくなるまで何回か洗い流します。フタ部分もきちんと洗いましょう。

    ボウルにだし汁、醤油、酒、みりんを入れて混ぜ合わせ煮汁を作っておきます。サザエ4個がちょうどおさまるくらいの鍋にサザエを横向きに入れ、煮汁を注ぎます。中火で加熱し、沸騰したら弱火にして静かにアクを取り除きます。

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    クッキングシートを鍋の大きさに切って真ん中に穴をあけ、落し蓋をして弱火で5~6分煮て火からおろします。そのまま10分ほどおいて味をなじませ、深さのある器に汁ごともりつければ「サザエのつぼ煮」のできあがりです。

    サザエのアヒージョ

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    次にご紹介するサザエのおいしい食べ方レシピは、お酒のおつまみにもおすすめの「サザエのアヒージョ」のレシピです。

    「サザエのアヒージョ」2人分に必要な材料は、サザエ5~6個、オリーブオイル100CC、ニンニク2片、塩小さじ1杯、鷹の爪輪切り小さじ1杯、パセリフレーク少々です。

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    きれいに下処理をしたサザエは、半分に切っておきます。鍋に湯を沸かし、沸騰したらサザエを入れて1~2分茹で、ザルなどにあげます。

    まな板の上にニンニクをのせ、包丁の腹で粗くつぶします。スキレットなど小さめのなべにオリーブオイルを入れ、ニンニクと鷹の爪の輪切りを加えて加熱します。

    香りがたってきたら、サザエと塩を加えて混ぜ合わせ、中火で5分ほど煮て火からおろします。パセリフレークをトッピングすれば簡単で絶品な「サザエのアヒージョ」の完成です。

    サザエの炊き込みご飯

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    最後にご紹介するサザエのおいしい食べ方レシピは、大人も子供も大好きな「サザエの炊き込みご飯」のレシピです。

    「サザエの炊き込みご飯」2人分に必要な材料は、米1合、サザエ2個、水300CC、酒大さじ3杯、生姜1片、醤油大さじ1/2杯、みりん大さじ1/2杯、顆粒だし小さじ1/2杯、塩少々、三つ葉適量です。三つ葉は洗って根を切り落とし、1cmのざく切りにしておきます。

    米は洗って30分ほど水に浸し、ザルに上げて水気を切っておきます。生姜は皮をむいて千切りにしておきます。 鍋に水300CCを入れ、沸騰したら下処理したサザエを入れ、酒を加えます。

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    フタをして中火で5分加熱してサザエを取り出し、5mm幅に切ります。ゆで汁は捨てずに、キッチンペーパーなどを敷いたザルで漉しておきます。

    炊飯釜に米と分量の調味料、粗熱の獲れたゆで汁を炊飯器の1合のメモリまで加え、薄切りのサザエと千切りの生姜も加えて混ぜ合わせ、炊飯器の「炊き込みご飯」を選んでスイッチを押します。なければ、普通に炊飯しても大丈夫です。

    ご飯が炊けたらふたを開けて全体をざっくりと混ぜ合わせ、器にもりつけて、ざく切りの三つ葉をのせます。生姜の香りが食欲をそそる「サザエの炊き込みご飯」のできあがりです。

    サザエは食べ方次第で色々な楽しみ方ができる!

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    つぼ焼きとしての食べ方が人気の「サザエ」の簡単な下処理方法や、フライパンやレンジで作れるサザエのつぼ焼き、刺身として楽しむ食べ方やサザエの食べ方アレンジレシピなど、サザエのおいしい食べ方をご紹介しました。ぜひ「サザエ」の色々な食べ方を試してみてください。

    横山まりん
    ライター

    横山まりん

    ミュージカルと旅行とグルメが大好きな、専業主婦歴4年のオールドルーキーです。 最近は、新しい料理にも挑戦してレシピを増やすために、おいしものを食べに出かけています。 旅行では、今一番行ってみたいのはイエローナイフです。オーロラを一度見てみたいと思っています!

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