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ペンネとは?
ショートパスタの一種「ペンネ」は、ホワイトソースをかけてグラタンにしたり、ソースをかけてアラビアータなどのパスタにしたりと、日本の家庭でもよく使われているパスタです。
ペンネはスパゲッティなどのロングパスタとは違い、短く筒状になっており、両端が斜めにカットされているのが特徴です。イタリアのカンパニア州やシチリア州でよく食べられているパスタでもあります。
ペンネに用いられる素材は、小麦粉やデュラムセモリナ粉と水で、こちらはスパゲッティなどの他のパスタとの違いはほとんどありません。
ペンネの太さは20mm〜30mm程度で、マカロニなどの他のショートパスタと似たような用途で用いられますが、食感はペンネ独特のものなので、他のショートパスタとは違った感覚の料理を作ることができます。
ペンネには2つの種類があります。一つは「ペンネ・リガーテ」というペンネで、ペンネの表面に細かな筋状の溝があります。溝があることでソースが絡まりやすいのが特徴です。日本において一般的なペンネは「ペンネ・リガーテ」を指します。
もう一つは「ペンネ・リッシェ」というペンネで、こちらは溝のない形状をしています。溝のあるペンネ・リガーテよりも、つるんとした口当たりを楽しめます。溝がない分、均一に火が通るという特徴があります。
ペンネとマカロニの違い
日本においてショートパスタの代表格といえば「マカロニ」です。ペンネとマカロニの違いはどのようなものなのでしょうか。
そもそもマカロニとは、2.5mm以上の大きさの筒状またはその他の形状に形成したパスタとされています。スパゲッティなどの棒状のロングパスタ、フィットチーネなどの帯状の平打ちパスタ以外の形状のパスタがマカロニに分類されているのです。
そのため日本では、サラダやグラタンに使われるマカロニも、アラビアータなどに使われるペンネも、リボン型のパスタも、同じマカロニとして認識されています。
しかしパスタの本場であるイタリアではペンネとマカロニは明確に別物として区別されています。日本やアメリアではペンネを食べようと注文したらマカロニが出てきてしまう可能性は高いですが、イタリアにおいて、ペンネを注文すれば必ずペンネが出てきます。
イタリアにおけるペンネとマカロニの違いは、肉で言うロース肉とバラ肉の違いと考えるとわかりやすいかもしれません。同じ肉ではあるものの、ロースが食べたいのにバラ肉が出てきたらガッカリしてしまいます。イタリアではこのような感覚でペンネとマカロニを区別しているのです。
同じ筒状のショートパスタではありますが、ペンネとマカロニは明確に違うものであるという認識を持っておきましょう。
ペンネの名前の由来
パスタの名前にはそれぞれ由来があります。ペンネの名前の由来はイタリア語でペンを意味する「Penne」の複数形から来ています。パスタの両端をペン先のように斜めに切られていることから、この名前が付けられたと言われています。
ペンネの簡単おすすめレシピ
ここからはペンネを使った簡単おすすめレシピを紹介します。簡単おすすめレシピでは、必ずペンネを茹でなければなりません。
ペンネを茹でる時のポイントは、茹でる時に下味をつけることです。1Lのお湯に対し10gの塩を加え、ペンネを茹でてください。ペンネの茹で時間は10〜12分程度です。メーカーによって茹で時間は異なるので、表示されている時間を必ずお確かめください。
ペンネが茹で上がるのと、ソースを作り終えるのが同時になるのが理想です。ペンネの茹で時間を考えながらソースを作ってみてください。
ペンネアラビアータ
まず紹介するペンネの簡単おすすめレシピは「ペンネアラビアータ」です。アラビアータは、トマトベースのソースで、唐辛子やニンニクによってスパイシーな味わいを楽しめます。アラビアータはソースがよく絡むペンネ・リガーテとの相性が抜群です。
作り方です。フライパンにオリーブオイル(大さじ1)とみじん切りにしたニンニク(1かけ)と小口切りにした鷹の爪(1本)を入れ、弱火にかけ、香りが立ったら、みじん切りにした玉ねぎ(1/2個)を加えて炒めます。
