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お気に入りのぬいぐるみ洗濯したことありますか?
ふわふわの毛並みや愛らしい表情のぬいぐるみは、子どもに限らず大人でも愛着がわいて、何年にも渡り飾る人も多くいます。ぬいぐるみを飾っているだけなら、洗濯は必要ないと考える人もいるでしょう。
しかし静電気が起こりやすい素材で作られたぬいぐるみは、自然とほこりを引き寄せてしまいます。置いておくだけでもお気に入りのぬいぐるみにほこりが溜まり、ダニかカビが大量発生する可能性があります。
子どもが遊ぶぬいぐるみにダニが潜んでいると、柔らかい肌を噛んでかゆみが出る場合もあるでしょう。知らない間にぬいぐるみに溜まったほこりやダニは、アトピー性皮膚炎やアレルギーの原因の一つとなりうる事が知られています。またアレルギー体質の人にとって、カビは大敵でしょう。
お気に入りのぬいぐるみを長く綺麗な状態に保つには、洗濯という定期的なメンテナンスが必要です。大きいぬいぐるみでも、10lの桶に入るサイズなら自宅で洗濯できます。愛着がわいて長年飾っていたぬいぐるみも一度洗濯して、まっさらな状態に戻してあげましょう。
ぬいぐるみを自宅で洗濯する方法やコツを紹介!
実際に自宅でぬいぐるみを洗濯するとなると、イメージがわかない人も多いでしょう。それぞれの素材の違いや型崩れ、使われているパーツや装飾など、ぬいぐるみによっては洗濯できないものもあります。
愛着があり何年も飾っているぬいぐるみは、それだけほこりやダニ、カビが増殖している可能性が高いでしょう。自宅でぬいぐるみの綺麗を保てる正しい洗濯方法と、型崩れしない干し方を覚えておきましょう。
ぬいぐるみを洗濯したほうがいい理由!
長年飾っているぬいぐるみはもちろん、子どもが毎日のように遊んでいるぬいぐるみにも知らない間に見えない汚れが溜まっています。綿や毛糸など、主にぬいぐるみに使われている素材は静電気を起こしやすく、ほこりが溜まりやすいです。
ぬいぐるみに溜まったほこりを餌に、内部にダニが大量に発生する可能性も大いにあります。また湿度が高い場所にぬいぐるみを長年飾っていると、カビが生える場合もあるようです。
ダニに噛まれると皮膚にかゆみが出るうえに、ダニの死骸やカビはアレルギーの原因とも考えられています。長年飾っているだけのぬいぐるみは、ダニやカビが大量に繁殖している可能性があります。安全に遊ぶためにも、ぬいぐるみを定期的に洗濯して清潔で綺麗な状態を保ってください。
ぬいぐるみの中には洗濯できないものもある!
ぬいぐるみの定期的なメンテナンスとして、洗濯して清潔を保つことは大切です。しかしぬいぐるみの素材によっては洗えないものもあります。
本革や合皮製品、リアルファーが使われるぬいぐるみは、自宅で洗濯すると特有の風合いを損ねたり、ファーの手触りが変わってしまう可能性があります。独特の風合いや色が魅力の革製品の場合、クリーニングは専門ショップへ依頼するのがおすすめでしょう。
ぬいぐるみの素材に何を使用しているか不明な場合は、自宅の洗剤で洗濯できるか判断が付きにくいでしょう。洗濯表示が記されているぬいぐるみは指示に従って洗えますが、何の素材か判断つきかねる場合は、洗剤が合わない場合もあるので自宅では洗わないでください。
水洗いができないぬいぐるみの場合、おすすめは定期的な虫干しです。虫干しとは、良く晴れた日にぬいぐるみを太陽光に当てる方法です。布団と同じ干し方と考えると良いでしょう。
虫干ししたぬいぐるみはダニの死骸が付いている可能性が高いので、叩かず良く払ってから取り込むのがおすすめです。
ぬいぐるみに使われている素材をチェック!
