お酒のおつまみにぴったり【塩マグロ】のおいしい作り方を伝授！冷凍品も激ウマに

スーパーでは刺身用のサクで、あるいは盛り合わせで定番のマグロはクセがなく子供にも人気の魚です。刺身用マグロは少し高級でも、安価な冷凍マグロを最高の酒の肴に変える「塩マグロ」が話題を呼んでいます。

塩マグロはサクで販売している刺身用マグロでも、外国産の冷凍マグロでも作れます。塩マグロを作るのに用意する食材は、冷凍マグロや刺身用のサクで販売しているマグロと塩だけです。

普段食べるマグロの刺身でも、塩マグロだとねっとりした食感と濃縮した旨味を味わえるといわれています。冷凍マグロでも塩をまぶすだけの簡単な作り方で、旨味が倍増するようです。単純な作り方でマグロの美味しさが倍増する秘密は、塩による浸透圧といわれています。

準備も少なく短時間で簡単に作れる塩マグロは、お酒のアテとしても普段の夕食の一品としてもおすすめでしょう。

絶品の酒の肴と称される塩マグロは、数十分あれば簡単に作れます。思い立ったら作れるおいしい塩マグロおすすめの作り方をご紹介しましょう。塩をまぶすだけの簡単な作り方で、マグロの水っぽさがなくなりもっちりした食感に変わります。

塩マグロの美味しさの秘密は、塩による浸透圧で余分な水分が魚内部から抜け、旨味が凝縮するからといわれています。ねっとり絡みつく食感と旨味を味わえる塩マグロは、驚くほど短時間で簡単に作れるのも魅力です。

お酒のアテとして最高といわれる塩マグロは、お酒好きはもちろん、おいしいマグロを食べたい人も必見でしょう。

絶品でおいしいと話題の塩マグロは、塩とマグロのサクを用意すれば簡単に作れます。簡単な作り方は覚えやすく、今日の夕食からでもチャレンジできるでしょう。

リーズナブルな冷凍マグロも、スーパーで販売している生のマグロのサクも、濃厚な旨味が詰まった塩マグロへ短時間で仕上げられます。スタートから初めて終了まで、30分あれば完成する簡単でおいしい塩マグロの作り方をご紹介しましょう。

塩マグロを短時間で簡単に作れるおすすめの作り方をご紹介します。塩マグロを作るのに準備する材料は、マグロのサクと塩です。塩は普段使いしているものでも充分おいしい塩マグロを作れます。マグロは生でも冷凍でも、サク（塊）状態を用意しましょう。

作り方は、まずマグロのサクの表面に塩をまんべんなくまぶします。マグロの表側と裏側、側面にもしっかり残さず塩をすり込んでください。その後バットなどにマグロを入れ、少し傾けて10～20分置いておきます。マグロが傾斜の上の位置に来るようにバットは傾けましょう。

10分程度経過すると、塩の浸透圧によりマグロから水分が出てきます。20分程したら、流水でマグロの表面の塩と出てきた液体を綺麗に流してください。その後キッチンペーパーなどでマグロの水分をしっかり拭き取れば、塩マグロの完成です。

冷凍マグロを生マグロのように美味しく解凍するには、解凍時の温度に注意しましょう。冷凍マグロが解凍し始めるのは、0℃より少し手前の－2℃あたりからといわれています。氷水を使うと、マグロ本来の旨味を逃さないで美味しく解凍できるためおすすめです。

まず海水よりも少し塩味が効いた塩水を作り、冷凍マグロを良く洗います。その後、キッチンペーパーなどで凍っているマグロの水分をしっかり拭き取り、ジップロックなどへ空気を抜きながら密封してください。

ボウルに氷と水を入れ、たっぷり氷水を作ったら、密封した冷凍マグロを漬け込みます。密封したマグロが浮くようなら、重しを乗せて氷水の中に沈めると良いでしょう。1時間ほどすれば、冷凍マグロの解凍が終わっています。

密封袋からマグロを取り出しキッチンペーパーなどで水分を拭き取れば完成です。後は塩を振って塩マグロにするのも良し、適当な大きさにカットして刺身として食べても旨味がしっかり閉じ込められています。

