倉吉で食べたいランチ13選！レトロな雰囲気の和食店やおすすめのカフェなど

「倉吉」と言う地名を聞いて、すぐにどこの県だかわかる人はいるでしょうか。倉吉は「鳥取県」の中部に位置する鳥取県中部においては玄関口をする街です。「白壁土蔵造りの街」としても知られており、その街並みを観光しにやってくる人々の多い、観光の街でもあります。

「倉吉白壁土蔵群」と呼ばれる古い街並みは、国の「重要伝統的建造物群」として認められています。また倉吉には鳥取県の名産品「二十世紀なし」の記念館などもあり、観光名所として親しまれています。

観光名所が多い「倉吉」には伝統的な建物をそのままお店にしたレトロな飲食店が多いです。100年以上続く老舗店も多く残っており、「倉吉ご飯」をする際に、その伝統の風を感じながら食事を楽しむことができるでしょう。

「白壁土蔵群」の中にも数多く飲食店があるため、歴史を学びながらのランチを楽しむことができます。

ランチタイムが近づけば、自然と人間はお腹が空いてきます。ランチはどこで食べても同じだと思いますか？人間が一生で食べられる食事の回数は限られています。それならできるだけ美味しいランチを食べたいに決まっています。

倉吉で絶品ランチを食べるにはどのお店がおすすめなのか、調査してみました。洋食店、喫茶店、あるいは食堂、レトロなお店がたくさんヒットします。まずは倉吉で絶賛されているランチが人気のおすすめ店をご紹介します！

JR「倉吉駅」から西へ国道201号線を進むと十字路が見えてきます。そこを曲がって200mほど進めば見えてくるのが「チロリン村」です。ツタに覆われた建物は、ふとすると通り過ぎてしまう一見さんにはわかりにくい風貌をしています。

チロリン村は倉吉では有名な「デカ盛り」「メガ盛り」のお店です。オーナーが「学生でもお腹いっぱいに食べられるように」と、こちらのお店では「大盛り」がなく、すべてのメニューがデカ盛り状態で「普通」となっています。

2階建ての建物は天井が高く、どこかレトロでノスタルジックさを醸し出しており、席に座れば特別感を体験できるでしょう。ランチメニューはなく、メニューブックには「ドリア」「パスタ」「カレー」などが揃っています。

「海の幸スパゲティ」は白いクリームソースの中に、裕に400gはあろうかと言うパスタが埋もれています。出されたお皿は小さな洗面器ほどの大きさで、その器にも驚愕です。大ぶりの「イカ」や「ホタテ」がごろりと入っており、魚介出汁が効いたソースがパスタに絡み味も満足です。

カレーはしっかり具材が煮込まれ、ルーに溶け込んだスタイルです。トロミがあり、具材のさまざまな旨味が口の中でコラボし、白米が止まらないでしょう。スパイシーさも感じられ、「メガ盛り」だけあって、お腹も心も満たされます。

倉吉でお腹いっぱいのランチを楽しみたいなら、まずおすすめなのがレトロで昭和にタイムスリップできる空間が癒しでもあるチロリン村です。

倉吉の良さをランチにギュッと込めているのが、店内にほっこり感が漂う「いわもと食堂」です。食材に「鳥取産」を使うなど、店主の「鳥取愛」が見えるランチがおすすめです。倉吉では大変人気の食堂で、ランチに食材がなくなると、夜営業が休みになるほどです。

いわもと食堂で人気なのが「オムライス」です。卵の味が濃い「オムレツ」が、こちらもしっかり味の「チキンライス」の上にトッピングされたスタイルで、オムレツを割り、ふわっと半熟状態をチキンライスにセルフで流していただきます。

バターとケチャップの懐かしい味わいのチキンライスに、ふわふわで濃厚な卵が包み込むテイストは、鳥取の田舎「倉吉」で味わえるとは思えないほど絶品です。その他いわもと食堂では「ハンバーグ定食」「エビフライ定食」もランチに人気があるメニューです。

「オードブル」「お弁当」なども承ってくれる倉吉の人気店なので、倉吉でパーティやイベントなどがあった際には、多く地元民に活用されているおすすめのランチ処です。

倉吉の人気観光スポット「白壁土蔵群地区」の入り口に突如現れる、おしゃれレトロな洋館が「混智恵流都」です。「混智恵流都」と書いて「コンチェルト」と読みます。混智恵流都は「紅茶専門店」で、美味しい紅茶とスイーツ、喫茶がメインの人気カフェです。

