【液タブ】描きやすいおすすめ品7選！イラスト初心者からプロまで使えるのは？

「液晶タブレット・液タブ」はデジタルでイラストを描く時に扱うツールです。液タブは、その名前の通り、液晶画面が本体となっているので、紙とペンで描くように、液タブ上に直接イラストを描けることが特徴です。

液タブと同じように、デジタルでイラストを描く時に使うツールに「板タブ」というものがあります。板タブは液タブと違い、本体に液晶画面が付いていないため、パソコンの画面を見ながらペンを動かさないといけません。

その点、液タブは手元の液晶画面に描かれる線とペン先を同時に見ながら作業できるので、デジタルイラスト制作初心者でも、扱いやすいというメリットがあります。

液タブは、プロ仕様のハイスペックモデルから、初心者におすすめなエントリーモデルまで、幅広い商品がラインナップされています。

本記事では、初心者におすすめな液タブ、左利きユーザーにおすすめの液タブ、プロ仕様のおすすめ液タブの3カテゴリーに分けて、おすすめの商品を紹介します。それぞれの商品のおすすめポイントも一緒に紹介いたしますので、液タブ探しの参考にしてみてください。

おすすめの液タブを紹介する前に、液タブを選ぶ時に注目して欲しいおすすめポイントを紹介します。いくつかのポイントを押さえることで、自分にぴったりな液タブを手に入れることができます。

液タブ選びで注目して欲しいおすすめポイント一つ目は「作業スペース」です。この作業スペースとは、液タブを配置するスペースのことです。

パソコン周辺はキーボードやマウスなど、色々な周辺機器が配置されています。ご自身のパソコンデスクのスペースを考慮したサイズの液タブを選びましょう。

液タブ選びで注目して欲しいおすすめポイント二つ目は「使用OS」です。お手持ちのパソコンのOSが、WindowsOSなのか、MacOSなのか、OSのバージョンはいくつなのかを確認した後、購入したい液タブの対応OSをチェックしてください。

特にありがちなのが、古いパソコンで最新の液タブを導入しようとして、ドライバが認識できない・OSが対応していないなどというエラーが出てしまうケースです。お手持ちのパソコンのOSをしっかりと確認し、購入したい液タブが対応しているかどうかを必ずチェックしましょう。

液タブ選びで注目して欲しいおすすめポイント三つ目は「描き心地」です。液タブは液晶画面に直接イラストを描くツールです。そのため自分に合った描き心地の液タブを選ぶことが重要となります。

描き心地は「筆圧レベル」「傾き検知」「フルラミネート加工」「応答速度」で左右されます。「筆圧レベル」とは、力加減によって変わる線の強弱の再現性を表した数値です。この数値が高いほど、リアル感の強い描き心地が実現します。

「傾き検知」とは、手の傾き加減で線の太さや濃淡を変更できる機能です。手動でも線の太さや濃淡の設定はできますが、手の感覚でそれらを表現したい人は、傾き検知が搭載されている液タブがおすすめです。

「フルラミネート加工」とは、視差を少なくしズレを抑えてくれる機能です。液タブはペン先を置いている箇所と表示される線の位置に差が生じることがあります。これを視差と言います。視差をなくすことにより、より直接描き込んでいるという感覚を与えてくれます。

「応答速度」とは、ペン先を走らせた時、ペン先と表示される線におこるラグをいいます。応答速度が速いほどペン先と表示される線のラグが少なくなります。よりリアルな描き心地を求めている方は、応答速度が速いものを選ぶのがおすすめです。

その他、液タブには商品によってさまざまな機能が搭載されています。作業効率をアップしてくれる便利な機能が搭載されているものもありますので、自分に必要な機能が搭載されているかも忘れずチェックしましょう。

まずここでは初心者におすすめな液タブを紹介します。プロ仕様の液タブは色々な便利な機能が搭載されていますが、その分価格も高く、その機能を使いこなせないというケースも少なくありません。

液タブ初心者の方は、低価格で必要最低限の機能が搭載されているものを選ぶのがおすすめです。初心者の方に試してもらいたいおすすめ商品をピックアップしました。

紙に書くような描き心地のおすすめ人気液タブが、HUIONの「液晶ペンタブレット Kamvas12」です。8192段階の筆圧レベルで精密な表現が可能であるとともに、傾き検知は最大60度まで対応しているため、紙とペンのようなリアルな描き心地を実現しています。

フルラミネート加工が施されているので、直接画面に描いているような操作感でイラストを制作できます。また部屋の明かりや太陽の光などにも左右されることなく、いつでも画面が見やすく、長時間眺めても疲れにくくなっています。

この液タブのおすすめポイントは、なんといっても紙とペンを使ってイラストを書いているかのような描き心地です。初心者におすすめな低価格ながらも、しっかりとした機能性で扱いやすいのもおすすめポイントです。

デジタルイラストに挑戦したい、アイディアスケッチやメモをしたい、そんなニーズに答えたおすすめ液タブが、Wacomの「One 13」です。紙にペンで描いているような描き心地で、ディスプレイとペン先の視差が少なく、鉛筆やペンのように自然にイラストを制作することができます。

