【フィットチーネ】で作るおいしいレシピをご紹介！おすすめのソースは？

「フィットチーネ・Fettuccine」と呼ばれるパスタをご存知でしょうか。日本でパスタといえば、スパゲッティやリングイネなどが有名ですが、パスタの本場であるイタリアにおいてフィットチーネは平打ちパスタの代表と言われるほどポピュラーなパスタです。

フィットチーネもスパゲッティ同様にロングパスタの一種です。ロングパスタの中でもフィットチーネは平打ちパスタと呼ばれるタイプで、もちもちとした食感を楽しむことができます。平打ちのため、スパゲッティなどよりも食べ応えがあり、ソースが絡みやすいという特徴もあります。

フィットチーネとよく似たパスタにタリアテッレと呼ばれるものもあります。この2つの違いはほとんどなく、見た目だけで区別するのはとても難しいです。

フィットチーネとタリアテッレの違いは、発祥地と原材料です。フィットチーネはイタリア中南部発祥で、硬質小麦粉を使用して作られています。一方タリアテッレはイタリア北部発祥で、軟質小麦粉を使用して作られています。

この2つのパスタは厳密に言えば太さにも違いがありますが、太さも原材料も実際にはそこまで厳格に守られているわけではないようです。平打ちロングパスタをイタリア中南部ではフィットチーネ、北部ではタリアテッレと呼んでいるというのが実情のようです。

フィットチーネはイタリア語で「小さなリボン」という意味を持ちます。日本ではフィットチーネという呼び方が定着していますが、「Fettuccine」の正確なカタカナ表記は「フェットチーネ」です。

イタリアンレストランなどではフィットチーネではなく、フェットチーネという表記になっている場合も多々あります。フィットチーネとフェットチーネは、イタリア語をカタカナ表記にした時の表記揺れの違いなので、どちらも同じパスタであるということを覚えておきましょう。

フィットチーネはもちもち食感が魅力のパスタです。平打ちパスタなので、スパゲッティなどよりも噛み応えがあり小麦の風味も豊かに感じられます。

そのためしっかりとした味のソースと相性が良いです。平打ちでパスタの面積が広いため、ソースもよく絡みます。トマトソースやクリームソースなど、味がしっかりとしているソースと合わせるとフィットチーネの魅力を最大限に生かせるでしょう。

ここではトマトを使ったフィットチーネの簡単レシピを紹介します。フィットチーネと相性抜群なトマトソースを、できるだけ手間がかからない工程で作ることができる簡単レシピを集めました。

まず紹介するフィットチーネの簡単レシピは「トマトソースフィットチーネ」です。このレシピでは市販のトマトソースを使います。市販のトマトソースを使うことで手間も少なく簡単に美味しいフィットチーネを作ることができます。

作り方です。まずフライパンに、オリーブオイル（大さじ1）・みじん切りニンニク（1片）・輪切り鷹の爪（1本）・スライスベーコン（3枚）を入れ、弱火で香りが立つまで炒めます。

市販のトマトソース（2人前）を加え、よく混ぜ合わせます。塩と黒胡椒で味を整え、茹でたフィットチーネを加えて完成です。

市販のトマトソースに一手間加えることで、味に深みが増し、より美味しくフィットチーネを味わうことができます。フィットチーネに合うように、少し味を濃いめに作るのがポイントです。

次に紹介するフィットチーネの簡単レシピは「ミートソースフィットチーネ」です。ここでは一からミートソースを作っていますが、手間を省きたい場合には市販のミートソースで代用してください。

作り方です。まず熱したフライパンにオリーブオイル（大さじ1）をひき、ひき肉（200g）とみじん切り玉ねぎ（1／2個）を炒め、塩胡椒で味付けをします。

トマト缶（400g）・水（200ml）・コンソメ（1個）・ケチャップ（大さじ2）・ウスターソース（大さじ2）を加えひと煮立ちさせます。フィットチーネを加え、ソースとよく絡め、塩と黒胡椒で味を整えたら完成です。

