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幻想的な水の世界を楽しめる「アクアリウム」
アクアリウムという言葉を聞いたことはありますか?アクアリウムの意味を知らない人でも、「アクア」という言葉が入っているので、なんとなく水に関する言葉なのだろうと想像がつくかと思います。
本記事では最近注目を集めているアクアリウムとは一体何を意味するのか、アクアリウムがなぜ人気なのか、アクアリウムを始めるのに必要なグッズなど、アクアリウムに関するアレコレをまとめました。アクアリウムに興味がある方はぜひご覧ください。
アクアリウムとは?
アクアリウムを辞書で引くと「水生生物を飼育する水槽・水族館」と記載されています。つまりアクアリウムとは、水の中で生きる生物を飼育するための水槽を指します。水槽の大きさは関係ないので、水族館もアクアリウムと言えるのです。
水生生物というと、魚をイメージする人もいるかと思いますが、アクアリウムで飼育する水生生物の中には、水草や珊瑚なども含まれます。そのため魚の飼育を目的としていない、水草や流木などでレイアウトされた水槽もアクアリウムと呼べるのです。
最近は「ボトルアクアリウム」も人気
アクアリウムには必ず水槽が必要になります。一般的なアクアリウムのサイズは、30cm水槽以下の超小型アクアリウム、30cm〜60cm水槽の小型アクアリウム、60〜90cm水槽の中型アクアリウム、120cm水槽以上の大型アクアリウムに分けられます。
超小型アクアリウムは水槽以外にもガラス瓶や金魚鉢が使われます。超小型アクアリウムはボトルアクアリウムとも呼ばれ、その手軽さに人気が高まっています。なんといっても小さいので、デスク脇に置いたとしても邪魔にならずインテリアとして楽しむことができます。
小型アクアリウムは日本で最も出回っているサイズです。程よい大きさなので、ワンルームタイプの部屋でも、場所を気にせず置くことができます。これからアクアリウムを始めようと思っている人は、小型アクアリウムから始めるのもおすすめです。
中型アクアリウムは趣味としてアクアリウムを堪能したいと思っている人におすすめのサイズです。十分な大きさがあるので、生き物のサイズや数、種類の幅が広がります。ホテルのフロントなどにあるアクアリウムはこのサイズが多いです。
大型アクアリウムは一般にも販売されていますが、オーダーメイドで作られることが多いサイズです。120cm以上の水槽なので、水の重量もかなりのものになり、設置する床面の補強が必要になる場合もあります。
アクアリウムの人気の秘密
水生生物を飼育している水槽は全てアクアリウムと呼べますが、最近注目されているアクアリウムという言葉には、インテリア目的として使われることが多いです。
インテリア目的のアクアリウムとは、水生生物の飼育のみを目的とするだけではなく、水草や流木をレイアウトし、見栄えを良くし、インテリアとしてアクアリウム楽しむ。ということです。
アクアリウムには「こうしなくてはならない」という決まりや定義はありません。水生生物を通して、癒しや飼育の楽しみを得られれば、どのようにしても自由なのです。この自由さがアクアリウムが人気になった所以かもしせません。
癒し効果
日本では昔から、庭に川や池を作り癒しを求める文化がありました。さらに室町時代から金魚を飼育したり、江戸時代にはメダカを飼育したりしていました。どうやら日本人は水のある風景や魚を鑑賞したりするのが好きな国民性があるようです。
そのため、アクアリウムに癒しを求めている人は数多くいます。水の中に漂う生き物や水草などを眺めるだけで、世の中の煩雑とし日々を忘れさせてくれます。
インテリアとしてもおしゃれ
アクアリウムはインテリアとして楽しむ人も多くいます。ただのインテリアと違う点は、なんといっても「生きている」ということです。水の中を漂う生き物の生命の美しさを感じながらもインテリアとして楽しむことができるアクアリウムは、おしゃれなだけではない面白さがあります。
最近人気のボトルアクアリウムも、小さくコンパクトなのでインテリアに使われることが多いです。ちょっとしたスペースに設置できるので、手軽にアクアリウムを楽しみたいという人から人気を集めています。
