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ダイソーのイラストマーカーはコピックの代わりになる?
2018年の秋ごろ、ダイソーからコピックと同じアルコールイラストマーカーが1袋に2色入って販売開始されました。圧倒的なコスパの良さでコピックの描き心地が体験出来ると話題になり、しばらくの間ダイソーのアルコールイラストマーカーは品薄状態が続いていました。
しかし2020年、ダイソーのイラストマーカーは在庫が安定してくると共に、新たな色の種類が大量に追加されました。
本記事では、コピックに似ていると噂されているダイソーのアルコールイラストマーカーの価格や発色などの基本情報をはじめ、ダイソーのアルコールイラストマーカーの使い心地などを調査していきます。
コピックは世界的に有名なアルコールマーカー
ちなみに、ダイソーのアルコールイラストマーカーが似ているという「コピック」とは何かというと、日本のTooグループが開発したアルコールマーカーのことです。
コピックは主にイラストの色塗りで使われており、発色の良さ、色の種類の多さ、メンテナンスのしやすさが抜群です。使い勝手の良さから、コピックは高いシェア率を誇り、日本だけでなく世界中のイラスト制作に関わる職種の人々に愛用されています。
イラスト作成もデジタル化が進んでおり、ペンやマーカーなどのアナログ画材を使わない人も増えている中、今もなお、コピックは根強い愛用者がいます。
ダイソーのイラストマーカーとは?
ダイソーでは、イラストマーカー以外にも様々な画材が販売されていますが、今回取り上げていくダイソーの画材は、使い心地がコピックにそっくりと話題になり、一時はあまりの人気でダイソーから姿を消したこともあるダイソー一押しのイラストマーカーです。
1袋2本入りの「FLUENTLY」
件のダイソーの画材は「FLUENTLY」といい、110円(税込)で2本の異なる色のイラストマーカーがセットになって販売されています。
1本あたりの値段がおおよそ50円なので、アルコールイラストマーカーの中では破格のお値段といえるでしょう。コピックは決して安い物ではありませんので、お手軽な価格で購入出来るダイソーのFLUENTLYは非常に重宝します。
ペン先はブロードとファインの2種類
イラストマーカーの使い心地の良さを左右する大きなポイントの1つが、ペン先です。ペン先の形状や状態が良くなければ、どんなに良いインクだろうと描き心地が悪くなってしまいます。
気になるダイソーのアルコールイラストマーカー、FLUENTLYのペン先はというと、7.0mmのブロードニブ、1.0mmのファインニブの2種類が搭載されております。
ブロードニブとは、油性ペンの太い方と同じ様な形状のペン先の事を指しており、広い範囲を塗ることに適しております。
反対側のファインニブは、油性ペンの細い方のような形状をイメージして頂くと分かりやすいでしょう。ペン先が細いため、細かい所も塗りやすいペン先です。ペン先が固いため、安定してサラサラと濡れる反面、払うように塗ることが苦手という特性があります。
ダイソーのイラストマーカーの全種類
イラストを彩るためのイラストマーカーは、色の種類が多いに越したことはありません。絵の具のように色を混ぜることが出来ないイラストマーカーは、種類の多さが物をいいます。ダイソーのアルコールイラストマーカーFLUENTLYは、どれほどの色の種類があるのでしょうか。
31セット全60色
ダイソーのアルコールイラストマーカーFLUENTLYの色数は、2021年2月現在、31セット60色にもなります。初めてダイソーの店頭に並んだときは10セット20色のみでしたが、第2弾、第3段でそれぞれ10セットずつ追加されていき、現在は60色にもなります。
ダイソー以外の100均でもイラストマーカーを販売しているところはありますが、60色ものイラストマーカーを販売しているのはダイソーのみです。
ぼかしやにじみに必要なクリアブレンダーも
ダイソーのアルコールイラストマーカーFLUENTLYには、コピックの0番に当たる「クリアブレンダー」がある点も非常に優秀といえます。
透明なインクで、一見何のためにあるのかわからないイラストマーカーなのですが、実はコピックやイラストマーカーを使ってイラストの色を塗る上で、最も重要と言っても過言ではない能力を持っているのです。
色を塗りたい場所に先にクリアブレンダーを塗り、その後すぐに目的の色を塗れば、自然に滲んでいきますので、塗りムラ無く綺麗に塗ることが出来ます。肌の色など、塗りムラを出したくない場所を塗る際に便利です。