お好みでパルミジャーノを振りかけても美味しくいただけます。ひき肉は豚肉でも牛肉でもフィットチーネとの相性抜群なのでどちらでも構いません。より食べ応えを出したい場合には、塊肉を包丁でゴロゴロ感のあるサイズにカットしてひき肉の代用にするのがおすすめです。

ここではフィットチーネとクリームソースを合わせた簡単レシピを紹介します。子供にも人気の味なので、家族でフィットチーネを味わいたい方は是非参考にしてください。

まず紹介するクリームソースと合わせるフィットチーネの簡単レシピは「きのこのチーズクリームフィットチーネ」です。もちもち食感が特徴のフィットチーネとチーズクリームの相性は抜群です。クリームソース好きにはもちろん、チーズ好きにもおすすめしたいレシピとなっています。

作り方です。まずフライパンにオリーブオイル（大さじ1）とみじん切りニンニク（1片）を入れ、弱火で香りが立つまで炒めます。食べやすい大きさにカットしたエリンギとしめじを加え、火が通るまでしっかりと炒めましょう。

生クリーム（200ml）とクリームチーズ（40g）を投入し、クリームチーズが溶けるまで煮立たせます。塩と黒胡椒で味を整え、フィットチーネを絡めて完成です。

ボリュームを出したい時にはベーコンを追加するのがおすすめです。また、よりチーズ感を感じたい場合にはパルミジャーノを振りかけましょう。フィットチーネのもちもち感にチーズが絡む、子供にも人気のレシピとなっています。

次に紹介するクリームソースと合わせるフィットチーネの簡単レシピは「ツナとほうれん草のクリームフィットチーネ」です。クリームソースというと作るのが難しいイメージがありますが、このレシピで作れば簡単に美味しいクリームソースを作ることができます。

作り方です。まず熱したフライパンにバター（大さじ2）を入れ溶かし、スライス玉ねぎ（1／2）を入れ炒めます。火が通ったらツナ（1缶）を加えさらに炒めます。小麦粉（大さじ1）を振りかけ、しっかりと混ぜ合わせたら、牛乳（1カップ）を注ぎ入れます。

塩と胡椒で味を整えながら、とろりとするまで弱火で煮ていきます。しっかりととろみが出たら、食べやすい大きさにカットした茹でたほうれん草を加え、さらにフィットチーネを絡めて完成です。

クリームソースとほうれん草の相性抜群なおすすめのレシピです。ほうれん草がない場合にはキャベツを使用しても美味しく作れます。フィットチーネのもちもち感とツナとほうれん草の食感の違いをお楽しみください。

最後に通販で購入できるおすすめのフィットチーネ商品を紹介します。フィットチーネはまだまだ日本ではメジャーなパスタとは言えません。お近くのスーパーで取り扱いがないという人も少なくないでしょう。

通販であればいつでも気軽にフィットチーネを購入することができます。ここでは手軽にフィットチーネの美味しさを体感できるおすすめ商品を紹介します。

ここで紹介する通販で購入できるおすすめのフィットチーネ商品は、満店プロ市場が販売している「ゆであげ生パスタ もちもちフェットチーネ」です。2種類のデュラムセモリナという小麦粉を使用したもちもち食感のフィットチーネを味わうことができます。

この商品は冷凍食品です。冷凍庫から取り出したのち、沸騰したお湯に入れ20秒から30秒茹でるだけで、簡単に美味しいフィットチーネが出来上がります。

製麺後茹で上げて急速冷凍しているので、作りたてのもちもちとした弾力や小麦の豊かな風味を楽しめる、生パスタの食感を生かした本格的なフィットチーネです。お好みのソースと絡めれば簡単に絶品のフィットチーネを作ることができます。

もちもち食感が美味しい平打ちパスタのフィットチーネは、スパゲッティとはまた違ったパスタの美味しさを楽しむことができます。フィットチーネを使って美味しいパスタを作ってください！

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。