【キャットタワー】突っ張りタイプおすすめ7選！シンプルでおしゃれな商品も

犬や猫は古来より日本人に馴染み深い動物の一種で、飼い猫に関する記述は平安時代初期のものが残っています。宇多天皇記によれば、宇多天皇は父親から譲り受けた黒猫を大変かわいがっていたといいます。また、愛猫の仕草や食事など、事細かく描写されています。

2020年の全国犬猫飼育実態調査では犬よりも猫の飼育数が多く、直近の5年間で横ばいを記録しています。近年はペットとの生活に癒しを求めたり、犬や猫を保護して家族に迎え入れたりする人も多いようです。また、ペットを迎える方法にはペットショップ以外の選択肢もあります。

猫の魅力には自由気ままで飼い主に媚びず、時に甘える自然体な性格やポーカーフェイスのようなかわいい表情も含まれるでしょう。今回は猫を飼う人におすすめのキャットタワーに注目し、キャットタワーの役割と選び方をはじめ、突っ張りタイプのキャットタワーのおすすめをまとめました。

飼い猫は飼い犬とは異なり一般的には外に出さず、室内で飼育している家庭が多いです。猫の生活範囲や行動範囲は制限され、運動不足による肥満や病気、けがの可能性があります。キャットタワーは上下運動など身体を活発に動かすことで、運動不足や肥満などの予防を期待できます。

猫は縄張り意識が強いため室内飼いに向いている反面、デリケートでストレスを抱えやすい性質も持ち、中には問題行動を起こすケースがあります。猫の好む設計のキャットタワーであれば退屈する時間を埋めたり、適度な刺激になったり、猫の世界を広げるきっかけになるかもしれません。

キャットタワーは置き場所や猫の行動パターン、好みなどに合わせて数種類から選べます。据え置きタイプは突っ張りタイプのキャットタワーとは違い、固定せずに床に置いて使います。サイズやデザインのバリエーションが豊富で、インテリアに馴染みやすいおしゃれなものもあります。

吊りタイプは天井や梁から吊り下げる布製のキャットタワーで、ドア取り付け専用であれば賃貸マンションでも利用しやすいでしょう。床に設置しない吊りタイプは場所を取らず、掃除の邪魔にもなりにくいです。また、ソフトな素材の布製は猫は元より、人間でもケガしにくく安心です。

3つ目のキャットタワーは本記事でご紹介する突っ張りタイプです。突っ張りのキャットタワーは天井まで届くポールを床と合わせて突っ張り固定させます。高さのある突っ張りタイプであれば上から見下ろす事ができ、上下運動しても突っ張り式で安定感がありぐらつきにくいのが利点です。

突っ張りタイプのキャットタワーは一番上のパーツが必ず天井に当たるよう調整し、隙間がないように確認しましょう。こちらでは室内で浮きにくいおしゃれな製品をご紹介します。

おしゃれで猫も楽しめる突っ張り式キャットタワーは「アイリスプラザ 猫用おもちゃ キャットタワー 突っ張り 組み立て品 ベージュ CCCT-4060T」です。本体サイズは約59.5×39.5×253cmで、耐荷重は約15kg、色はベージュとブラウン、グレーのおしゃれな3種類から選べます。

アイリスプラザの突っ張りキャットタワーは省スペースでも設置可能で、2本の支柱が天井に突っ張り、安定性を高めています。また、3.3cmの厚底設計にしてバランスを取りやすく工夫している製品です。

アイリスプラザの突っ張りキャットタワーは室内を見渡せる高い位置に猫の隠れ家になる小部屋を置き、ゆらゆら揺れるハンモックを備えています。ハンモックはファブリックとファーをリバーシブルに使えるため、暑い時期や寒い時期でも快適にリラックスできるでしょう。

ハンモックには直径約32cmの丸状もあり、猫が丸まって昼寝できる空間です。アイリスプラザの突っ張りキャットタワーの下層はステップに繋がる梯子を掛け、シニアや子猫でも上りやすく工夫しています。ポールは全て麻縄を採用し、多頭飼いでもケンカになりにくいキャットタワーです。