自宅での洗濯が可能か難しいかは、どのような素材でぬいぐるみが造られているかで判断してください。自宅で洗えるのは基本的に水洗い可能な素材です。水洗いできない素材として、本革や合皮皮製品、ウールなどがあります。
これらは自宅で水洗いすると独特の風合いや手触りを損ねてしまう素材です。またぬいぐるみの中綿に使われている主な素材はポリエステル綿ですが、それ以外の素材でパイプやビーズの場合も、自宅での洗濯はできるだけ避けたほうがよいでしょう。
パイプやビーズでも洗濯できるという意見もありますが、パイプやビーズはポリエステル綿より型崩れを起こしやすいでしょう。型崩れが心配なぬいぐるみの場合は、洗濯機ではなく手洗いで優しく洗うようにしましょう。
色落ちする素材は、洗濯機使用でも手洗いでも変色を起こす可能性が高いでしょう。色落ちを確認するには、白い布におしゃれ着用の中性洗剤を付けて、ぬいぐるみの目立たない部分を軽くこすってみましょう。
白い布にぬいぐるみをこすった部分の色が移っていたら、自宅で洗うと色あせてしまうので、洗濯はやめたほうが無難です。
アンティークのぬいぐるみは洗濯できない
古いアンティーク調のぬいぐるみは、自身で綺麗に洗うのは難しいでしょう。アンティークのぬいぐるみは、骨董品の一種です。アンティークのぬいぐるみに使用されている素材や布地は古く大変デリケートなので、自宅での洗濯では傷ついてしまう可能性があります。
アンティークだからこその風合いを損ねる可能性もあるため、自宅で安易に洗うのは避けたほうが良いでしょう。
大きいぬいぐるみは自宅での洗濯は難しい
子どもが抱き着けるほど大きいぬいぐるみを自宅で洗うのは大変でしょう。大きいぬいぐるみは、一般の洗濯機には入らず、手洗いは大掛かりになります。無理やり大きいぬいぐるみを洗濯機に詰め込むと、上手に回らず故障に繋がる恐れがあります。
手洗いでも大きいぬいぐるみは洗い残しが出るでしょう。例え洗濯できても、濡れた大きいぬいぐるみの重さは想像を超えます。また、重たく大きいぬいぐるみを持ち上げるのは一苦労でしょう。
ぬいぐるみが大きいと干すスペースを余分に取ります。ベランダや庭などにスペースを確保する必要があるでしょう。さらにぬいぐるみが大きいと、単純に渇くのに時間が掛かります。
ぬいぐるみが大きいとしっかり乾くのに1日以上は掛かるため、その間に内部にカビが発生する可能性もあります。どうしても大きいぬいぐるみを洗濯したい場合は、拭き洗い程度に留めておいたほうが良いでしょう。
おしゃれ着用中性洗剤を含ませた布で、ぬいぐるみの汚れが気になる部分を優しく拭き取ります。その後水で濡らして絞った布で洗剤を拭き取れば、大きいぬいぐるみの汚れもある程度は落とせるでしょう。
洗うのが困難な大きいサイズのぬいぐるみは、洗濯機の故障に繋がるだけでなく、濡れて重たく乾くまでに時間が掛かることを覚えておいてください。
ぬいぐるみに機械や接着剤が使われていないかも確認
デリケートな素材や布地の使用や、大きすぎるぬいぐるみはひと目で自宅での洗濯が難しいと分かります。また、ぬいぐるみのパーツが接着剤で取り付けられている場合も、自宅で洗濯するのは難しいでしょう。
洗濯機や手洗いの最中に接着部分が弱くなり、パーツが取れる可能性があります。取れかけているパーツがないかも確認しておいてください。ぬいぐるみの内部に機械があると、手洗いであっても水に浸すので故障に繋がるでしょう。
洗濯機で洗えないぬいぐるみは、洗剤を含ませた柔らかい布で拭いた後、水で濡らして絞った布で二度拭きすることをおすすめします。
ぬいぐるみの洗濯の仕方:準備編
ぬいぐるみの基本的な洗い方は、型崩れを防ぐために洗濯機を使うより手洗いがおすすめです。洗濯機使用でも手洗いでも、正しく綺麗にぬいぐるみを洗うには順序立てて行ってください。最初の準備として付属品を外し、落とせるほこりはブラシをかけて落としておきましょう。
ブラシをかけて付属品を取り外しておく
ボタンやリボンなどの付属品がぬいぐるみに付いていれば、事前に全て外しておきましょう。ぬいぐるみの洋服やピンで留めている装飾品やラベルも外しておいてください。
ぬいぐるみから取り外せる付属品をあらかた取り外したら、毛流れに沿ってブラシをまんべんなくかけます。汚れやほこりをあらかじめ落としておきましょう。使うブラシは人間の洋服用ブラシがおすすめです。
ぬいぐるみへブラシをあてる時は、毛糸の絡まりをほぐすように優しくブラッシングしてください。
ぬいぐるみの洗濯の仕方:洗い方
ぬいぐるみの洗濯は大きく分けて洗濯機と手洗いの2種類です。ぬいぐるみの洗い方の理想はダメージの少ない手洗いですが、洗濯機の「手洗いモード」や「おしゃれ着洗い」など、より優しい洗い方を選択しても良いでしょう。
手洗いする時間が取れない場合は、ぬいぐるみにダメージを与えないように最も弱いコースを選んで洗濯機で洗いましょう。
ぬいぐるみを洗濯するときに使う洗剤は?
