【実食レポ】クリームが流れ出す、生カステラ越え！？のローソン「ブリュレ風カステラ」

常識の枠にとらわれない、独自のスイーツを次々と発売しているローソンの新作は、カステラ。それも、ブリュレ風。鮮やかな水色のパッケージには「ZAKTELA ザクテ～ラ」というネーミング。これは気になります。

ふわふわしっとりした歯切れの良いカステラ生地に、カスタードクリームをとじこめ、上から大粒のざらめとほろ苦いカラメルをトッピングしました。

ざらめのザクザク感、カラメルのじゅわっと感、カステラのふわふわ食感、カスタードがとろ～りと、さまざまな食感を楽しめる“新感覚和スイーツ”。ひとつの食感には定まれない、わんぱくなスイーツです。

カップケーキのようなカステラの上には、まるで火口の湖のようにカラメルが溜まっていて、大粒のざらめも見えます。温めが必須とは書いてありませんのでそのままでも食べられるようですが、せっかくなので、記載された時間でレンジアップしてみました。

1500Wで10秒、500Wで25秒とのこと。温めすぎると固くなってしまうので、ワット数が分からなければ、10秒ごとに温めてみることをおすすめします。

袋のまま温めて良いものか迷ったので、開封してラップをかけずにレンジへ突っ込んでみましたが、無事にちょうどいい具合に温まっていました。紙カップを開くと、お皿代わりになる優れもの。

半分に切ってみると、なんとまあ、中からとろ～りとしたカスタードクリームが流れ出しました。予想以上のとろけ具合。お皿の上がもうチーズフォンデュのようで、これは生カステラの感動を超えました。

では、いただきます。カステラ生地はふんわりふわふわ、シフォンケーキのような食感に、たまごの風味が感じられます。上のカラメルも溶けて生地にしみ込み、じゅわ～っと甘く、ざらめのザクザクした歯ごたえがアクセントになっています。

カスタードは意外とあっさりした味わい。ほど良い塩味も感じられ、カラメルのしみ込んだ甘いカステラ生地によく合います。カラメルとカスタードを絡めていただくと、なるほど「ブリュレ風」に仕上がります。

ローソンの新作「ザクテ〜ラ　-ブリュレ風カステラ-」は、生カステラを超えた、とろけるクリームがあふれる絶品和スイーツでした。カラメルとざらめで甘めの仕上がりになっていますが、和スイーツ特有のすっきりとした後味で食べられます。