「OSJ 突っ張り 木登りタワー スリム」シンプルながらも遊び心を刺激するおしゃれな突っ張りキャットタワーです。サイズは天井高さ240～255cmまでに対応しています。猫が吊り下げたベル付きのおもちゃで遊んだり、ハンモックで休憩したり、設計は猫の習性を考慮しています。

猫の動線に基づくキャットタワーのおすすめは「Issho キャットタワー 突っ張り」です。サイズは最大255cmの天丼高対応の突っ張り式で、2本のポールで固定します。ハウスは全面板張りで丈夫に仕上げ、広くて段差も高過ぎないステップ台にしました。

Isshoの突っ張り式キャットタワーには梯子とハンモック、さらには穴空きのステップ台を備え、遊びたくなる工夫を凝らしています。

突っ張り式のキャットタワーは1週間に約1度は柱部分のネジ止めが緩んでいないか点検し、また支柱と各部品がしっかり固定されているか確認しましょう。

賃貸にもおすすめの省スペースな突っ張りキャットタワーは「RAKU 木登りタワー シングル キャットタワー 突っ張り」です。サイズは本体高さ228～244cm、台座幅39×奥行39×厚さ2.4cm、重量は約8.5kgで、本体の高さを調整できる賃貸向け省スペース商品です。

RAKUの突っ張りキャットタワーは猫の好奇心を刺激する巨大ポールを備え、天井近くまで登れます。また、賃貸など十分な置き場所がなくても壁や塀の隅に設置すれば省スペースですみます。RAKUの突っ張り式キャットタワーは猫が抱き付きやすい9cm径の太い支柱を使っています。

全ての支柱に麻縄を巻き、爪とぎに利用可能です。RAKUのキャットタワーは天井の穴開けが必要がない突っ張り式で、寛ぎやすく、ジャンプや着地もしやすい水玉形状の棚板を3箇所に設置しています。省スペースを有効に使いたい賃貸利用者には特におすすめの突っ張りキャットタワーです。

賃貸住まいの省スペースに置ける突っ張りキャットタワーは「ワンモード キャットタワー 突っ張り型 スリムタイプ CT-A2305」です。サイズは幅約43×奥行約43×高さ約235～255cmのスリム設計で、賃貸の省スペースを活かす突っ張りキャットタワーなら部屋が狭く感じづらいでしょう。

ワンモードの突っ張りキャットタワーには猫の隠れ家にもなるボックスが付いています。カラーはパーツの色が異なるホワイトとブラウンの2色あり、壁紙やカーペットとのバランスを考慮して選べます。購入時の臭いが気になる場合は組み立て前の天日干しがおすすめです。

突っ張り式のキャットタワーは長時間の使用でボルトに緩みが生じるため、ボルトの緩みがないかを定期的にチェックして締め直しましょう。

爪とぎが付いた突っ張り式のおすすめキャットタワーの一つは「timiland 天然無垢材 キャットタワー 突っ張り」です。サイズは34cm×34cm×245cmですが、高さ200cm～243cmの天井に対応します。爪とぎ部分は純天然の麻縄素材を用い、水や湿気、摩擦に強い性質があります。

timilandの突っ張りキャットタワーは天然パイン材を使い、安定性と耐圧性に優れ、ナチュラルな風合いもおしゃれです。また、下部の台座を補強してキャットタワー全体の安定性を確保しています。timilandの突っ張りキャットタワーは半円状の寛げるスペースを透明にしました。

爪とぎ付きの突っ張りキャットタワーのおすすめは「Mwpo 透明宇宙船 窓付きの透明ステップ 突っ張りタイプキャットタワー」です。本体サイズは約60×40×230～262cmで、支柱と紙管には臭いが気になりにくい天然黄麻を使用し、全面麻紐の仕様で爪とぎも済ませられます。

Mwpoの突っ張りキャットタワーには透明のアクリルを使用した半円状のスペースと窓付きのステップを設置しているため、下から覗けば猫の肉球や普段見られない様子を観察できます。また、半円状のスペースと6つのステップがあり、階段のような上り下りしやすい設計です。

猫は高い場所を好む習性があり、爪とぎや隠れ家を必要とするタイプもいます。天井近くまで行ける突っ張り式のキャットタワーは猫の習性にマッチするだけでなく、安定性に優れている点もポイントですが、小まめなネジの点検や締め直しが必要です。