【テント用ポール】おすすめランキングTOP7！使いやすさ重視にはコレ

キャンプの必須アイテム・テントは、骨組みの上から全体を覆う専用シート（フライシート）をかぶせるため、気密性の高い居住スペースが作れます。シンプルなテントの場合、テントの前面に入口があり、サイドに空気を取り入れる間口があるタイプが定番です。

ただし最近のテントは入口を開けて付属のポールを取り付けるとタープ代わりになるタイプも多く、サイトスペースを自由にアレンジできるテントが増えています。

また2サイト以上の広いスペースにテントを設営する際は、テントを連結したりテントとタープを組み合わせたりしてリビングスペースを広げるのも人気です。

このようにテントアレンジやタープ設営時にはポールを使うことが一般的ですが、テントポール選びを妥協すると「イメージ通りの演出ができない」「使い勝手が悪い」などのデメリットが出てきます。

キャンプの必須アイテムであるテントは、メーカーや種類によってさまざまなデザインがあります。とはいえテントは屋外に設置する居住スペースなので、強度を高めるためにポールを使うことが一般的です。

そのためほとんどのテントには付属品としてテントポールがついているのですが、キャンプ上級者になると付属のテントポールとは別にテントポールを準備して設営することがよくあります。

付属品のテントポールも有名ブランドのテントの場合、強度が高く使いやすいものもあるのですが、一般的なテントだと「アレンジがしにくい」「ポールカラーが選べない」などデメリットも多いです。

そのためキャンプアイテム専門店では、テントポールのみの販売も多く人気があります。ところがテントポールにもさまざまな種類があり、強度や組み立て・収納方法もテントポールの種類によって違うため、選ぶ際には注意が必要です。

付属品のテントポールではなく別売りのテントポールを準備することによって、テントの使い方やサイトアレンジの幅が広がります。

基本的に付属品のテントポールは高さの調整ができないものが多いですし、強度に不安があるテントポールも少なくありません。例えば高さの調整ができないテントポールの場合、入口をタープとして使用する際にもデメリットが出てきます。

日差しが強い日中の日除けとしてタープを使用するのであれば、付属品のテントポールでもそれほど気になりません。ところが西日が差し込む時間になると、タープの角度を変えなければリビングスペースに西日が入り込んでしまいます。

このような場合はテントポールの高さを調整することで問題は解決するのですが、高さ調整機能がついていない付属品テントポールでは対応ができません。

なおタープを単体で設営する際にもテントポール（この場合は「タープポール」と表現することもあります）が必要なのですが、風の強い場所に設営する場合は通常のテントポールよりも強度の高いものが必要になります。

タープに傾斜をつけたりアレンジをする際にはサブ用テントポールを使用するのですが、サブ用テントポールは長さの調整ができないとアレンジパターンが限られてしまうため、イメージ通りの演出ができません。

このようにテントやタープ設営で気になる問題を解決するためにも、テントポールは目的にあわせて選ぶのがポイントです。

テントポールは、素材や組み立て方法によって種類が分かれます。まず素材の種類は、大きく分けると「アルミ素材テントポール」「グラスファイバー素材テントポール」「スチール素材テントポール」「木製テントポール」の4種類です。

テントサイズに関係なく人気があるのがアルミ素材テントポールですが、太さによって形状が2種類に分かれます。

ポール直径が9mm前後のアルミ素材テントポールはつなぎ合わせることで長さを調整するタイプが主流で、軽さと弾力性に優れているだけでなく、コンパクトに収納ができる点も人気です。

大型タイプテントでは強度が必要になるため、テントポール直径が12mm以上のものが多いのですが、ポールが太いためにあらかじめ曲げ加工されているものが目立ちます。そのため本体は軽くても収納ケースが大きくなりがちで、持ち運びにくい点がデメリットです。

ソロテントや小型テントに使用されるグラスファイバー素材テントポールは、弾力性に優れていますがアルミ素材と比べると重量があります。強度を重視するのであればスチール素材テントポールがおすすめですが、かなり重たいので持ち運びにくいです。

なお木製テントポールは前述のテントポールと比べるとかなり珍しいのですが、見た目にこだわりたい人やグランピングなどに人気があります。なお使いやすさを重視するなら、組み立て方法に注目する選び方もおすすめです。

