ファミマの店舗を徹底調査！サービスエリアはトップシェア？

コンビニ大手3社に数えられるのが「セブン」と「ローソン」、そして「ファミマ」です。日本全国どのエリアでも見かける便利なコンビニ店舗で、今回ご紹介するファミマは2022年6月30日時点において16556店舗を出店しています。（店舗情報は2022年7月22日時点、ファミリーマート公式HPより。）

日本発祥のコンビニ・ファミマの始まりは1973年、現在の合同会社西友がCVSの実験店舗を開設し、1981年になると株式会社ファミリーマートが発足します。

ファミマは全国の内、北海道に240店舗出店し、東北地方に1188店舗、関東地方だと5515店舗あります。甲信越地方に524店舗で北陸地方に551店舗のファミマが存在し、東海地方は2825店舗です。

関西地方のファミマは2645店舗で、中国地方が732店舗、四国地方は541店舗、九州・沖縄地方だと1795店舗に及びます。2022年1月時点で、コンビニ業界第2位の店舗数を記録しています。

アクセスしやすい場所やサービスエリア、郊外にも存在するおすすめ便利なコンビニ・ファミマは、日本全国だけでなく海外にも展開しています。ファミマは台湾に最も多く出店し、韓国や中国、ベトナム、マレーシアなどでも利用できます。

ファミマの海外店舗数は8045店舗・日本全国が16556店舗なので、世界に24601店舗も存在することが分かりました。本記事ではおすすめ便利なファミマの特徴や全国の出店状況、コラボストア、サービスエリア店についてご紹介します。

他社のコンビニとは異なるファミマならではの特徴をチェックしていきましょう。スローガンやイートインスペースなどを調査しました。

ファミマは来店する度に新しい発見があり、新鮮さに溢れたコンビニを目指す「Fun&Fresh」を大切にしています。

CMでお馴染みの「あなたと、コンビに、ファミリーマート」には人と地域に密着すること、欲しいものが揃い驚きがあること、便利さや生きる豊かさも感じること、の想いが込められています。

ファミマはより快適な店舗空間を実現すべく、イートインスペースの設置を加速しています。立地や店舗形態に合わせ、カウンター席やテーブル席もあり、利用者のニーズに対応しているファミマです。

店舗内スペースではファミマおすすめの挽きたてコーヒーやサンドイッチ、おにぎり、お弁当などをいただくことができ、ササッと済ませられるのが魅力です。

ファミマはジャンルの異なる店舗やメーカーと提携し、新しいチャレンジに積極的です。商品のコラボはもちろん、店舗の出店面でも異業種と手を組むことで相乗効果を期待しています。

生鮮3品に強いスーパーマーケットとのコラボやドラッグストアとの提携、さらにオフィス内で自販機コンビニという新しいスタイルも展開しているファミマです。

全国のエリア店舗数は先述しましたが、最も店舗数が多いのはどの都道府県になるのかご紹介します。

単純に店舗数を見るのではなく、ここでは人口10万人あたりのファミマ店舗数を見ていきます。ファミマが最も多く出店しているのは沖縄県で、次に三重県、石川県と続きます。第4位は愛知県、第5位が福井県です。

ファミマはサークルＫサンクスと経営統合したことも影響し、サークルKサンクスの地盤だったエリアの店舗数が上位になっています。

ファミマ店舗数が最も少ないのは北海道で、次に群馬県、山口県、新潟県、佐賀県と続きます。ファミマ店舗の少ない北海道でシェアを占めているのは「セイコーマート」で、北海道札幌市に本社を置くコンビニです。日本に現存するコンビニの中でも古い歴史を有します。

次に多いのがセブンで、ローソンと続きます。ファミマの出店数は増加傾向にあるものの、セイコーマートやセブンと大差をつけています。

ファミマはドラッグ店との一体型店舗を続々とオープンさせています。本社を福岡県に置く「ドラッグイレブン」と提携し、2014年に「ファミマドラッグイレブン志免店」を開業しました。2019年には「昭和薬品株式会社」とコラボした「ファミマ昭和薬品西大島駅前店」を出店しています。

ファミマドラッグイレブン志免店には登録販売者を配置し、1100種類ほどの一般用医薬品を販売しています。店舗自体は24時間営業ですが、一般用医薬品の購入時間を限定的にしています。コンビニでも薬が買える便利な時代になりました。

