家族で食べたい煮込みラーメンのレシピをご紹介！おいしい具材やしめは？

「煮込みラーメン」は具材と麺を鍋で一緒に煮込んだラーメンのことです。通常のラーメンよりも、スープに具材の出汁や旨味が溶けだし、ボリューム満点、アツアツ状態で食べられるので、秋冬のご家庭メニューとして人気を得ています。

煮込みラーメンと同じような料理に「鍋焼きラーメン」があります。鍋焼きラーメンは高知県須崎市発祥のラーメンで、土鍋で煮込んで作られます。

現在は高知県のご当地ラーメンとして有名になり、その味は全国に広まっています。高知県須崎市の鍋焼きラーメンはとてもシンプルな具材が特徴です。スープは鶏ガラをメインにしてとられ、具材は親鳥の肉、ちくわ、ねぎ、生卵などです。

たくわんの古漬けを一緒に提供するというのが本場須崎市流の鍋焼きラーメンの食べ方です。今回の記事では「煮込みラーメン」を特集します。

土鍋で野菜やお肉、海鮮を煮込み、ラーメンも煮込み、家族と一緒に鍋を囲めば、アツアツでおいしい煮込みラーメンが楽しめます。スープの味付けは醤油や味噌、ちゃんぽん、ピリ辛、スタミナ系などあり、様々な味わいやバリエーションが楽しめます。

煮込みラーメンはその名の通り、煮込んだラーメンです。煮込みラーメンに使う麺は、煮込むことにより伸びたり柔らかくなりすぎたりしないように、食品メーカーからは「煮込みラーメン用の麺」が販売されているほどです。

鍋にはキャベツやにんじん、豚肉などの定番具材の他、ニラやコーン、きのこ類、卵、バターなどお好きな具材を入れて楽しめます。

さっそく煮込みラーメンの有名商品を見ていきましょう。手軽に作れておいしい煮込みラーメンには、市販の人気商品がおすすめです。味のバリエーションなどをチェックして絶品煮込みラーメンを堪能しましょう。

煮込みラーメンの有名商品と言えば、永谷園の「煮込みラーメン」です。例えば「永谷園 煮込みラーメン 味噌味 2人前×2回分×6箱」は大手通販・Amazonで税込2960円で販売されています。24食分入りでの価格ですので、1食分に換算すると約123円になります。

永谷園・煮込みラーメンの味のバリエーションを見ていきましょう。永谷園の煮込みラーメンはしょうゆ味、味噌味、コクうま鶏塩ちゃんこ風の3つが定番です。

永谷園の「煮込みラーメン しょうゆ味」は豚肉、豚骨などの肉系エキスと、いか、ほたて、オイスターソースなどの魚介系の旨味を合わせたコクのある味わいの調味ソースが特徴です。麺は専用麺を使用し、鍋で煮込んでも生麺の食感とコシが堪能できると評判です。

永谷園の「煮込みラーメン 味噌味」は米味噌と豆味噌の2種類をブレンドし、さらににんにくや豆板醤、ラードなどを合わせた深みのある味わいが特徴です。一緒に煮込む野菜の甘みも引き立つおいしい煮込みラーメンでおすすめです。

紫色のパッケージが特徴的な永谷園の「煮込みラーメン コクうま鶏塩ちゃんこ風」はちゃんこ鍋をイメージした調味ソースが特徴です。鶏肉、鶏ガラのエキスにほたてエキスなどの魚介系の旨味をプラスし、まろやかな味わいに仕上げています。

永谷園の煮込みラーメンには期間限定販売の「ちゃんぽん風」味もあります。豚と魚の旨味が溶け込んだ白濁したスープが特徴で、海鮮と肉系の凝縮した煮込みラーメンがおいしいと評判です。

煮込みラーメンはベースとなるスープに味の違いがありますが、合わせる具材やトッピングによりさらに味のバリエーションが増えます。ご家庭のおなじみ食材やお好きな具材、季節の野菜などを加えて色々な煮込みラーメンを満喫してみましょう。

さっそく煮込みラーメンの基本レシピを見ていきましょう。簡単で手軽、シンプルな材料とレシピで作れる煮込みラーメンは失敗無しのおすすめメニューです。料理初心者でも安心して作れる基本のレシピをご紹介します。

1つ目にご紹介するのは煮込みラーメン 味噌味の基本レシピです。材料は煮込みラーメン 味噌味1袋、豚バラ肉100g、キャベツ1／4個、にんじん1／4本、もやし1／2袋、しめじ1／2袋、舞茸1パックです。

