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CPUグリスがない!そんな時はこれを代用!
本記事ではCPUグリスの代用品となるアイテムを紹介します。家にある身近なものでCPUグリスの代用品とすることができるので、是非参考にしてみてください。
そもそもCPUグリスとは?
CPUグリスとは、CPUに塗布することで使用するもので、CPUクーラーとCPUの間にあるゼリー状になっているパーツのことです。
CPUグリスは、CPUクーラーとCPUの間に塗布されることにより、CPU内で発生した熱を、CPUクーラーのヒートシンクへと伝える役割を担っています。
CPUとは常にデータ処理を行う為ため、非常に高温となり、PCの中で最も負荷のかかるパーツであるといえます。
PCを起動している間、全ての演算やデータ処理をしているため当然CPUに負荷がかかります。通常のCPUの温度は40度~50度程が平均値ですが、重いアプリを起動していると70度~80度程となることもあります。更に高い温度が続くと熱暴走の危険性が高まってくるので注意が必要となります。
熱暴走とは、CPUが高温となり、高い負荷がかかる状態が続くことにより演算処理などが行えなくなる症状のことです。CPU自体にダメージを与えることとなり、PCの故障の原因ともなりえます。
高い負荷がかかる状態が続くとPCの寿命を短くしてしまいます。熱暴走が起きてしまうことこそが問題となるので、それを予防していくことが重要です。この予防となるCPUを効率よく冷却するパーツがCPUクーラーなのです。
CPUクーラーを取り付ける上で、重要な点は熱伝導率です。CPUクーラーと金属板の間にはグリスが塗られています。CPUグリスはCPUの熱を金属板に伝導させる役割があり、必ず必要となります。
グリスにも種類があり、素材により熱伝導性が変わりますので、こだわる際には注意してみましょう。また、使用年数が経つに連れてグリスが硬化して伝導性が悪くなることが多々あります。その際にはグリスの塗り直しは行うようにしましょう。
CPUグリスが劣化してしまうと、PCの電源が落ちてしまうなどのCPU冷却のトラブルや、ファンの音が大きくなってしまうなどのトラブルが起こる可能性もあります。
既にご自身のPCでそういったトラブルを抱えているのであれば、CPUグリスを交換することによって状況が改善される可能性もありえます。
CPUグリスは、パソコンの使用率が高い状態だと1年から3年で劣化してしまいます。そのため、気になるようであれば、定期的にCPUグリスの状態を確認してみると良いでしょう。
そもそもCPUグリスの寿命はどのくらいなのでしょうか。これは、はっきりと言い切れる寿命が存在しないというのが回答です。経年による温度変化の実証がないため、はっきりと言い切れる寿命がないのです。
ダイヤや銀など金属を使ったグリスは、柔らかくするためにシリコンなどの基材を使用します。その基材が乾くと、金属部分が残ってポロポロとしてくるのですが、その状態が寿命かといえばそういうわけでもありません。むしろ、金属のみが残って熱伝導が良くなるという説もあるようです。
PCを使っていて前よりも熱くなったり、処理能力が遅くなったのであれば、CPUグリスの交換を考えるタイミングと言えるでしょう。
CPUグリスの代用・その1【マヨネーズ】
ここからはCPUグリスが手元にない時に代用できるアイテムを紹介します。ここで紹介するのは一時的な代用品です。CPUグリスが手に入ったら、改めてCPUグリスを塗布するのをおすすめします。
まず紹介するCPUグリスの代用品は「マヨネーズ」です。マヨネーズは、食卓にあるサラダにかけるドレッシングです。CPUグリスが手元にない時に、CPUグリスを入手するまでの数日間の間であればCPUグリスの代用品として使用することができます。
マヨネーズを代用品として使用する時の方法は、CPUの上に満遍なく塗布するだけです。PCの使用目的にもよりますが、1日から2日程度であればCPUグリスを塗布した時と大差なくPCを使用できるはずです。
しかし、あくまでも一時的な応急処置としてマヨネーズをCPUグリスの代用品としてください。マヨネーズは使っていくうちに酸化していってしまうので、CPUグリスが手に入ったら、早めに拭き取るようにしましょう。
CPUグリスの代用・その2【歯磨き粉】
次に紹介するCPUグリスの代用品となるアイテムは「歯磨き粉」です。歯磨き粉は研磨剤入りのものを使用しましょう。
歯磨き粉をCPUグリスの代用品とするときは、適量の歯磨き粉をCPUに満遍なく塗布するだけです。何か特殊なことをすることもなく、すぐに使用することができます。
歯磨き粉をCPUグリスの代用品とするときの注意点としては、研磨剤が含まれる歯磨き粉は、ほとんどがざらざらしているため、CPUクーラーとの密着度でいうとCPUグリスには劣ってしまうという点です。
CPUグリスの代用・その3【アルミホイル】
最後に紹介するCPUグリスの代用品となるアイテムは「アルミホイル」です。アルミホイルもCPUグリスの代用品として使用することができます。手軽さを考えるとなかなか使いやすい代用品なのではないでしょうか。
アルミホイルは電熱シートの代用品となります。CPUグリスの代用品にはスティックノリやジェルなどがあげられることもありますが、アルミホイルの方が楽に設置することができるので便利です。
CPUグリスの寿命はどのくらい?
前述した通り、CPUグリスには明確な寿命は存在しません。CPUグリスはPCにおいて潤滑油のような役割があり、2年から3年ほどで少なくなってきます。そのため、2年から3年ほどで塗布し直す人が多いようです。
PCを購入したときにはPC内にCPUグリスが塗られていますが、CPUグリスも年数が経つと劣化していきます。PCの使用頻度にもよりますが、およそ5年で劣化するといわれています。PCは5年くらいで買い替えることをおすすめしますが、CPUグリスはそれよりも寿命が短いようです。
CPUグリスは定期的に塗り直して損することはないのでPCが最近熱くなってきたなという人はCPUグリスを塗ってみることをおすすめします。
身近なものがCPUグリスの代用品になる!
CPUグリスの代用品となるアイテムを紹介しました。PCが不調だなと感じたときは、CPUグリスの塗り直しを検討してみてください。