自分の思い描く世界を作れる
アクアリウムの魅力には、自分の思い描く世界を作ることができるという点もあります。アクアリウムには決まりがなく自由なので、自分の思う通りに世界を作り上げることができるのです。
アクアリウムは単なるインテリアとしての風景だけではなく、自然の生態系を再現しているところにも魅力があります。水草をレイアウトするにしても、水槽環境によって向き不向きがあったり、生き物だからこその難しさがあります。
アクアリウム玄人の人でも水槽環境などで試行錯誤を繰り返しています。思い描く世界に近づけるために、チャレンジを繰り返し、どんどんと飼育技術が上がっていくというところにもアクアリウムの魅力があります。
アクアリウムの種類
アクアリウムにはいくつかの種類に分けることができます。生き物の飼育ですので、単純に水槽に水を入れればいいというわけにはいきません。ここでは各種アクアリウムの特徴を紹介します。
海水のアクアリウム
海水アクアリウムとは、塩分が含まれた水で飼育するアクアリウムを指します。海水アクアリウムで飼育する主な生き物は「カクレクマノミ」や「ナンヨウハギ」や「珊瑚」が有名です。
海水の生き物はカラフルな種類が多く、まるで別世界のようなインテリアを楽しむことができます。色とりどりの生き物たちはとても美しいですが、飼育できる種類は限られているという現実もあります。
最近では海釣りした魚を持ち帰り、海水アクアリウムで飼育するという人もいるようです。釣りだけではなく、飼育の楽しみも味わえる、釣り好きな方におすすめの楽しみ方です。
淡水のアクアリウム
淡水アクアリウムとは、塩分の含まれていない水で飼育するアクアリウムを指します。淡水アクアリウムで飼育する主な生き物は「金魚」や「メダカ」や「グッピー」が有名です。
淡水の生き物は一般的に川の生き物です。最近では東南アジアや南米の熱帯魚を飼育するのも人気が集まっています。海水に比べて環境構成が簡単なので、お店で販売されている種類も豊富であるという特徴もあります。
淡水アクアリウムは、水道水から塩素を抜くだけで簡単に飼育水にすることができるので、海水に比べて手間が少なくて済むためアクアリウム初心者の方にもおすすめです。
水草のアクアリウム
水草アクアリウムは、その名の通り水草を育てるためのアクアリウムを指します。水草アクアリウムはネイチャーアクアリウムとも呼ばれ、生き物を飼育するのとは違った難しさと楽しさがあります。
水草は色々な種類があり、それぞれに特徴を持っています。そのため水草の性質を理解しレイアウトしなければなりません。さらに照明や濾過装置や土など気を配らなければならないことも多くあります。
しかし水草アクアリウムはインテリアとして部屋を美しく彩ってくれること間違いなしのアクアリウムです。簡単にはいかない奥深さとやりがいを味わうことができます。
アクアリウムに必要な設備とグッズ
アクアリウムの種類を理解したところで、アクアリウムを始めようと思ったら何を用意すればいいのか、アクアリウムに必要な設備やグッズを紹介します。
水槽
アクアリウムに欠かせない必須のグッズです。大型サイズから超小型サイズまで色々なサイズがあります。初心者におすすめなのは30cm〜60cmの小型サイズです。飼育したい生き物の大きさや数を考えながら水槽の大きさを選んでください。
最近では鑑賞がしやすく飼育もしやすいアクアリウム用の水槽も多く販売しています。アクアリウム初心者の方は、まずはアクアリウム用の水槽から始めるのがおすすめです。
濾過フィルター
濾過フィルターはアクアリウム内の水質を維持するのに必要なグッズです。濾過フィルターがないと魚のフンや餌の食べ残しなどが原因で発生したアンモニアなどの有害物質により水が汚れていきます。その汚れや有害物質を取り除き、綺麗な水質に保ってくれる装置が濾過フィルターです。
濾過フィルターには色々な種類があります。代表的ないくつかの濾過フィルターを紹介します。水槽外に設置するフィルターの「外部フィルター」は、汎用性が高く濾過能力も高いです。水草アクアリウムに必要なCO2も逃しにくいので、水草アクアリウムにも使用できます。