ファミマ昭和薬品西大島駅前店舗では一般医薬品を700アイテムほど販売し、漢方や美容健康食品も取り扱います。ドラッグストアの通常営業時間は8:00～22:00です。

ファミマドラッグイレブン志免店は郊外の住宅地に所在するため、ファミリー層や主婦の利用が目立ちます。ティッシュペーパーや家庭用洗剤などの日用品をはじめ、ドラッグイレブンならではの化粧品の充実度も高めています。

カウンセリングカウンターだけでなく女性専用のパウダールームを設置し、ドラッグストアの専門性を活かした店舗を実現させました。また、車利用が多いことから20台収容できる駐車スペースや、イートインスペースもあります。

ファミマは様々な企業と出店面でコラボを果たしていますが、中でも話題を呼んだのが2017年7月にオープンした「ファミリーマート＋西村書店加西店」です。兵庫県で初めてとなる書店とファミマの一体型店舗で、コンビニの利便性と他業態の専門性の強みを活かしました。

ファミマと提携した西村書店は約50年に渡って地域に密着した店舗あり、書籍や文具、DVDなどを取扱っています。ファミマ西村書店加西店は200坪超の売り場面積を有し、コンビニ商品と書店の仕切りを無くした広々とした空間です。

文学書やビジネス書籍、専門書、さらに絵本や新書などのジャンルレスな書籍を10万冊ほど並べています。ファミマ西村書店加西店には書籍だけでなく文房具もあり、見応えるのあるラインナップです。

ファミマ西村書店加西店舗はイートインスペースがあり、淹れたての香り豊かなコーヒーをゆっくり味わえます。看板メニューのファミチキやおむすびなどの食品はもちろん、ATMや宅配便などの通常サービスも利用でき、あらゆるニーズに対応できるおすすめ店舗です。

店内にはキッズスペースやソファも設置しているので、ゆっくり本を選べます。思い立った時や暇つぶしにも利用できる24時間365日営業のコンビニスタイルです。

ファミマ西村書店加西店の通常営業時間は24時間で、好きな時に立ち寄れるおすすめ店舗です。アクセスは北条町駅から徒歩7分で、南東方向にサルビアロード／県道23号を進み、途中で左折し県道24号に入ります。横尾第2交差点を真っすぐアクセスし、県道369号を歩きましょう。

左手に目標のアクセスポイント・ファミマ西村書店加西店があります。バスアクセスも可能で、姫路線・大和線の横尾と横尾南バス停留所から徒歩3分です。駐車場を備え、車のアクセスも便利です。

ファミマはサービスエリア・パーキングエリア内に多く店舗展開し、高速道路におけるトップシェアを誇ります。なお、西日本高速道路（NEXCO西日本）については2018年3月末の契約期間満了に伴い、セブンに鞍替えしています。

休憩やトイレ、食事などで立ち寄ることの多い高速道路・一般有料道路上のコンビニです。休日になると駐車スペースは一杯になり、ファミマにもたくさんのお客さんが買い物に訪れます。

ファミマは日本全国のサービスエリア・パーキングエリアに44店舗（2022年7月時点）をオープンしています。秋田の西仙北店や埼玉のPasar三芳店、新潟の阿賀野川サービスエリア下り店、福井の南条サービスエリア上り店などです。

岐阜のファミマ恵那峡サービスエリア上り店や静岡の牧之原店、愛知の上郷サービスエリア上り店、三重のEXPASA御在所上り店も含みます。兵庫の姫路店や香川の津田の松原サービスエリア下り店などもおすすめ便利なファミマです。

パーキングエリア・サービスエリアの高速道路・一般有料道路上のファミマでは、アルコール類を取扱っていません。これはファミマに限らず他社にも言えることで、飲酒運転防止に配慮しています。

飲酒は集中力や判断力などが低下し、大きな事故につながる可能性があります。重大な違反行為に該当し、自身だけでなく周囲を巻き込むことも考えられます。事故を防ぐため、一切の酒類を販売していません。

他業種と積極的に業務提携し、あらゆるニーズに応えているファミマです。利便性の高いコンビニの特徴を活かしたドラッグストア一体型店や書籍・文房具を買えるユニーク店など、新たな試みに挑戦し続けています。