店内も異国風情漂うレトロさがにじみ出ており、休憩タイムには優雅な気分を味わえます。休憩だけでなく、ランチメニューもあり、「レトロカレー」や「スパゲティ」「ピラフ」など喫茶店の定番カフェメニューが並びます。中でも人気があるのがカフェの王道ランチメニュー「ナポリタン」です。

甘めのケチャップ味にもちもちに炒め合わせたカフェのパスタは、ところどころ焦げ目があるのがまた美味しいです。懐かしの「ソーセージ」に目に鮮やかな「ピーマン」の組み合わせは鉄板でしょう。食後の「コーヒー」も濃く味わい深く、コーヒー通にも通じるレトロでおしゃれなカフェです。

軽く麺ランチを倉吉でチョイスするなら「ラーメン幸雅」がおすすめでしょう。こちらは倉吉に訪れる多くの人から「牛骨ラーメンの原点」と言われる、王道を行く牛骨ラーメンを出しています。牛脂がたっぷり浮いたスープはコクと旨味は満点、贅沢の極みです。

それでいてスキッと透き通るスープは、すべて飲み干せることでしょう。さらにセットにしてお得なのがこちらのお店で大人気の「チャーシュー丼」です。セットにしても1000円でおつりがくるので、しっかりランチ派の人にもおすすめです。

チャーシュー丼はセットモノとは思えないほどのチャーシューの盛り上がりが見事で、こってりとしたチャーシューにご飯も進むこと間違いありません。倉吉きっての人気ラーメン店のラーメンランチは、名物のチャーシュー丼と一緒がおすすめでしょう。

「扇雀食堂」は倉吉で老舗の大衆食堂です。老舗でありつつ、リニューアルもしているので、店内はこぢんまりとしていつつも大変美しくなっています。メニューは昔懐かしの「焼き飯」や「餃子」、人気の「ちゃんぽん」などがあり、ランチに手軽に利用できおすすめでしょう。

特にランチにひっぱりだこの焼き飯は人気があり、オイリーではないので量があるけれどしっかり食べられます。お米1粒1粒に、みじん切りの「ロース」の旨味、ざく切り「玉ねぎ」の甘みがコーティングされ、誰もが「美味しい」と唸る1皿となっています。

少々ウェッティな食感は、ボリュームをさらに倍増させ、焼き飯だけでも女子なら充分なランチになるでしょう。倉吉老舗の食堂は、大盛りもOKのサービスも味も満点の人気店です。

「白壁倶楽部」は白壁の街・倉吉にジャストサイズなレトロなお店です。白壁土蔵造りをそのままお店にした洋食屋さんで、外観も店内も、そこかしこにレトロさが感じられます。大正や昭和にワープしたような錯覚を覚える店内では、「本気の洋食」がいただけます。

レトロで可愛らしいだけで、観光ランチのランキングにはトップ入りするかと思われる白壁倶楽部ですが、ランチの内容や味は「さすが」の一言です。「オムライス」でもフレッシュな「シーザーサラダ」に濃厚もったり「ポタージュ」、そしてバターたっぷり「オムライス」です。

ゆるゆる半熟ではなく、半熟と固めのちょうど中間あたりの卵の火の入れ具合がまた絶妙で、しっかりバターが効いた風味はまさに「本格派」です。甘めのケチャップとの相性も抜群で、食後の「コーヒー」までついて900円はコストパフォーマンスも高すぎと誰もが思うでしょう。

倉敷でハズレなしのランチにありつくには、倉吉っ子に聞くのが最も早いでしょう。倉吉が地元の人々であれば、ガイドブックにも掲載されていないであろう秘蔵のランチスポットを知っているはずです。そんな倉吉っ子が選ぶランチにおすすめのお店をご紹介します。

サクッとランチに絶品お蕎麦はいかがでしょう。「渋や」は倉吉の「そば屋さん」の中でもかなりの人気店です。通はもちろん、それほどおそばに詳しくない人でも、そばを楽しむ用意がされています。ランチメニューの中でも人気がある「穴子天ざる」は、そのボリュームが素敵です。

お皿からはみ出すほどの穴子天は、見事に黄金色に輝いており、パリッとふわっとした揚がり方です。そばはアルデンテに近くほんのり芯が感じられ、その歯ごたえも楽しいでしょう。倉吉でさらりと和食麺ランチを選ぶなら、渋やがおすすめです。