水槽の外にフィルターを設置でき、水槽内にはパイプだけになるので、水槽の中をすっきり保てるというメリットもあります。
水槽上部の縁にひっかけるタイプの「外掛け式フィルター」は、コンパクトなのが魅力です。取り外しが簡単なので濾材の交換も楽に行うことができます。しかしコンパクトであるが故に外部フィルターに比べると濾過能力が低いというデメリットもあります。
水槽上部に設置する「上部フィルター」は、ポンプで水を汲み上げ、濾過し、水槽内に戻すというシステムです。水槽上部に設置できるので、別に設置スペースを作る必要がなく、メンテナンスが楽という特徴があります。
水槽台
水槽を置くための台です。なぜこのグッズが必要になるのかというと、アクアリウムは水はもちろん、場合によっては砂利やソイルが入るので、アクアリウムはかなり重くなる場合があります。そのためアクアリウムは置く場所にも気を配らないと、家具が歪んでしまったりする可能性があるのです。
そういったことを防ぐためにアクアリウムを設置する場合には専用の水槽台を設置する必要があります。水槽台なら水平に保たれている上にインテリア性も高い商品がほとんどなので、観賞用のアクアリウムを置くのにぴったりです。
照明器具
水草アクアリウムを作るのに必須のグッズです。水草は植物なので光合成させるために照明を当てる必要があります。アクアリウム用の照明には蛍光灯とLEDとメタルハライドランプの3種類があります。
蛍光灯は種類も多く、色や明るさを自由に選ぶことができます。コストパフォーマンスも良く、水草アクアリウムはもちろん、アクアリウムを美しい光で明るく照らすという目的でも使用されます。
LEDはランニングコストが良いというメリットがあります。しかし通常のLEDの場合は水草アクアリウムに不向きと言われています。水草アクアリウムでLEDを使いたい場合には「水草用」と表記されているものを選んでください。
メタルハライドランプは吊り下げて使用します。そのため水槽掃除に時にわざわざ取り外す手間がなく、メンテナンスを楽に行うことができます。照明商品の中で最も強く、太陽光に近い光を出すという特徴があります。
ヒーター
水温管理に使うグッズです。アクアリウムは室内にありますが、しかしそれでも冬場は水槽内の水温も下がってしまいます。熱帯魚や金魚などは低水温に弱く、水温が下がると衰弱してしまう可能性があります。
そのため、低水温に弱い生き物をアクアリウムで飼育する場合にはヒーターを使い水温を一定に保つ必要があります。
ヒーターには、決められた温度に自動で保温してくれる「オートヒーター」、温度センサーと一体化している「サーモスタット一体型ヒーター」、それぞれ取り外しが可能な「サーモスタット&サーモスタット接続専用ヒーター」があります。
ヒーターはトラブルの元になってしまう場合もあります。熱帯魚にとって必須のグッズですが、安全性を保ちながら使用してください。
アクアリウム初心者におすすめの生き物
アクアリウムを楽しむために必要な設備やグッズを紹介したところで、アクアリウム初心者におすすめの生き物をいくつか紹介します。アクアリウムに必要なグッズと生き物を揃えて、アクアリウムに挑戦してみてください。
ネオンテトラ
メタリックブルーと鮮やかなレッドのラインが特徴の熱帯魚です。温和な性格と言われており、アクアリウム初心者に人気が高いおすすめの魚です。アクアリウム内にたくさん入れて群泳させると、とても綺麗です。
パラダイスフィッシュ
特徴的な名前ですが、タイワンキンギョと呼ばれることもあります。東南アジアなどに生息している温帯魚で、ヒーターなしでも飼育することができることから人気を集めています。青やオレンジの色合いが綺麗なおすすめの魚です。
カクレクマノミ
ファインディング・ニモで有名になった色鮮やかな海水魚です。海水アクアリウムの定番の魚で、海水魚の中でも飼育しやすいと人気が集まっています。イソギンチャクを家にするという性質を持っているため、イソギンチャクと一緒に飼育するのもおすすめです。
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