普段洗濯機で衣類を洗う際は、粉末や液状の洗濯用洗剤を使用しているでしょう。ぬいぐるみを洗う時は、型崩れを防ぐ意味も込めて「おしゃれ着用洗濯洗剤」を選んでください。おしゃれ着用の洗濯洗剤は、型崩れさせたくないデリケートな衣類に主に使う洗剤です。
ぬいぐるみも洗濯機・手洗い問わず型崩れの心配があるため、使う洗剤はおしゃれ着用洗濯洗剤がおすすめでしょう。
【ぬいぐるみの洗い方】洗濯機の場合
洗濯機を使う場合は、洗濯ネットにぬいぐるみを入れて衝撃から守りながら洗います。使用するおしゃれ着用の洗剤の量は、ぬいぐるみの大きさや数で決めてください。洗剤の量は普段衣類を洗うより少な目にしましょう。
洗濯機を使う時は、必ず洗濯ネットに入れてぬいぐるみを衝撃から守るのがおすすめです。おしゃれ着用の洗剤をぬいぐるみの大きさや数に合わせて量を調節して洗濯機に入れ、一番弱いコースで洗います。
「手洗いモード」や「おしゃれ着洗い」「ドライコース」など、洗濯機によってコースは違いますが、ぬいぐるみの型崩れ予防のためにも弱いモードで洗うのがおすすめです。
洗濯機が脱水に入ったら一旦ストップさせ、ぬいぐるみをフェイスタオルなどで包んで洗濯ネットに入れ直し、脱水します。脱水前にぬいぐるみはタオルに包み、衝撃から守ると型崩れも防げるのでおすすめです。
脱水にかける時間は10秒前後で良いため、およその秒数を数えて手動で洗濯機を止めましょう。脱水後のぬいぐるみは、陰干しで中の詰め物までしっかり乾かせば完了です。
【ぬいぐるみの洗い方】手洗いの場合
ぬいぐるみにダメージが少ない洗い方が手洗いです。桶や大きなボウルに38℃程のぬるま湯を入れ、おしゃれ着用の洗剤を適量入れます。手洗いの場合はぬいぐるみを付け置き洗いすると綺麗に汚れを落とせるでしょう。
ひと肌程度のぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を入れ、ぬいぐるみをしっかり浸し、表面の汚れを優しくなでるように落とします。形が崩れない程度に押し洗いしても良いでしょう。ぬいぐるみはそのまま20~30分洗剤液に漬けておいてください。
その後洗剤液を全部流し、水を溜めてぬいぐるみを押しすすぎしましょう。すすぎは水を取り替えて繰り返し、3~4回しっかり行うのがおすすめです。仕上げに水に柔軟剤を適量入れ、ぬいぐるみを10~20分浸しておきます。
柔軟剤に浸すと、ぬいぐるみの毛並みがふわふわで柔らかく仕上がるでしょう。柔軟剤に浸したぬいぐるみは、軽くタオルで押さえて、脱水の衝撃から守るためにフェイスタオルなどで全体を包みます。脱水は10秒前後を目安に、回し過ぎないように注意しましょう。
脱水が完了したぬいぐるみはネットから取り出して、日陰で風の良く通る場所で正しい干し方で乾かせば完了です。
ぬいぐるみの洗濯の仕方:干し方
綺麗に洗ったぬいぐるみを型崩れさせないために、正しい干し方も覚えておきましょう。脱水後のぬいぐるみは、一度元の形に整えてください。干し方は中の詰め物を均等にすると、ぬいぐるみがよれることも少ないでしょう。
また脱水後のぬいぐるみは、一旦毛並みをブラシをかけて整えるのがおすすめです。洗濯前に使用した人間の洋服用ブラシを使ってぬいぐるみの毛並みを整えると、完全に乾いた時に柔軟剤によって柔らかい手触りと良い香りに仕上げられるでしょう。
ブラシをかけたぬいぐるみは、直接日差しが当たらない場所での「平干し」が基本の干し方です。ぬいぐるみを乾かすなら、風通しの良い場所での陰干しが向いています。平干しは、平らに置いて干す干し方です。
平干しなら、ぬいぐるみにハンガーやピンチ跡が付かないでしょう。平干しする場所が見つからない場合は、洗濯ネットに入れてピンチに止める干し方もおすすめです。
洗濯ネットに入れたまま吊るす干し方でも、ぬいぐるみに跡が残らず綺麗に乾かせます。ぬいぐるみを入れる洗濯ネットはメッシュの目が粗いほうが、風通しが良く乾きが早いです。完全に乾いたら最後にもう一度ブラシをかければ、ふわふわの手触りのぬいぐるみに仕上がるでしょう。
ぬいぐるみを定期的に洗濯して大切にしよう
お気に入りのぬいぐるみに毎日ブラシをかけていても、洗濯まで手が回らない人も多いでしょう。定期的なメンテナンスを行えば、ぬいぐるみは美しい状態を保てます。毎日のブラシ掛けに加えて、洗い方や干し方にもこだわった洗濯で愛着あるぬいぐるみの綺麗を保ちましょう。
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