また渋やではご飯ものとして「天むす」もおそばとともに頼むのがおすすめです。特に男性などボリュームを必要とする人は、ご飯ものが欲しいところですから、カリカリに上がった天ぷらをふわっとご飯で包んだ天むすはちょうど良いランチのセットメニューです。

「グリル・カフェ」は外観や店内が一昔前の「喫茶店」を思わせるレトロな造りです。このレトロカフェは早朝からオープンしていますが、カフェのランチ時は人気のカフェランチメニューが揃います。特に良くオーダーが入るのがカフェ飯定番の「オムライス」です。

焦げ目が一切ないつるりとした卵は、ぷっくりラグビーボール状に膨らんでおり、たっぷりの白い「クリームソース」で覆われています。卵を割ると出てくる「ケチャップライス」とクリームソースとの相性は抜群です。

ケチャップで甘辛くソテーした「ポークソテー」もこちらのレトロカフェ定番のランチメニューです。豚のジューシーさ、甘い脂と甘いケチャップとのマリアージュは、懐かしの味をそのまま現代に再現しています。

グリル・カフェでは定番カフェ飯の他に「激辛ラーメン」もあり、密かな人気を博しています。辛さの段階は3段階「小」「中」「大」です。入っている豆板醤の量によって辛さが違います。レトロカフェで食べる激辛ラーメンも、また乙なものでしょう。

旅行に行くとつい旅館の料理を暴飲暴食してしまう、そんな経験が誰にでもあることでしょう。胃が重たい日のランチに選びたいのは「体に優しいランチ」です。倉吉の体思いのランチを探してみましょう。

「よね」の大将は普段は農業を営んでおり、ランチタイムだけこちらのお店をオープンしているとのことです。そのため自家栽培した「お米」「野菜」がたっぷり使われたランチメニューがメニューブックに並びます。

「日替わりランチ」は1種類しかありませんが、「メイン1品」に「小鉢5品」、そして「お味噌汁」「ご飯」と体にも優しく内容も豪華です。それがワンコイン500円なのですから、倉吉ランチをお得に、そして美味しく健康に過ごすにはもってこいのお店でしょう。

よねの名物はビッグサイズの「オムカレー」や「ハンバーグ」でもあり、こちらも500円でランチとして提供されています。

倉吉の国道313号線沿いにある体に優しいランチを提供してくれるのが「薬膳食堂めぐり」です。食べ過ぎた翌日のランチなどに大変おすすめのデトックスランチと言っても良いでしょう。「薬膳」と言っても「薬」ではなく、「体にいいもの」を食べることを指します。

薬膳食堂めぐりではランチに「週替わりランチ」を出しており、どれも「一汁三菜」が基本になったバランスの取れた料理となっています。「鶏肉とナッツのバジル炒め」は鶏のたんぱく質、ナッツのビタミン、ナンプラーと唐辛子で食欲増進のメインメニューです。

「海老シュウマイ」も食べ過ぎの翌日には体に優しいランチメインメニューでしょう。ぷりぷりの海老の食感は残しつつ、甘みと旨味をぎゅっとシュウマイの中に閉じ込めています。アースカラーの店内は落ち着いており、心を穏やかにする空間として利用しても良いでしょう。

続いてご紹介するのは、倉吉が誇る創業100年以上もの老舗でいただく和食ランチです。木のぬくもりが美しい店内で出される和食メニューの数々は、定番のランチメニューもありつつ、倉吉の「ご当地グルメ」とも言える絶品和食ランチがあります。

おひとり様でも大勢でも、しっとり和食を、あるいはワイワイ和食を倉吉で体験するならこちらの倉吉和食ランチをご賞味ください！

倉吉和食ランチでぜひ行っておきたいのが、倉吉で100年以上続く老舗の「餅屋」である「町屋 清水庵」での和食ランチです。その絶品の「お餅」をメインとしたおすすめの倉吉和食ランチの他、和食の定番である「天ぷら」や「天丼」、「海鮮」などの倉吉和食メニューが揃っています。

「しゃぶしゃぶ」も人気があり、「マーブルポーク」や「大山牛」などブランド肉を使った倉吉和食しゃぶしゃぶランチは、大勢で囲むのにおすすめでしょう。天丼は主役に大きな「海老」が2本ドンと乗り、海老を支えるように「茄子」「椎茸」「ししとう」「かぼちゃ」が添えられます。