照明の映り込みを最低限に抑えたディスプレイは、ガラスディスプレイに書くときのようなツルツル感がなく、紙のような程よい摩擦感があり、リアルさを追求しています。

この液タブのおすすめポイントは、イラスト作成だけではなく、アイディアスケッチや資料へのメモ、写真加工や動画加工にも使える点です。リモートワークや遠隔教育など、この液タブを使えば、手書きでコミュニケーションが行えます。

A4サイズに近い13.3型ディスプレイを採用しているので、イラスト制作もアイディアスケッチも、実際の紙に描いているような感覚で使用することができます。イラスト制作だけでなく、色々なシーンで液タブを使いたい人におすすめな人気商品です。

ここでは左利きユーザーにもおすすめな液タブを紹介します。日常生活でも何かと不便のある左利きユーザーが不便なく使えるであろうおすすめ商品をピックアップしました。左利きユーザーで液タブをお探しの方は是非参考にしてみてください。

GAOMONの「液タブPD1161」は、WindowsOSにもMacOSにも対応しているおすすめ人気液タブです。8192レベルの筆圧レベルで、滑らかで自然な線を描くことができます。

この液タブのおすすめポイントは、作業効率をあげてくれる8つのショートカットキーです。ご自身の習慣によって自由にカスタムすることができるので、左利きユーザーでもより効率的にイラストを描くことができます。

また、液タブの本体には5つのメニューキーが設置されているので、画面の色や明るさ、コントラストを手軽に調整できます。

21.5インチという大型ディスプレイがおすすめなXP-Penの「Artist 22-2nd」も人気が高い商品です。最大表示解像度は1920×1080、色域NYSCカバー率86％という優れた色精度を持ち、より鮮やかにリアルに画像や動画を表示してくれます。

視差が少なく正確なペン追従性を実現し、クリエイターの意図通りのイラストを描くことができます。8192レベルの筆圧感度と最大60度の傾き検知機能が搭載され、紙に描くような自然な描き心地を実現しています。

この液タブのおすすめポイントは大きなディスプレイです。大きなディスプレイによってダイナミックなイラスト作成も可能となり、また本体裏面スタンドは画面の角度を16度から90度まで自由に調整できます。大画面を自分好みにアジャストして使用できるのがおすすめポイントです。

そしてなんといっても左利きユーザーに嬉しい機能として、ショートカットキーをドライバーで画面回転させることによって左利きユーザーが使いやすい右側に取り付けることが可能なのです。設定の一手間はかかりますが、左利きユーザーは是非試してみてください。

最後にプロ仕様のおすすめ液タブを紹介します。プロ仕様の液タブは、作業効率をアップしてくれる機能が搭載されている商品が多くあります。さらに画質の美しさにもこだわった商品が多く、4K画質のおすすめ商品もあります。

よりクリエイティブな作品を追求されている方は、プロ仕様の液タブがおすすめです。プロに人気のおすすめ商品をピックアップしました。

HUIONの「液タブ Kamvas Pro 16 (4K)」は、プロのクリエイターのビジョンを完全に実現するために、4K Ultra HD解像度を実現した4K画質のおすすめ人気液タブです。

4K画質により活気に満ちた自然で正確な色合いを実現し、純粋な色と高いコントラスト比で自然で滑らかな色のグラデーションが生み出されます。

視差の少なさと眩しさの反射防止加工が施されているのもおすすめポイントです。ガラスとスクリーンは、シームレスにラミネートされ、スクリーンの透明度を高め視差を減らしています。さらに反射を効果的に低減するだけでなく、紙にペンで描くような描き心地を実現しています。

また、金属製のユニボディデザインのコンパクトでエレガントなデザインとなっているので、持ち運びが簡単というおすすめポイントもあります。大きすぎず小さすぎない15.6インチというディスプレイは、いつでもどこでも創造性を解き放つスペースを提供してくれます。

クリエイターのために使いやすさを追求したおすすめの人気液タブが、Wacomの「Cintiq Pro 16」です。自然な描き心地、繊細なタッチ、多彩な表現力を追求し続けているおすすめの液タブとなっています。

この液タブのおすすめポイントは、液タブ本体に作業効率を上げるエクスプレスキーが搭載され、素早くショートカットが利用でき、作業効率が高い制作をサポートしている点です。作品やプロジェクトを更なるレベルへ磨き上げ、妥協のないプロクオリティの作品制作をサポートしてくれます。

Wacomの「Cintiq Pro24」は、世界トップクラスの色制度とペンの追従性を実現した4K対応のおすすめ人気液タブです。表現力を余すことなく描き出すプロ御用達のおすすめ商品となっています。

巨大液晶画面で拡大縮小をせずとも全体のバランスを確認しながらの作業が可能です。さらに、画面を分割すれば複数のソフトフェアを立ち上げ一つの画面で効率的な作業を行うことができます。

この液タブのおすすめポイントは、大きな画面でありがならも、端から端まで段差が少なくフルフラットなガラス仕上げとなっているため、ペン先と線の視差を最小限に抑え、まるで紙に描いているような描き心地を実現している点です。

さらに、17個のボタンにショートカットや操作を割り振ることが可能なので、自分好みにカスタムして作業効率をさらにアップさせることができます。

イラスト制作に欠かせないツールである液タブのおすすめ商品を紹介しました。液タブは、イラストを描くだけではなく、アイディアスケッチなど色々な使い方ができます。おすすめの液タブで、更なるクリエイティブな作品を作り上げてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。