ロレックスの【デイトナ】は定番の人気コレクション！定価で買う方法は？

ロレックス（ROLEX）のメンズ向け腕時計は、世界中の男性が憧れる人気アイテムです。圧倒的な存在感と美しいフォルムは芸術的ですし、熟練職人の技と技術によってのみ生み出される精度の高い腕時計は実用性にも優れています。

最高級素材を贅沢に使うだけでなく、新たな技術を開発し常に最高ランクの腕時計作りを続けるのも高級腕時計メーカー・ロレックスのこだわりです。

そんな強いこだわりを持ち続ける人気メーカー・ロレックスには、発売以来現在に至るまで根強い人気を誇るコレクションがあります。それが「ロレックス・デイトナコレクション（ROLEX・コスモグラフ デイトナコレクション）」です。

ロレックスメンズ向け高級腕時計には数多くの人気コレクションがあるのですが、その中でもロレックスデイトナコレクションは頭一つとびぬけた存在です。ロレックスデイトナコレクションの歴史は、初代ロレックスデイトナが誕生した1960年代よりもさらに遡ります。

ロレックスデイトコレクションにはさまざまな特徴がありますが、中でも特に有名なのは「ロレックス唯一のクロノグラフ（ストップウォッチ機能）搭載モデル」という点でしょう。

そのためロレックスデイトコレクションの文字盤にはスモールセコンドやクロノグラフ秒針などがついていますし、リューズはスタートボタン・リセットボタンを含めた計3個付いているのも特徴です。

さらに通常のベゼルではなくタキメーターベゼルを使用している点も、クロノグラフ搭載モデル・デイトコレクションの特徴に挙げられます。

ロレックス・デイトナコレクションの初代モデルは1960年代に登場する「ロレックスデイトナRef.6293」ですが、ロレックス初となるクロノグラフ腕時計は「ロレックスデイトナRef.6293」よりも前に発売されています。

ただしこの時発売されたロレックス・クロノグラフ腕時計には、「デイトナ（DAYTONA）」という表記を使っていませんでした。

とはいえロレックス・デイトナコレクション初代モデルのベースとなったアイテムであるため、デイトナコレクションのルーツを紹介する際には「ベースとなったロレックス」として名前が挙がります。

そんなロレックス・クロノグラフ搭載モデル「デイトナコレクション」は、初代モデルから現行モデルまでさまざまなモデルがあります。

いずれのモデルもクロノグラフ搭載モデルであるという共通点がありますが、あるモデルを境に前後モデルに大きな違いが生まれます。そのきっかけとなったのが「自動式ロレックス・デイトナモデル」です。

初代デイトナモデルを含むアンティーク系デイトナモデルはいずれも「手巻き式デイトナモデル」ですが、1988年に登場する4代目ロレックス・デイトナモデルで初めて「自動式デイトナモデル」が誕生します。

世界最高峰のムーブメントとして有名なエルプリメロを搭載したのが4代目ロレックス・デイトナモデルで、それ以降展開しているロレックス・デイトナモデルは基本的に自動式タイプです。

その影響もありロレックス・クロノグラフ搭載モデルは、一般的に「手巻き式ロレックス・デイトナ」と「自動式ロレックス・デイトナ」に区分されます。

ロレックスコレクションの中でも特に人気が高い「ロレックス・デイトナコレクション」は、中古市場でも競争率が激しく市場に出てもすぐに売り切れます。

一般的に中古市場は定価よりも価格が安い点が魅力なのですが、ロレックス・デイトナコレクションの場合は「中古市場の方が定価より高い」が定説です。

中古市場の相場はロレックス・デイトナモデルの種類によって違うのですが、どのモデルも定価以上で取り引きされる点は共通しています。

中古＆定価以上であってもなかなか手に入らないロレックス・デイトナコレクションですが、「定価以上でもオーナーになりたい」と切望する人は多いです。そんなロレックス・デイトナコレクションのおすすめポイントを、デイトナモデルの魅力と併せてご紹介しましょう。

ロレックス・デイトナコレクションのおすすめポイントその1は「高機能＆ハイスペックモデル」という点です。ロレックス・デイトナコレクションはこれまでに何度かモデルチェンジを行っています。