玉ねぎに火が通ったら、トマト缶(200g)を加え、塩(適量)とコンソメ(適量)で味を整えます。弱火でひと煮立ちさせ、水気をしっかりと切ったペンネを加え、アラビアータソースをよく絡めて完成です。
ペンネナポリタン
次に紹介するペンネの簡単おすすめレシピは「ペンネナポリタン」です。ナポリタンはトマトケチャップで味付けして炒めた、日本独自のパスタ料理です。スパゲッティで作るのが一般的ですが、ペンネでも味がよく絡み、美味しく作ることができます。
作り方です。ベーコン(2枚)、玉ねぎ(1/2個)、ピーマン(1/2個)は食べやすい大きさに切っておきます。フライパンにオリーブオイル(大さじ1)をしき、ベーコン・玉ねぎ・ピーマンをしっかりと炒めます。
火が通ったらトマトケチャップ(大さじ5)を加えさらに炒めます。水気を切ったペンネを加え、黒胡椒で味を整えたら完成です。
ペンネの子どもに人気のレシピ
ここからは子供に人気の簡単おすすめレシピを紹介します。ペンネはマカロニよりも食べ応えがあるので、食べ盛りの子供にもおすすめなパスタです。野菜嫌いの子でも野菜をたっぷりと美味しく食べられるおすすめのレシピを揃えました。
ペンネグラタン
まず紹介する子供に人気の簡単おすすめレシピは「ペンネグラタン」です。グラタンのホワイトソースは作るのが難しいイメージがありますが、このレシピで作れば簡単に作ることができます。子供はもちろん、幅広い年代から人気の高いホワイトソースのグラタンを是非作ってみてください。
作り方です。ほうれん草(150g)は湯がいて水気を切り一口大に切っておきましょう。玉ねぎ(1/2個)は薄切りに、鶏肉(150g)は一口大に切り塩胡椒で下味をつけます。
フライパンにバター(30g)を入れ、温まったら鶏肉と玉ねぎを炒め、火が通ったら小麦粉(大さじ2)を加え、粉っぽさがなくなるまで炒めます。
牛乳(300cc)を入れ、中火でとろみがつくまで煮ます。焦げないよう時々かき混ぜながら塩と黒胡椒で味を整え、とろみがついたらほうれん草とペンネを加えます。耐熱皿に流し入れ、溶けるチーズをふりかけ、焼き色がつくまでトースターで5分ほど焼いたら完成です。
鶏肉と小松菜のクリームペンネ
次に紹介する子供に人気の簡単おすすめレシピは「鶏肉と小松菜のクリームペンネ」です。こちらもグラタンと同じくクリームソースを使った簡単レシピです。食べ応えがあるので、子供や腹ペコさんから人気を集めています。
作り方です。小松菜(150g)と鶏肉(300g)は食べやすい大きさに切っておきます。フライパンにバター(30g)を入れ、鶏肉を炒めます。火が通ったら小麦粉(大さじ2)を加え、粉っぽさがなくなるまで炒めます。
牛乳(300cc)を加え、小松菜も投入し、コンソメ(適量)と塩(適量)で味を整えながらとろみがつくまで煮ます。とろみがついたらペンネを加え、しっかりと絡ませたら完成です。
ペンネを使ったサラダレシピ
最後にペンネを使ったサラダレシピを紹介します。ショートパスタを使ったサラダと言えばマカロニが定番ですが、ペンネも食べ応えがありボリューム感満載なサラダを作ることができます。サラダがメイン料理になるおすすめのレシピをピックアップしました。
ブロッコリー入りツナマヨペンネサラダ
ここで紹介するペンネを使ったサラダレシピは「ブロッコリー入りツナマヨペンネサラダ」です。ペンネとブロッコリーで食べ応え満載で、ツナマヨで最後まで飽きることなく食べ続けることができる人気のレシピとなっています。
作り方です。ブロッコリー(1/2株)は小房に分け湯がいて乱切りにしておきます。ボウルにマヨネーズ(大さじ5)、牛乳(大さじ1/2)、砂糖(小さじ1/2)、塩胡椒(適量)を加え混ぜ合わせます。
マヨネーズの入ったボウルに、ブロッコリー、ツナ、ペンネを入れしっかりと和えます。皿に盛り付け、黒胡椒を振りかけたら完成です。
ペンネでおいしい料理を作ろう!
ペンネを使ったおすすめレシピを紹介しました。ペンネはアラビアータやホワイトソースなどと相性がとても良いです。食べ応えもバッチリなので、子供や腹ペコさんからも人気を集めています。ペンネを使った美味しい料理をぜひ作ってみてください。