他にも、塗る色を間違ってしまった、はみだしてしまったという時もクリアブレンダーの出番です。クリアブレンダーを塗ることで色を抜くことが出来るので、修正が可能なのです。1本は必ず持っておきたいイラストマーカーといえるでしょう。
ダイソーのイラストマーカーとコピックの比較
ダイソーのアルコールイラストマーカーFLUENTLYは、ダイソーを始めとする100均で買えるアルコールイラストマーカーの中では、コスパ色数共にかなり優れた商品といえるでしょう。
しかし、長年愛されている本家コピックとダイソーのイラストマーカーでは、似てるとは言っても大きな差があります。本項では、ダイソーのイラストマーカーFLUENTLYと、本家コピックを比較し、どのような差があるのかを見比べていきます。
コピックの価格
先ず、コピックと聞いて真っ先に思い浮かべるのが価格の高さです。コピックは、初心者向けとして比較的安価なコピック「コピックチャオ」という種類が販売されています。しかし、コピックチャオですら1本275円(税込)とそこそこ値が張ります。
最も人気のある「コピックスケッチ」は、1本418円(税込)のため、イラストを塗るのに困らないレベルまでコピックの色数を揃えるのに1万円以上もかかってしまいます。
イラスト初心者がコピックを使ってみたいから、と安易に手を出せる価格ではないでしょう。その点、ダイソーのFLUENTLYならば60色揃えるのに、約3000円で事足ります。コピックで60色揃えようとすると約22800円かかるので、差は歴然です。
コピックの筆先
コピックとダイソーのイラストマーカーFLUENTLYでは、ペン先の種類も異なります。コピックのペン先の片方はブロードニブで、ダイソーのイラストマーカーと同じ物です。もう片方はダイソーのイラストマーカーと異なり、ブラシニブとなっています。
コピックのブラシニブは、ダイソーのイラストマーカーのファインニブとは異なり、柔らかくペン先が絵筆のようにしなります。そのため、払うように塗ることが可能なのです。キャラクターの髪の毛や、風になびく服などを塗るときは、コピックのブラシニブの方が塗りやすいでしょう。
コピックの発色
使い心地はもちろんですがコピックやイラストマーカーは発色の良さも重要です。コピックは色数の多さだけでなく、インクの発色が良いことでも世界中から高い評価を受けています。
発色の良さはコピックが圧勝かと思いきや、ダイソーのイラストマーカーFLUENTLYも負けていません。なんとぱっと見ではコピックとダイソーのFLUENTLYは、見分けがつかないほどの発色の良さなのです。
コピックのインク
最後に、ダイソーのイラストマーカーFLUENTLYには無いコピックの強みがあります。それは、コピックはインクが補充できるのです。ダイソーのイラストマーカーは使い捨て型ですが、コピックはインクを継ぎ足すことで長く使用することが出来るのです。
コピックは初期投資こそ大きいですが、コピックの継ぎ足しインクは約7回インクの補充が出来て456円(税込)なので、長期間で見ると案外コスパが良いのです。
ですので、ダイソーのイラストマーカーFLUENTLYは、あくまでお試し用や練習用として使うのがおすすめです。先ずはダイソーのイラストマーカーで色塗りを楽しみ、もっと良い画材が使いたくなったらコピックを買って見ると良いでしょう。
ダイソーのイラストマーカーおすすめの色はこれ!
ダイソーのイラストマーカーはコピックの練習用に、とはいえ、ダイソーの物でもアルコールイラストマーカーを初めて触る場合、どんな色から揃えればいいのかわからないという方もいるでしょう。そんな方におすすめのダイソーのイラストマーカーをご紹介します。
基本的に、コピックのようなアルコールイラストマーカーは色を塗り重ねることで濃さを調節します。ですので、ダイソーのイラストマーカーの場合、ベビーピンクとクリームイエローのセットや、シルキーグリーンとシルキーブルーのような淡い色のセットがおすすめです。
肌を塗る色が欲しい、という場合は、好みにもよりますがパウダーピンクが最も無難なスキンカラーといえます。迷ったらとりあえずパウダーピンクがおすすめです。
ダイソーのイラストマーカーはコピックを買う前におすすめ!
ダイソーのイラストマーカーFLUENTLYは、安価でコピックに近い性能を持つ非常に優れたイラストマーカーです。色々な画材を試してみたい、という方は、先ずコピックの前にダイソーのイラストマーカーを使えば、何となく雰囲気が確かめられますのでおすすめです。
また、イラストは数をこなすことが重要です。安価なので気軽にガンガン使えるという点も、非常に優れているといえるでしょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。