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ダッチオーブンの無水カレーがおいしさ異次元レベル!
ダッチオーブンで作る無水カレーが異次元レベルでおいしいと話題になっています。キャンプやアウトドア人気が高まる中、ダッチオーブンを使用した調理も注目を集めています。今回は、ダッチオーブンで作る無水カレーについて詳しくご紹介します。
はじめに簡単にダッチオーブンについてご説明しましょう。ダッチオーブンとは、分厚い金属製の蓋つき鍋のことを指します。金属製のため、蓋に炭火を載せて上下から温められることも調理法の1つです。
最近ではキャンプなどで使われることが多く、ダッチオーブンが家庭にあるという方もいらっしゃることでしょう。鋳鉄製のものが一般的ですが、アルミニウム合金や鋼板、ステンレスで出来たものなどさまざまな仕様のダッチオーブンが販売されています。
ダッチオーブンは、分厚い金属でできた鍋のため、温度変化が少なく鍋全体が均一の温度になり、食材にじっくりと火を通すことができます。 さらに熱していくうちに、食材から出た水分による水蒸気が蓋と鍋の隙間を埋めて、密閉状態のようになります。
さらに過熱が続くと、ダッチオーブン内部の気圧が高くなり、いわゆる圧力鍋と同じ状態になります。
しっかりと密閉されているので、水分が蒸気として逃げず食材の水分を利用した無水調理がしやすい、キャンプでも使えるキッチンツールです。おいしい料理ができるダッチオーブンは目が離せません。
無水カレーとは
無水カレーをぜひダッチオーブンで作ってみてください。あまりのおいしい仕上がりに、何度も作りたくなることでしょう。ダッチオーブンはキャンプでも使用しやすいキッチングッズのため、アウトドアにもぴったりです。
無水カレーについて簡単に説明すると、調理中に水分を加えずに食材の水分を生かして仕上げる調理法で作ったカレーのことを指します。
一般的には、食材に熱をいれたときに発生する蒸気を逃がさずに調理することで無水調理ができます。そのため、専用の無水鍋や圧力鍋、ダッチオーブンなどの調理器具を使用することがマストです。
もしくは、トマトなど水分の多い野菜を使って、通常の調理器具で無水調理をする方法も存在します。今回は、圧力鍋のような働きをするダッチオーブンを使って作る無水カレーについてご紹介します。
栄養を逃さず素材の旨みが凝縮
無水カレーはどうして注目を集めているのでしょうか?無水カレーの魅力にも触れていきましょう。無水カレーの魅力は、食材のおいしい旨味が存分に感じられるところ、栄養素を逃さず摂取できるところ、野菜をたっぷり摂れるところなどが挙げられます。
ビタミンやミネラルといった水溶性の栄養素は、ゆでる時間が長いと多くが失われてしまうと言われています。その点、無水カレーはビタミンやミネラルなどの損失が少なく、不足しがちな野菜を摂ることをできます。旨味や栄養がしっかり感じられるおいしいカレーが無水カレーです。
ダッチオーブンで無水カレーをおいしく作るコツ
では、さっそくダッチオーブンで作る無水カレーの作り方をご説明します。具体的な作り方の前に、ダッチオーブンで無水カレーをおいしく作る際に忘れてはならないコツを2点お伝えします。
必ず次に紹介する2つのポイントを忘れないようにしましょう。コツさえしっかり押さえてダッチオーブンでカレーを作れば、誰でも簡単においしいカレーが出来上がります。
あらかじめ予熱しておく
ダッチオーブンで無水カレーをおいしく作るコツ1つ目は、あらかじめ十分にダッチオーブンを予熱して調理を始めましょう。ダッチオーブンの蓄熱効果を最大限引き出すために、食材を入れる前から油を引いてダッチオーブンを加熱しておきましょう。
自宅ではなかなかできませんが、キャンプではダッチオーブンの蓋にも炭や薪を置いて予熱しておくのが理想です。ダッチオーブンだからできる上下から熱をじっくり加える調理方法です。キャンプの際には、ダッチオーブンの蓋の予熱もぜひ試してみましょう。
木べらを使う
ダッチオーブンで無水カレーをおいしく作るコツ2つ目は、木べらを使って調理をしましょう。金属製が一般的なダッチオーブンは高温に熱せられています。