テントポールは基本的に「ジョイントタイプ」となっており、パーツをつなぎ合わせることで長さを調整します。コンパクトに収納ができますし、専用ケースに入れて持ち運びがしやすいのもジョイントタイプの特徴です。

細かく高さを調整したい場合は、「スライドタイプ」を選ぶのがよいでしょう。スライドタイプは本体をひねることで長さが変わりますから、高さの調整が簡単な上に微調整にも対応している点がおすすめです。

スライドタイプも専用の収納ケースがついているものもあるのですが、ジョイントタイプのようにパーツが分割されていないものもあるので、持ち運びやすさを重視するのであれば分割されているものを選ぶようにしましょう。

素材やタイプによっても異なるテントポールですが、必須アイテムだけでもさまざまなアイテムが必要なキャンプですから、「コンパクトに収納ができる」「専用の収納ケースがある」なども選ぶ際に注目したいポイントです。

人気ブランド「ロゴス」のアイアンキャノピーロックポールは、4段階に高さが調整できるおすすめアイテムです。ポール直径は約2.5cmですが、高さが150cm、160cm、170cm、180cmと10cm単位で調整ができます。

パーツが4本に分割されているので、持ち運びにも便利です。専用ケースはありませんがコンパクトに収納ができますし、タープポールとしても併用ができます。

テントアイテムの人気ブランド「DOD」のコンパクトタープポールは、パーツが分割されているため専用ケースでコンパクトに収納ができる点がおすすめです。ポール直径は約1.9cmですが、最長203cmまで伸ばすことができます。

カラーはブラックとレッドの2色から選べるので、見た目にこだわりたい人にもおすすめです。また収納時の長さが約40cmなので、登山・ソロキャンプ・ツーリング用としても人気があります。

パーツが5個に分割されているGODEARUタープポールは、ソロキャンプやツーリングにもおすすめのアルミ合金素材テントポールです。軽いので持ち運びがしやすいですしさびにくいので、オールシーズン使えるところも人気があります。

コンパクトですが最長250cmまで伸ばせますし、組み立てが簡単ですから女性やキャンプ初心者でも数秒で組み立て可能です。ポール直径が2.8cmと太めなので、強度の高さも人気があります。

テントブランドとしても人気のブランド「スノーピーク」のウイングポールレッドは、アルミ素材テントポールですが、ポール直径が3cmと太めなので軽くても耐久性が高い点がおすすめです。

鮮やかなレッドカラーのポールなので、機能性だけでなくおしゃれな点も人気があります。コンパクトに収納ができるのでソロキャンプやツーリングにもおすすめですし、最長240cmのロングタイプポールなので広々した空間づくりにもおすすめです。

おすすめランキングのトップ3には、機能性やおしゃれな見た目だけでなく、持ち運びに便利な専用の収納ケース付きテントポールもランクインしています。

KoiHouseテント･タープ用ポールは、お手頃価格ながらも使いやすく強度も充分にあるので、ジョイントタイプテントポールのお試しにおすすめです。

パーツは分割されていますし、専用の収納ケース付きなので持ち運びがしやすい点も人気があります。さらにパーツの連結部分が通常のテントポールよりも長めに設計されているので、接続部分が変形しにくい点もおすすめです。

AKASOOMタープポールは、パーツが5個に分割されたジョイントタイプテントポールです。地面に接するパーツには滑り止め用のゴム製キャップがついているので、女性やキャンプ初心者でも簡単に組み立てられます。

強風にも耐えられる耐久性の高いテントポールですが、プッシュボタンを押すだけで簡単に分解ができるので、片付けの手間が省ける点もおすすめです。

「おしゃれにキャンプを楽しみたい」「グランピング用テントポールが欲しい」という人におすすめなのが、人気ブランド・FIELDOORの木製テントポールです。

天然木の中でも強度の高いタモ材を使用しているので、ぬくもりのある空間を演出できるだけでなくテントポール・タープポールとしての安全性・耐久性にも優れています。

テントには付属品としてテントポールがついているのが一般的ですが、使いやすさやサイト設営のアレンジを重視するなら目的に合ったテントポールを準備するのがおすすめです。

テントポールがあればタープ設営にも使えますし、ポールの素材にこだわることでおしゃれな空間を演出することもできます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。