秋の定番【柿】を使ったおいしいレシピをご紹介！おかずやスイーツも

秋に旬を迎えるフルーツといえば、「柿」をイメージする人も多いのではないでしょうか。柿は、日本で古くから栽培されている果物となっています。

柿といえば、そのまま食べる人は多いです。しかし、柿はいろいろなレシピに活用できます。本記事では、柿を使ったおいしいおかずレシピやスイーツレシピ、簡単にできるおつまみレシピが登場します。おいしい柿レシピを知りたい人は、要チェックです。

柿は、おいしいだけでなく、栄養満点の果物としても人気があります。柿には、発がんを抑える効果があるとされるカロチンやビタミンCといった栄養が多数含まれています。この栄養素は、風邪の予防や二日酔いへの効果が期待できます。

また、柿には血管を太くしてくれるタンニンという栄養素も含まれています。血管を太く強くすることで、血圧を下げる効果も期待できます。栄養価の高い柿ですが、たくさん食べれば良いというものではありません。柿の食べ過ぎには、注意してください。

柿は、漢方的な働きもしてくれるため、補助療法にも使用されています。柿の実だけでなく、ヘタにも栄養が含まれていることを覚えておきましょう。

おいしい柿を見極めるためには、まずヘタをチェックしましょう。おいしい柿はヘタが緑色になっています。柿の身にヘタが隙間なく貼りついているものを選びましょう。また、ヘタは4枚揃っているものを選んでください。

また、ずっしりと重みがあり、柔らかくなりすぎていない柿がおいしいと言われています。ヘタや身の状態をしっかりチェックしましょう。

柿を保存する時は、柿のヘタに水分を含ませたコットンをあてて、下にして保存します。このように保存することで、新鮮な状態が2週間ほど続きます。

柿の生産量の多い県は、和歌山県です。和歌山県の次に多い県は奈良県、それに次いで福岡県で多く生産されています。

柿といっても種類は豊富です。主な品種だけでも約15種類あります。主な品種として、次郎柿や富有柿、伊豆柿や御所柿などがあります。

品種としては不完全な柿もあり、西村早生柿や筆柿などがあります。渋柿にも、市田柿や愛宕柿など25種類があります。

甘くておいしい柿は、スイーツにぴったりです。まずはじめに、柿を使ったスイーツレシピを紹介します。ふわふわのパウンドケーキのレシピや、パンなどに塗って食べられる柿ジャムのレシピが登場するので、スイーツレシピを知りたい人は必見です。

まずは、柿のパウンドケーキのレシピを紹介します。このレシピに必要な材料は、柿中サイズ2個、無塩バター50g、砂糖50g～70g、卵2個、薄力粉120g、ベーキングパウダー小さじ1です。

柿は皮をむいて、種を取り除き薄くスライスしておきます。1個は、スライスして置いておき、もう1個は生地に混ぜて使用するため、すりおろしておきましょう。

大きめのボウルに常温に戻したバターと、砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。よく混ざったら、溶き卵を少しずつ加えて、さらに混ぜ合わせましょう。次に、薄力粉を少しずつ加えながら混ぜていきます。

薄力粉は、目の細かいザルや茶こしでふるっていれると、混ざりやすくなめらかに仕上がります。次に、ベーキングパウダーも入れて、しっかりと混ぜましょう。生地がなめらかになったら、すりおろした柿を入れて混ぜ合わせます。パウンドケーキ型にクッキングペーパーを敷きます。

パウンドケーキ型の側面に生地がつくことが気になる人は、側面にバターやマーガリンを塗っておきましょう。クッキングシートが敷けたら生地をパウンドケーキ型に流していきます。次に、スライスした柿をぎっしりと敷き詰めましょう。

180℃に予熱したオーブンで25分～30分加熱します。竹串を指して、生地がつかなくなれば中まで火が通っている証になります。しっかりと焼けたら、側面を竹串やナイフでなぞり、型から取り出しましょう。粗熱をとって、パウンドケーキを冷蔵庫で冷やしたら完成です。

食べるときは、食べやすい大きさに切り分けてください。このレシピはアレンジも可能で、すべての柿を生地に混ぜても作れます。また、柿の食感を楽しみたい場合は柿を大きめにカットして、生地に混ぜて作っても良いでしょう。