冷たい氷水を使った、できるだけ解凍時に温度を上げない方法は、マグロに負担がかからず旨味が逃げないためおすすめです。

そのまま食べるともっちりした食感とほのかな塩味がおいしい塩マグロは、アレンジしても絶品です。新鮮な刺身で作る「カルパッチョ」も、塩マグロを使うと赤身の魚の濃い旨味が味わえます。塩マグロを少し炙って食感にもアレンジを加えたおすすめのレシピをご紹介しましょう。

塩マグロの炙りカルパッチョは、柚子胡椒を効かせて和風に仕上げます。材料はあらかじめ作った塩マグロ、紫玉ねぎ半分、カイワレ1束、レモン半分、砂糖小さじ1、柚子胡椒小さじ2、にんにく1かけ、オリーブオイル大さじ2です。

先に紫玉ねぎを薄くスライスし、にんにくはすりおろしておいてください。塩マグロは竹串に刺し、直火で表面の色が変わるまで軽く炙ります。塩マグロの表面の色が変わったら、適当な大きさにカットして皿に円状に盛り付けましょう。

その上にカイワレ、紫玉ねぎをトッピングします。ボウルにレモンを絞り、砂糖、柚子胡椒、にんにく、オリーブオイルを入れ良く混ぜ合わせてください。盛り付けた塩マグロの上から作ったソースを食べる直前に回しかけたら、塩マグロのカルパッチョの完成です。

ねっとり濃厚な塩マグロの旨味を活かした「ごまあえ」は、鮮やかな緑の野菜を入れると華やかな一品に変わります。菜の花や春菊、カイワレなど好みの野菜を入れて、ねっとりとさっぱりの両方を味わいましょう。

塩マグロのごまあえで用意する材料は、あらかじめ作った塩マグロ、カイワレ1束、しょうが1かけ、すりごま60g、酒30g、砂糖小さじ1、ラー油です。先にしょうがはすりおろしてください。塩マグロはひと口大のぶつ切りにします。

ボウルにしょうが、すりごま、酒、砂糖を入れ、良く混ぜ合わせましょう。ボウルに塩マグロを入れ、全体にタレが回るように良く馴染ませます。皿に盛り付け塩マグロの上から適量ラー油を垂らせば、塩マグロのごまあえの完成です。

しっかり味の付いた塩マグロのごまあえは、そのままおかずの一品として、丼にしてもおすすめでしょう。

濃厚な旨味とねっとりした味わいが絶品の塩マグロは、短時間で簡単に作れるのが魅力です。塩マグロの美味しさの重要ポイントは、塩による浸透圧でマグロの水分が抜けることでしょう。

水分が抜けることでマグロの旨味がギュッと凝縮し、ほど良い塩味が付いてそのままでも美味しく食べられます。塩マグロが塩の浸透圧によって美味しく食べられるなら、マグロと同じ赤身の魚のカツオも塩カツオを作れるでしょう。

カツオの場合も塩マグロと同じ作り方で魚の内部の水分を抜くと、水っぽさがなくなり濃縮した味わいを楽しめます。塩マグロと同じく、冷凍のカツオを使う場合は正しい解凍方法を試せば旨味も逃さないでしょう。

塩マグロと同様に、食感も美味しく変化すると話題なのがトラウトサーモンの刺身です。スーパーでも比較的手に入りやすいトラウトサーモンの刺身は、サクでも良く販売しています。トラウトサーモンはマグロと一二を争う、子どもも好む刺身の一つです。

トラウトサーモンも塩マグロと同じ手順で塩を前面にまぶし、浸透圧を利用して水分を抜けば、本来の甘みある味がより凝縮されます。また塩マグロでも食感がもっちりするといわれますが、トラウトサーモン元々がねっとりした食感が魅力の刺身です。

塩トラウトサーモンにすれば、旨味が口の中でもったりと絡む、絶品の味だといわれています。適度に塩気も付いており、塩マグロと同じようにそのまま食べてもアレンジを加えてもおすすめです。簡単でおいしいと話題の塩マグロの作り方は他の魚でも応用が効くといえるでしょう。

また塩マグロは通常の刺身より日持ちするともいわれています。夕食で刺身が残ってしまった場合などに、簡単かつおいしいと評判の塩マグロを試してみてください。

短時間でおいしい刺身に変身する塩マグロは、材料もシンプルで作り方も簡単です。思い立ったらすぐに作れる絶品塩マグロは、ねっとりした食感に絡みつく旨味が味わえます。冷凍マグロも極上の一皿に変える塩マグロを作ってみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。