豚バラ肉とキャベツは食べやすい大きさにカット、にんじんは太めの千切りにしておきます。しめじと舞茸は石づきを取ってほぐしておきましょう。鍋にお湯700ccを入れ、豚バラ肉、麺、野菜、きのこ類を入れ、フタをして約4分煮込みます。

麺をほぐし、調味ソースを入れ、3分煮込んだら完成です。お好みでバターやにんにくを入れるとコクやパンチが加わりますのでお試しください。煮込みラーメン 味噌味にはピリ辛な調味料もよく合います。

豚ひき肉、ニラ、もやしなどを使用し、基本のレシピのように煮込み、途中でラー油と豆板醤を適量入れます。ピリ辛な味わいがクセになると評判のアレンジレシピです。卵を割り入れ、ピリ辛＆まろやかな旨みを楽しむのもおすすめです。ぜひお試しください。

つづいては煮込みラーメン ちゃんぽん風のレシピをご紹介します。煮込みラーメン ちゃんぽん風の簡単レシピ・材料は、煮込みラーメン ちゃんぽん風1袋、キャベツ4枚、豚バラ肉150g、玉ねぎ1／2個、にんじん1／4本です。

さらにシーフードミックス100g、かまぼこ4切れ、長ネギ1／2本、コーン1／2缶です。キャベツと豚バラ肉はひと口大にカット、玉ねぎは薄切り、人参は短冊切りにします。かまぼこは細長く薄切りに、長ネギは斜め薄切りにします。鍋にサラダ油を熱し、豚バラ肉と野菜を炒めます。

お湯700ccと麺、シーフードミックスを追加し、フタをして3分煮込みます。フタを外して麺をほぐし、調味ソースを入れます。コーンをトッピングして完成です。

シーフードミックスは海老、イカ、ホタテなどのミックスが良く合います。ちゃんぽん風は、お肉と野菜、海鮮の旨味がたっぷりと味わえる煮込みラーメンでおすすめです。

煮込みラーメンの基本レシピをマスターしたら、次は煮込みラーメンにおすすめの具材や煮込みラーメンのしめの料理をチェックしてみましょう。

1つ目にご紹介する、煮込みラーメンのおすすめ具材はもやし＋ニラです。もやしは一般的なスーパーで1袋40円前後で販売されている節約食材です。

中華炒めやスープに重宝するもやしは煮込みラーメンに入れることでシャキシャキの食感を味わうことができるとともに、ボリューム感もアップしてくれます。ニラは1束120円前後で販売されており、栄養価の高い食材として人気があります。

もやし＋ニラは煮込みラーメンのしょうゆ味、味噌味、ちゃんこ味、ちゃんぽん風、いずれのスープにも合いますので色々と試してお気に入りを見つけてみましょう。おすすめは「煮込みラーメン コクうま鶏塩ちゃんこ風」です。

豚バラ肉やにんにくチップなどと合わせて煮込めば、栄養バランスもバッチリのパンチのきいた煮込みラーメンに仕上がります。もやし＋ニラは辛味のきいた味付けにもマッチしますので、お好みでラー油や七味唐辛子、豆板醤などをちょい足ししても良いでしょう。

煮込みラーメンの「しめ」におすすめなのが、煮込みラーメンスープを使ったしめの「雑炊」です。煮込みラーメンは野菜やお肉をたっぷりと入れて煮込みますので、麺や具材を食べた後のスープにも凝縮された旨味が溶け込んでいます。

奥深い味わいのスープを使って絶対作ってほしいのが、しめの雑炊です。炊いたご飯を入れ、溶き卵を回し入れ、きざみネギを散らして食べましょう。

卵を入れたらあまり煮込まずに半熟状態で食べるのがおすすめです。かいわれ大根やにんにくチップ、おろし生姜などもしめの雑炊のトッピングにおすすめです。

煮込みラーメンはお好きな野菜をたっぷりと入れて、お肉やシーフードなども具材も入れ、煮込んで食べるラーメンのことです。

おいしいスープとみんな大好きなラーメンなので、野菜嫌いのお子様でも食べやすいと評判です。ご紹介した商品・永谷園の煮込みラーメンや煮込みラーメンの作り方、アレンジ方法などを参考に激ウマ煮込みラーメンを味わい尽くしましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。