甘い柿はジャムにしてもおいしく食べられます。次は、なめらかでおいしい柿ジャムのレシピを紹介します。このジャムのレシピに必要な材料は、柿2個（300g）、砂糖90g、レモン汁大さじ1です。

まずは、柿の皮をむいて種を取り除きます。種が取れたら、つぶしやすいよいに小さくカットしましょう。大きめの鍋にカットした柿と砂糖、レモン汁を入れて弱火で加熱します。弱火で砂糖を溶かしながら、ゆっくり加熱していきましょう。

10分くらい加熱し続けると、柿がトロトロになります。まだ、柿の形がのこっている場合は木べらなどを使って、細かくつぶしていきましょう。20分ほど加熱すると、柿の形がわからなくなるくらいトロトロになります。柿がトロトロになったら、火を止めて、粗熱をとります。

粗熱が取れたら、蓋つきの空き瓶に入れて、冷蔵庫で冷やすと、おいしいジャムの完成です。甘さを控えめにしたい場合は、砂糖の量を調整してください。この柿ジャムレシピは、トーストなどに塗るとおいしく食べられます。柿の旨みを堪能できる柿ジャムレシピを作ってみましょう。

次は、柿をつかったおいしいおかずレシピを紹介します。甘い柿ですが、おかずレシピでも大活躍します。がっつり食べ応え抜群のレシピや、おいしい昆布和えレシピが登場します。

はじめに紹介する柿を使ったおかずレシピは、「柿と白菜の塩昆布和え」です。柿と白菜の塩昆布和えレシピに必要な材料は、白菜1/8、柿1個、塩少々、ツナ缶1個、塩昆布5g、ごま油小さじ2、ポン酢小さじ1、ごま小さじ1です。

柿は皮をむき、種をとって細切りにします。白菜は細切りにし、塩をふりしばらく置きます。水分が出てきたら、キッチンペーパーで絞って、水気をきりましょう。ボウルにカットした柿と白菜、調味料をすべて入れます。

しっかりと混ぜ合わせたら、柿と白菜の塩昆布和えの完成です。柿と白菜の塩昆布和えは簡単にできるおつまみとしても人気です。お酒のおつまみにもなるため、是非作ってみましょう。

次は、ボリューム満点のおいしいおかずレシピの「柿と豚肉の炒め物」を紹介します。このレシピに必要な材料は、柿1個、豚バラ肉250g、小松菜1/2袋、ごま油大さじ1、酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、輪切り唐辛子少々です。

まずはじめに、柿の皮をむき細切りにします。小松菜は軽く洗って、3cm幅にカットしましょう。豚バラは食べやすい大きさに切っておきます。フライパンにごま油を熱して、豚バラ肉を入れて炒めます。

肉の色が変わったら小松菜を入れて、さっと炒めます。小松菜がしんなりしてきたら、カットした柿と調味料を入れて炒めます。調味料がよく絡んだら、お皿に盛りつけて完成です。このレシピで調理することで、柿をおかず感覚で楽しめます。

このレシピはアレンジも可能です。レシピにない野菜などを加えることで、さらにボリューム満点の料理が完成します。アレンジレシピも楽しんでみましょう。

甘くておいしい柿は、おつまみにもなります。次は、柿を使った人気の簡単おつまみレシピを紹介します。簡単おつまみレシピに必要な材料は、柿2個、生ハム10枚、黒コショウ、オリーブオイルです。

このレシピに使用する柿は、熟して身が柔らかいものを選びましょう。柿は皮をむいて、種をとり5～6等分にします。カットした柿に、生ハムを巻き付けます。生ハムを巻き付けたらお皿に盛りつけて、塩コショウとオリーブオイルをかけたら完成です。

このおつまみレシピは、とても簡単に作れるため、時間のないときにもおすすめです。あっさりしたおつまみのため、ビールやワインなどのお酒にもよく合います。

柿を使った、簡単でおいしいレシピをたくさんご紹介しました。そのまま食べてもおいしい柿は、スイーツレシピやおかずレシピ、おつまみレシピにも使用できます。柿を使うと、簡単においしいレシピが作れます。柿を使ったおいしいレシピに挑戦してみましょう。