ただし通常のモデルチェンジとは別にマイナーチェンジを繰り返してきたのも、ロレックス・デイトナコレクションの特徴です。

ベゼル素材がプラスチック製からステンレス製に変わったときの新モデルもおすすめでしたが、ステンレス素材の加工技術が新たに開発されてからは、ステンレス素材でもさまざま種類が選べるようになりました。

特にイエローゴールドカラーやピンクゴールドカラーなど、高度な技術がなければ再現ができない希少なカラーはおすすめです。

希少なカラーを使った金属は、タキメーターベゼルやリューズなどにも使われています。そのためメカニックタイプのデザインですが、品格漂う大人の男を演出してくれる点がおすすめです。

おすすめポイントその2は「すべての機能が最高峰」という点です。そもそもロレックスがメンズ向け腕時計で人気の理由には、「視認性・耐久性・防水性優れている」が挙げられます。

そんなロレックスメンズ向け腕時計の中でも最高レベルの機能を誇るのがロレックス・デイトナコレクションなので、定価以上であってもオーナーを切望する人が多いのでしょう。

おすすめポイントその3は「リセールバリューの高さ」です。メンズ向け腕時計に求められるすべての機能が最高レベルに設定されているおすすめモデルですから、中古市場であっても高値が付きます。つまり「資産としてもおすすめのアイテム」ということです。

人気モデルは常に高値で取引されますし、取引のタイミングによって価格も変動します。このように資産としての価値が高い点も、ロレックス・デイトナコレクションのおすすめポイントです。

さまざまな魅力を併せ持つロレックス・デイトナコレクションは、定価以上でしか取引されない中古市場でも売り切れ必至の人気モデルです。

もちろん定価販売も行っていますが、定価でデイトナコレクションのオーナーになることは不可能に近いといわれています。その理由を簡単に解説しましょう。

商品の価値は、需要と供給のバランスで決まります。供給に対して需要が低ければ価格は必然的に下がりますが、需要が供給を上回れば価格が高騰するのが一般的です。そしてロレックス・デイトナコレクションは、この場合の後者にあたります。

オーナー希望者が多いのに生産数が少ないので、定価販売が原則のロレックス正規店であっても入手困難です。そしてこの状況は中古市場にも影響するため、中古であっても定価以上で取り引きされるのがロレックス・デイトナコレクションの特徴に挙げられます。

生産量を増やせば供給量が増加しますから、定価購入のチャンスも増えることは容易に想像がつきます。ところがロレックス・デイトナコレクションはロレックスの技術を結集して作られる最高モデルですから、製作に携わることができるのは熟練職人のみです。

しかも最高モデル作りに関われる技術・経験を持つ熟練職人は限られています。そのため安易に供給量を増やすことはできません。

定価以上であってもオーナーになりたいという人が世界中にいるというのも、ロレックス・デイトナコレクションの特徴に挙げられます。しかも新作だけでなく王道モデルやアンティークウォッチも人気があるので、種類に関係なく需要が多いのです。

中古市場に出せば定価以上で取り引きされる人気モデルだからこそ、徹底した転売対策を行っているのがロレックス・デイトナコレクションです。そのため定価販売を行っている正規店では、オーナーとしての条件を満たした人でなければ販売しません。

これはオーナーになれる条件を高く設定することで安易な転売を抑えているため、定価販売が原則の正規店でも簡単には入手できないのです。

定価以上であってもオーナーになりたい人が多いデイトナコレクションですが、実は非常に種類・カラーが豊富で選びやすいという点も人気の理由です。そんなデイトナコレクションの中でも特におすすめのモデル＆カラーをご紹介しましょう。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック」は、文字盤とベゼルにブラックカラーを使用したロレックスコスモグラフデイトナコレクションの人気モデルです。

強度・機能性だけでなく美しさも兼ね備えた三連リンク構造のベルトはメンズ向けロレックスモデルでも多く採用されているため、ベルトを見るだけでロレックスであることに気が付く人も少なくありません。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック」もデイトナコレクションが展開するモデルですから、クロノグラフに欠かせないタキメーターがベゼルに組み込まれています。