また「甘味処」でもある町屋 清水庵では、倉吉ランチ後に「スイーツ」もいただけます。「お餅」にこだわった絶品の「ぜんざい」の他、倉吉ランチ後にぴったりの「コーヒー」もあり、食後ゆったりすることもできるでしょう。

「餅しゃぶ」が倉吉で100年続く町屋 清水庵のおすすめランチメニューです。「しゃぶしゃぶ」と言えば多くの人が「牛肉」「豚肉」のしゃぶしゃぶをイメージしますが、倉吉和食ランチでいただきたいしゃぶしゃぶは「お餅」です。

薄くスライスされたお餅は全12種類、お皿に色鮮やかに盛り付けられて出されます。「にんじん」「しいたけ」「抹茶」「かぼちゃ」「ごま」「ブルーベリー」「唐辛子」「トウモロコシ」「よもぎ」「海老」「ゆず」「とちのみ」と揃います。

その他「鴨だんご」や「白菜」「水菜」などの野菜もたっぷりで、食べ応えも抜群です。食べ方は、先にお餅以外の具材を入れ、煮立ったところでお餅をしゃぶしゃぶすること10秒。それ以上しゃぶしゃぶするとお餅が溶けてしまうので気をつけましょう。

出汁はほんのり甘く、そのままタレなどにはつけずにいただき、お餅そのものの味を楽しむスタイルです。特に珍しい「ブルーベリー」はフルーティで、「ゆず」は風味が良く美味しくいただけるでしょう。倉吉和食ランチでぜひ食べたいメニューです。

一昔前まではそれほど多くなかった「インドカレー」の専門店も、今では多く見かけるようになりました。倉吉でもそれは例外ではなく、白壁土蔵造りの美しい街並みの中に、香ばしい香りが漂ってきます。倉吉ランチに本格的なインドカレーはいかがでしょうか。

倉吉でいただく本場インドカレーランチは、専門店ながら非常にリーズナブルなものでした。女子にも男性にもおすすめのランチメニューとなっています。

インドカレー専門店「デリー・ダラバー」にはランチメニューが4種類あります。「Aランチ」500円、「Bランチ」700円、「Cランチ」900円、「スペシャルランチ」1200円です。どれもカレーの辛さを1から10まで選べるので、自分の好みの辛さをオーダーしましょう。

倉吉の本格インドカレーランチメニューは、オーダーする際お願いすれば、2種類のカレーの味を変えてもらえます。「ポークカレー」はポークがにじみ出るような旨味を発揮しています。「野菜カレー」はすべてが溶けておらず、野菜の食感も味わえます。

「ナン」も大きくもちっとして甘みは少なく、カレーにつけて食べることを想定した作りとなっています。ライスもセットになるので、「カレーにはご飯」の人も嬉しいでしょう。お手軽カレーランチ「Aセット」から、しっかり「スペシャルセット」までが揃う本格インドカレーのお店です。

倉吉の「関金」には昔からある食事処で、倉吉っ子から愛される名物「黒カレー」のお店があります。

倉吉の「関金」「カレー」で連想されるランキングトップのお店で、そのヴィジュアルも味も、来店する人を再び引き寄せる魅力を持っています。そんな倉吉の有名店でランチに「黒カレー」をいただきましょう！

その有名店のお店の名前は「やまびこ」と言います。名物はカレーですが、ランチには「定食」なども揃っています。しかしお客さんの90％以上は黒カレーを頼みます。ランチにがっつりいきたい人は、「カツカレー」がおすすめでしょう。

ドカンとトッピングされた幅広のカツに、たっぷりの黒いカレールーと白米が鮮やかなコントラストを成しています。カレーはマイルドと思いきや、後からじわりと来る旨味と辛み、これが引き金となってスプーンが止まらなくなる魔術になっています。

マイルドなフルーツの甘み、ガツンと来る辛さ、この「ツンデレ具合」に病みつきになる人が続出しているのです。カツはしっとり系に揚げられ、ルーを絡ませるにはちょうど良い仕上がりです。この黒さはルーをカレー粉から全て作ったら最終的に落ち着いた色だそうです。

幾種類ものスパイスとじっくり手間暇かけて煮込まれたルーが、旨さと辛さの決め手の黒カレーを、倉吉最後のランチにチョイスしてみませんか？

白壁土蔵造りの街並みを観光する合間に、絶品ランチはいかがでしょう。ボリューム満点のランチから、老舗の洋食、和食や倉吉名物ランチまで多くのメニューが揃っています。おひとり様でもグループでもカップルでも、楽しいランチタイムの思い出を残しましょう！