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ストウブ鍋の基本の使い方(最初の準備編)
シンプルだけどおしゃれなストウブ/STAUB鍋は、鋳物ホーロー鍋という古くから使われている伝統的な調理アイテムです。鋳物ホーロー鍋は家庭用調理アイテムの定番ですが、ストウブ鍋は実力派調理アイテムとして人気があります。
ストウブ鍋が実力派調理アイテムと呼ばれる所以は、もともとプロ仕様モデルとして開発されたことに関係します。そのためシンプルなデザインなのにさまざまな使い方ができる点が、ストウブ鍋最大の特徴でありおすすめポイントです。
使い方もシンプルなので初心者にも使いやすいストウブ鍋ですが、購入してもすぐに使うことはできません。これはストウブ鍋のような金属製鍋全般に共通する使い方の基本で、「ならし」と呼ばれる最初の作業が必要だからです。
もともと使い方だけでなく手入れも簡単なのがストウブ鍋の特徴ですが、最初の使い方次第でストウブ鍋の寿命にも影響があります。それだけに正しい基本の使い方をしっかり理解しておくことが、ストウブ鍋を使いこなすポイントです。
シーズニング
ストウブ鍋・最初の使い方として忘れてはいけないのが「ならし」ですが、一般的には「シーズニング」と呼ばれることが多いです。シーズニング作業は最初に行うものが最も重要といわれますが、最初に行えば万事OKというわけではありません。
鍋の状態に合わせて適宜シーズニング作業を行うのが正しい使い方になるので、「ならし」で行うシーズニングは「最初のシーズニング作業(スタートシーズニング)」と呼ばれることも多いです。
なおストウブ/ストウブ鍋の使用状況や鍋表面の状態などによって適宜行うのが「手入れのシーズニング作業」になります。ちなみにどちらの場合も道具の使い方や作業工程は同じですから、基本の使い方を知っておくことが大切なポイントです。
最初のシーズニング作業では、食用油を使ってストウブ鍋に油膜を付けます。鋳物ホーロー鍋は乾燥がしやすいので、乾燥した状態で使用すると新品でも破損することがあります。
ただし最初の使い方はそれほど難しくないので、ポイントを押さえておくだけでも十分です。食用油をまんべんなく表面に塗布するのが使い方の基本なので、紙製キッチンペーパーに食用油を含ませてからコーティングします。
一度全体が塗り終わったら極弱火であたため、温まったら火を止めて粗熱を取ります。その後余分な脂を紙製キッチンペーパーで拭き取り、仕上げとして不織布のキッチンペーパーで優しく馴染ませれば作業終了です。
準備すると便利なグッズ
ならしだけでなくストウブ鍋が乾燥した時(鍋につやがなくなった時が目安)にもシーズニング作業をするのが長持ちさせる使い方のコツですが、鍋内側だけでなく取っ手の接続部分や縁にもまんべんなく塗り込む必要があります。
そのため広い面に塗り込む際には紙製キッチンペーパーでよいのですが、細かな部分に塗り込む際には道具があった方が便利です。ただしここでも傷がつかないようにするのが使い方のポイントになります。
そこでおすすめなのがストウブシリコン刷毛ですが、ストウブシリコン刷毛は手入れだけでなくパン・お菓子作りなどにも使えます。
そのためストウブ鍋をいろいろな使い方で楽しみたい場合は、ストウブシリコン刷毛を鍋とセットで揃えるのがおすすめです。
なお一般的な鉄製鍋では最後の仕上げにタワシを使うのですが、ストウブ鍋は鍋表面にストウブ独自の特殊加工が施されていますので、タワシは使えません。
そのためストウブ鍋の汚れを落とす時には、タワシではなく研磨剤が入っていないキッチン用スポンジを用意するのがおすすめです。
ストウブ鍋のおいしく仕上げる使い方(調理編)
ストウブ鍋には定番シリーズ以外にも、さまざまなストウブ鍋人気シリーズがあります。いずれも使い勝手の良さが人気のアイテムですが、調理をする際にはストウブ鍋の使い方に注目することがおすすめです。
特に料理初心者やストウブ鍋初心者は鍋の使い方に慣れていないので、調理における基本的な使い方を理解しておくことがストウブ/STAUB鍋を使いこなすポイントになります。
強火調理しない
ストウブ鍋は熱伝導率に優れている点が、一般的な家庭用鍋との大きな違いです。内圧がかかっても浮き上がらない重量感のある蓋がありますから、最小限の熱量でもしっかりと調理ができる点も使い方として注目すべきポイントでしょう。
またストウブ鍋は、加熱調理によって食材から発生する蒸気の対流が効率よくおこる構造を採用しています。そのため「蓋を閉める」というのも、調理をする上での使い方のコツです。
なお調理の際の使い方で最も重要なのが「火力」で、鍋を温める際も強火を使用しないことが、変形・破損・劣化を起こさせないびが調理における使い方のポイントになります。