高度な防水性能も「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック」の魅力で、防水性能は100m／330フィートです。

どんな状況でも正確に時を刻む「ロレックス コスモグラフ デイトナRef.116500LN ブラック」は、文字盤のカラーにブラックを使用しています。そのため「ビジネスシーンにも使えるロレックスメンズ向けモデル」としてもおすすめです。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ホワイト」は、ロレックスコスモグラフデイトナコレクションの中でも存在感のある重厚なデザインとカラーが人気のメンズ向けモデルです。

ロレックスコレクションでも多く使用されているステンレススチールに、男の色気をさりげなく演出してくれるイエローゴールドを組み合わせることで圧倒的な存在感を放ちます。

文字盤にホワイトカラーを使うことで、タキメーターベゼルのイエローゴールドカラーがより一層映える点も魅力です。ムーブメントには自動巻きを採用していますが、フル充電すれば約72時間連続可動するパワフルさもメンズ向けロレックスモデルとして人気があります。

なお「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ホワイト」のケースサイズは40mmなので、文字盤だけでなくタキメーターベゼルの視認性も高いです。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ホワイト」は100m／300フィート防水性能付きなので水の中でも身につけられますし、ビジネス・カジュアルからフォーマルまでシーンを選ばない点もおすすめです。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520」は、2000年に発売開始されたロレックス・コスモグラフデイトナの人気モデルです。

ロレックス史上初となる自動巻きコスモグラフデイトナ「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.16520（Ref.116520の前型）」をモデルチェンジしたもので、ロレックスのフラッグシップモデルとして今なお根強い人気があります。

100m/300フィートの防水性能とケースサイズ（40mm）は前型デイトナから引き継いでいますが、文字盤のインデックスが大きくなっているので暗い場所でもすぐに時刻の確認が容易にできます。

連続可動時間が前型の52時間から72時間へ変更された点も「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520」の魅力です。「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520」は、文字盤カラーにブラックとホワイトがあります。

ちなみにその他のロレックスデイトナモデルと同じく、文字盤にブラックカラーを使用している「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520」の方が人気が高いのでおすすめです。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116509 ブルー」は、ブルーカラーの文字盤が印象的なロレックスデイトナコレクション人気モデルです。

「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116509 ブルー」のケースサイズはデイトナモデルで一般的な40mmとなっており、ケース・ベゼル・バンドにはホワイトゴールドを使用しています。

簡単にはオーナーになれないロレックス・デイトナコレクションですが、定価購入が不可能というわけではありません。そこでハードルが高いといわれる「定価購入」を成功させるポイントをご紹介しましょう。

中古市場の方が出品数は多いですが、定価または定価以下で取引されることはありません。そのため定価購入を成功させるなら「ロレックス正規店頭」で購入しましょう。

中古であっても場合によっては定価の数倍の価格でも取引が成立する人気コレクションですから、ロレックス正規店に行ってもお目当てのアイテムが店頭に並んでいることはまずありません。

生産数が限定されていますから、正規店であっても入荷数は月に数本あるかないかのレベルです。さらに入荷時期の告知もありません。

電話で問い合わせをしても、情報を教えてもらえる可能性はほぼないでしょう。そのためとにかく足を使ってロレックス正規店に通うことが重要なポイントです。

転売を抑制するためにオーナーの条件を高く設定しているのですから、まずはその条件を満たすということが「定価購入成功のカギ」です。

そもそも転売を抑制するのは、「長く大切に使ってくれるオーナーのもとに届けたい」という想いが原点にあります。つまり「オーナーが転売をしない」ということが重要なのです。

ですから店に足ぶ回数が多くても、ロレックスの想いをしっかりと受け止めてくれるオーナーとして認めてもらえなければ販売してくれません。そのため「転売をしない」ということが店側に伝わるよう努力をすることも、定価購入成功のポイントになります。

品格を底上げしデキる大人の男を印象付けてくれるロレックス・デイトナコレクションは、世代を問わず根強い人気があるだけにロレックス正規店ですら入手が困難です。

ただし競争率の高いコレクションだからこそ、「ロレックスデイトナオーナーになる」ということは一種のステータスであり永遠の憧れといえるでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。