韓国で人気のチャパゲティの作り方は？美味しく食べるコツやレシピも紹介

茶色い見た目が日本の焼きそばのような、韓国で人気のインスタント麺「チャパゲティ」。チャパゲティは韓国風のジャージャー麺（チャジャンミョン）をインスタント麺にして、1984年から販売されるようになった韓国のロングセラー商品です。

チャパゲティは日本で言うところのソース焼きそばのような見た目ですが、甘くて香ばしい味わいが特徴的です。人によっては好みのが分かれるようですが、ねっとりとした甘さと焦げたような味のソース（餡）を麺によく絡めて食べます。

チャパゲティは、袋タイプとカップタイプのインスタント麺があります。どちらも日本で販売しているインスタント麺、特にインスタント焼きそばと同じような作り方で食べられます。手軽に作って食べられるので、小腹が減った時や夜食、常備食としてもおすすめです。

チャパゲティはインスタント麺なので簡単に作れるのですが、スープに入った麺ではないので少しコツが必要です。水分を残し過ぎると味が薄くなってぼやけますし、水分がないとソースがよく絡まないので、上手に作るコツや手順を覚えておきましょう。

チャパゲティの袋麺の一般的な作り方レシピは、

1. 鍋に300ml～400mlの水を入れて中火で沸騰させる
2. 麺を入れて中火で30秒程度茹でて、上下を返して麺をほぐす
3. かやくとソースを入れて麺に絡めるようにしながら4分30秒ほど煮詰めていく
4. 汁っぽさが残っている状態でオイルを入れて、よく絡めて完成

カップ麺タイプのチャパゲティの作り方レシピは、

1. カップを開けてソース類を取り出して熱湯を入れる
2. ふたを閉めて4分待つ
3. 麺が柔らかくなったら、湯を少し残して捨てる
4. ソースを入れてよく絡めて完成

チャパゲティを美味しく作るためのポイント・コツは

• ゆで汁を少なめにする
• 仕上がりは少し水分が残る程度にする
• ソースの粉をしっかりよく絡める

チャパゲティを上手に作るポイント・コツは、ずばり水分量です！チャパゲティの袋麺には600mlのお湯でゆでて、60ml水分を残すように書かれていますが、茹で汁を量るのは手間がかかるので、あらかじめ少ないお湯でゆでで水分を飛ばすように作ります。

水分が少し残るというのは難しいかもしれませんが、鍋の中で麺を寄せた時に汁気が残る程度を目指すと本場のお味に近づきます。

チャパゲティはそのままでも美味しいですが、アレンジして食べるのもおすすめです。自分好みの具材をプラスしたり、人気の韓国食材と組み合わせてスパイシーな味わいに変化させるアレンジを紹介します。

韓国映画にも登場し話題になった「チャパグリ」は、チャパゲティとノグリという海鮮系の辛いラーメンを組み合わせたアレンジ麺です。チャパゲティ独特の甘く香ばしい味わいと、ノグリの海鮮の旨味が効いたすっきりした辛さがぴったりです。

チャパグリの作り方

1. チャパゲティとノグリの麺が茹でられる大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かして、2つ分の麺とかやくを入れる
2. 麺が柔らかくなったら、少し水分を残す程度に湯切りをする
3. チャパゲティとノグリのソースやオイルをよく絡めて完成

韓国映画風にする場合は、焼いた牛肉を具材としてプラスするのがおすすめです。少し贅沢にステーキ肉のような厚みがある肉を使うと映画に出てきたようなチャパグリを体験できます。

刺激的な辛さのチャパゲティを食べたい時は、「プルダック炒め麺」と一緒に作るのがおすすめです。プルダック炒め麺は悪魔的な辛さが特徴のインスタント麺で、チャパゲティと合わせると、辛さの中に旨味と甘味を感じる、後ひくおいしさになります。

プルダッゲティの作り方

1. チャパゲティとプルダックの麺が茹でられる大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かして、2つ分の麺とかやくを入れる
2. 麺が柔らかくなったら、少し水分を残す程度に湯切りをする
3. チャパゲティとプルダックのソースやオイルをよく絡めて完成

チャパゲティをボリュームアップしたい場合は、炒めた肉や半熟の目玉焼きをプラスするのがおすすめです。肉は牛・豚・鶏、スパムやウィンナーなど好きなものでOK。人参や玉ねぎなども一緒に炒めるとさらにボリュームがあり、美味しくなります。

肉・野菜入りチャパゲティ目玉焼きのせの作り方

1. 通常通りチャパゲティを作る
2. チャパゲティを茹でている間に肉や野菜を炒める
3. チャパゲティのお湯を切ってソースを入れ、よく混ぜる
4. ソースを絡めたら炒めた具材を入れて、オイルを入れてよく混ぜる
5. 皿に盛り付けたら、好みの焼き加減の目玉焼きをトッピングして完成

スープのないチャパゲティをあえてスープ麺にするアレンジもおすすめです。まず、普通に作ったチャパゲティに生卵や青ねぎをトッピングしてよく混ぜて食べます。半分程度食べ進めたら、わかめスープやたまごスープを加えて、スープ焼きそば風にして食べます。

加えるスープはわかめスープやたまごスープなど、あっさり味だと味が濃くなりすぎないのでおすすめです。韓国ではわかめスープもよく食べられているので、韓国食材を取り扱うお店などで一緒に購入できるでしょう。

韓国で人気のチャパゲティは、輸入食品を取り扱っているお店やディスカウントショップ、インスタント麺を多く取り扱っているスーパーなどで販売されています。身近なスーパーでも取り扱いがあり、イオンや成城石井などで販売されていることもあります。

また、カルディやコストコなどの輸入食品を扱うお店や、ドン・キホーテ、ロヂャースなどのディスカウントショップでも販売されているので、いつもの買い物ついでにチェックしてみましょう。

身近なお店にチャパゲティが売っていないときは、通販を利用するといいでしょう。楽天市場やAmazonなどで販売されているのでまとめ買いもおすすめです。

Amazonで販売している「農心チャパゲティー」は、韓国でスタンダードなチャパゲティです。オリーブオイルを最後に加えることでなめらかさと風味がよくなります。Amazonでは、まとめ売りもしていますし、他の韓国食材も一度に手に入るので便利です。

楽天市場には辛いタイプのチャパゲティ「農心四川料理チャパゲティ」を販売しています。一般的なチャパゲティは辛味が少なく甘味が立っているのが特徴ですが、この四川料理チャパゲティはピリッと刺激的な辛さが特徴です。チャパグリやプルダッゲティは量が多いけど辛い味が好みという方におすすめです。

実際にチャパゲティを食べたことがある人の口コミを紹介します。

• 初めてチャパゲティを食べたけれど、とても不思議な味
• 見た目は映えないけど、食べるとおいしい
• 豚肉入れて作ると超うまい
• チャパゲティにチーズトッピングするの最高
• チャパゲティ、あんまり美味しいとは思えなかった

韓国で長い間愛されている「チャパゲティ」は、インスタント麺なので誰でも簡単に作れます。夜食やおやつはもちろん、肉や野菜などの具材をたっぷり入れてランチにするのもおすすめです。アレンジのバリエーションも多いので、チャパゲティの好きな食べ方を探してみましょう！