しかもこれは基本的にガスコンロ・IHコンロなど熱源に関係なく共通する使い方の基本なので、くれぐれも強火で加熱することのないようにしましょう。
ストウブ鍋の基本の使い方(お手入れ編)
ストウブ鍋の最初の使い方は特殊なので使い方の流れが分かっていないと失敗することもあるのですが、最初の使い方以外はいたってシンプルなのがストウブ鍋の魅力でもあります。
ただし金属製鍋の使い方と鋳物ホーロー製のストウブ鍋の使い方は同じではありません。またストウブ鍋にはいろいろなタイプの鍋があるので、ストウブ鍋のタイプによっておすすめのレシピや調理法も変わります。
そのためレシピによっても汚れの具合が変わりますし、ストウブ鍋の特徴から起こりやすい汚れの種類が違う点に注目することも、手入れをする際の使い方のコツです。
調理後のお手入れ
ならし作業(シーズニング作業)が必要な金属製鍋では、普段の使い方としてキッチン用洗剤を使わないのが基本です。キッチン用洗剤は油汚れを簡単に落とせるのでお手入れアイテムとしては欠かせないのですが、汚れと一緒にならし作業で作った油膜も取れてしまいます。
そのため通常ならし作業済みの金属製鍋は、タワシとぬるま湯で洗うのが基本の使い方です。ところがストウブ鍋の使い方ではタワシがNGで、特に汚れが落ちやすい金タワシは絶対に使ってはいけないお手入れアイテムでもあります。
ここで気になるのがストウブ鍋手入れの使い方です。実はストウブ鍋ではキッチン用洗剤が使えるので、普段の使い方がとてもらくなのも人気の1つに挙げられます。
しかもストウブ鍋アイテムによっては食洗機対応モデルもありますから、対応モデルの使い方はさらに簡単といえるでしょう。
ただしキッチン用洗剤を使えばならし作業で作った油膜も少しずつ取れてきますので、最初だけでなく使い始めてからも油でのコーティング作業(シーズニング作業)を行うのが使い方・手入れのコツです。
焦げてしまった場合
煮物料理や煮込み料理に適したストウブ鍋では、火力に注意していても焦げ付きが起こることがあります。ストウブ鍋には焦げ付きにくい特殊加工が施されていますが、焦げ付きが起こらないわけではありません。
使い方次第では焦げることもありますし、焦げ付き汚れは通常の手入れの使い方では落とせないのも事実です。とはいえこのような状態でもタワシを使わないのが、ストウブ鍋・使い方の基本でもあります。
頑固な焦げ付き汚れを落とす使い方には「鍋にお湯を入れて沸騰させる」という使い方がありますが、熱伝導率に優れたストウブ鍋の使い方としてはおすすめしません。その代わり重曹を入れる使い方がおすすめです。
ストウブ鍋に水と重曹を入れ、極弱火で加熱しながらかき混ぜます。最初は水の色が白いのですが溶けると透明になるので、透明になったら火を止め菜箸を使って優しくこすり取ってください。
これだけでストウブ鍋の焦げ付き汚れは簡単に落とせるので、ストウブ鍋初心者はいざという時の使い方の基本として覚えておくと安心です。
ストウブ鍋の初心者におすすめの使い方
ストウブ鍋初心者であれば、最初に選ぶのは定番のピコ・ココットでしょう。ピコ・ココットはストウブ鍋の中でも万能タイプと呼ばれており、料理のプロもその実力を認めるほど高く評価されています。
特にラウンドタイプと呼ばれる丸型ストウブ鍋はあらゆる調理法に使えるので、ストウブ初心者はまずラウンドタイプから始めるのがおすすめです。なおストウブ鍋の定番シリーズ「ピコ・ココット」ラウンドタイプは、パンやケーキの焼き型としても使えます。
ただし焼き型として使うにはストウブ鍋を使ったオーブン調理になれる必要があるので、初心者にはハードルが高いです。その代わり料理初心者でも基本の使い方通りに進めることで、失敗なく作れるおすすめのレシピがあります。
蒸し料理
ストウブ鍋初心者に「初めてのストウブレシピ」として挑戦してほしいのが、蒸し料理です。ストウブ鍋は素材の旨味を逃さないだけでなく、鍋の中で蒸気が滞留することでふっくらジューシーな仕上がりになります。
しかも最低限の熱量だけで調理ができますし、保温調理もできるので失敗がありません。ストウブ鍋での蒸し料理に慣れてくれば話題の無水調理にもチャレンジできますし、定番モデル以外のストウブ鍋へステップアップするのもおすすめです。
ストウブ鍋の正しい使い方をマスターしよう!
ストウブ鍋はさまざまなサイズ・デザイン・カラーが選べる機能性&おしゃれな人気アイテムですが、正しい使い方をマスターするのが長持ちさせるコツになります。
最初に行うならしの使い方も重要ですが、調理や手入れに使う道具の使い方にも基本がありますから、まずは正しい使い方を覚えるのがおすすめです。