樹脂製のへらを使用すると、場合によっては溶けてしまい、体に害を与える可能性も考えられます。無水カレー以外でも共通しますが、ダッチオーブンで調理をする際は、木製のキッチンツールを使用することがベストです。
簡単!ダッチオーブンを使った無水カレーの作り方
では、具体的なダッチオーブンを使った無水カレーの作り方を説明します。誰でも簡単にでき、挑戦しやすいメニューです。注意点として、ダッチオーブンで作る無水カレーは野菜の旨味や甘みがいつも以上に感じられる仕上がりになります。
スパイシーなカレーがお好みの場合は、ルウの辛さレベルを上げたり、追加でスパイスを加えたりするなどして調節してください。より自分好みのダッチオーブンで作る無水カレーに仕上がります。
材料
はじめに、ダッチオーブンを使った無水カレーに必要な材料を紹介します。基本的な材料の紹介のため、お好みで食材をアレンジしてみましょう。
5人前の食材です。玉ねぎ1玉、ニンニクチューブ4cm程度、生姜チューブ2cm程度、エリンギ2本、鶏もも肉250g、トマト3玉、じゃがいも2個、人参1本、油適量、カレールー5皿分です。
無水カレーには水分が多いトマトが欠かせません。その他にもお好みの野菜やきのこ類、肉類、シーフード類を追加して、旨味が凝縮された無水カレーをダッチオーブンで作ってみましょう。
作り方
ダッチオーブンを使った無水カレーの作り方はとても簡単です。はじめに下ごしらえです。玉ねぎとトマトをくし切り、じゃがいもと人参を乱切りにします。トマトは、後ほどつぶしてしまうためくし切りでも構いませんが、皮の残る感じが気になる方は、角切りにしておくといいでしょう。
また、ダッチオーブンで煮込むと食材はとても柔らかく仕上がります。じゃがいもや人参などの野菜を煮崩れさせたくない場合は、大きめにカットしたり、大きさによってはしっかり洗って丸ごと入れたりしても構いません。エリンギ、鶏もも肉は一口大に切ります。
ダッチオーブンに油をひき、コツにあるようにしっかり予熱して、油、ニンニク、生姜、玉ねぎを入れて炒めます。玉ねぎがうっすら透明になり火が通ってきたら、鶏もも肉を追加して表面が白っぽくなるぐらい火を通します。
次にトマトを追加し、木べらでつぶしていきます。トマトが全体的に崩れてきたら、じゃがいも、人参、エリンギを入れ火を通します。
最後にカレールーを投入して、ダッチオーブンで約1時間ほど弱火でしっかり煮込んだら完成です。煮込んでいるときも、焦げ付かないよう10分に1回程度は木べらでかき混ぜるようにしてください。
ダッチオーブンで作った無水カレーをアレンジ
最後に、ダッチオーブンで作った無水カレーのアレンジレシピを2つご紹介します。たっぷり作った無水カレーにひと手間加えるだけで、違った風味や食感が楽しめ、別メニューとして味わえます。
とろとろカレーうどん
ダッチオーブンで作った無水カレーのアレンジレシピ1つ目は、とろとろカレーうどんです。作り方は簡単です。残った無水カレーに創味のつゆなどの市販のかけうどんのつゆをお好みで追加します。次に軽くほぐしたうどんをカレーに入れ、5分ほど煮込み完成です。
野菜のおいしさがうどんにしっかり絡まり、どんどん食べ進められるカレーうどんです。カレーをうどんのつゆで少しのばし、あとは煮込むだけととっても簡単です。
あつあつカレードリア
ダッチオーブンで作った無水カレーのアレンジレシピ2つ目は、あつあつカレードリアです。耐熱皿にご飯を1人前分敷き詰め、カレー、チーズと重ねます。200度に予熱したオーブンで15分から20分程度温め、チーズに焼き色がついたら完成です。
ご飯ではなくバゲットに変更して食感を楽しんだり、ご飯を入れずじゃがいものスライスなどの野菜や豆腐を追加してカレーグラタンとして味わうこともおすすめです。
ダッチオーブンでキャンプでもおいしいカレーを食べよう!
キャンプなどのアウトドアにぴったりなキッチンツール「ダッチオーブン」を使った無水カレーの魅力についてご紹介しました。無水カレーは、食材の旨味や栄養素をとことん堪能できるメニューです。ダッチオーブンをゲットしたら、無水カレー作りに挑戦してみましょう。